ハーフで得したこと(日独ハーフの視点31)

2012.4.24

今までいっぱい「ハーフであることは、いかに不便なことであるか」について書いてきたけれど、日常生活や仕事でハーフだから得をしたこと、ハーフであることがプラスに動くことはまったくないのでしょうか?私は勿論あると思ってます。

・・・というわけで今回は珍しく、ポジティブなテーマです。

そう、「ハーフで得したこと」について書きます。

ハーフは目立つことで大変な思いをすることが多い。たとえば前回書いた、「取引先にビックリ仰天されるハーフ」がその例だ。でも逆の考え方をすると、目立つことで顔も名前も覚えてもらいやすい。これはポジティブな事だとも言える。少なくとも、「あれ誰だったっけ?顔と名前が思い出せない・・・・。」というふうに思われることはまずない。たとえば「生粋日本人」10人の中に私一人がいると、ハーフなのが目立つのか、欧米風の容姿が目立つのか、誰もが「ドイツのサンドラ」として国名も名前も、そして顔もスグに覚えてくれる。

現に相手が私の顔と名前を覚えていてくれていたから、私に仕事の話が来たこともあるし、私自身は本来それほどインパクトのあるキャラクターではないと思うのだけれど、やっぱり容姿が日本人的でないために常に目立ち、その結果、(周りの人にとっては)私の存在自体が「個性」になっているようなところがあるのだ。結果、会社員としての仕事はともかく、個性が求められる仕事では、それがプラスに動く場面もたくさんある。

そういえば思い出したのだが、「語学レッスン」(プライベートレッスンもそうだし語学学校のレッスンも)に関しては日本には不思議な現象がある。どうも多くの日本人は、たとえばドイツ語を習おうとする時に、ドイツ語がペラペラの帰国子女(「生粋日本人」)の先生よりも、容姿も名前もドイツ風のハーフの先生にドイツ語を習いたい、と思う人が多いようだ。私は教える事は昔から大好きなので、生徒さんが増えるのは嬉しい。でも同時に、たとえば私と同じドイツ語能力を持った帰国子女の先生に対して申し訳ない気持ちになったりもする。

語学レッスンに限らず、「外国語」、たとえばドイツ語や英語を使う仕事の場合、日本では帰国子女の日本人よりもハーフや外国人が重宝される傾向があるようだ。会社にもよるのだろうが、外国語を使う仕事は、同じ能力であっても、帰国子女よりもハーフに仕事が流れやすい印象を持った。

私が想像するに、人間やはり「雰囲気」に影響されやすいようだ。同じドイツ語能力でも、容姿が日本人の人(帰国子女)ではなく、容姿も名前もドイツ風の人にドイツ語を習いたい、ドイツ風の人にドイツ語を使う仕事をやらせたい、という。

こういった理由で、帰国子女はハーフに比べて不利なこともあるようだ。私自身も、私と同じ仕事に就いていた帰国子女(英語やドイツ語バッチリの帰国子女)に「なによ。アナタばかり得して!」みたいに言われたことがある。

そのご指摘(「同じ能力なのに、ハーフばかり得するのはおかしい」)はごもっともなのだけれど、ハーフとしてはどうしようもないことである。実際に、こういった仕事以外の場面では、ハーフよりも帰国子女が得している場も沢山あると思うしね(例: 帰国子女はガイジン顔でないため、不動産屋さんで物件を借りやすい。帰国子女は日本の電車でイキナリ酔っ払いに「ハウ・アー・ユー?」と話しかけられたりしない。また、帰国子女は私よりも異性にモテる、など。笑)

語学を使う仕事、またマスコミやメディア関連の仕事に関しては、「本来の能力」へのプラスアルファとして、ハーフであること、容姿が欧米風であること、そして名前が欧米的であることが「プラス」に作用することがあるのだ。

「目立つことが不利」になることもあれば、そういった仕事の場では「目立つことで得」をすることもある、ということだ。

でも・・・・・

結局、ハーフは(少なくとも日本においては)「目立つ」ことが一つのキーワードであるのは否めませんね。つまりハーフは日本にいる限り「目立つこと」からは絶対に逃れられない。

そう考えると、「目立たないように」ではなく、方向転換をして「どんどん目立っちゃおう!」と考えたほうがハーフは楽しく生きられるのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記:

みなさんの得したエピソード、
あるいは「得したことなんかない」というエピソードも
よろしければぜひお聞かせください。

今回、「帰国子女」について触れていますので、
帰国子女の方からの感想も大歓迎です!

                       サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • 「欧米風の見かけ」には、
    日本人はとっても弱いと思いますよ。
    そういう見かけ、雰囲気の人(手っ取り早いのはその国の人か、ハーフの人ですね)語学を習ったり、会話をしたりすることで、
    「異文化コミュニケーション体験」!
    それが日本人の先生だと、
    語学は習えても、異文化コミュニケーションをとっている自分、という(かっこいい?)図はないから、楽しみ半減、という。

    日本では、マスコミもとっても日本語を話せる外国人・ハーフに弱いし、モデルさんとか、ハーフの人多いと思います。
    ハーフの顔だちとか、かなり日本人のつぼに入るからかな。
    100パーセント欧米系の顔だちより、
    半分くらいアジアっぽさが入っていると、
    「かわいい、でも身近」という感じなのかな。

    5:19 PM Jane
    • Janeさん
       
      コメントありがとうございます!!
       
      なるほど「言葉」つまり英語とかドイツ語だけの問題ではなく、雰囲気も含めた「異文化コミュニケーション体験」なのですね。
       
      >それが日本人の先生だと、語学は習えても、異文化コミュニケーションをとっている自分、という(かっこいい?)図はないから、楽しみ半減、という。
       
      ↑なるほど・・・・・。
       
      そういう意味で仕事で「得をしている面」はたしかにあると思われます。ただそれが本当に「得している」ことなのかは各自本人の感じ方次第なのでしょうが・・・★サンドラ★

      2:30 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 初めまして、毎度楽しく読んでます。
    僕の場合(ドイツ1/4のブラジル人、しかしながら日本育ち)、
    異文化に触れた時にあまり抵抗がなかった気がします。
    それにブラジルに帰国した当時は
    日本語をベラベラしゃべる変人が来た、
    と学校などで目立ちました。
    (当時ポルトガル語が話せませんでした)
    チャンチュンチョンにはもちろん合いましたが、
    案外すんなりと知人ができました。
    大多数の人と違った生い立ちがあると
    それも個性としてカウントされるんだな
    と思うに至った体験でした。

    特に得した点でいえばいわゆるオタク趣味の人達を相手に
    商売しやすくなったという点かな。
    何せ日本はオタクの聖地らしいですから。

    8:59 PM Yb
    • Ybさん
       
      いつも読んでいただいているとのこと、どうもありがとうございます。
       
      >特に得した点でいえばいわゆるオタク趣味の人達を相手に商売しやすくなったという点かな。何せ日本はオタクの聖地らしいですから。
       
      ↑笑 
       
      私はブラジルには行ったことないのですが、ブラジルは世界で一番混血に優しい地だと読んだことがあります。混血自体が多いから変に目立たないし社会がオープンだと。 
       
      また色々交流しましょう~★サンドラ★

      2:33 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ネガティブな内容で申し訳ないのですが。。
    私にはこの帰国子女の例と逆のようなものが作用し、かなりのマイナスになっています。

    私はハーフで今まで幾つかの海外の日系企業で働いて来たのですが、私と英語・日本語レベルが同じ帰国子女や、日本語レベルが私より低い人でも日系では普通に日本人として日本語の仕事を任せてもらえます。そして現地の人達とは英語で仕事をしますので、本当の意味でバイリンガルという活躍を出来ます。

    一方、「外国人顔」の私は。。。まず、普通に日本語で仕事をすることを期待される「普通の日本人」を募集しているポジションには100%採用されません。

    というか面接にすら呼ばれません(笑)。現地のリクルーターでも「あなたは日本語がネイティブだから」と紹介してもらったポジションにも次から次へと書類選考で落ち、リクルーターも首を傾げるほどです。

