イジメ・ドイツ版(チン・チャン・チョーン!)

2012.2.9

先日、イジメ・日本版 について書きましたが、今回はハーフの子がドイツの学校で遭うイジメについてです。そう、イジメ・ヨーロッパバージョンです。

ドイツを含むヨーロッパの学校で東洋系の子供(日本人、中国人、韓国人、ベトナム人など。ドイツ人とのハーフも含む)がイジメに遭う場合、

そのイジメは

アジア人蔑視の人種差別的な要素が強いです。

ドイツ人の小学生の古典的なイジメ(私がドイツの学校に通っていた80年代にもあった)は、

1)

「チン・チャン・チョン!」

 

です。

—「チン・チャン・チョーン!」そう言って、ドイツ人の小学生がハーフの子(※日本を含む東洋系ハーフの子)をイジメます。この「チン・チャン・チョン!」は、ヨーロッパ、または白人の多い地域で子供時代を過ごした日本人であれば必ず知っている言い草なのではないでしょうか。

でも、知らない方のために紹介すると、「チン・チャン・チョン」とは、要はアジアの言語をバカにした「からかい」なのです。(注:私はからかいではなく、イジメだと思っています。)

ドイツ人の耳には、日本語や中国語、韓国語もベトナム語も全部、響きとして「チンチャンチョン」と聞こえるのです。

 

いえ、上に日本語、中国語、韓国語やベトナム語と書きましたが、実際には、少なくないドイツ人が「アジアの言葉は全て中国語。極東は全てがチンチャンチョン!」と思っています。つまり、「アジア人=全員中国人=全員チンチャンチョン」というわけです。この思考はドイツの田舎にひろく見られますが、都会だからといって、だいじょうぶかというとそうでもない。田舎風思考のドイツ人が都会にもいっぱいいます(たとえばミュンヘン)。

ドイツのあまり教養の無い人々の間で広まった、この「ひやかし」「からかい」は、もちろんドイツの子供たちの間でアッと言う間に広まり、アジア系の子を見つけては、この手の「はやしたて」をしてイジメています。ドイツ人5人ぐらいで、ハーフを「チン・チャン・チョーン!!!中国語しゃべってみろー!!やーい。」といじめて仲間外れにします。

酷いですね。

私も勿論言われた経験があります。私の場合は、容姿があまり日本人的ではなかったので、初対面でこれを言われる事はなかったのですが、母親が日本人だと分かった途端に、ドイツのイジメっ子集団に、

 

「家ではどうせ、親とチン・チャン・チョーンと話してるんだろー!!やーいやーい、チンチャンチョン、チンチャンチョン、Tching Tschang Tschong、Ching Chang Chong!!!」

 

と言われました。

 

ドイツ育ちのハーフの多くがこれを経験しています。というか、言われた事の無い東洋人またはハーフなんているのでしょうか????

2)

「目をビーッと吊り上げる仕草」

上記の「チン・チャン・チョン」に続くのが、ドイツ人イジメっ子に目をビーッと吊り上げる仕草をされるイジメです。ドイツ人様が近づいてきて、目を吊り上げる仕草をしながら、「ほーらホラ、オマエのような中国人(※下で説明)は目がこーんなに細いんだー!!!ばーかばーか中国人中国人、チンチャンチョン、チンチャンチョン!その辺にウンコしてみろー!」といじめられます。

ドイツ語で書くと“Chinese, Chinese!  Tching Tschang Tchong!  Tching Tschang Tschong!  Chinese sei nicht dumm, Chinese in die Ecke scheissen…“といったところです。このサイトも、誰かドイツで検索してくれて引っかかるといいのですが。訳すのもなんだか気分悪くなってきました。

※説明:ドイツ人イジメっ子は、東洋人または東洋人ハーフが、どこの国出身なのかには基本、興味がありません。東洋人は全員中国人です。

3)

「日本ではサルの脳ミソを食べるんでしょ?」 by ドイツ人の子供

「日本人ってサルの脳ミソを食べるんでしょ?昨日テレビでやってたもん。サンドラの家もサルを食べてるんじゃないのー?」と女の子3人に囲まれて言われたことがあります。

あまり口が達者ではなったので(←当時は)、「食べない」と言ったっきり、それ以上言い返せなかったのですが、

後日、仲の良いドイツ人のお兄さんに「同級生に、『日本人はサルの脳ミソを食べるんでしょ?』ってイジメられた。日本では食べないのに。全然ちがうのに。」と相談したところ、

笑われて、「サーンドラ、そういう時は、イジメっ子に『そうだよ!食べるよ!アナタのサル並みの脳ミソも食べたいから、今度ウチに遊びにきてー^^アンタの脳ミソ食べるの楽しみだなー。うっしっし。』と言い返せばいいんだよ!」

とのこと。

なるほど。

もしかしたらドイツでのイジメに勝つには、かなりブラックな感性の持ち主でないと難しいのかもしれません(爆)

しかしユーモアを交えた反論はいいですね。こういうウイットのきいた切り返しのできるドイツ人がうらやましいです。

4)

「日本では犬を食べるんでしょー?動物がかわいそう、犬がかわいそう。日本人ってサイテー!」 by ドイツ人の13歳の子供

これは「日本では犬は食べないよ」と答えてもムダです。イジメっ子の中では既に「日本人は犬を食べる」と決まっているのです。困ったもんです。

私は一時期コトあるごとに、この「犬」攻撃をされて辟易していました。

こういう「犬攻撃」をしてくるドイツ人の子というのは、たいてい犬や猫やポニーや馬が大好きな「将来は獣医さんになりたいの。動物が大好きだから♡」(“Ich möchte Tierärztin werden. Tiere sind soooo süüüüüß.“)系の心優しい女の子(勿論皮肉です)だったりします。そういう心優しい女の子が「日本人ってサイテー。チンチャンチョン。」といじめたりするのでタチが悪いです。

これも後日、上に書いた同じドイツ人のお兄さんに相談をしたところ、

また笑われて

「あははははー。そういう時は、『そうだよ。ウチは毎晩、ディナーは犬だよ。アンタの家の犬も食べたいから、今度犬を連れて家族みんなでウチに遊びに来て!』と言い返せばいいんだよ。」と言われました。

そうですか。。。。。w

あああドイツで生活するにはやっぱり必要不可欠な、極力ブラック思考。

今更ながらですが、タイムマシーンに乗って、当時の犬攻撃をしてきたドイツ人イジメっ子を言い負かしたい気もします。

しかし。

上の3)と4)に関しては、ブラックな反撃法を書きましたが、頭が痛いのは、やっぱり今もドイツに広く浸透している1)の「チン・チャン・チョーン!」のイジメと、2)の「目をビーッと吊り上げる仕草」のイジメです。

私には、いまだに、このチンチャンチョン攻撃に、どう反撃すればよかったのか、わかりません。

子供が「チン・チャン・チョーン!」と言われたり、目をビーッとされたり、「家ではオマエも親とチンチャンチョンと話してるんだろ」「母親は目が細いんだろう」と言われたら、どう反撃すればいいのでしょうか?

 

というよりも、どのようにして、このような人種差別的侮辱発言をやめさせればよいのでしょうか?

 

ドイツで育ちながら、そしてこのイジメを経験しながら私は今も答えがわかりません。子供がこういう経験をしたら、どう大人としてアドバイスしたらよいのかも分かりません。

 

皆さんだったらどうしますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記: アジア人蔑視のこの手のイジメは、ドイツを含むヨーロッパ全土に広がっています。私が日本に来てからお友達になったイタリアと日本のハーフの子に「ドイツでチン・チャン・チョンと言われた」と話したら、彼女は「イタリアでは、チャン・チュン・チョンだったよ。」と教えてくれました………

サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • あぁ・・・分かります・・・(涙)
    Tching Tschang Tchong! Chinese in Karton! ってヤツですね。
    ウチの娘2人も近い将来ドイツに住んでドイツの学校に通う運命になるのでぜひとも「ドイツいじめっ子へのスカッとする切り返し技」を学びたいものです^_^;
    でも、そもそもこういう低俗なコトを言うヤツラは(親も教養がなさそうだし)アジアの文化を全く理解できてないので色々言ってもムダでしょうけどねぇ。
    私も中学・高校とインターで過ごしましたが、ジャップ!って呼ばれたりしました。世界史のクラスでは「原爆落とされて当然!」とかね。あと英語の発音をからかわれたり(わざとヘンな高い声で大げさな話し方で真似して繰り返されたり)これはアジア系の人間が国際環境デビュー(笑)する時に白人から受ける洗礼なのでしょうかね?こうして「白人なんてアジアのことなど何も知らないアホなくせに」と勤勉なアジア人は心の奥で言い返して、いつの日か見返してやる!と頑張るのでしょうか?(爆笑)まぁシビアな見解が身について良いかも知れません。(少なくともバカ丸出しの白人崇拝者にはなりませんねw)
    でもサンドラさんも子どもの頃はやっぱり色々言われたんだと少しショックでした(苦笑)ウチの娘たちも絶対に色々言われるなぁー。トルコ系の子(ドイツには大勢いるけど)とかもイジメられてますか?

    11:18 AM sj
    • sjさん
       
      さっそくありがとう!色々言ってもムダ、ってところが悲しいところですねえ、ほんとうに。そもそもヨーロッパにはアジアに興味のない人も多いし、そこに「低く見ている」要素が加わっている事が多いので、本当に対処が難しいです。せめて放っておいてくれればいいんですが、イロイロ(チン・チャン・チョンとか)言ってくるんですよね・・・。sjさんがおっしゃるように、こういう経験をすると白人崇拝者にはならない可能性が大きいですね。私は、ドイツが好きですが、「ドイツ」と聞くと「お城」しか頭にない「ドイツ⇒メルヘン⇒お城」の人がうらやましかったりします。頭の中がバラ色でうらやましい。
       
      トルコ系の子供も大変ですよ。あからさまにKanake、Putzfrau、Kopftuch(ほかの人のために下の※マークで説明)などと言ってイジメるドイツ人もいますし、あとはもっと陰湿なのは、私のギムナジウムのクラスにトルコ人の女の子が一人いたのですが、ラテン語の先生が、明らかに彼女に対して「ふん、あんたのようなGastarbeiter移民なんかがヨーロッパ言語の基礎であるラテン語なんか覚えてどうするの」って態度なんですよ。その子もいい子で、気にせずにがんばり、Abitur(卒業試験)とりましたけどね。
       
      変なイジメに対する対処法は、「あなたAusländer外人がいないエリアに引越ししたら?もうナチスは居ないから、そういうエリアはあまりないだろうけど?」と切り返すのが強烈だけど有効かもしれません。★サンドラ★
       

      -Kanakeは南方系の容姿の人をバカにする際に使われる暴言
      -Putzfrauは清掃婦(トルコ系に清掃婦が多いことから、ドイツ人悪ガキがトルコ人の子供をイジメる時に「清掃婦、清掃婦」と言ったりする)
      -Kopftuchは一部のトルコ系も含むイスラム女性がかぶっているヴェールのこと

      11:35 AM サンドラ・ヘフェリン
  •  チン・チャン・チョン、なつかしいなあ。 十年以上前、トルコに住んでいたときに、ボクはおとなですが、道端ですれ違うトルコ人の子どもによくからかわれました。 「なんでボクの名前知っているの?」って答えて逆にからかって遊んでいました。 この程度のことは、イジメのうちにはいらないんじゃないかなあ。 子どもだって、腹が立つなら、喧嘩で負けてもいいから殴りかかる逞しさを身につけたらどうなんだろう。男の子はとくに、肉体的ぶつかりあいから友情が生まれるものです。(これ、かなり意図的な挑発意見です)
     インドネシアでは、日本人と中国人の見分け方なんていう、からかいがありました。 その1、Lを発音できないのが日本人、Rを発音できないのが中国人。 その2、O脚が日本人、X脚が中国人。 おとなにとっては、からかわれても楽しい生活でした。

    11:45 AM mustafa suzuki
    • mustafa suzukiさん
       
      挑発したなー@@
       
      「なんでボクの名前知っているの?」はかなり高度な切り返しですねえ。ぱちぱち。しかし。大人同士、または飲み会の席ならともかく、7歳、8歳ぐらいの女の子が学校でドイツ人10人ぐらいに毎日、顔を合わせるたびに「チン・チャン・チョン」と言われている場合はどうすればよろしいのでしょうか・・・。そしてその子がドイツ語があまり得意ではなかったり、なまっているドイツ語で何か言ったらもっとやられそうになる雰囲気のことだってあります。なので、チンチャンチョンはハッキリ言って、イジメです。
       