    日系で呼ばれるのは外国人を募集し、英語力のみを期待してるポジションが殆どです。「バイリンガル」というポジションでも日本語ネイティブを必要としているポジションは書類選考ではじかれ、面接に呼ばれるのは英語がネイティブで日本語が話せる、というものばかりです。

    そして、そういうポジションの多くはバイリンガルとして仕事をするポジションではありません。上司や同僚の人が英語で仕事をして英語力をアップしたいのだけれども、英語力に自信が無い、よし、じゃあ、日本語が話せる外国人を採用し、困った時には日本語にしてもらおう〜という「都合の良い英語の練習相手」というポジションが殆どです。

    日本語の仕事を任せてもらえず、英語でコミニュケーションを取る事を強要されるのでもちろん日本語は上達しませんし、その上、英語でスムーズにコミニュケーションが取れる程の英語レベルではない人達に囲まれて英語で仕事をするという完全にマイナスな環境です。

    同じ部署なのに自分だけ違う言語だと部署のコミニュケーションから外れてしまいますし、周りの英語レベルが低いので限られたコミニュケーションしか取れないので、完全に「お客さん」になってしまいます。

    同じ事を何回も繰り返したり、聞き返したりを一日中しているので凄く疲れるしストレスも半端ではありません。

    英語で通じないからと日本語に切り替えると、自分の英語力の低さを指摘されたような気分になり機嫌がわるくなったり、何回も聞き返したりすると皆の前で恥をかかされた気分になり顔がどんどん赤くなったりする人も多いのでそれらに気を使うのも疲れます。

    「どんなに困っても絶対英語で」を通せば英会話教室にすら通ってないのに、自然と英語がネイティブになると思い込み、自分で勉強するという最低限の努力もしないのに、自分の限られた英語に付き合わせ、相手に一方的に負担を掛けることをどうとも思わない人、本当に多いです。

    今まで、自分のそういう要求を聞いてくれるという代わりに、私にも色々と良くして下さった上司もいましたが、殆どが一方的に利用してくるのでうんざりです。

    先日、日本語ペラペラの外国人と話していましたが、彼が言っていました。日本人雇用者は、英語ぺらぺらの日本人は英語力だけではなく、色々は面でその人材を育てようとするが、日本語ペラペラの外国人を目の前にすると「英語力」しか期待せず、全く育てようとしない。

    私の以前勤めていた日系でも、純日本人社員はちゃんとした仕事を任せてもらっても、ハーフや外国人は「英語の練習相手」しか期待されず、お客さん扱いでした。現地の一流大学を卒業し、日本の一流大学にも留学した日本語完璧の人ですらそうでした。もちろん、皆そういう会社や上司に愛想をつかし、結局現地の会社に転職します。そして殆どの人が「もう日系はうんざり」「日本人上司にはろくなヤツがいない」と非常にマイナスなイメージを持って去って行きます。せっかく日本文化に興味を持ち、日本語を勉強したのに残念ですね。

    「日本語を使う」仕事の殆どが日系ですし、外資系でも担当者が日本人だとういうことが多いので、結局いくらバイリンガルであっても「外国人顔」の私は仕事でそれを使えない、むしろ現地の企業で普通に現地の人間として仕事をした方が、コミニュケーションに困ったり、部署で浮いたりしりしないので楽だという結論に出ました。

    私には外見が日本人だということで日本語を使え、バイリンガルとして活躍できる「純日本人」の帰国子女が羨ましいです。日本語を使えない、日本人には使って欲しくないと思われるのであれば、私は一体何の為に日本語学校に通ったんだろう、と最近思います。

    英語の先生の話は他の人からも聞いた事があります。結局日本はまだまだ外見からくるイメージで人を判断する社会だと言う事ですね。

    長くなりました。
    完全にトピずれですみません。

    12:35 AM エイミ
    • エイミさん
       
      いえいえトピズレではありませんよ^^
       
      エイミさんは海外の日系企業支社でハーフとして辛い思いをしたんですね。。。
       
      せっかく日本語と英語の両方ができるのに「偉い人の英語の勉強のため」だけに使われちゃうのは何とも理不尽ですね。読んでいると、完全にお飾り的存在というか、もっと言っちゃうと「外人を一匹置いておくのも悪くない」みたいな扱いだなー、と思いました・・・。エイミさんが最後に書いていた「日本語を使えない、日本人には使って欲しくないと思われるのであれば、私は一体何の為に日本語学校に通ったんだろう、と最近思います。」というのを読んで悲しくなりました。一生懸命日本語を子供の時から勉強した結果の扱いがコレというのは本当に辛いですよね。すごくわかります。
        
      事務的なことを言ってしまうと、エイミさんも知っている女性とこのあいだ日本で会ってお話したのですが、ヨーロッパに住んでいると「日本語」というのはエキゾチックな言語ではあるけれどあまりメジャーではない言語、という扱いのようですね、仕事の面でも。よって日本語と英語のバイリンガルであり、それを仕事で活かすなら日本のほうが活かせる場がもしかしたらあるのかもしれないね、なんて話をこのあいだしていたところです。それに日本企業って、どうしても日本にある本社を中心に支社が動くから、海外支社よりも日本の本社のほうがやりがいのある仕事があったり。もちろん一概には言えないと思うけど、私の印象です。
       
      前に別の場でエイミさんに話した事がありますが、みんなのためにもう一度書くと、私も「日本語関連」で面接で悔しい思いをしたこと、あります。私もエイミさんと同様、欧米的な容姿なんだけど、私が日本語が出来る事を喜ぶ日本人ばかりではない。一番傷ついたのは、前に会社の面接で(日本語の)語学チェックのための日本人面接官が私に日本語で「な・ま・え・を・おしえてください。」「お・た・ん・じ・ょ・う・び・を・おしえてください。」と物凄くゆっくり質問をし、それはまだいいんだけど、私が質問に対して「はい、渡○ヘフェリン・サンドラ○美と申します。」「誕生日は昭和○○年○月○日です。」と普通に答えたら、面接官に、もんのすごーーーーーく!!!!嫌な顔をされました(悲)
       
      その面接官の顔には「はあ?なに外人のクセにペラペラ日本語しゃべっちゃってるのこの人?!!生意気。」って書いてあったよ。名前と誕生日をアクセント無しで答えただけなのに・・・。会社に入りたい理由も日本語で聞かれ、その会社の本を読んでいたから、どの部分に感動したのかを話したら、また「はあ?なにこの外人・・・」的な視線を感じた。あれは多分私の被害妄想ではないな。あまりに雰囲気悪くて感じ悪くて、ものすごく傷ついて、もう大人だったのに、母親に電話して電話で泣いたのおぼえてる(私はたまにこういう恥ずかしいことをする・・・^^;)。「外国人らしい日本語」、つまり “Oh!!! SUMIMA-SEN♪ CHOTTO WAKA~RIMASEN♪” のような感じの巻き舌&物凄くテンションの高い日本語を話す「ガイジン顔」のほうが好感度が高いのだとしたら、子供時代から長年日本語に真面目に取り組んできた人達(つまり私達)がバカみたいですよね・・・・。
       
      バイリンガルを語る上でも、これは決して小さくない問題だと思うので、この問題を色んな場で取り上げていきたいです★サンドラ★

      2:20 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 得したことはいっぱいあります!
    いっぱいありすぎて覚えてないものもありますが、

    ★主に世界中の人たちとの交流のきっかけだと思います。
    ハーフだからという理由だけではないですが、やっぱり
    グローバル企業で働いて、遊びもグローバルな人たちと付き合うと
    面倒くさいとよく言われる自己紹介も(「ええええ?ハーフすごおおおい。日本語うまあああい」社交辞令的なものではなく)実はお互いに興味深くなる。

    ★もう一つは他のハーフとの交流のきっかけですね。
    みんなの経験を聴いて、育ちは違うけど共通できるポイントがいっぱいあったり、もし日本で育って来たらこういう経験もありだったのかな?とかいろいろ考えさせてくれます。後、単純に友達になりやすい!

    ★アメリカ社会ではもっとユニークなバックグラウンドや経験を持っている人たちが大手企業や政治のトップに少ない為、もっと私たちみたいな人たちが社会に貢献できるような活動をするための福利厚生ですごく助かりました。

    まあ、まとめると:ルックスとかDNA的なことで特したことというより、ユニークなバックグラウンドのおかげでいろんなきっかけが生まれたことかなと思います。

    12:54 AM Naomi O
    • Naomi Oさん
       
      「得したことがいっぱいある!!!」素晴らしいです。「いっぱいありすぎて覚えていない」とのことですが、また残りの「得したこと」も思い出したら、書いてくださると嬉しいですm(__)m
       
      たしかに色んな人と交流できたり、Naomi Oさんが書いているように「ユニークなバックグラウンドのおかげで色んなきっかけに恵まれている」と私自身も感じています。
       
      あとは両方の文化を知っているハーフの場合、両方の国を知っているからこそ見えてくることや、新しい発見が尽きないですね。私は全然自分で自分に飽きません(笑)
       
      そうそう、最近考えていること。「ハーフ」というテーマにも、色んな近づき方があると思うけど、これからは真面目&深刻なテーマの間にちょくちょく楽しいネタや明るいネタも交えて伝えていきたいなって思ってます。これからも交流よろしくお願いしまーす★サンドラ★

      2:40 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 初めまして。興味深く読ませていただいています。
    わたしは高校の時に思い立ってカナダで3年間を過ごしたので、
    従来の帰国子女の意味合いにはそぐわないのですが、、、帰国生ということで。

    見かけが純日本人なのに、英語のような率直な言い回しなどを日本語で使ったりするのは、
    まだまだ多くの方々にとって理解しづらいことのようです。
    やはり日本は、日本人ならみんな一緒、という考えも根強く、
    なんというのでしょう、英語が喋れるからよそ者扱いじゃないですが、
    まだまだそういうような風潮も消えていないと実感します。
    上の方が書かれている、日本人が欧米風の見かけに弱い、というのも実感します、
    日本で、純日本人で英語がよくできたとしても、でしゃばって、と思われる確率が高いので。

    でもそういうのって意外と大人が思い込んでいるだけのことで、
    子どもたちはあんまり気にしないのかもしれませんが。
    年の離れたいとこが3歳か4歳のとき、
    英会話教室に通っているのを知っていて英語で話しかけたら、
    「え?英語人だったの〜?」と真顔で驚かれました。
    (当時彼には外国人という概念はなく、日本語を喋る人と英語を喋る人、の違いは頭にあったようです)

    今現在大学生なのですが、まわりに国際的な経歴を持つ友人が多く、
    考え方もそれぞれ個性があって、同じであることを強要されないので助かっています。
    日本で英語教育を充実させたいなら、国際的な経歴を持つバイリンガル以上の日本人が、
    その経験を生かしてシェアできれば一番いいのに、と思いつつ、
    出る杭は打たれる国では難しいかな・・・と思う次第です。

    1:20 AM サワコ
    • サワコさん
       
      体験を書いてくださってありがとうございます^^
       
      >やはり日本は、日本人ならみんな一緒、という考えも根強く、なんというのでしょう、英語が喋れるからよそ者扱いじゃないですが、まだまだそういうような風潮も消えていないと実感します。
       
      ↑そういうところ、あるでしょうね・・・。友達の帰国子女と話していると、容姿が日本人的なので「従来の日本人的な対応」をハーフよりも求められる場面が多いようですね。とくに女性の場合。色々考えさせられます。
       
      >日本で英語教育を充実させたいなら、国際的な経歴を持つバイリンガル以上の日本人が、その経験を生かしてシェアできれば一番いいのに、と思いつつ、出る杭は打たれる国では難しいかな・・・と思う次第です。
       
      ↑本当にそうですね。小学生や中学生の帰国子女が日本の地方都市なんかで学校に通う時の「日本に帰国してからは、学校の英語の授業で、英語を日本語っぽく発音するようにしている。じゃないと目立つから」なんて話がありますが、語学の面から言えば本当に「もったいない」話ですよね。なんとかならないのでしょうか・・・
       
      またこれからもホームページちょくちょくのぞいてみてくださいね★サンドラ★

      2:45 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私(いわゆる純日本人)が夫(いわゆるハーフ)を見ていて思ったのは…
    「得」とよぶのかは分からないけれど、
    「ハーフ」の人たちで集まったときの雰囲気があたたかくて、すごいなと思った。
    いつもは人になかなか打ち解けない夫がリラックスして話しているようにみえた。
    その場のメンバーによるところも大きいと思うけれど、「あるあるネタ」や「ハーフ」として子供の頃から体験してきた不便や苦しみは、お互い似通う部分が多いのか、「誰にも嫌なこといわれなくて安心感あった。こんなのって珍しい。ほんとはこれが当たり前なんだろうけど」って夫が言っていて、すごく印象的でした。
    お互いの共通点に、痛みを伴う話や気持ちの話が絡んでいることが多いからこそ、このように思いやりのあるやさしい雰囲気がうまれやすいのかなと思いました。

    6:29 PM ゆり
    • ゆりさん
       
      ハーフ同士はお互いに違和感を持たないのは(ある程度は)言えますよね。ハーフでない「普通の人」がハーフに対して「そんなの贅沢な悩みだよ!」などと突き放しがちなところを、やっぱり同じ苦労や経験をした者(ハーフ)同士、分かり合いやすいなって私も感じました。
       
      ハーフに限らない事だけど、マイノリティー同士の交流って、大事だと思いますよ。
       
      ハーフに関して言えば、よくハーフ同士でツルんでいると、そのことを疑問に思い「ハーフだけでツルむのは偏っている。日本人の友達はいないの?」と聞いてくる人もいますが、ちょっと違うと思ってます。(ハーフでない)生粋日本人も生粋日本人同士で仲良くしツルんでいたりしますし、(ハーフでない)ドイツ人もドイツ人同士で当たり前のようにツルんでいる事実があるわけですからね。つまりマジョリティーがマジョリティー同士でツルむことに対して疑問を発す人は少ないのに、マイノリティー同士が仲良くすると、イチャモンをつける人がいたりして、それはちょっとおかしいなって私は思っていたりします。私自身もハーフとの交流も多いものの、そうでない人との交流も同じぐらい多いですし、自分でバランスとれているのが一番!と思ってますね。ご主人、これからもハーフの人達との交流ができるといいですね!またお話しましょう~★サンドラ★

      12:11 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ハーフじゃなくて元留学生ですが、英語圏、それもアジア系が多くない田舎に、人格形成時に10年留学したせいか「日本だと目立たない人」になるどころか、日本でも海外でも常に「目立って」きてしまいました!あまり絵に描いた「元帰国子女、または留学生」ではないかも知れませんね。大人になって日本に住み続けている今でも、周りの日本人と見た目も中身もなかなか同じにならないです。
    そのせいもあるのか、日本を出たことがない日本人からは、異様に興味を持たれてしまい、常に質問攻めに遭ってしまいます。裏を返せば話題が豊富、というところかも知れませんが。

    これで得をしたことがあるか?う~ん、得している部分もあるけど、損している部分が格段に多い。
    語学面では得をしていることは事実。特に英語x日本語は、日本のほうが活躍しやすいと感じます。さらに、目立つから「顔と名前が一致しない」ことはまずない。リベラルな人だと「私はムスリムです」と言っても違和感を持たない。
    だけど同時に、上記のことは外国人性と引き換えにしているように感じてしまいます。元留学生は法的には日本人だけど、私達とは違う、と線引きされている感じです。

    これが上の世代はもっと保守的で、口にこそ出さないものの「日本人女性はそれらしくあるべき!外国人のようになってしまうのはけしからん!外国人と結婚するなんてとんでもない!」と思っている人は多いです。「日本人男性から対象外になってしまう日本人女性もいるのだ」という考え方はないようで、「日本人と結婚しない(できない)のは本人や家に問題があるから」と決めつけられます。
    特に親と価値観があまりに違っていたりすると大変です。特に日本では「親子は価値観が同じであるべき」という考え方が強いのか、家族の中で自分が常に浮いている感じでした。自分の家族の中では常に「日本人であること」を要求され続けたので、世間とのギャップに物凄く戸惑ったことがあります。