      >子どもだって、腹が立つなら、喧嘩で負けてもいいから殴りかかる逞しさを身につけたらどうなんだろう。男の子はとくに、肉体的ぶつかりあいから友情が生まれるものです。
       
      ↑いちりあるかと思いますが、一部の母親が聞いたら悲鳴をあげそうです。
       
      >おとなにとっては、からかわれても楽しい生活でした。
       
      ↑笑。うむむ。。。まあ、あとはですね、大人になってからからかわれても楽しい、と言いますが、それはmustafa suzukiさんが言葉に達者で、切り返しに長けているからですよ。そういう仕事ですし!でももっとなんというか、そう上手じゃない人というか、不器用な人もいることをお忘れなく。★サンドラ★

      11:52 AM サンドラ・ヘフェリン
  • いやーほぼ経験しました。
    何度説明してもチンチャンチョンやめなくて諦めました。

    昔、うちの母は石投げられました。

    まだまだ人種間に存在する大きな溝ですね。

    12:45 PM Yoshihiro Miyazawa
    • Yoshihiro Miyazawaさん
       
      >何度説明してもチンチャンチョンやめなくて諦めました。
       
      ↑説明すればやむ話でもないみたいですよね・・・。元々からかいが目的だから。
       
      >まだまだ人種間に存在する大きな溝ですね。
       
      大きな壁ですね(涙)★サンドラ★

      2:28 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ああ~もうわかりすぎるぐらい、わかる!先日の日本の地方郊外公立中学のイジメ話も結構陰湿だけど、欧米諸国でアジア人蔑視のイジメって本当に低レベルで、たまらんでした。チン・チャン・チョーン、っていうのは欧州で多かった。私はドイツ暮らしの経験はないけど、スペイン(とくに南部)でやられた。ロマ系の母娘に「不細工中国人ね~」って挑発されたし、アメリカではChinee weenie(チャイニー・ウィーニー)っていう卑語で叫ばれたりとかさ。アメリカではカリフォルニアとかでアジア系が多かった場所にいたけど、黒人やヒスパニックの人口がさらに多くてマイノリティには違いないし、むしろ白人以外の人種同士でもアジア系を嫌いだという風潮もあったし、複雑だったわ。アジア系をバカにするのは中南米でも結構あって、日本やアジアそのものに対しての無理解もあるけど、欧州や北米の白人から差別を受けた中南米系の白人の人々が「ウチらはアジア人よりはマシ」って思ってる??みたいな複雑な差別もあってさ…もちろんある程度裕福だったリ教育レベルの高い人々はそういう人種差別はいけないってタテマエ上子供に教えてるみたいだけど、どこの地域にもどの階層にも子供がアジア系バカにしても注意しないというか、そういう大人はいたしなあ。でもね、アジア人同士でもいろいろあってさ、在外邦人(海外生活してる日本人)が「私は中国人じゃない!日本人は中国人とは違う!間違えないで!」とか、やはり在外で生活してる韓国人の友人が「日本人と間違えられて腹が立った」ということもあったので、アジア人(系)同士も決してお互い団結してるわけではないというか、互いを蔑視したり心の中にあるんだと子供時代に見たり感じたりして…複雑。とはいえ、白人至上主義の中では、アジア系同士で仲良くなることも大いにあって、やはりそこは親しみがわくのかな。いずれにしろ、親しい友人になればナニジンであれ差別がどんなに人を傷つけるか気付くけど、アジア系がマイノリティの地域で通りすがりにチンチョンチャン~ってやられるのは、日本で通りすがりにハロ~って叫ばれるのと同じ苦しみだわ。。。ちなみに私は欧州で現地の子供達と海岸で散歩してた時、大きな海草が流れてきたので「N☆、日本人だから食えよ!」って真顔で言われて困った(生だしねえ。笑)

    1:27 PM N☆
    • N☆さん 
       
      体験書いてくれてうれしい。私も思っていたことと重なる部分も多い!たとえば、ドイツでもね、ホロコーストの過去があったから、子供がユダヤ人ジョークを言ったら即、退学勧告を受けるほど大人も皆目を光らせているし、黒人に対しても、肌の色の事をからかったら、注意に入る大人やドイツ人も多いんだよね。実際に、ドイツのメディアで取り上げられたりね。
       
      ところが、アジア系に対する、チンチャンチョンや目をビーっとやるのは、子供を注意しないドイツ人が多い。みんなね、「それぐらい、いいじゃない?ふざけてるだけだしさ。」という雰囲気。あとは「アジア系はかわいいから、からかってるだけよ。」とか、なんだか凄く低く見られている気がします。はぁ(タメ息)。
       
      N☆さんが、その国でのマイノリティーがアジア人をイジメたりもする、って書いてたけど、私も思い返すとたしかにドイツ人以外のドイツに住む外国人にも「チン・チャン・チョン」と言われたり、目を吊り上げられたりしたな。結局、世の中の法則として、マイノリティーはマジョリティーにされた差別の数々を、今度は形を変えて、更に別のマイノリティーに返す、という図式がどこも出来上がっていて悲しいです。
       
      それとそれと!N☆さんが書いていた、アジア人同士の葛藤、っていうのも同感。なんかね、私が「ドイツで日本人の子供が『中国人!』と言われてドイツ人にイジメられる」という話をすると、「失礼な!私たちは中国人なんかじゃないわよ!」と怒る日本人もいたりするけど、怒るポイントが違うと思う。それこそ色んなアジア系の人達と連携して、白人様に向かっていかなきゃいけない話なのにさ。知り合いや友達の日本人でも、ドイツに語学留学をして、ドイツ現地で韓国人と仲良くなった子が何人(なんにん)か居る。「同じアジア人が近くに来ると、白人だらけの中では凄くホッとした」と話していた日本人もいた。気持ち、なんだか分かる気がした。★サンドラ★

      2:23 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 当たり前なようなことだけど、やっぱり国、地域、学校によるようだね。。。オーストラリアやカナダなどの国は比較的に人種差別が低いほうなのかな?
      
    僕の通っていたオーストラリアの学校では、人種差別は全くなかったとは言わないが、「人種の理由で集団でいじめられる」と言うのは、殆どなかったなぁ。。。と言うか、見た事がない。人種差別者はそりゃ居るけど、まあ結局は居ても1人や2人ぐらいのイヤミな右翼系のいじめっ子が一人でいじめかかってくるぐらい(もちろん、他の子供は一緒に関わらない)。もし人種の理由でいじめがあっても、「そんな事でいじめるのはやめろよ」と周りの子供に言われると思う。
     
    「いじめはない」事ではないけど、「人種の理由」でいじめられるのは、殆どない。まあこれは、一部の学校内だけの話だけど。社会では差別はそりゃあったりする。それでも、比較的には低いほうだと思う。
     
    とにかく、オーストラリア人は誰でもどんな人種でも人を積極的に受け入れる習慣が強い。僕が小学校の頃、一人で居たくて好きで一人で座っていると、先生が気になったかようで、遊んでいる子供達に「一緒に遊んであげなさい」と言って勝手に仲間に入れられた(別に一人でいたかった訳だが。。。)。そしてもちろん問題なく仲間に入れられ一緒に遊んでいた。。。(え、これって例外?何故?)
     
    僕は英語を一つも喋れず、オーストラリアの文化や習慣を一つも知らず、典型的な日本人として現れたが、それでも皆は問題なく皆と同じように、他と変わりなく受け入れてくれた(よく考えると、何故だろう?そんなに他の国は受け入れが悪い・酷いのか?(笑))。
     
    まあそりゃ「チン・チョン」とかステレオタイプ的なからかいやイジメはあったが。。。あまり気になるレベルではなかった。一度「あなたは中国人、それとも日本人?」と聞かれた事があるが、何故かその質問に対して笑ってしまった(そりゃもちろん悪気はないから)。。。そして周りの同級生は「そんな質問聞くのやめろよ」と言ってた。
     
    だから。。。こんな国や環境の中で育ってしまうと。。。あまりにも比較的に他の国が酷く見えて、不思議にしか思えない(笑)。何故オーストラリアはこれだけ素晴らしい国なのだ!(笑)。と言うか、何故他の国はこれだけ酷いのだ!
     
    まあ、昔は「チン・チョン」とか言われたら気になっていたかも知れないが、今はあまり気にならないなぁ。。。て言うか、そんな事実際に言われたら笑ってしまうと思う。。。「犬食べるんでしょ!」とか言われたら、同じように「ああそうだよ、毎日犬食べてるんだよ~!」とか言い返してしまいそう。。。人種とかの理由で暴力にあったり、殴りかけられたりしたら、そりゃ大問題で気になるけど。。。やっぱりこういうレベルの挑発やからかいは、余り気にならない。。。(レベルがあまりにも低い)。やっぱりいじめっ子は相手が怒ったり悲しんだりするのを面白がるから、怒ったり悲しんだりするほうがいじめっ子の思うツボだと思う。。。「見下されている!」とか思ったりすると、そう思う方も一部は責任があると思う。

    6:25 PM AF
    • AFさん
       
      レスが遅くなってすみません。
       
      子供同士の人種差別的なイジメですが、国によって違うのかもしれませんね。AFさんはオーストラリアでハッピーな子供時代を過ごせたみたいでいい感じ!AFさんも書いていた「カナダ」に関しては、差別が少ないと私も何人(なんにん)もの人から聞きました。私の偏見かもしれないけど、基本カナダに関しては、あまりこの手の悪いニュースを聞かないですね。
       
      私自身の体験に関しては、日本とドイツ「のみ」の体験なので、残念ながら他の国での小学校はどのような感じなのか「実感」としてはあまりわからないのですが、カナダなどに人種差別的なイジメが少ないとなると、やはりこうドイツや日本は保守的というか、自分達だけでかたまりたい、とか、他の人種に対する「壁」のようなものがあるのかもしれませんね。。。。
       
      それから
       
      >「見下されている!」とか思ったりすると、そう思う方も一部は責任があると思う。
       
      ↑これですが、思うほうに責任はないと思いますよ。たとえばドイツには東洋人を低く見ている人も存在するのは事実なので、そういう人に「チンチャンチョン」「目の形がビーッ」などと言われたら、「あ、彼らに低く見られているんだ」「見下されているんだ」と思うのは自然な流れですし。★サンドラ★

      11:59 AM サンドラ・ヘフェリン
  • チンチャンチョンは言われたことないけど、私が通ったスコットランドの学校は田舎にあったので、学校の外に出ると「Chinese!」と言われました。しかも中国人さえ珍しいところだったので、動物園のパンダのごとく、じーーーーっと見られたり。
    だけど今考えると、そう言われたのは初めのうちだけで、言葉が分かるようになってからは通りすがりに言われたこともないですね。
    おそらく留学したのがかなり早かったのと、アジア系が珍しい地域でのスタートというのもあって、必然的に言葉を覚えて、欧米スタイルに必死に合わせた結果、「どこの国から来たのかよく分からない人」が出来上がったのだと思います。
    当時は「英語圏で英語ができない子供」「欧米スタイルに合わせられない子供」は一人前としては扱われないし、「アジアスタイルを崩さない」で生きて行くのは大変でした。
    それでも欧米では「国籍不詳の人」にも優しくはなかったし、今もそうだと聞きます。うちの娘はハーフでも移民だらけの欧米に住むとなると「国籍不詳の人」になります。欧米では「白人以外の人」は全て自分達白人より下、と見なしてしまいがち。欧米に住むとなると、うちの娘は差別を受けやすいだろうな、と想像してしまいます。
    チンチャンチョン、のほうではなく、以前も書いた「インド人なのに、なんたらかんたら(インド人差別)」「日本人?この顔とくるくるの髪の毛で!?ありえねー!」「本当は黒人のくせに!(くるくるヘアーのせいで言われかねない --;)」なほうです。悪い意味で「サギ!」みたいな扱いを受けてしまいそう。例え何も言われなかったとしても、私と娘、の組み合わせになると、絶対に動物園のパンダのような扱いを受けるでしょう。パパと娘の組み合わせならば、悪ガキから「お前のパパ、真っ黒だな!(どこかだ!?)」と言われそう --;
    はい、私は心配症過ぎです。起こってもいないことを、いちいち考えます。今からサンドラさんと仲がよかったドイツ人のお兄さん並みのブラックユーモアを考えておかないといけないのかな~!?