    私が常に目立ってきてしまった理由は、立ち振る舞い、ファッション、価値観がことごとく日本人離れしていることだと思います。今だから言えますが、日本に帰ってきた当時は、銀行口座を作るのに印鑑が必要なことを知らなかったんです!しかも日本の大学に行っていないので、逆に「日本の大学ってどんなところ?」と質問しているのです。それから新聞は読めるけど、小学生以上の漢字は書けない、読めないものが多いです。

    日本に住んでいる外国人からは「Jannatさんは第一印象だけで日本人かどうか分からない」と毎回のように言われます。特にインド系の人からは、初対面の人でも「同じニオイがする」「インド人だと思った!」「いや、欧米系の人だと思った!」と言われてしまうのです!
    これは私の想像ですが、外国人には初めから「日本語が上手な人」だとは思われていないみたいです。逆に「英語が通じる人で日本にも精通している人」に見えるのかな~。

    しかもパパと結婚する前は、日本を出たことのない日本人男性からはことごとく「対象外」扱いされていましたね~。今は分かりませんが、当時は日本人離れした女はそれだけで自分達の恋愛対象にならなかったんです。そういうこだわりが一切なく、対象外扱いしなかったのは今のパパくらい。今だから言えるけど、当時は冗談じゃなくてモテなかったんです!
    「日本人の旦那さん」にこだわらなかったおかげで、パパと結婚できて可愛い娘も産まれましたが、あの時点で「旦那さんは日本人でなくては!」と思っていたら一生独身になった可能性もあります。または晩婚になって子供はできなかったと思います。間違いなく自分の結婚適齢期は逃したでしょう。

    うまくまとまっていませんが、元留学生で日本人離れしている私の場合、一番理解されにくい人種なのではないか、と感じてしまいます。

    9:26 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      >これが上の世代はもっと保守的で、口にこそ出さないものの「日本人女性はそれらしくあるべき!外国人のようになってしまうのはけしからん!外国人と結婚するなんてとんでもない!」と思っている人は多いです。「日本人男性から対象外になってしまう日本人女性もいるのだ」という考え方はないようで、「日本人と結婚しない(できない)のは本人や家に問題があるから」と決めつけられます。
       
      ↑日本人風の容姿で女性の場合、「いわゆる日本人女性らしい」を当たり前のように一部の人は求めがちですよね。そこが帰国子女の女性の大変さだと思います。同じドイツ育ちなのに、日本的な顔をした帰国子女の女性が日本で脚を開いて座っていたら「まあ!はしたない!お行儀悪い!」と言われてしまいますが、外国人風の顔の私が脚を開いて座っていると「外国人はしょうがないわね」で終わってしまいますね。外国人だから早めに諦めてくれるというか、そこまでの怒りを持って接せられない。でも帰国子女の女性の場合はスグにうるさ型のオバサマなどが「日本人なのに、あんな座り方をするなんて、いったいご両親はどんな教育をしてらしたんでしょ?」とスグに親まで攻撃の対象になってしまうようです。そこがなんとも理不尽ですね。
       
      >今だから言えますが、日本に帰ってきた当時は、銀行口座を作るのに印鑑が必要なことを知らなかったんです!
       
      ↑笑!(^_-) 
       
      >それから新聞は読めるけど、小学生以上の漢字は書けない、読めないものが多いです。
       
      ↑そうかなあ?こうやってJannatさんが書いているのを読むと、そういう印象は受けませんが・・・・
       
      帰国子女の方も多くの人が葛藤を抱えているみたいですね。多くの帰国子女とかかわっていて、それは感じました。その悩みというか葛藤はハーフとかぶるものもあるし、微妙に違うところもある。ただ「ハーフはズルイ!」みたいに感じている帰国子女にも会ったことがありますね。いわゆる「ハーフのほうが得をしているところ」はたしかにあるのでしょうけど、ハーフはパッと見ただけではわからない苦労もハンパでないので、それも見てほしいものです。というよりも、お互いにお互いの苦労を知るべきですね。帰国子女はハーフの苦労を知るべきだし、ハーフは帰国子女の苦労を知るべき。★サンドラ★

      12:31 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 得な所は語学教師、通訳、モデルになりやすくて、テレビにも出演しやすい所。Jリーグの広島や神戸で監督をしてたバクスター監督は空手を習ってた時、有段者の外国人から空手を習うよりも初段の日本人から空手を習う時の方が素直に耳を傾けたと言ってました。日本人が外国語を習う時も本家本元の人じゃないと伝えられない何かがある・・・まぁそんな感じだろうと。
    会社勤めの場合は日本企業は統制を取る事が多くて外国人をまともに扱えるとこはかなり少ないと思うけど、国内ではパナソニック、楽天、ユニクロ、大塚製薬なんかが英語を公用語にしたり積極的に外国人を雇う方向を打ち出してるんでこれから変わってくるんじゃないかなぁ。
    あと、外国出身の女性に近づく日本人男性ってあんまり見た事が無いけど聞く話では酔っ払い、変態、罰ゲームのナンパ、この三つが多くて俺も外国人女性をナンパした事が何回も有るけど全部罰ゲーム。外国帰りの日本人だったら、恋愛の対象から外れるだけど、外国出身女性の場合は恋愛の対象から外れるというよりは、最初から恋愛対象として考えた事も無い男性の方が恐らく圧倒的に多い。特に上の年代の男性は外国出身女性、特に欧米出身女性に複雑な感情、怨みを持っている人が少なくないと思う。

    9:11 AM 譲二
    • 譲二さん
       
      人間、雰囲気(たとえば見た目)に影響されてしまう、というのが現実のようですね。
       
      >会社勤めの場合は日本企業は統制を取る事が多くて外国人をまともに扱えるとこはかなり少ないと思うけど、国内ではパナソニック、楽天、ユニクロ、大塚製薬なんかが英語を公用語にしたり積極的に外国人を雇う方向を打ち出してるんでこれから変わってくるんじゃないかなぁ。
       
      ↑おおいに期待したいですねー
       
      >特に上の年代の男性は外国出身女性、特に欧米出身女性に複雑な感情、怨みを持っている人が少なくないと思う。
       
      ↑これ、興味深いですね。私は背が高く体格が良いのですが、たまに怨みというよりも相手のコンプレックスを感じとります。たとえば年配の男性の方で背があまり高くなかったりすると、ご自身に自信のある男性なら私を見ても普通に接してくれるのですが、コンプレックスのある人だと、やたら「外人の女はデカイなあ~」とか「やっぱり外人はナントカだよな」とか余計なコメントを発しがちですね。そういう時に恋愛うんぬん以前の前に人間として居心地の悪さを感じます。★サンドラ★

      12:19 PM サンドラ・ヘフェリン
  • もうひとつ、思い出しました。
    得したことかどうかは分かりませんが、子供の時に散々、白人至上主義を押し付けられた結果、人種が人を選ぶ基準ではなくなりました。
    だから、日本では「白人にも色々な奴がいるし、バックグラウンドも違うから、そいつの本質を見抜けよ!」と言うと、めっちゃひんしゅくを買いますね!