    8:42 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      「動物園のパンダのごとく、じーーーーっと見られる」の分かります!見るほうに悪気がある場合ばかりではないのですが、見られているほうはやっぱりパンダ気分になりますよね(苦笑)
       
      >それでも欧米では「国籍不詳の人」にも優しくはなかったし、今もそうだと聞きます。
       
      ↑たしかにヨーロッパはそうかも。ヨーロッパって同性婚を認めたりとオープンなところも多いわりには、コト人種に関して保守的のままだったりしますよね。スグに「どこそこの人」というふうにカテゴライズできないと気が済まないような人が多いと感じます。どんな容姿であっても、そして国籍不詳であっても、私は何の問題もないと思うのだけれど。
       
      >欧米では「白人以外の人」は全て自分達白人より下、と見なしてしまいがち。
       
      ↑そうですね。ヨーロッパで生活しているとこれは肌で感じます。たとえば、私の例で言うと、私が日本人と一緒に行動すると、あまり対応のよくないウエイターが、私が背が高い金髪系のドイツ人と行動すると対応がよかったり。言ったところで、本人たちも認めないのだろうし、無意識的にやっていることなのかもしれないけど、悲しいことです。
       
      >以前も書いた「インド人なのに、なんたらかんたら(インド人差別)」「日本人?この顔とくるくるの髪の毛で!?ありえねー!」「本当は黒人のくせに!(くるくるヘアーのせいで言われかねない --;)」(中略)悪い意味で「サギ!」みたいな扱いを受けてしまいそう。
       
      ↑「なになにジンなのに、XXだよね」という発言は、あまりに連発で言うと失礼にあたりますよね。あと、言っている人の意図がイヤ、というか。。。「黒人なら黒人らしく歌って踊ってろ」みたいな論理、大嫌いです、私★サンドラ★

      12:12 PM サンドラ・ヘフェリン
  • リンク貼り付けましたが、アメリカも同じような状況ずっと続いています。

    昨日は夫が職場で差別についてのクラスに出席しましたが、まずクラスが始まって最初に色々な人種のステレオタイプについて言って下さいと言われて、皆口々に好き勝手な事を言っていたそうでアジア人=運転が下手、頭が良い、手先が器用、首からカメラ、なんでもイエスなど等、、、
    笑いをまじえてクラスは始まったそうです、このクラス毎年一回あるそうです。
    でも結果リンク先のような事があるということはあまり効果が出てないのかしら?

    夫も職場で「この問題日本人だから分かるでしょ」、とかゲームで勝っても、「だって日本人だも~ん!」とか言われるそうです。もう本人かなり慣れてるそうです(と、口では言っています)。

    口には出さないけど沢山嫌な思いもしてきてます、アジア人嫌いな上司に昇進の邪魔をされたりわざと重要な書類を何度も無くされたり、、、

    今娘達は初のアメリカ生活が始まり、ここもアジア人率が低い土地柄なので何度言っても学校でチャイニーズと言われ、もういっその事チャイニーズって事にするか?って私と娘達は笑っていますが夫はいや、日本の魂忘れべからず!とばかりに日本代表として頑張れ!って言うんですよ。その点については洒落が通じません。

    まだからかわれて泣くような嫌な目にはあっていませんが、その時にはしっかり気持ちを受け止めてあげたいと思っています。
    相手は変えられません、自分が変わるしかないと思っています。

    12:48 AM みどリリー
    • みどリリーさん
       
      レスが遅れてすみませんm(__)m
       
      >昨日は夫が職場で差別についてのクラスに出席しましたが、まずクラスが始まって最初に色々な人種のステレオタイプについて言って下さいと言われて、皆口々に好き勝手な事を言っていたそうでアジア人=運転が下手、頭が良い、手先が器用、首からカメラ、なんでもイエスなど等、、、笑いをまじえてクラスは始まったそうです、このクラス毎年一回あるそうです。
       
      ↑こういうクラスをやるというアイディアは良いのに、みどリリーさんの書くように、あまり実際には活かされていないのかもしれませんね。もしかしたら、そのクラスを出た瞬間に内容を全部忘れちゃうとか(苦笑)

       
      下にみどリリーさんが貼り付けてくれたリンク、読みました。ありがとうございますm(__)m
       
      純粋にアメリカに憧れた人が、祖国(アメリカ)のために何かしようと胸を膨らませて入った軍隊で、「アジア系」という事で執拗なイジメに遭ったことに胸が痛みます。男同士のイジメも相当酷いみたいですね。私は女性なので体験したことが無いのですが、アジア系のハーフの男性、または東洋人の男性に聞くと、アジア人男性のほうが白人男性よりも体格が華奢な事も多いために、白人から勝手に「オマエはゲイなんだろ」などと決めつけられてイジメられたり、身長や体つきを理由にイジメられたりするみたいですね。軍隊の中のイジメというのは暴力も伴うのが常ですしイジメではなく犯罪だと思っています。
       
      それにしても軍隊のみならずアメリカ全土でアジア系の人に鬱(ウツ)や自殺が増えているとは知りませんでした。考えさせられます。
       
      そして
       
      >相手は変えられません、自分が変わるしかないと思っています。
       
      というのも深く考えさせられます。アメリカでの状況を書いてくれてありがとう★サンドラ★

      12:23 PM サンドラ・ヘフェリン
  • http://www.cnn.co.jp/fringe/30005318.html

    うまく反映されなかったのでこちらに。

    12:52 AM みどリリー
    • みどリリーさん
       
      リンクの貼り付けをありがとう!読ませていただきました★サンドラ★

      12:29 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 前にもいったように、チンチャンチョンは 日本語でアイラブユーっていうんだよっていえば 止めてくれた。

    6:19 AM 高原小百合
    • 高原小百合さん
       
      笑、なるほどー。参考にさせていただきます★サンドラ★

      9:30 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 今度言われたら Ja, ja, ich liebe dich auchって言えばいいじゃんー

    6:19 AM 高原小百合
    • 高原小百合さん
       
      たしかに。
       
      Übrigens muß ich sagen, daß das “Tsching Tschang Tschong”-Problem in Deutschland oft bagatellisiert wird. Da bekommt man zu hören man hätte es ja nicht bös gemeint und man hätte ja nur Spaß gemacht. Und im übrigen sei man ein Spielverderber und verstehe überhaupt keinen Spaß, weil man nach einem “Tsching Tschang Tschong”-Kommentar oder einer abfälligen Bemerkung über die Augenform nicht lauthals mitgelacht hat. Finde ich ziemlich daneben, muß ich sagen.
       
       
      Jeder anständige Papa oder jede anständige Mama würde ihr Kind sofort zurechtweisen, sollte das Kind Aussagen über die Hautfarbe eines Schwarzen machen oder Wörter wie “Neger” benutzen. Was ich jedoch beobachtet habe, ist: Bei “Tsching Tschang Tschong”-Sprüchen oder angeblich “lustigen” Faxen über die Augenform der Asiaten weisen jedoch nur sehr sehr wenige Eltern ihre Kinder zurecht. Viele Eltern behaupten zusammen mit ihren Kindern, man habe ja wohl nur Spaß machen wollen und das sei doch wohl noch erlaubt und man solle doch nicht so empfindlich sein……bla bla bla……Habe diese Art von Rechtfertigung irgendwie satt, weil es doch sehr menschenverachtend und RASSISTISCH ist sich über die Sprache und vor allem über das “Aussehen”(schmale Augen der Asiaten) lustig zu machen.
       
      上に書かれていることの要約:
       
      ドイツでは、たとえばドイツ人の子供が黒人に対して肌の色の事を言ったり、Negerなどの黒人に対する差別用語を使うと、子供を注意し叱るドイツ人親が多いのですが、東洋人に対する差別には甘いです。よってドイツ人の子供が東洋人の目の形をバカにしたり、アジアの言葉をバカにして「チン・チャン・チョン」などとやっても、注意もしなければ叱らないドイツ人親が多い。でも、アジアの言語を「チン・チャン・チョン」と言ってバカにする事や、目の形をバカにする事は人種差別です。★サンドラ★

      9:37 AM サンドラ・ヘフェリン
  • みどリリーさん
    リンクありがとうございます!私がいつもいつも言いたいのはこれなんです!アメリカや欧米では数が少ないアジア系、または白人ハーフじゃないマイノリティは絶対に差別されるんです。
    私の勝手な解釈ですが、「私たちは日本人だ!」以前の問題で、彼らに取ったら「後から来たよくわからない奴ら」でしかないのでしょうね。しかもアジア系の傾向として、親が教育熱心なことも多いため、子供の教育には必死になって取り組む。だから必然的に大学進学するアジア系も多い。そしてどんな境遇でも良く働く。
    その結果、昔からいる「国民」が自分たちの居場所を取られたと感じるのかも知れません。いじめは立派な犯罪なのに、少数派のアジア系に自分たちの怒りの矛先を向けているとしか思えません(怒)!

    1:09 PM Jannat
  • ハーフじゃなくても街のクソガキに言われたことあります~「チンチャンチョン」私は最初は無視してたけど、そのうちに「そういう風にしか聞こえないなんて耳悪いね~。」「そんな日本語無いし」とか言ってましたそしたら黙ったよ(笑)そういえばChinese、Chineseも言われた事ありますし、「犬を食べるんでしょ?」と言われたこともありますが、犬を日本で食べないのを知らない程度の人にいくらChineseと言われても腹も立たなかったというか・・・(笑)冷静に「私は中国人じゃないし、日本では犬を食べる習慣は無い。もっと勉強したら?」と言い放っておりました(笑)それと今思い出したのですが、小学生くらいの女の子に「チンチャンチョンてどういう意味?」と訊かれた事があります。で、例のごとく「そんな言葉は日本語には無いよ♪」と答えました。まあ、私ももう一応大人だったのでそれほどではなかったけれど、子供の世界ではこういうのは深刻ですよね。

    8:31 PM さとくま
    • さとくまさん
       
      >ハーフじゃなくても街のクソガキに言われたことあります~
       
      ↑東洋人または東洋系がドイツに住むと必ず経験しますよね・・・。
       
      さとくまさんの、「そういう風にしか聞こえないなんて耳悪いね~。」の切り返し、ナイス!まあ、大人になったら、さとくまさんの書くように、そういう事を言ってくる教養の無い人とは付き合わないのが一番ですが、やっぱりモンダイは、学校の同じクラスの子供によるイジメですね。毎日のことですし逃げ場がないですからねえ。★サンドラ★

      12:46 PM サンドラ・ヘフェリン
  • Da Sandra-san einen Kommentar selber auf Deutsch schreibt, wage ich auch etwas in gebrochenem Deutsch zu kommentieren.
     
    Obwohl ich keine Erfahrung des Schulbesuches in Deutschland habe, verstehe ich schon, dass das “Tsching Tschang Tschong” -Problem leicht dort passieren kann —jetzt nicht nur in Detschland, sondern auch in anderen europaeischen Laendern. Die Tatsache, dass “Tsching Tschang Tschong” in ganz Deutschland verbreitet ist, stimmt mich bedenklich. Man kann es auch so sehen, dass das Mobbing, das aus “Spass machen” oder “sich lustig zu machen ueber die Augenform der Asiaten” besteht, nicht so ernsthaft und schlimm ist wie die heimtueckischen Peinigungen an japanischen Schulen, die in der letzten Kolumne beschrieben worden sind, aber es ist doch wesentlich, wie asiatische Kinder das empfinden. Bei den Aussagen ueber die koerperlichen Eigenschaften, wie z.B. Augenform wird sicher nicht der Angriff gegen ein bestimmtes Kind gemeint, sondern die Verachtung auf Asiaten als Rasse im Allgemeinen. Aber das Kind kann das vermutlich nicht verstehen. Erwachsene koennten vielleicht eine solche Verleumdung gegen die Gesellschaft, zu der sie gehoeren, einigermassen “wegstecken”. Die Wirkung aufs Kind ist jedoch zweifach: Es nimmt das Wort erstens als persoenlichen Angriff wahr, und als zweites auch als Verneinung/Zurueckweisung seiner Identitaet als Schueler oder als Buerger (Kind) in Deutschland.
     
    “Tsching Tschang Tschong” lernen deutsche Kinder vielleicht im Kinderkreis, insbesondere von aelteren Kindern. Aber ich stimme Sandra-san zu, dass Eltern oder Erwachsene dafuer verantwortlich sind, in dem sie das bagatellisieren und es manchmal absichtlich uebersehen. Der Grund hierfuer ist wohl eine tiefenpsyologische Verachtung gegenueber Asiaten. Deswegen halte ich es fuer wichtig, dass alle Erwachsene die Vorurteile und Veractung gegen andere Rassen wegwerfen. Ich glaube, dass die Rolle von Mischlingsleuten dabei eine grosse Rolle spielt. Solche Taetigkeit, wie Sandra-san in dieser Kolumne macht, ist wichtig um die Miteinanderverstaendigung zwischen Asiaten und Europaeer zu befoerdern.

     
    日本語訳:

     
    僕はドイツで学校に通った経験はないのですが、チン・チャン・チョンというよ
    うなことがあり得ることは、容易に想像できます。— 今やドイツだけでなくヨー
    ロッパの他の国でも。そしてチン・チャン・チョンがドイツ全体に広がっている
    ことに憂慮を感じます。単に遊びやからかいであり、前回のこのコラムで取り上
    げられた日本の学校での陰湿ないじめとは違って、そんなに深刻ではないという
    見方もあるかも知れませんが、問題は言われた東洋人の子供が、どう受け取るか
    だと思います。目の形のような身体的な特徴への言及は、殊にその子への攻撃と
    して言われるのではなく、人種全体への誹謗である訳ですが、子供にはその点が
    よく分からないと思います。大人でしたら自分の属する社会への中傷は、それな
    りに聞き流すことができますが、子供では影響は二重です。自分が攻撃されたと
    感じると同時に、自分がドイツの学校の生徒としてそしてドイツで暮らす子供と
    しての存在を、否定されたように感じるのではないでしょうか。

     
    恐らくチン・チャン・チョンは子供たちの仲間で、殊に年長の子から覚えるのだ
    と思いますが、親や大人がそれを軽視し、時には意図的に無視していることで、
    彼らにも責任があるというサンドラさんの見方に賛成です。根底には東洋人蔑視
    の潜在意識がそうさせているのかも知れません。ですから、全ての大人の社会で、
    東洋人への偏見や軽蔑を解消することが、まず重要であるのではないかと思うの
    です。その際、ハーフの人々の果たせる役割が大きいのではないかと思います。
    サンドラさんがこのコラムでしているような活動は、東洋人と欧米人の相互理解
    を進める上でとても大切なのだと思います。

    2:56 PM JUN
    • JUNさん
       
      ドイツ語と日本語の両方でコメント下さってありがとうございます。私が今回、ドイツ語も少し入れて書いたのは、ドイツで誰か検索してくれないかなー、とちょっと思ったりしたから(笑)
       
      やっぱり差別する側に知ってほしいですからね。「チン・チャン・チョン」とやってしまう人の中に、JUNさんが書かれているような「東洋人に対する蔑視が潜在的にある」のだと私も思います。「チン・チャン・チョン」と言ったドイツ人に、すこし間をおいて、「あなたには東洋人への差別意識がある」と言ったら、「それはちがう」と否定するドイツ人がほとんどですが、まあ本人も気づいていない、本当にJUNさんが書いているような「潜在意識」の中でのことなので厄介ですね。
       
      けっこうダブルスタンダードの人がいたりしますね、ドイツ。たとえば、「チン・チャン・チョン」とやりながら、「東洋人の目はかわいい」と言ってみたり、中国からの赤ちゃん(養子)を欲しがったり。なんだか、一本筋では行かない根深いものを感じます★サンドラ★

      2:21 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ああ、チン・チャン・チョーンね。
    聞き飽きて、屁とも思わなくなりました(笑)。
    手を合わせてお辞儀されたりもします。
    メンドクサイので、気づかぬ振りして無視してます。

    ドイツの大人で、ある程度の教養を持っている(と思っている)人は、アジア系にも寛大で、
    会話が成立し、こちらの知識がある程度の水準にあると判断すると、
    差別は感じなくなります。
    人種差別が酷いと感じたのはイタリアでした。

    ただ、ドイツの学校のイジメ、
    アジア系もそうですが、「何かしらコンプレックスを持っている子」に容赦ないと感じています。
    いじめる側の精神的な弱さ(誰かスケープゴートを苛めて、自分が強いと思いたがる)構造の強さ、「強い・大きい」を尊ぶ幼稚園児達の会話にも現れていました。
    ・・3歳児に、「私の方が、あんたより大きいんだから(ちなみに私は父兄)」と偉そうに言われ、苦笑するしかありませんでした。
    あの、大きくて、強いを尊ぶ風潮は、どこから来たんでしょうね、ドイツ。

    アジア系=苛められる、とは限りません。自分より強い相手は苛めないので、
    からかうと「何だ、バカ野郎。放っておいて。」と冷たく相手にせず、且つクラスメートから頼られるほどしっかりした子は
    標的になりませんでした。
    すぐにムキになって怒ったり泣いたりする子は・・標的になり続けます(涙)。
    ドイツ社会は「弱いものはいたぶろう」なのかと私の中で葛藤がありました。(今では、どこでもバカはいるから、つきあわなければいいと割り切りました)

    親として、子供を一人で悩ませないように、
    外堀を埋める(教師との連携。他の親との人間関係の構築)こと、
    「人間は皆、違う。良い・悪いでなく、違うだけ。」と差別が間違っていると認識させること、
    世界は広い。ココでの価値観は世界で通用しないことがある、と教えること、
    など、試行錯誤で日々努力中、です。

    そして、いじめっこ対策は、
    「相手の親のリサーチ(親が子供を妄信しているか、子供が親の前で良い子を演じているか)の上、
    話して通じる親ならば、私が親と知り合って、
    いじめっ子に「親に直接話せるんだよ」と見せ付けて、牽制する」です。
    親が会話の成立できない相手ならば、子供たちには「全力で走って逃げろ」「姿を見かけたら、別の道へ行け」と。
    消極的な方法ですが、学校も先生も「こりゃ駄目だ・・」と見放している親がいるので。。

    余談ですが・・
    今年は、サッカーヨーロッパ大会の年。
    ドイツ人の国民意識が高揚し、差別いじめが増える時なので、
    今から胃が痛いです。

    あと、ハーフとはかかわりのない差別として、
    「ギムナジウムとハオプトシューレ」も危惧しています。
    最近子供から「あの子はハオプトシューレ・ドイツ語だから」と聞き、ハオプトシューレドイチュなる言葉の存在を知りました。
    差別・イジメをされていた子が、いつか差別・イジメの加害者になる、ということにならないように、
    どう子供達と向き合うか、課題をつきつけられています。

    4:27 PM ゆうき
    • ゆうきさん
       
      現場の方(つまり今現在ドイツにいらっしゃる方)からのご意見大変嬉しいです。
       
      読んでいて、ああ忘れていた!と思うことがありました・・・そうです、ゆうきさんが書いていた「手を合わせてお辞儀されたりもします。メンドクサイので、気づかぬ振りして無視してます。」というの!あれもバカにしてますよねー、アジア人を見ると手を合わせてイキナリお辞儀。なにか言いたげなニタニタ顔で。これって、された事がない人だと、「え?いいじゃない?仲良くなりたかっただけじゃない?」とか言いそうですが、経験した事のある人は、「バカにされている」とスグにわかりますね、この「手を合わせてお辞儀」。ワタシなんか修学旅行で、夜酔っ払って本音が出たドイツ人の先生に「日本では今でもこういう事やってるの?」と言いながら手を合わせてお辞儀されたことありますよ(爆)明らかにバカにした感じ。あーあ、という感じですね。
       
      >人種差別が酷いと感じたのはイタリアでした。
       
      ↑どんなふうにですか?
       
      それから
       
      >いじめる側の精神的な弱さ(誰かスケープゴートを苛めて、自分が強いと思いたがる)構造の強さ、「強い・大きい」を尊ぶ幼稚園児達の会話にも現れていました。・・3歳児に、「私の方が、あんたより大きいんだから(ちなみに私は父兄)」と偉そうに言われ、苦笑するしかありませんでした。あの、大きくて、強いを尊ぶ風潮は、どこから来たんでしょうね、ドイツ。
       
      ↑って、ゆうきさん鋭いですね^^たしかにその通り!私は気づかなかったのだけれど。でも、ゆうきさんの書いていたことを読みながら考えてみると、たしかにドイツでは背が高くて横に太っていればいるほど良い、声もでかければでかいほど良い、気も強ければ強いほど良い、みたいな概念が確かにありますね。下品な話で恐縮ですが、以前、ドイツの幼稚園児同士の会話を聞いていたら、幼稚園児同士で「ウチのパパのXXXXは、こーんなに大きい!」、「いや、ちがう!ウチのパパのXXXXのほうが、アンタのパパのXXXXより大きい!」「いや、ちがう!ウチのパパのXXXXが一番大きいんだ!!」とかずーっと張り合ってる子達がいて、笑うとともに呆れました(笑)なんなんでしょう、この会話!!
       
      >ドイツ社会は「弱いものはいたぶろう」なのかと私の中で葛藤がありました。
       
      ↑たしかに、ゆうきさんが書かれているこの構図、ドイツにはあると思います。日本とちがい、「やり返せる自由があったのに、それをしないのは本人が悪い!」って空気が漂ってますね、ドイツには。
       
      >あと、ハーフとはかかわりのない差別として、「ギムナジウムとハオプトシューレ」も危惧しています。最近子供から「あの子はハオプトシューレ・ドイツ語だから」と聞き、ハオプトシューレドイチュなる言葉の存在を知りました。
       
      ↑ドイツにある職業差別ですね。私がドイツより日本のほうが好きなのは「職業に対する考え方」ですね。ゆうきさんも書いているように、職業に就く前からGymnasium (将来、大学に進みアカデミックな職業に就くための学校。10歳~19歳までと長く通う学校)VS Hauptschule(15歳か16歳ぐらいで職業に就くための学校。将来お肉屋さんや美容師さんなどになるための学校)というふうに学校からして分かれていますね。そしてアカデミックな職業に就きながら、Hauptschule への差別感情が丸出しの人、いますね。当然、子供もそれを身につけて、スグに「俺は/私はGymnasium。あいつらはHauptschuleで頭悪い」と威張る。このGymnasium VS Hauptschule にまつわる差別が外国人差別と結びつく事も多く、最悪です。「オマエはトルコ人でHauptschuleだから将来は、母親と同じくPutzfrau(清掃婦)になるんだろー!やーいやーい!」というイジメが後をたたないからです。★サンドラ★

      2:33 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私も「○○人だからXXでしょ!」は大嫌い!「○○人」と何でもカテゴライズしたがる傾向も大嫌いです。
    欧米やアメリカの白人にありがちなダブルスタンダードも理解できません。アジア人を差別しておきながら、アジア人の子供は育てたい!?そういう親にアジア系の子供を育てて欲しくない!と冗談じゃなく思ってしまうのは私だけでしょうか?
    自分が産んだ子供を育てるのも大変なのに、養子となると手続きがもっと大変!お金もかかる。それを分かった上でないと、養子をもらうべきではないです。
    欧米特有の職業差別も私は大嫌い!きれいごとではなく、どんな職業も世の中に必要だからあるわけです。日本はどんな職業でも働くことが奨励されていて、職業で差別されている、とは思ったことがないですね。Hauptschuleってそんなに悪いか?肉屋や美容師だってないと不便で大変だし、清掃婦だっていないとたちまち困るのでは?
    職業=必要だから生まれる、と思っている私には、職業で差別される、というのがどうしても理解できないんです。

    12:27 AM Jannat
    • Jannatさん 
       
      ドイツの職業差別は私も好きではないです。どんな職業でも社会の役に立っているし優越をつけるところではないと思うからです。でもアカデミックで品のよい感じのドイツ人でもそういう考え方の人もいるし、これは簡単に解決できない問題ですね。
       
      さて、
       
      >欧米やアメリカの白人にありがちなダブルスタンダードも理解できません。アジア人を差別しておきながら、アジア人の子供は育てたい!?そういう親にアジア系の子供を育てて欲しくない!と冗談じゃなく思ってしまうのは私だけでしょうか?
       