    1:27 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      いえいえ、「人種が人を選ぶ基準ではなくなりました」という結論に至れたのは、間違いなく「得したこと」だと思います!!★サンドラ★

      12:35 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんばんは。
    今回のテーマを読んだとき私自身よりも父の事や家庭の中で話された事を色々思いだしました。
    私が育った土地にはそれなりにミックス呼ばれる人がいて、時代も父の時とは違ったので意地悪な言い回しだけでなく、そういうバックグランドがある人は珍しいことではないと認識している方も多かった気がします。
    父をみているとよりいっそう日本の文化・他の文化を学び違いを認めることの大切さを私に伝えようとしていたと思います。
    得とか損とかという話は一度も出なかったので、きっと嫌な思いもあったけど私にその気持ちを植え付けないようにしていた気がします。
    よく話に出たのは人種による差別のえげつなさは海外のほうがキツイといわれ実際私は旅行の際感じました。
    心の中にある異質なものに対する感覚というのがプラスに働くかマイナスに働くかで、人の対応が変り損得になるような気がします。
    私自身でいうと子供の頃は理由もなく見た目を言われるのが辛く損だと思っていましたが、今ではハーフの方に対して変な色眼鏡なく入っていける事は親・前の世代をみることができたからかもしれないなぁと思いよかったと思っています。
    テーマからズレてしまいましたが、これからも何だからという決め付けをしないで話をしやすい感覚を広げていきたいですね。

    10:43 PM ムスティ
    • ムスティさん
       
      こんにちは。コメントありがとうございます。ムスティさんのお父様はどちらの国の方ですか?そして、体験されたことはどこの国の話ですか?たとえば日本国内の話であるのか、ヨーロッパ某国の話であるのかだけでも書いてくださると、読んだ時に皆さん分かりやすいのではないかと思います。ありがとうございますm(__)m★サンドラ★

      12:38 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 何度もコメントします。
    エイミさんのコメントをみて、悲しくなってきました。外人顔は日本語を話してはいけないのでしょうか?それも差別だな~と感じます。本来ならハーフでバイリンガル、という人達も、日系企業に就職すれば「仕事」をさせるべきであって「自分のつたない英語に付き合わせる英語の先生」を期待してはいけないと思います。それに、現地にいれば自動的に英語を覚えられるほど、現実は甘くありません。ちゃんとした語学を覚えたいのなら、自分で勉強をすべきです。これは自分でできる最低限の努力です。それをしないのは上司としてというより、人間として、いただけない気がします。
    私もせっかく日本語を勉強したのに、現地の日系企業で「お飾り」として、英語しか話させてもらえないのなら、日本語を勉強しなかったほうがましじゃん!と思ってしまいました。言葉は「顔」や「雰囲気」で話すものではないはずです。
    海外の日系企業で仕事をしたことはないので一概には言えませんが、やっぱり海外の現地の支社よりも、日本にある本社や支社のほうが、やりがいのある仕事を任されたり、英語x日本語のスキルを活かせる仕事がしやすいかも知れません。英語x日本語の仕事に就くことを考えると、必死になって海外に出て行く必要はなく、日本のほうが仕事をしやすいのかも、と改めて思いました。

    8:57 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      ガイジン顔をした人は外国人だからという思い込みが捨てきれず、「ガイジンらしい」ふるまいを求める純ジャパ、いますね。”WOW”って言ってみて~、とかね(苦笑)プライベートでも問題ですが、仕事でも「ガイジン顔には英語しか話してもらいたくない」っていう人がいるのは大問題ですね。キャバクラじゃあるまいし、個人の期待を仕事に持ち込みすぎですよ、オジサン!!
       
      エイミさんの話を読んでいて思ったのは、ここでの「ガイジン顔(ハーフ)への扱い」って、昔の日本企業の「女性への扱い」と似ているなー、ということ。30年以上前って、「女の子がいると、男性社員が仕事をやる気になるから」とかの理由で、とりあえず美人のOLさんをその部署に置く、っていう感覚が普通だったりして、その扱いが「ガイジン顔(ハーフ)を一人社内に置いておけば、みんな英語をやる気になる」という感覚とかぶって見えました。。。本当にダメですね、こういうの。★サンドラ★

      12:45 PM サンドラ・ヘフェリン
  • > 語学レッスンに限らず、「外国語」、たとえばドイツ語や英語を使う仕事の場合、日本では帰国子女の日本人よりもハーフや外国人が重宝される傾向があるようだ。会社にもよるのだろうが、外国語を使う仕事は、同じ能力であっても、帰国子女よりもハーフに仕事が流れやすい印象を持った。 
    > こういった理由で、帰国子女はハーフに比べて不利なこともあるようだ。私自身も、私と同じ仕事に就いていた帰国子女(英語やドイツ語バッチリの帰国子女)に「なによ。アナタばかり得して!」みたいに言われたことがある。

     
    う~ん。。。でも、個人的にはもし言語を習うのなら、できればその言葉が母語の人から習って欲しいな。。。その理由は、たとえば発音などが母語でないと完璧にならない事などがあるから(それは脳が発展している赤ちゃんや子供の時期に決まる事だから)。だからって、ハーフや外国風の人が外国語を勝手に喋られる訳ではナイ。。。日本ではこれを勘違いしないでほしい。

     
    > 帰国子女の方も多くの人が葛藤を抱えているみたいですね。多くの帰国子女とかかわっていて、それは感じました。その悩みというか葛藤はハーフとかぶるものもあるし、微妙に違うところもある。ただ「ハーフはズルイ!」みたいに感じている帰国子女にも会ったことがありますね。いわゆる「ハーフのほうが得をしているところ」はたしかにあるのでしょうけど、ハーフはパッと見ただけではわからない苦労もハンパでないので、それも見てほしいものです。というよりも、お互いにお互いの苦労を知るべきですね。帰国子女はハーフの苦労を知るべきだし、ハーフは帰国子女の苦労を知るべき。

     
    う~ん、苦労ねえ。。。苦労と言うより、不満があったりや戸惑ったりする時は沢山あるかな(笑)。でも日本で生まれ育っても育ってなくても、不満はあったと思う(笑)。って言うか、日本に対して不満を持たない人なんて居るのかな?(笑)。

     
    例えば、何で日本では「ハーフ」なんて概念や言葉がいちいちあるんだ?と不思議に思う。海外の多くの国では、ハーフなんてそれほど珍しくないし不思議でもない。。。まあ問題が全くないとは言えないけど、いちいち「ハーフ」の問題があるのはそれは日本葛藤。。。

     
    葛藤と言えば、まあ二つの違う文化を詳しく知っている事は普通だと思っていたけど、これは一般では未だ稀な事なんだなぁとは感じた事がある。世界観が薄い人たちにいちいちあれこれ世界の常識を説明したりするのは面倒だったりする。これは海外に長い間移住してる人たち(や日本に移住している外国人)も同じような感覚だと思う。

     
    > 会社勤めの場合は日本企業は統制を取る事が多くて外国人をまともに扱えるとこはかなり少ないと思うけど、国内ではパナソニック、楽天、ユニクロ、大塚製薬なんかが英語を公用語にしたり積極的に外国人を雇う方向を打ち出してるんでこれから変わってくるんじゃないかなぁ。

     
    これは楽観的に見たいし、最初は期待してたけど。。。現実はどうなんだかねえ。。。外国人を雇うと言っても結局はイヤイヤでやる気なしで、外国人も日本の企業の待遇が悪くてうんざりだったりして辞めたり。。。

     
    英語を公用語なんて最初は素晴らしいと思っても、結局は国際的な戦略や考え方がまったくないのは変わらず、何時までも日本国内でひきこもったような態度は変わらない。結局は今まで日本語で話していた事を英語で話し変えたような物。。。

     
    まあ、あまりグタグタ言っても仕方がないのだけど(笑)。でも、日本が本気に変わる姿勢がないと、やっぱり何時までも同じのままで変わらないようだなあ。。。

    1:55 PM AF
    • AFさん
       
      レスが遅れて申し訳ないですm(__)m
       
      コラム内での私の書き方がちょっと曖昧だったかもしれない。「帰国子女」と書いたけど、色んな帰国子女がいて、たとえばドイツに2、3年住んでから日本に帰ってくる人も帰国子女だし、でもほとんどもう「ドイツ化」した帰国子女もいるんですよね。たとば、2歳から18歳までずっとドイツに住んでいた純ジャパとかね。で、私がコラムで言いたかったのは、そういうたとえば2歳~18歳をドイツで過ごしてドイツの現地校に通ってドイツ語がペラペラの純ジャパ VS (ガイジン顔の日独ハーフ)がいる場合、ドイツ語能力は同じなのに、やっぱりガイジン顔の先生にドイツ語を習いたいって思う人が多いんですよね。そういう意味で帰国子女(ここで言う帰国子女とは海外にかなり長い期間住んだ帰国子女)は不利だなって思ったのです。本当に色んなケースがありますよね。ハーフもそうだし、帰国子女も!★サンドラ★