      という点に関しては、ハッキリと分かれている場合もあれば、そうでない場合もあるのが難しいところですね。たとえば「アジア人をバカにしている=アジアから養子はもらいたくない=基本アジアもアジア人も嫌いだから接点を持ちたくない」VS「アジアへの差別意識がなく、オープンマインド。アジア各国の事情にも詳しく養子縁組をしている」というのがハッキリと分かれているケース。ところがところが、コトは複雑で、一方で東洋人をバカにしながら、もう一方では「好き」という感情を持っている人も少なくなくて、これはこれで複雑なだけに厄介なんです。こういう人は日常生活で東洋人をバカにする発言をしたり、そういう行動をとりながらも、アジアを旅したり、やたらお寺に興味があったり、東洋人の「友達」もそれなりにいたりします。極論を言うと、配偶者が東洋人でありながら東洋人をバカにしている白人もいれば、逆に配偶者は白人だけれど東洋人を対等に見ている白人もいる、ということなんですよね。なので、ハッキリと「あの人は奥さんが日本人だから日本への差別はしない人だ」とも言えないのがこの問題のとても難しいところなんです。★サンドラ★

      12:58 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 日本とドイツ、二つの国での体験それぞれを連続して書いてくださったこと、とてもとても意義深いと感じました。
    というのは、色々な場所で色々な人に好き勝手に評価され接せられやすいのがきっと、ハーフの人の生まれたときからの日常であるのに、そんなことを思いもよらないで手放しにハーフの人に悪感情を持ったり、うらやんだりする人が多いように感じていたからです。この対比した文章を読んで初めて、ハーフの人の人生というものが自分から見えている部分だけでない重みのあるものなのだと気づく人もいるかもしれないと思いました。テレビに出ているハーフのタレントなどの作り出すイメージも手伝ってか、ハーフの人の人生にリアリティーを感じていない、もしくは求めていない人って結構いる気がします。ハーフの人には「こうあってほしい」(英語がペラペラであってほしい、自分とちがう習慣・嗜好・性格を持っていてほしい、など)というイメージを持っていて譲らない、それがハーフの人も自分と同じように失礼なことをされれば傷つくのだという当たり前のことを忘れさせる雰囲気につながっているような気もします。この文章にリアリティーをつきつけられ、少し意識を変える人もいるかもしれないと思いました。

    ドイツの人にも是非読んでほしいですね。そして意見を聞きたい。
    私はドイツで暮らしたことがないので、アジア人やハーフに対するいじめが起こったとき、一般的な親や教師がどのように考えるのか想像がつかない部分が多いのです。
    みなさんの書き込みを読むと、ドイツにおいてアジア人に対する差別やいじめに対処してもらうには、「教養のあるドイツ人」(ずいぶんざっくりした、そして差別的でしょうか?な言い方になってしまいました、つまり「アジア人差別」について考える気がある人、です)を味方につけることが不可欠なようですね!その先にダブルスタンダードや職業差別の問題が待ち構えているにしても、やはり、教師や子供を持つ大人を中心に、このサイトを紹介するなど、コツコツ啓蒙していくのが、地味だけれど第一歩のように思いました。根深い問題だから大きな変化はないかもしれないけれど、やらないよりは、と思います。

    それからやはり私がひっかかったのは、サンドラさんにお兄さんが提案した反撃法。
    前回のコラムのコメントにも書き込んだけれど、やはりブラックユーモアや嫌味で反撃するのは根本的な解決から遠ざかるおそれがあると思う。
    反撃したい気持ちは無理もないとおもうし、反撃した人を責めるつもりは決してないのですが。
    また「もうあなたとはまじめに話したくないです」と相手に示すにはこの方法は有効だと思うのですが。
    子供のうちから、相手に「ちゃんと話しても意味がないのでちゃんと話さない」という癖がつくのは、「すこし話せばわかりあえる人」との出逢いを狭めてしまいそうな気もします。
    そもそも相手が子供の場合、ブラックユーモアを理解できるとも限らないと思う。「犬食べるよ」と答えたら「やっぱり食べるんだ」と受け取ってそれが広まるとあとで修正したくなったときに手こずりそうだし、例えば私が「犬食べるよ」と答えたらほかの日本人やハーフの子が同じことを聞かれて「私は犬食べない」と反論しても、いじめっ子に「ゆりが日本人は犬食べるって言ってたよ」って切り返されたらそう言われた子は目の前が暗くなると思う。
    そしてこんなとき大人が「こう言い返さなきゃ」なんて、言われたその子を責めるような言い方をするのは問題だと思う。「やり返せる自由があったのにそれをしないのは本人が悪い!」という考え方があるとは言っても、まずは、最初に嫌なことを言い出したほうが悪いに決まってるんだからそちらの話を先にすべきだし、言われて傷ついた気持ちに共感しようとするのが大人のすべきことだと思います。「やり返す」ことはその場しのぎであって、解決法ではないですよね。いじめられている側からしたら、その場しのぎでもいいからしのぎたいという気持ちなのでしょうが、大人が解決法をひとつも提示・実行しないで、その場しのぎをあたかも解決法かのようにいじめられている子供にだけ説く、というような構図に私は見えて、憤りを感じました。ときにはユーモアで憂鬱を吹き飛ばすことも必要なのかもしれないけれど、やはり根本的な解決も目指さなければと思います。しかし、根本的な解決。それが本当に難しいのですよね…。
    私の考え方としては、まず軽い悪口のような段階なら、可能なら、言われた子供から直接いじめっ子に「こうこうこうで嫌だからやめて」と伝える。やめなければ、言われた子の親からいじめっ子へ冷静にアプローチする。だめならいじめっ子の親、教師、と談判の輪を広げていく。という段階を踏めたら踏むのがいいように
    思うのですがどうでしょうか。もちろん、いじめられている子と親の会話、共感と傷ついた心のケアを最優先した上で。

    2:41 AM ゆり
    • ゆりさん
       
      まあドイツは戯画や風刺画(caricature)も多いですし、もともと感覚はかなりブラックなんですよ。かなりそのあたりの感覚は日本と違うかと思いますので、イジメの対処法も国別といいますか、「どこも一緒」ではないと思います。私はそのお兄さんが言ったことはドイツに関しては効果があると思っています。実際に私はその反撃法を使うまでには至らなかったのですが(←気が弱かったため・・・^^;)、そういうブラックな反撃法を身につけることはドイツで生きるためには大事なことです。逆に「日本では犬を食べると勘違いされては困る」「日本ではサルの脳ミソを食べると勘違いされては困る」と大真面目にイジメっ子を相手に説明に挑むほうがイジメに拍車がかかりやすい面もあるかと思います。
       
      「日本のことをもっとわかってもらおう」そういう素直で純粋な気持ちから、日本に関する説明を始めたり、お寿司や着物をドイツ人に紹介したり(←ゆりさんは書いていませんが)、というのは、日本やアジアに対してある程度興味を持ってくれているドイツ人、逆に興味は持ってくれていなくても性格が素直なドイツ人に対しては効果があるかもしれませんが、ハナから東洋人を見下していたりイジメをする人相手には効果があるとは言いがたいでしょうね。そこで、日本のことをアレコレ説明しても、「あはは面白いから、明日からアナタ着物を着てその辺に立っててよ。着物姿でチン・チャン・チョンとしゃべってくれたら、もっと面白いし!!」という反応が返ってくるのがオチかと思われます。(残酷ですね・・・・)
       
      ゆりさんは、今までの書き込みを見ていると、性格が素直な方のようですね。私も、たとえばドイツで一部の人が日本について間違った知識を持っているのであれば、正確な情報を事実として伝えたい、日本のことをわかってほしい、という気持ちは人一倍強いのですが、これをイジメっ子相手にやっても、しつこいようですが効果はないですね。ゆりさんはおそらくこれからドイツに住む機会はないかと思いますが、もし住む機会があったら、または長期にわたり滞在する機会があったら、ぜひそのあたりの事を観察してみてください。きっと面白いですよ。そして、そのひねくれたブラックな感覚にブチ当たる時、「あ、サンドラが書いてた『ドイツ人のブラックな感覚』ってこういうことなんだ」とお分かりいただけるかと思います(笑)
       
      なので、「チン・チャン・チョン」と言われたら、上にmustafa suzukiさんが書いていたように「え?なんで僕の/私の名前知ってるの?」という反応や、上に高原小百合さんが書いていた「チン・チャン・チョンは愛してる!って意味だよ。アイ・ラブ・ユー♪」ぐらいに返しておくのがドイツにおいては効果的かと思います。そこで真面目に「でもそうしたら、ドイツ人は本当に日本語ではチン・チャン・チョンは愛している、という意味だと思ってしまって余計に誤解が解けない」と真面目に考える必要はないと思います。
       
      ただ、やっぱり小学生ぐらいの小さな子供に関しては、そこまでのブラックユーモアを身につけるのも難しいですし(あと私は個人的にはブラックユーモアはなんだかなあ、と思っていたりします)、東洋系の子供が大勢のドイツ人に「中国人中国人!」などと言われて一人で解決できずに辛い思いをしていることも多いので、そういう時は親がドイツの学校の先生や父母会などで毅然とした態度でお話しにいくのが良いかと思います。「黒人に対して、肌の色の事を言ったらドイツでは差別でしょう?アジア人の目の形をバカにするのもそれと同じ差別ですので、今すぐやめさせて下さい。」と話をするのが良いかと思いますね。良識のある人にはすぐに理解してもらえると思いますよ。もちろん一番良いのはそこまで悪化する前に、上にゆうきさんが書いていたように、親が外堀を埋めていく形ですが。つまり父母や先生など味方になってくれる人と親が予め連携をしておく、ということですね。★サンドラ★

      4:32 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 「ユーモア」で返すと言うのは。。。やはり僕が思うのは、「ユーモア
    を使って相手を反撃して恥をかかす」と言うのが真の目的ではなく、「自分に余裕があると自然にユーモアに繋がる」と言った感じだと思う。僕が思っている「ユーモア」とはやはり。。。「冗談も分からないのか!」とか「自分がバカにされても構わない」ぐらいに余裕があって別にバカにされても自然にユーモアを使って相手やグループを緩めて油断させると言った感じだと思う。まあ、そりゃあまりにも酷くて耐えられないような程のいじめや差別があったり、あまりにも過激で差別感情や怒りが強くて冗談が通じない人達も居るが。。。それは例外のケースだと思う。いや、例外だと良いが。。。あまりにもアブナイ人は警察にでも通報したほうが良い。。。(笑)
     
    前に欧米と日本のいじめの違いを書こうとしていたが。。。やはり基本的には、欧米では「強くて口が達者でウイットが優れている」ような人がいじめられにくくて、日本では「皆と同じでおとなしい」ような人がいじめられにくい。要するに、欧米では「日本人みたいにおとなしくて自己主張が低い」人がよくいじめのターゲットになり、日本では「皆と違って自己主張が高い欧米人みたいな人」がよくいじめられたりシカトされたりする。結論は、いじめられるのは少数派だ。
     
    しかし、いじめられないように、「日本では皆と同じようになるように努力する」とか「欧米ではウイットを磨く」とかするのは、間違っている思う。その理由は、いじめの根本的な問題は「少数派や皆と違った者を仲間外れにする」なのだから。よく考えると、「自己主張が高くて皆と違う意見を持つ」ことや、「おとなしくて相手や集団と協調できる」ことは、ちっとも悪い事ではないのだから。いや、本当はどちらもあらゆる個性の長所だ(もちろん、それはどちらの傾向にも偏りすぎていないと。。。)。だから「自分を変える」と言う事は、間違っていると思う。「皆と同じ」になりたいと、それは結局はいじめの理由に繋がっていると思う。

    8:28 AM AF
    • AFさん
       
      AFさんが書いていた
       
      >前に欧米と日本のいじめの違いを書こうとしていたが。。。やはり基本的には、欧米では「強くて口が達者でウイットが優れている」ような人がいじめられにくくて、日本では「皆と同じでおとなしい」ような人がいじめられにくい。要するに、欧米では「日本人みたいにおとなしくて自己主張が低い」人がよくいじめのターゲットになり、日本では「皆と違って自己主張が高い欧米人みたいな人」がよくいじめられたりシカトされたりする。
       
      というのは的を射ているな、と思いました。
       
      また、
       
      >しかし、いじめられないように、「日本では皆と同じようになるように努力する」とか「欧米ではウイットを磨く」とかするのは、間違っている思う。その理由は、いじめの根本的な問題は「少数派や皆と違った者を仲間外れにする」なのだから。よく考えると、「自己主張が高くて皆と違う意見を持つ」ことや、「おとなしくて相手や集団と協調できる」ことは、ちっとも悪い事ではないのだから。いや、本当はどちらもあらゆる個性の長所だ(もちろん、それはどちらの傾向にも偏りすぎていないと。。。)。だから「自分を変える」と言う事は、間違っていると思う。
       
      ということにも基本的には同意します。それに、たとえば日本でイジメの対処法をおぼえても、次回ヨーロッパの国へ引っ越した時にはその対処法が文化の違いもあって役に立たなかったり、また逆もあったりと、子供なのに大変だしかわいそうだと思います。
       
      あと酷だな、と思うのは、ハーフの小学生で、たとえば幼稚園のころはドイツに住んでいたのに、小学校に上がる時期に日本への引越しとかで日本の公立小学校にポーンと入れられ、散々「外人」などとイジメられて、今度はまた一、二年経ってドイツに引越しをしたら今度はドイツの小学校で「チン・チャン・チョン」とイジメられること。つまり、小学校時代や学校時代に、「両方の国でイジメに遭った」というハーフの子は少なくないんです。これはドイツと日本に限らず、日本とヨーロッパのほかの国でも似ているようです(「チン・チャン・チョン」でなく、「チャン・チュン・チョン」などの違いはあるのですが・・・苦笑)。私はよくこの手のイジメの話で「親」の事を挙げるのですが、繰り返しになるようですが、問題だな、と強く思っているのは、これだけイジメが蔓延しているにもかかわらず、親は意外と「子供は、どこでもスグに慣れるから大丈夫」だとか「色んな国の現地校に行ったほうが、日本語や英語(ドイツ語)もスグに覚えるから」と言って、イジメの問題を直視していないことも多い。親にも、「子供に言葉を覚えてほしい」という考え、または親の仕事の都合で、あちこちに引越しをしなければいけない事情もあったりするのですが、「子供だからスグに慣れる、どこに行っても大丈夫」だと簡単に考えてほしくないんだな。★サンドラ★