      12:57 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 返事ありがと。いい時代になりましたね~

     
    >人間、雰囲気(たとえば見た目)に影響されてしまう、というのが現実のようですね。

     
    サッカーだったらブラジル人に教えてもらいたいし、中華料理は中国人に教えてもらいたいし、印度のカレーだったらやっぱりインド人に教えてもらいたい。これはむしろ普通で、中華料理を習いたいけど中国人は絶対に嫌でブラッド系がいいとか、印度のカレーを習いたいけど印度人は絶対に嫌でディカプリオ系がいいとかだったらあんまりいないと思うけど、こっちの方が不思議な現象で、まともに習う気が有るのかって思います。

     
    >↑おおいに期待したいですねー

     
    ただ、俺が以前働いたサンドラも知ってるような大企業は有給休暇全部消化しなければいけないのは良かったけど、一番よく言われたのが「自分で考えて判断するな」でしたね。何かあると毎回の様に、上司に連絡、報告、相談しないといけないし、個人を信用せずに子供扱いして何でもかんでも統制してて、完全にしらけましたね。外国出身者もすぐ辞めそう。日本企業で海外に進出してるとこでも、開店扉の様に雇った優秀な人がすぐに辞めて、現地のヘッドハンターが「もう日本企業には人を紹介できない」って言ってるぐらいですから。外国出身者大量に雇って会社の体質も変われば良いですけど。

     
    >↑これ、興味深いですね。私は背が高く体格が良いのですが、たまに怨みというよりも相手のコンプレックスを感じとります。たとえば年配の男性の方で背があまり高くなかったりすると、ご自身に自信のある男性なら私を見ても普通に接してくれるのですが、コンプレックスのある人だと、やたら「外人の女はデカイなあ~」とか「やっぱり外人はナントカだよな」とか余計なコメントを発しがちですね。そういう時に恋愛うんぬん以前の前に人間として居心地の悪さを感じます。

     
    あ、俺が言いたかったのは、見た目というよりは、欧米出身女性だけじゃなく、南米出身女性なんかも同じだけど個人の権利を主張する教育を受けている女性が多くて、なんで自分が言った事に毎回質問してくるのか、何で毎回目的を聞いてくるのか、なんですぐに言い返してくるのか理解できず、顔真っ赤にして罵り合ったりして。

     
    日本の教育現場でもすっかり有名になったディベートのデの字も知らない、上意下達に長年どっぷり浸かってきた俺様おじ様は許し難いみたいで、そういう人は以前より減ったとは思うけど、もう何回も恨み節を聞いたんで。20代30代の若い男性も同じような傾向があるかもしれないけど、もうちょっと柔らかい対応するはずです。小学生の頃からもっとディベート教育を徹底的にしてればまた違うんでしょうけどね。

     
    見た目については、背が高く、体格が良い、モデルみたいな体で良かったんじゃないですかね。おはぎ食べてた時スカート履いてて、足が綺麗だったの覚えてますよ。俺も「バスケットボールしてたの?」とか「バレーボールしてたの?」って聞かれた事あるけど、サッカー、空手、キックボクシング、ラテンダンス、タップダンスとかで無いんですけどね。女性だったら170以上、男性だったら180以上ぐらいあれば何回か聞かれる事なんで挨拶みたいなもので俺は気にならないけど、ドイツと違って日本では180以上の女性、190以上の男性はでか過ぎて恋愛の対象から外れる事多そう。「太ったね?」「痩せたね?」の方が不愉快極まりないでしょうね。

    5:17 PM 譲二
  • はじめまして、サンドラさん。興味深く読ませていただきました。
    10代前半にフランス語圏で過ごした帰国子女です。
    現在フランス外資系企業に勤めており、ハーフの同僚が何人もいます。ハーフの知人、ハーフの子どもをもつ友人も多いです。

    私が海外へ移住した同じ時期に日本を離れて初めて渡仏し、苦労した日仏ハーフの同僚がいます。彼女は見た目がフランス人そのままです。日本人が見たらどこもオリエンタルの血をひいているとは分かりません。私は最初から日本人として現地校に中途入学しましたが、フランス人にしか見えない彼女はそのぶん大変苦労したと思います。

    彼女とお互い抱えてきた「痛み」について話し合ったことがあります。立場は全く違いますが、好むと好まざるを得ず引き受けなければならなかった「痛み」については似たような思いがあることが分かりました。二つの国、二つの文化の間を行きつ戻りつしながら、決してどちらにも安心して寄りかかれない「狭間感」のようなものです。
    帰国子女は、自分の意志で行きたい国を選び、留学して外国経験をした高校生や大学生とは基本的に異なります。ハーフの人たちが成長するにつれ、ずっと感じ続ける「痛み」よりはるかにささやかですが、帰国子女がハーフの人たちと何かをシェアできるとすればそこだと思いました。

    私は10代の思春期を海外で過ごしたことで、帰国後非常に苦しい自分探しをしてきました。自分と同じ帰国子女が多い大学を選びましたが、そこですら、帰国子女は何を言っても嫌みにとられたりしました。私よりずっと長い海外生活で何かを抑圧したままの帰国子女の友人も少なくありませんでした。でも、お互いそこには触れたことはなかった気がします。日本社会に順応するため、ずっと封印してきたように思います。

    話はそれますが、ハーフという言い方、日本独特ですよね。
    私が過ごしたのはフランスの海外領土で、周囲には様々なバックグラウンドをもつ人々であふれていました。まずローカルのメラネジア系と近辺のポリネシア系(タヒチ)の人たち。フランス、ポルトガル、スペインなどのヨーロッパ系の人たち。日本、ヴェトナム、カンボジア、中国などのアジア系の人たち。他の海外領土(レユニオン、マルチニーク)の人たち。3代目4代目の彼らは多くが混血で、フランス国籍をもちフランス語を話します。血統がナニ人かということと、ナニ人であるというアイデンティティ(国籍)が矛盾せず両立しているように見えました。現地で、日仏ハーフの友人は数人いましたが、珍しい部類でした。むしろ友人のほとんどは3−4カ国をまたいだマルチミックスだったと思います。

    話がそれますが、海外領土独特の、文化があるようでない、曖昧模糊とした多重性に、当時かなり苛立ったのを覚えています。対峙すべきもう一つの国(フランス本国)には行ったこともない。なのにその国の(模倣)文化はあちこちに見られ、しかもローカルの文化がそこには横たわり、様々な国のニオイと混じり合っている。
    こういうところで、人びとのアイデンティティはどうやって形成されるのか、やはり教育でしょうか….?

    7:52 PM madeleine
    • madeleineさん
       
      とっても興味深いコメントくださっていたのに、レスがかなり遅れてしまいましたm(__)m
       
      帰国子女&ハーフについてmadeleineさんが書いていた
       
      >二つの国、二つの文化の間を行きつ戻りつしながら、決してどちらにも安心して寄りかかれない「狭間感」のようなものです。
       
      というのを、うなずきながら読みました。ハーフと帰国子女は違う部分もあるけれど、共通する体験も多いですよね。帰国子女の友達と話していても、それは感じます。ちなみに帰国子女とハーフが「違う」部分とは、たとえば日本においてガイジン顔のハーフは、パッと見でガイジン扱いされるけど、帰国子女はパッと見は日本人ですからガイジン扱いされない、という部分ですが、容姿の話を措いた「その先」に関しては共通する部分が多いんですよね。日本以外の他の文化を知っていることで生まれる日本社会での葛藤、それこそmadeleineさんが書かれていた「狭間感」のようなものです。
       
      madeleineさんが書かれていた
       
      >話がそれますが、海外領土独特の、文化があるようでない、曖昧模糊とした多重性に、当時かなり苛立ったのを覚えています。対峙すべきもう一つの国(フランス本国)には行ったこともない。
       
      というのも興味深かったです。そういった、フランスの領土だけれど本土ではないところで生活している人達のことを今まであまり考えたことがなかったので・・・^^; これからも交流よろしくお願いします!★サンドラ★

      9:22 AM サンドラ・ヘフェリン
  • いわゆる「日本人」(両親が日本人で自分も日本国籍で人種的にも東アジア系で日本ではまるきり外見が「平凡」)なのに外国育ちという帰国子女は、はっきりいって日本じゃツラいかも。もちろんいいことはあるのだけど、それはたいてい「客寄せパンダ」みたいに何か「珍しい」と勝手に思われる部分だけで、あとは「日本人のクセにあれもできないのか」と日本的な部分が欠落している(たとえ欠落してなくても)と勝手に批判されたり「生意気だ」と(別に生意気でなくても)思われたり、何かネガティブなイメージを勝手に抱かれたりする、もちろんすごいお嬢様の帰国子女とかすごい才媛とか、何かすごい人ならそうではないかもしれないけど、これといって自慢することもなくただ「外国に数年住んでいただけ」だとものすごく最初は期待されてあとで超ガッカリされたりとか、結構ツラい。それもこれも、日本では帰国子女に妙にステレオタイプがあるからなのかも…で、ハーフとの比較をするのも微妙なんだけど、やっぱりなんていうか、帰国子女は「ただ外国に住んでいただけ」という目線で見るとイマイチ「それがどうした、たいしたことないヤツだ」みたいな視線で看られてしまい、ハーフの持つエキゾチックさのほうが魅力的に思う日本の方々は多いのかもしれないなあ。いずれにしても帰国子女も周囲が思い込んでるステレオタイプにふりまわされる場合が多くて、それが特にハーフとの比較において「地味だしねえ」とかになってしまうのは私自身も面接とかで経験しているよ。笑。それにしてもなんだろうねえ、こういうステレオタイプって…

    12:17 AM N☆
    • N☆さん
       
      コメントありがとう!そしてレスが遅れてすみませんm(__)m
       
      日本を出たことのないすごく地元の色の強い日本人の一部に「帰国子女」を「生意気」扱いする人、いますね。大人が、帰国子女の子供を生意気扱いする事もあって、これば微妙だ・・・・と思ったりします。たとえば子供が「外国が外国が・・・・・」と話すことを「生意気だ」と感じる大人もいるようですが、それを言ったら、大人でも「会社が会社が」と名の知れた会社の自慢話ばかりする人、モテ自慢ばかりする人・・・・・・など様々な大人がいますからねえ。子供ばかりに模範的な対応を求めるのって大人としてどうなのよ?とたまに思ったりします。
       
      >いずれにしても帰国子女も周囲が思い込んでるステレオタイプにふりまわされる場合が多くて
       
      ↑帰国子女とハーフの共通点、それは周囲から「ステレオタイプ」の色眼鏡で見られている、というところですね。その周りのステレオタイプに上手く便乗して生きていく方法もあるけれど、物事を少し深く考えると、アタマの痛くなる話が多いですね、世の中ステレオタイプだらけで。。。★サンドラ★

      9:32 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 「ハーフで得をする」と言う事象は、どの国・どの人種とのハーフでかなり変ってしまうだけに「ハーフだから得」と一括りにすると傷つく人が出てしまうデリケートな問題だと思います。

    例えば、良く言われる「目立つ・モデルになれる」等の比較的俗説的なハーフ像ですが、日本以外のアジア諸国とのハーフの場合はあまり目立たず、モデルにスカウトされやすいかと言えばそんな事もありません。

    だからと言って「あ、貴方の様なハーフの事を言ってのでは無い」と言われると、ハーフ同士の軋轢に繋がってしまう。そう言う現象を私も今まで何度も見てきましたが、結局は「ハーフ」と言うレッテルに対して価値を見出そうとしても徒労に終わるダケと言う結論に達しました。

    「ハーフ」である事で二つの文化を理解出来るかといえば、必ずしもそうとは言えず、「ハーフ」だから自動的に色々な国の言葉を話せる訳ではありません。ハーフでも文化的には日本しか知らず、日本語しか喋れない人も多く、言われなければハーフと気づかない様な人も居たりします。

    私はその様な状況の人達に「貴方は普遍的に認められているハーフの要素を持っていない」とは言えません。

    結果として、「ハーフ」と言う分類は定義が曖昧すぎてあまり意味を持たない物だと思います。定義が曖昧な物に普遍的な定義を付け足して、メリットがある様に思い込んでも、その定義に合致しない人達が傷つく可能性が増えてしまうだけで、新たな差別が生まれるのではと危惧します。

    6:02 PM テッド
    • テッドさん
       
      コメントいただいてありがとう★
       
      う~ん、たとえばこのウエブサイト「ハーフを考えよう」の中で「ハーフで得したこと」という内容のコラムのみを書き、世間に「ハーフは得している」というメッセージをメインで発していたら、それは問題だとは思います。が、数あるコラムの中で、ハーフだと不便な事や、ハーフでもバイリンガルだとは限らないということ、ハーフだからといってかわいいとは限らないということ、ハーフが遭ういじめについて書いてきた中で、「ハーフだと得したこと」という前向きな記事が一つあってもよいのではないかと思いました。テッドさが書かれているみたいに「ハーフと言っても全員が得しているわけではないから、『ハーフで得したこと』について書くのは危険」という見方もありますが、コラムをよく読んでいただければ分かるように、私は私自身の経験として、たとえば「ドイツ」や「ドイツ語」について書いています。(それは私がドイツと日本のハーフだから。)たとえばドイツ語を習いたい生徒さんはドイツ風や欧米風の容姿の先生にドイツ語を習いたがることが多いということを例に挙げています。
       
      テッドさんが書いている事もわかるのですが、私がコラムを書く際にいちいち「ドイツでない国の場合は異なる場合がございます」などと書くと、取扱説明書みたいになってしまうので、「当てはまらない場合もある」と毎回書けないということもご理解いただきたくお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いします★サンドラ★

      9:54 AM サンドラ・ヘフェリン
  • コメントありがとうございます。

    えっと説明不足ですみません。

    私自身がドイツ系になるのですが、父の体験したのはドイツでの滞在期間とほとんどが日本国内での体験になります。
    もちろん日本国内に関していえば父の付き合いのあるヨーロッパ系の方からは不愉快な思いはしていないです。
    むしろドイツでも差別的なことはまったく見ず知らずの人の言葉・態度で親交のある人達からではないそうです。
    だからこそ互いの文化を知り認め合うことの大切さと人の異なものに対する言動に気をつける事を私に語りかけていたのではと思っています。

    12:37 PM ムスティ
  • >ガイジン顔をした人は外国人だからという思い込みが捨てきれず、「ガイジンらしい」ふるまいを求める純ジャパ、いますね。”WOW”って言ってみて~、とかね(苦笑)プライベートでも問題ですが、仕事でも「ガイジン顔には英語しか話してもらいたくない」っていう人がいるのは大問題ですね。キャバクラじゃあるまいし、個人の期待を仕事に持ち込みすぎですよ、オジサン!!