      12:44 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 父系・母系の両国で「外国人枠」に入れられるってのは、
    うちの子供達そうですね。
    ドイツでも外国人枠。
    「私達には祖国がない」と泣かれたときは途方に暮れましたが、
    「キミ達は、自分で好きな場所を決めて、そこを祖国にすればいい。
    コスモポリタンなの」と苦しいフォローをしたことを思い出しました。

    ところで、イタリアで経験したのは
    「知らない人に、道の真ん中で、通せんぼされて
    中国人蔑視発言をされた」です。
    公衆の面前で、平気で差別発言をする大人がいるという現実に冷水をかけられた思いでした。
    ドイツでは、ここまで露骨な差別はなかったですから。

    ところで、チン・チャン・チョーン、
    「それはアイラブユーって意味だよ」と切り返すという話から
    思いつきました。
    噴出しそうになりながら「それって、私は弱虫です、って意味だけど。。」と切り返すって方法です。
    手を合わせてお辞儀されたら、「私は神じゃないんですけど」とか。
    上手にかわす方法を考えてみたいと思います。

    あと、ドイツには
    よく似た言葉で、「シン・シャン・ショーン」がありまして、
    こちらは「じゃんけん」のことです。
    ドキっとして、身構えなくても大丈夫です(笑)。

    あとイタリアのジョークに
    「日本人のヨーコ・ポコ・マ・ヨーコ(意味は「少しだけだがプレーはする(おそらくサッカーについて)」というのもあり、
    知人に言われて説明されたときは、皿を顔に投げつけてやろうかと一瞬殺意が芽生えました(苦笑)・・うーん、若かったな、私。

    相手を故意に傷つけようとして、笑いを取ろうとするのは、本当にやめて欲しいものです。
    怒ると「冗談も通じないヤツ」扱い。
    これがイジメを助長させると思ってます。

    5:51 PM ゆうき
  • 何度もコメントします。
    ゆりさんの「日本の間違った認識が伝わると困る」はよく分かりますが、そもそも欧米のいじめっ子たちは「日本のことを知りたい」とは思っていないことは確かです。日本がどこにあるかも知らない。ひどい時は中国の一部だと思っている。
    そもそもアジアには興味がないから「明らかに違うでしょう!」と私たちなら思いそうな、東南アジア系の人とごっちゃにされることも。こういう奴をまともに相手にしても意味がないので、最近は無視するか、テキトーに流す!あまりにしつこいようなら、ブラックユーモアもあり、と思っています。そもそもアジアのことを知りたくない奴にいくら説明しても結局無駄に終わります。
    トピックからだいぶずれますが、私の場合はちょっと特殊で、フィリピン人から「フィリピン人だよね?」と言われたり、ヒスパニック系の人から「え?ホンデュラスかガテマラ出身の人かと思ったよ!日本人?見えな~い!」と言われたこともありました。冗談でも何でもなく、本当になに人か分からないみたいです。
    東南アジア系、ヒスパニック系、アフリカ系はそこから会話が弾むことが多いので問題ありませんが(単なる好奇心、という可能性もありますが)、欧米系の人はどうも人をカテゴライズしないと気が済まないようなので、「国籍不詳の、英語が妙に達者なヘンな奴」にはちーっとも優しくなく、会話にもならなかった --; 
    確かに「化ける」ことはできるかも知れないけど、私は「なに人にもなれない」のが長いこと嫌でした。

    9:17 PM Jannat
  • 追記です。
    >ところがところが、コトは複雑で、一方で東洋人をバカにしながら、もう一方では「好き」という感情を持っている人も少なくなくて、これはこれで複雑なだけに厄介なんです。こういう人は日常生活で東洋人をバカにする発言をしたり、そういう行動をとりながらも、アジアを旅したり、やたらお寺に興味があったり、東洋人の「友達」もそれなりにいたりします。
    ↑このケースですか~。こういうタイプの人は、結局どっちなの?と聞きたくなるケースですね。このタイプも恐らく、アジア人のステレオタイプを押しつけてくるタイプのように思います。

    >「あの人は奥さんが日本人だから日本への差別はしない人だ」とも言えないのがこの問題のとても難しいところなんです。
    ↑日本人の奥さんがいながらも日本人をバカにする発言をする旦那さん、結構多いんです。そういうタイプの日本人の奥さんは、欧米かぶれの可能性も高そう。
    極端な場合、日本にどれだけ長くいても日本語は絶対に話さない、日本食は一切食べない、日本式の生活を絶対にしない、というタイプの旦那さんもいます。日本だったら間違いなく日本の親戚とうまくいかないし、離婚されそうですね --;

    11:59 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      >日本人の奥さんがいながらも日本人をバカにする発言をする旦那さん、結構多いんです。そういうタイプの日本人の奥さんは、欧米かぶれの可能性も高そう。
       
      ↑これは頭の痛い問題ですね。。。根が深いというか。「夫婦」や「家族」となってもなお人種間の対等さが保障されないとは悲しいですね・・・。ほんとうに根が深い問題なのだと思います。Jannatさん一緒に考えてくれてありがとう★サンドラ★

      4:57 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 懐かしいな・・・・チン・チャン・チョン・・・。
    毎回ドイツ学校で言われたな・・・・。
    嫌な思い出です。
    皆も経験されたんですね・・・・
    しかし私の場合は何故かもう一押しで「Nasigoreng」って呼ばれた事ありました。
    何でか知らんが、一応料理の名前で呼ばれていた私・・・。
    チン・チャン・チョン・シネーゼ・イン・カトン、ナズィゴレン・・・。
    意味解らんわ。
    どうでも良いけど、さすがにあの頃はウザかったです。
    同じ学校で家の近所の中国人兄弟で、一応私の兄(兄は同じ学校ではなかったけど)の友達でもあるのだけど、その子達だけは、何故かチン・チャン・チョンなんて言われていない様だけど、何故私みたいなハーフがチン・チャン・チョンなんだ????

    6:22 AM yoyo
    • yoyo! 
       
      私も懐かしいです、チンチャンチョン(爆)。しかしyoyoが言われてた「ナシゴレン」。これも許せん。というか、あだ名自体はいいのかもしれないけど、決して好意的な感じで言われてなかったよね?アジア人をバカにする感じで言われてたよね?だとしたら、やっぱり×だよね。
       
      >同じ学校で家の近所の中国人兄弟で、一応私の兄(兄は同じ学校ではなかったけど)の友達でもあるのだけど、その子達だけは、何故かチン・チャン・チョンなんて言われていない様だけど、何故私みたいなハーフがチン・チャン・チョンなんだ????
       
      ↑イジメって、理不尽だよね・・・。気持ち、よくわかります。人間関係って、「こうだから、こう」とも言い切れなくてむずかしいところです(>__<)しかし両方の国でイジメに遭う(たとえばドイツの小学校で「チン・チャン・チョン」と言われてイジメに遭い、日本の小学校では「外人!」と言われてイジメに遭う)ハーフの子供も少なくなくて、ほんとう大きな問題だと思います。当事者にとってはね。★サンドラ★

      4:51 PM サンドラ・ヘフェリン
  • >サンドラさん
    >ブラックな反撃法を身につけるのはドイツでは大切なこと

    そうなんですね。たしかにそのような反撃法で効果が得られることも多いのでしょうね。そして効果が得られるなら何よりと思います。
    しかし、私は、大人が、そのような反撃法にしっくりきていないタイプの子供に、傷ついた気持ちへの共感もそこそこに、そのような反撃法だけを紹介することはある意味残酷だとも考えます。
    子供の頃のサンドラさんのように「気の弱い」子や、すでに身につけかけている日本式のいじめ対処法でなんとか対処しようとがんばっている子に、気の強さを強いる形にだけなるのはやはり避けなければならないことだと思います。大人は「~すればいいんだよ」と軽く言ったつもりでも、子供にとったら「~出来なかった私が悪い」と、自分を否定してしまう要因になってしまうことはままあることで、その後の性格形成に影響しそうです。だから、そばにいる大人は、何よりはまず、子供の傷ついた気持ちへの共感を提示するべきだと思う。
    そして、反撃することにしっくりきていないタイプの子供にも、なんとかしっくりくる対処法をともに考える大人がいてもいいと思うのです。

    >ゆりさんは素直な性格
    そうですね。少なくとも、自分の気持ちに素直でありたいとこころがけています。何が嫌いで何がすきなのか、いつも整理しておきたい。そこらへんをごっちゃにしてきたため今まで結構な回り道をしてしまったように自分自身感じているからです。
    今回の問題についても当てはめて考えてしまうのですが、嫌なことを「嫌だ!」としかるべき時点で自覚して発散しないと、なんとなく嫌なことを無自覚に我慢してやりつづける人生になってしまいそうな気がしてこわいのです。ですから、自分の子供には、子供のうちから「自分の気持ちや自尊心が傷つくことは本来ひとつもやらなくていいのだ」とすんなり思えるような(わがままを通すこととは当然別の意味でです)、適切な自己肯定感を持てるような環境づくりを心がけていきたいと思っています。

    >サンドラさん、Jannat さん
    >日本の間違った認識が広まると困る

    私はたしかにそうも思います。ドイツでも学校などを通じて正しい知識を広めるべきとは思います。(ここらへんはドイツで教育に携わる人にも現状を聞いてみたいところです。誰か知り合いがいる方いらっしゃいませんか?)
    ですが、上で私が言いたかったのはもっと個人的な話です。
    つまり、たとえば私がいじめっ子に「犬食べるんでしょ」と言われたとき、「犬食べるよ」と答え、次から「ゆりは犬食べるんだよねー。自分で言ったんだもんねー」と言われるようになったら、私にはまた新たなストレスが生まれてしまうことを懸念したのです。最初に嫌なことを言われたストレスだけでなく、しかたない状況とはいえ嘘をついたことで何となくうまれる罪悪感、さらに「自分から言ったんだよねー」と話の火種をまるで自分がまいたかのようにすりかえられる不快感。これらはそもそもいじめっ子が嫌なことを言い出さなければ感じずにすんだストレスですよね。こういったストレスもつもり積もれば軽視できないものと思います。このようなストレスもできれば感じずに済むような対処法があれば一番だと思ったのです。何かアイディアがあれば聞かせてください。

    >みなさん
    今まで、ユーモアで反撃する方法、なるべく相手にしないように気にしないようにする方法、そして私の書いたいじめっ子に「嫌だ」という気持ちを伝える方法、などが挙がっていますが、ほかにも考えられる方法はないでしょうか?また効果の有無は別にしても、このような体験をした人の中で、周りの大人にこのような対応をされ嫌だった、うれしかったなどの具体的な意見もあれば是非聞かせてください。参考にしたいです。
    なるべく色々な方法や意見があげられ選択肢が増えることは、私を含め、このコラムを見るまさに今「現場」にいる人、これから「現場」に臨む人、臨むかもしれない人にとって意味があると思うのです。

    7:47 AM ゆり
  • う~ん・・・やっぱり、西洋には「イロニー・アイロニー」と皮肉の文化があるから、大げさに、皮肉的に物を言うと、冗談と分かって受け入れてくれると思う(日本ではそんな事を言うと、本気で信じられそうだな。。。)。そしてもし冗談と分からず本気で信じられたとしても、口が鋭くてイジワルな人は「冗談だよ、皮肉と言う物も分からないの?」とまた反撃してしまう。だから、最初に皮肉で相手の無知さや素朴さを自覚させた上に、「皮肉」の意味も分かっていない事をさらし、これは「二重反撃・屈辱」なのだ。。。そもそも、イロニー・アイロニーとは、相手の無知さや矛盾を暴露し自認させるソクラテスの手法。
     
    よく考えると、この文化の違いはおもしろい。。。日本では「人の言う事を信じて何が悪い?」とか「言い訳」されそうだが、やっぱり西洋だと「そんなに簡単に人の言う事を信じてしまうなんて素朴だ、ナイーブだ」とか言われそう。イライラしてたり、態度が悪いと皮肉っぽくなると言われているが、日本ではそんな事はないよね。。。やっぱり、皮肉っぽく話すと、何となく優劣感を感じてしまうのだろうか?「皆は無知で、俺だけが啓蒙されている」みたいな。