    大大大同感!会社はキャバクラではないのですから、社員がハーフでも日本人でも、仕事をさせるべきなんです!それにしても「ガイジンらしい振る舞い」てそもそも何ですか??欧米人らしい振る舞い?インド人らしい振る舞い?東南アジア系らしい振る舞い?日本人らしくない振る舞い、も様々で、全ての外人が”Wow!”とか大げさなアクションをしまくるわけではないですよ。

    >「ガイジン顔(ハーフ)を一人社内に置いておけば、みんな英語をやる気になる」という感覚とかぶって見えました

    そうですね。だけどここでも一言!ガイジン顔にも様々で、欧米系も、インド系も、東南アジア系も、殆んどが日本人には見えない顔立ちですよね?じゃあガイジン顔なら誰でもいいのか、それとも「英語の勉強のモチベーション」のために欧米系顔のハーフを置いておきたいのか?と思ってしまいます。純粋に英語の勉強がしたいのなら、英語が堪能なインド人でもフィリピン人でも問題はないはずですけどね~。

    めっちゃ屁理屈を書いてしまいました m(__)m

    そういう私も「あなたは日本人じゃないから」と線を引かれてしまうことが非常に多いと感じます。態度に出てる、という感じです。

    10:16 PM Jannat
  • はじめまして!僕は19歳の大学2年生です。父親が日本人、母親がドイツ人のハーフです。母親のおじいちゃんがスウェーデン人なので北欧の血も入ってます。ドイツで生まれましたが、赤ちゃんのときだけなので、中身はまるっきり日本人です。母親がとにかく日本語に慣れようと思って家の中でも日本語しか使おうとしなかったので、僕は日本語しかできません(笑)。ただ、子供のときにドイツにいて近所の子供たちと遊んでいた二人の姉はどちらもドイツ語ができます。

    さて、ハーフで得をしたことは、かなり女の子にモテます(笑)。でも得なことと損なことは背中合わせです。黙って、歩いてたり立ってたりするとモテるんですが・・・ ハーフの男というと、かなりチャラいと思っている女の子が多いらしいのですが、しゃべってみてまじめな男とわかると、つまんないって離れてしまう。まじめな男が好きな子は最初から近づいてこない。かなりモテるっていっても一瞬です(笑)。去年は渋谷を歩いていたら芸能プロだって言う人にスカウトされました。でも、結構、臆病者なので走って逃げちゃいました。

    損をしたことは、語学に関してです。ハーフっていうと、日本語と片方の親の言語と最低でも英語の三ヶ国語くらいペラペラだろうと思ってる人が多いです。先に書いたように僕は日本語しかできません。英語だって日本の受験用の英語です。でも僕は母親似なので完全にハーフだってわかる外見です。高校や大学に入学したばかりのころは、英語の授業はかなり注目されます。先生もかなり注目します。当てられる確立かなり高し。でも全然できないとわかったときのまわりの宇宙人か詐欺師をみるようなあの目・・・ 何日かたつとハーフってこんなものかとまわりも普通につきあってくれますが。。。 でも高校1年のときはクラスに純粋なアメリカ人(もちろん日本語も英語もペラペラ)がいたので、余計に緊張しましたね。こういうトラウマもあり、いまでも語学は嫌いです。

    先月の出来事です。大学生の僕は語学がきらいなので理系の学部にいます(笑)。しかし、2年生まで一般教養で英語のほかに第2外国語を選択しなければなりません。それは大学入学時に選択するのですが、ドイツ語を落としてしまったら洒落にならないので、同じ落とすならとフランス語を選択しました。で、先月、2年生になったばかりの初めてのフランス語の授業のときです。先生は1年生のときと違う初めての先生です。先生が僕に近づいてきました。あぁぁ、・・・
    すると先生「失礼だが、君はハーフか?」僕「はい・・・」先生「フランスのハーフじゃないだろね?」僕「いいえ、ドイツです。」先生「えらい!!!」僕「はぁ。」
    先生はドイツのハーフだからドイツ語ができるのは当然のことで、それをあえて向学心からフランス語を選択したのだと思ったらしい。その先生の「えらい!!!」の一言の瞬間、僕を知っている友人たちは含み笑いをしてたのを僕は見逃さなかったです。でも、だんだん先生のほうも僕のフランス語を選択した本当の理由がわかってきたようです(笑)。

    8:50 PM ミカエル
    • ミカエルさん
       
      コメントくださってどうもありがとうございます!
       
      「モテる」話、面白かったです(笑)ホームページ「ハーフを考えよう」はどうしても恋愛ネタやモテネタが少なめなので、こういうネタは貴重です(笑)ぜひいつかまた詳しく聞かせてくださいね。さて、「損をしたこと」で「語学に関して」と書いていましたが、「ガイジン顔が英語もそのほかの外国語も話せない」って分かると、多くの純ジャパはミカエルさんが書いていたみたいに「宇宙人や詐欺師を見るような目」でハーフを見ますよね(苦笑)でも、そういう目で見てくる人自身も英語や外国語を話せなかったり。・・・そう考えると、容姿で「外国語や英語ができることを当たり前のように期待されてしまうガイジン顔のハーフ」って損ですよね。よくわかります。
       
      >先月の出来事です。大学生の僕は語学がきらいなので理系の学部にいます(笑)。しかし、2年生まで一般教養で英語のほかに第2外国語を選択しなければなりません。それは大学入学時に選択するのですが、ドイツ語を落としてしまったら洒落にならないので、同じ落とすならとフランス語を選択しました。で、先月、2年生になったばかりの初めてのフランス語の授業のときです。先生は1年生のときと違う初めての先生です。先生が僕に近づいてきました。あぁぁ、・・・
      すると先生「失礼だが、君はハーフか?」僕「はい・・・」先生「フランスのハーフじゃないだろね?」僕「いいえ、ドイツです。」先生「えらい!!!」僕「はぁ。」
      先生はドイツのハーフだからドイツ語ができるのは当然のことで、それをあえて向学心からフランス語を選択したのだと思ったらしい。その先生の「えらい!!!」の一言の瞬間、僕を知っている友人たちは含み笑いをしてたのを僕は見逃さなかったです。でも、だんだん先生のほうも僕のフランス語を選択した本当の理由がわかってきたようです(笑)。
       
      ↑こちらですが、体験談を書いてくださってありがとうございます!!ありがちですね。。。読んでいて本当に問題だなと思うのは、ミカエルさん(ドイツ×日本のハーフ)が例えばフランス語ではなく本当に純粋な気持ちからドイツ語を勉強したいと思ったとして、そしてもし大学でドイツ語を選んでいたら、それはそれでまた先生や同級生から「え?!ドイツ人なのに、ドイツ語を勉強するの?!」⇔「はい。ドイツ語できないんで・・・。」⇔「え?!ドイツ語できないの?!ドイツ人なのに?!」というような会話になるのは目に見えているわけで、タメ息が出ますね。
       
      そうやって容姿で、大学などで選択する言語に関しても、ハーフは気を揉まなきゃいけないという酷な現実。そしてその事に対する世間の理解のなさ。・・・・・またタメ息が出てきました(苦笑)でもタメ息をつきながら、これからも発信していきますので、よければミカエルさんもどんどん体験を書き込んでいってくださいね!ダンケ(^^)★サンドラ★

      3:46 PM サンドラ・ヘフェリン
  • サンドラさん、僕のコメントにお返事ありがとうございます。モテネタ少ないのですか?では今度の土、日にでもまたコメントさせていただきます。あと、サンドラさんとはtwitterで出会いましたが、その後「ハーフコミュニティー交流会」にフォローさせていただいたところ、驚くほど数え切れないくらいのハーフの人にフォローしていただきました。ちょっと、その中で会話をかわした人の中で特に印象深く、考えさせられた人がいます。そのことも書きたいと思います。
    淡い恋心にも似た気持ちも含めて・・・
    (twitterでこんなこと思っちゃいけないのでしょうが・・・)

    1:56 AM ミカエル
    • ミカエルさん
       
      いえいえ^^
       
      モテネタや、恋愛ネタ、いつでもウエルカムなので、お待ちしていますね(笑)
       
      「ハーフコミュニティー交流会」ですが、基本ハーフがたくさんいる場に顔を出すのはおススメです。とくに、今まで純ジャパの中で孤立無援でやってきたハーフにとっては、本当に楽しい時間が過ごせると思いますよ。会話の中できっと「ぼくも!」「私も!」とお互いに「ナルホド!」がいっぱいあると思います。・・・それでは次回のモテネタまで(笑)★サンドラ★

      2:12 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 僕も白人系ハーフですがハーフでよかったと思います
    毎日楽しいですし、友達もいっぱいできますからね
    でも、ハーフ=モテるみたいな偏見はやめて欲しいですね
    全然もてませんw

    3:47 PM 伊東

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