    12:21 PM AF
    • AFさん
       
      ドイツでもシニカル(英語:cynical ドイツ語:zynisch )であること、サルカスティック (英語:sarcastic ドイツ語:sarkastisch)であること、イロニカル(英語:ironical ドイツ語:ironisch)であることは市民権を得ていますね。よって、ドイツ語のそういったコメントを日本語に直訳すると、「あの人は酷い事を言っている」ととらえられがちですが、もともとの文化が違うので、それほどまでに酷い内容ではなかったりします。
       
      例を挙げると・・・・
       
      たとえば今年1月1日元旦、お正月でのんびりしているところに地震があったのですが、私が「お正月なのに地震なんて嫌だね、怖いね」と言ったところ、ドイツ系の友達が「これは地震がお正月の挨拶に来たんだよ。今年もいっぱい揺らすからヨロシク!ってね(笑)」と言いました。これをおそらくドイツの文化を知らない人が聞いたら「酷い発言」と思うことでしょう。「日本では災害であんなに人が亡くなったことを知ってるのに、そんなふうに言うなんて!」と。でもドイツ語圏の人はそういう冗談をよく言うものなのです。
       
      ただ、この手のシニカルで皮肉たっぷりの思考は度が過ぎると、イジメを助長することもある、という事も私は否定できないと思っています。多くのドイツ人が「違う。イジメと皮肉は関係ない」と反論するでしょうが、そもそもねじれた感じの素直でない考え方から生まれるものが「イジメ」なのですから、ねじれた考えが根本にあるシニカルな考え方も一歩間違えるとイジメになってしまうでしょう。しかし。そういった皮肉の文化がない日本にも悪質なイジメはあるわけですから、ドイツでのイジメの原因の一つとしてシニカルな考え方があるのは否定できないにしても、シニカル=イジメに直結するものでもないと思います。文化の違いがこういうところでもあらわれていて面白いですね。AFさんご指摘ありがとうございました^^★サンドラ★

      12:45 PM サンドラ・ヘフェリン
  • はじめまして。
    私は生粋の日本人で日本で生まれ育ったのですが、苗字が(関東では)珍しく『ちゃ』がつくので、よく中国人だとからかわれました。チンチャンチョンっていろんな国で使われてるんですね、私も懐かしいです(笑)
    日本にいてもアジア人蔑視は感じます。
    同じように、在日韓国人の友達や、台湾とのハーフの友もそういった扱いを受けたことがあるそうです。
    結局いじめっ子って、江戸時代のエタ・ヒニンと同じように、自分より下の存在を作って安心したいんじゃないんですかね。
    幸いにも私はちょっと気の強い子供だったので「平凡で何の特徴もないあんたよりマシ。つまんない名前でかわいそー!」と年上
    の男の子にも言い返してました。
    日本なので出る杭だから打たれてたのかもしれません☆

    3:32 AM ちゃあ。
    • ちゃあさん♪
       
      コメント下さっていたのにレスが遅れてごめんなさいm(__)m 日本人で珍しい苗字だと中国人だとからかわれる、とか、からかいやイジメって、どこの国でも(悪い意味で)似たようなものなんだな・・・・なんて思いました。ドイツにもよくあるイジメです。「名前が変!」とかね。
       
      そういえば、知り合いの香港人や台湾人が苗字で日本でよく苦労していましたね。既に社会人でしたので、子供間でのイジメやからかいではなく、電話で相手に名前を聞き取ってもらいにくい、という程度の問題だったのですが・・・。一人は「徐さん」(じょさん)、もう一人は「何さん」(かさん)という名前だったのですが、電話で「お世話になっております。私、『か』と申します。」と言うと、相手は決まって「は?か?」と言いますからね。そこで彼女は根気よく電話口で「か!か!か!か!『何』という字を書いて『か』と読みます」と繰り返していました。「徐さん」も電話でよく「は?じょ?」って言われてたっけなあ。彼女もまた「じょ!です。じょ。『徐々に』の『徐』という字です」と説明していたっけ。
       
      ちゃあさんは「気の強い子供」だったと書かれていましたが、気が強いぐらいでちょうどいいのかもしれません・・・じゃないとツブされちゃう可能性、ありますしね・・・これからもがんばりましょう^^★サンドラ★

      10:50 AM サンドラ・ヘフェリン
  • うちの子供も日本と欧州のハーフです。ベルギーに住んでいて、子供の容姿は濃いめのアジア人寄りです。見た目と名前から、今後、学校でイジメにあってもおかしくない…と思い、検索したらここにたどり着きました。

    こちらでは実際、私自身も出身地を言う前から中国人と決め付けられて、文書にも勝手に中国人と書かれてあったり、サンドラさんが書いている通り、ドイツに住んでいる親戚の子供に吊り目の仕草をされて、子供が学校に行ったらこんな事されちゃうんだろうなと想像して気分が悪くなりました…

    加減を知らない子供の事を思うと恐怖です。

    ブラックジョークでユーモアに返すのが私も一番効果的だと思いますが、うちの子供がそんなに悪賢い気転を利かせる事が出来るようにも思えなくて心配でたまりません。

    2:26 AM さくら
    • さくらさん
       
      コメントありがとうございます!レスが遅くなってすみませんm(__)m
       
      お子さんの今後のこと、不安なの、よくわかります。何かあったら相談にのりますよ。アジア人を中国人だと決め付けたり、実際に中国人の人に対しても見下した態度をとったりと、白人社会に問題は山ほどですね。この「チン・チャン・チョン」や目をビーッと吊り上げる仕草はヨーロッパで伝統(?)あるだけに、今さら深刻度が認められない部分があって悔しいです。もっと早い時点で誰か新聞や現地のマスコミで「差別だ!」と騒いだり、裁判を起こせばだいぶ違っていたのかもしれません。ちなみチンチャンチョン関連で今後誰かがヨーロッパで裁判を起こした場合、私はもちろん応援します。
       
      さくらさんの書かれていた
       
      >ブラックジョークでユーモアに返すのが私も一番効果的だと思いますが、うちの子供がそんなに悪賢い気転を利かせる事が出来るようにも思えなくて心配でたまりません。
       
      ↑そうなんですよね・・・実際に私もそれがネックでした。というのはブラックユーモアって、日本にはあまりないものですので、お母さんが日本人の子って(私も含めて)、あまりそういうシニカルな切り返しが上手くないんですよ。そして一番イタイところを突かれて(一番イタイところとは、目をビーッと吊り上げる仕草をされたり、「チンチャンチョン」と言われること)、パッと上手にシニカルな切り返しができず、真面目に正面から対応してしまい更にイジメに拍車がかかる・・・・というのが(私も含めて)古典的なケースで、この一連の流れ、残酷だと思いますね・・・。
       
      またお話しましょう!★サンドラ★

      10:24 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 時間が経ってしまいましたが記事の方面白く懐かしく読ませて頂きました。私は純粋な日本人ですが70年代をドイツの学校で過ごしたので同じ人種差別の体験をしました。その後縁が有ったドイツ人と結婚し現在もドイツに暮らしていますがチンチヤンチョンとSchlitzaugeだけは未だに健在です。ドイツ人だけでなく基本的には白人が黒人や黄色人種を軽蔑する文化がそもそも白人文化なのでこの問題は今後も変わらないと思います。私は子供時代を外国で過ごしどこの国でも人種差別を受けてきたので国際結婚をしましたが子供(ハーフの)は敢えて生みませんでした。

    10:41 PM Ente
    • Enteさん
       
      コメントくださってありがとうございます!私からのレスが遅れてすみません。古いコラムにもコメントくださるのはとてもうれしく思っているので、古い新しいは気にせず、気になったらコメント書いてくださいね(^_^)
       
      Enteさんのようにドイツで子供時代を過ごした日本人からのご意見は大変貴重です。子供時代をドイツで過ごした日本人は、大人になってからドイツに留学をした日本人とはまた違う体験をかなりしているからです。たとえばドイツで大学生同士や同僚同士で”Schlitzauge!!”(ドイツ語の東洋人蔑視の言葉)や「チンチャンチョン」などのイジメが発生することはまれだと思いますが、子供の間では発生しやすい。でも、だからといって、「チンチャンチョン」が子供間だけの問題かというと、そうではないんですよね。だって子供は大人からその蔑視への考え方を学んでいるわけですから。
       
      そのような背景から、そしてEnteさん自身が子供時代にドイツでイジメに遭った経験から、敢えてお子さん(ハーフ)を生まないという選択をした、とEnteさんは書かれていましたが、そういう夫婦は他にもいるようですね。現実を見てしまったからこその選択だと言えますね。
       
      またコラムちょくちょくのぞいてくださいね。そしてまたお話ししましょう~★サンドラ★

      10:24 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは!このお話すごく本当のことが書いてありますが、日本では全然話題にならないですよね。私は22歳の頃ドイツに留学していましたが、見た目がすごく幼く見えるのか、町で下校途中の子どもによくからかわれました。チンチャンチョンも言われましたよ!でも全然何の意味か分からなくて、中国人!中国人!と言われるので「Ich bin Japanerin…」と言うと「Ich liebe dichって日本語でどういうの?」と聞かれ、「あいしてる」と教えてあげると「アイシテルッ、アイシテルッ」とはやし立てられました笑 

    でもそのからかっている子、トルコ系だったんですよね。やっぱり自分が虐げられていると他に虐げたくなるのかな、とか考えました。

    その後私は留学中縁があって本物の(笑)中国人と結婚して、10年近く中国に住んでいます。こちらでは見た目も文化的にもそのような差別が無いからある意味楽です。正直ドイツに1年住んで嫌というほどアジア人軽視の社会を実感したので、努力して積極的に住み続けることを諦めました。

    日本、中国では上記のような感覚を分かってもらえないことが多いので「ドイツいいねえー」と言われると返す言葉もありません。でも今でもドイツ自体はとても好きですが・・・。

    で、中国語がペラペラになって分かったこと、中国語にはチンチャンチョンの発音が案外少ないです。

    10:03 AM YUI
    • YUIさん
       
      コメントいただいてありがとうございます!レスが遅れましてすみませんm(__)m
       
      ドイツでの経験、そしてその後中国人と結婚され今は中国に住んでらっしゃること、書いていただいてありがとうございます。
       
      >正直ドイツに1年住んで嫌というほどアジア人軽視の社会を実感したので、努力して積極的に住み続けることを諦めました。
       
      ↑と読んでいて、あーあ、ドイツもそういうところ本当によくないな、と思いましたが、文面を読む限りYUIさんは今ハッピーな印象を受けるので良かったです^^
       
      >日本、中国では上記のような感覚を分かってもらえないことが多いので「ドイツいいねえー」と言われると返す言葉もありません。でも今でもドイツ自体はとても好きですが・・・。
       
      ↑これもお気持ち、とてもよくわかります・・・・。「ドイツって景色きれいだよね」と言われたりするし、景色は本当に綺麗なんですが、その美しい景色の中でイジメ根性丸出しの人にときたま出くわすのもまたドイツだったりするのが悲しいですよね。もちろんいい人もたくさんいるのですが。
       
      >で、中国語がペラペラになって分かったこと、中国語にはチンチャンチョンの発音が案外少ないです。
       
      ↑なるほど!これも新たな収穫です(笑)ありがとうございました。またちょくちょく「ハーフを考えよう」をのぞいてみてくださいね。今後もよろしくお願い致します★サンドラ★

      11:13 AM サンドラ・ヘフェリン
  • ドイツは、ナチスの頃にゲルマン至上主義を提唱していましたが、関係あるのでしょうか。それとも、ナチスが登場する以前より、ただ単にドイツ人が元々そういう気質なのか。

    6:02 PM MG
    • MGさん
       
      う~ん、そうですね、これに関しては私は心理学者ではないので、「これはこう!」と名言はできないのですが、どうなのでしょうね。私も気になるところではあります。
       
      もしかしたら閉鎖的な人が多いのかもしれませんね。★サンドラ★

      11:16 AM サンドラ
  • 30代半ばから5年間ジュネーブで暮らしました。外国人の多い土地柄ですし周囲はアジア研究専攻の大学院生だったので全く差別された経験はありません。街中では「シノワ」「スシ」「スドク」など言われた事がありますが、知っている東洋関係の言葉を必死で思い出して口にしている感じで可笑しいだけです。チンチャンチョンは初めて知りました。日本でも似たような韓国人差別用語はありますけどね。スイスも十分田舎ですがドイツ人は一般的にヨーロッパの中でも田舎者として扱われていたと思います。大国にも関わらず。東欧は加えて貧乏。大陸ヨーロッパの首都はパリなんだなという感じでした。中学生の頃有吉佐和子の「非色」を読んで差別の心理的構造が少し分かりました。黒人と結婚してアメリカに渡った日本人女性がプエルトリコ差別やその他の差別を経験するというものです。差別はどこにでもあります。私が疑問に思うのはなぜここまでサンドラさんがそれに拘るのかなということです。私は音楽が趣味ですがヨーロッパで活躍している東洋系音楽家ははたくさんいます。ベルリンフィルのコンマスは今2度目の日本人ですね。私も所属半年位の大学オケでパートトップに推された事があります。フランス語はまだまだ不自由だったのですが、彼らは実力には公平です。アジアが低く見られていることが不満なら彼らより上に立てる何かを持ってみてはどうですか?そんなものない、というならそれはアジアではなくあなたの問題です。一般化しないでください。人種で一括りにするなと言っているあなたが同じことをしているという事です。ブロガーで有名なちきりんさんが、その国で成功するためには、まず男性であること、次にその国のメジャーな人種であること、と書いていました。私の友人で純日本人でありながらスイスの銀行や国連でレベルの高い仕事についている人もいます。ハンディがあっても努力している人の足を引っ張るのはやめてください。あなたの周りのドイツ人のレベルが低いのだとしたらそれはあなたを反映しているということです。

    10:39 PM Yoko
    • Yokoさん

       
      >私は音楽が趣味ですがヨーロッパで活躍している東洋系音楽家ははたくさんいます。ベルリンフィルのコンマスは今2度目の日本人ですね。私も所属半年位の大学オケでパートトップに推された事があります。フランス語はまだまだ不自由だったのですが、彼らは実力には公平です。アジアが低く見られていることが不満なら彼らより上に立てる何かを持ってみてはどうですか?

       
      ↑こちらですが、こういった体育会系の考え方には賛成できません。イジメられた、という話になった時に「それをバネにして見返してやればいい」「イジメている人達より立派になればいい」というような考え方は、自分で自分に対してするならともかく、人に強要するのは間違っていると考えます。

       
      たとえばドイツには身体しょうがい者のアジア系の子供もいます。そういう子も、いいえ、そういう子こそがドイツで「チンチャンチョン」と他の子供にいじめられる現実があるわけです。そういう子にはYokoさんはどういうアドバイスをされますか?「白人のドイツ人より立派になって、音楽をがんばってコンマスになれ」とでも?

       
      Yokoさんはヨーロッパで長く暮らしていた、と書かれていますが、Yokoさんのように大人になってからヨーロッパへ行くのと、小学生や中学生の年齢の日本人の子供が小さい時からヨーロッパで過ごすのとでは意味が全く違います。どんなに大人の世界が競争が激しいといえども、そこはYokoさんご自身も書かれているように、相手の才能を、たとえば音楽の分野なら音楽の分野で相手の才能を認める土台がある程度はあるわけですよ。子供にはそれは必ずしもありません。ですから、私がコラムに書いた「チンチャンチョン」の例は主に「子供が通う学校でのできごと」です。コラムの一行目に「今回はハーフの子がドイツの学校で遭うイジメについてです。」というふうにキチンと書かれていますので、再度読んでみてくださいね。

       
      >アジアが低く見られていることが不満なら彼らより上に立てる何かを持ってみてはどうですか?そんなものない、というならそれはアジアではなくあなたの問題です。

       
      ↑こちらですが、私に対する個人攻撃の印象を受けます。Yokoさんは私に「そんなものない、というならそれはアジアではなくあなたの問題です。」と書かれていますが、私は「そんなものない」とは一度も申し上げたことはございません。自分に自信のあるところ、たくさんございます。どうかご心配なさらないでください。

       
      >一般化しないでください。人種で一括りにするなと言っているあなたが同じことをしているという事です。

       
      ↑「ドイツの学校には子供間のアジア系児童への差別がある」と取り上げることが悪いことだと思いません。むしろ皆でこういった問題について考える良いきっかけになると思います。ですからこのコラムを書きました。

       
      >私の友人で純日本人でありながらスイスの銀行や国連でレベルの高い仕事についている人もいます。ハンディがあっても努力している人の足を引っ張るのはやめてください。あなたの周りのドイツ人のレベルが低いのだとしたらそれはあなたを反映しているということです。

       
      ↑私が足を引っ張っている事実はありません。銀行に頑張って入る人や国連に入る人、証券会社に入る人、音楽で成功している人、どの分野であっても努力をする人は心から応援しております。なぜ「ドイツでのアジア系への差別問題」を取り上げることが、ヨーロッパで成功している日本人の方々の「足を引っ張ること」になるのか、Yokoさんの思考回路がイマイチわかりかねます。

       
      >私が疑問に思うのはなぜここまでサンドラさんがそれに拘るのかなということです。

       
      ↑と書かれていますが、私は「チンチャンチョン問題」のみにこだわっているわけではないんですよ。「バイリンガルのプラス面」について書かれた明るい記事もありますので、明るめのテーマがお好きなようでしたらぜひそちらをご覧ください。★サンドラ★

      11:06 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 通りすがりですがイジメの対策を提言します。
    イジメは集団が少数を攻撃したり排除したりする目的で起こります。この時、集団
    には特有の心理が働いています。集団心理には、個人が集団に埋もれてしまう
    ことで匿名性が増し、責任感を無くさせたり、一人ではできないことをさせてしまう
    効果があります。

    そこで、集団を相手にするのではなく、個人と 1対1 の対決をするようにすればいい
    のではないでしょうか。例えば、イジメをする集団がいて、その中の山田太郎(仮名)
    がチンチャンチョンと言ってきたら、

    「山田太郎、こんなことは迷惑だからやめろよ。」
    「山田太郎、意地悪するのはやめろよ。」
    「君に言っている、山田太郎。二度とやらないと約束しろ。」

    など、相手を集団から引き離して個人を意識させるようにして対決してみるのは
    どうでしょうか。集団の中の一人としてではなく、自分個人が人の嫌がることをして
    いるということを理解させることが大切だと思います。

    個人の経験ですが、私も子供のころに同級生や下級生をからかってイジメをした
    ことがあります。主な理由は仲間のメンバーと楽しむために標的をイジメることでし
    た。私が一人でいる時はからかおうとは思いませんが、友達といる時はふざけて
    イジメてしまっていました。
    集団になると気が大きくなって、やってる時は面白半分でやっていましたが、大人
    になって振り返るとイジメた人には悪いことをしたと思います。

    1:17 AM A
    • Aさん
       
      コメントいただいてありがとうございますm(__)mかつてイジメをした、という事を正直に書く人は少ないと思うので、貴重です。
       
      たしかに「集団」でいじめている、というところで、いじめっこが甘えてしまって、いじめっこ自身が個人に責任がないかのように錯覚してしまうかもしれませんね・・・。書かれていた「名指し」はとても良い方法だと思います。毅然と、そしてハッキリと言えたらいいですね★サンドラ★

      4:19 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは。ドイツの現状について調べてみましたが、現在ドイツでは若者の間
    でネオナチが広がっているみたいですね。彼らの目的に外国人の排斥や民族
    主義があり、それがイジメというより差別につながっているのではないかと思い
    ました。こういった差別は社会的な問題を孕んでいて根が深く、イジメよりも解決
    が一層困難です。
    イジメの根底に差別があるのでしたら、イジメを解決することよりもなるべく近づか
    ないことが、自分の身を守るための最良の方法かもしれません。
    近年ネオナチによる過激な事件が増えているとニュースにありました。単純にイジ
    メの対処を考えただけでは解決できない問題なのかもしれません。

    1:51 PM A
    • Aさん
       
      ドイツの一部でたしかにネオナチは問題になっています。子供同士の「チンチャンチョン」がネオナチの影響だとは思わないけれど、でも、ドイツにある根深い問題であることに変わりはありません。気長に現状を変えるよう細々と動いていくしかないですね。私もがんばります★サンドラ★

      4:22 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私なら「てめえんちの犬畜生も食ってやるから連れてこい。どうせドイツ産は旨くないだろうがな。」と言い返すと思います。
    それか多分、日本なりのいじめ方をして仕返しをすると思います。
    ex)鞄の留め具に瞬間接着剤をつけて開けなくする。
    争いごとは輪廻のように続くし、やり返したら負けというのは分かっていますがやっぱり悔しいものですね。

    3:39 AM さえこ
    • さえこさん
       
      そうなんです、悔しいですよね。やり返したからといって、この手のイジメは止まらないかもしれない。でも、やり返さなくてもイジメは続く。となると悩ましいところですよね。
      ドイツとヨーロッパの問題に興味を持ってくれてありがとうございます★サンドラ★

      11:06 AM サンドラ・ヘフェリン
  • いろんなところを巡って、こちらのサイトに迷い込みました。
    私は現在チェコ在住ですが、チャンチョンチャンこそないものの、
    目をビーっと吊り上げる動作とか、挨拶無視、手を合わせてお辞儀、中国人とはやし立てられる…一通り経験しました。
    かなり微妙な気持ちになりますね。
    私自身、留学生として来ていた頃はそんなのあまり気になりませんでしたが、
    チェコ人の旦那と結婚し、子供ができたときに終わらない悩みが始まりました。
    人間期限がある我慢はしやすいですが、一生続くと思われる我慢と言うのは辛いもんですよね。
    差別の行為がたいしたこと無いとかなんとか言ってる人は、一生その行為をされ続ける(逃げられない)人がいるという事に想像力が及んでいないと思います。
    私に至ってはしょうがないですが、子供たちはハーフなわけですから一生その重荷を背負わせてしまったんだなあ…と常々思っています。
    幸い今のところ子供たちは明るくすくすく育ってくれていますが、
    そういった問題が発生したときに私が何を教えてあげられるのか、ものすご~く悩みます。
    サンドラさんの記事、コメント欄も含めとても勉強になりました。

    9:41 PM nia
    • niaさん
       
      コメントくださってありがとうございます!私のサイトに迷い込んできてくれてうれしいです^^
       
      このコラム(ドイツとヨーロッパで日本人を含むアジア人が「チンチャンチョン」などと言われる事について)に、沢山の方からコメントやメッセージをいただいています。それだけ当事者が多いのだと考えさせられます。
       
      >目をビーっと吊り上げる動作とか、手を合わせてお辞儀、中国人とはやし立てられる…一通り経験しました。
       
      ↑どうリアクションしたらよいものか、されるたびに悩みますよね。
       
      niaさんが書かれていた
       
      >人間期限がある我慢はしやすいですが、一生続くと思われる我慢と言うのは辛いもんですよね。
       
      ↑というの、気持ちとしてとてもよくわかります。でもniaさんのお子さんは、ちゃんとこういう問題を意識してくれているお母さんがいて幸せだと思います。
       
      >差別の行為がたいしたこと無いとかなんとか言ってる人は、一生その行為をされ続ける(逃げられない)人がいるという事に想像力が及んでいないと思います。
       
      ↑たしかにそうですね。それに、「たいしたことない」「そんな問題はない」と言っている人は、もしかしたら本当の荒波、つまり田舎のほうのドイツとか、日本やアジアを快く思っていないドイツ人に出くわした事がないある意味ハッピーな人、悪い意味で言えば世間知らずなのかもしれませんね。「チンチャンチョン」と言われたり、「アジア人っていつもペコペコしてるよね」と言われたり、目をビーっと吊り上げる仕草をされたり、バカにした感じでお辞儀をされたり、というのは、ヨーロッパには確実に「ある」問題なんですよね。スタートはそこから。
       
      残念ながらすぐに解決が見つかる問題ではありませんが、気長にこの問題に取り組んでいきたいと思っています★サンドラ★

      11:04 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 一意見として

    こういう低レベルな事をしないドイツ人もたくさんいますよ
    一部で全体を判断するのは危険じゃないでしょうか
    ベルリンでドイツ人と結婚し、五年ほど暮らした事があります
    私は「チン〜」一度も聞いた事はありません
    しかし、当時既に成人だったので、生活していたエリアの問題なんでしょうかね
    ベルリンには強烈な冗談の感覚があるので、何か痛烈な皮肉を言われた時は気の利いた冗談で返せないと、ベルリン人とは名乗れません
    主張しない人間はいないものとして無視されます
    ドイツ人は皮肉屋ですので、その言葉を皮肉として捕らえ、皮肉には質の高い皮肉で応えればいいんじゃないでしょうか
    「あなたたちは、アジア人としちゃなってないね!」「そうじゃないよ、私たちはこう発音してるんだよ」とか(日本人モードだとパッと出て来ませんが)
    痛烈な皮肉を言い返した事がありますか? 
    私には皮肉合戦で結局友達になったドイツ人がいましたので、失礼ですが、国民性を読み間違いしている可能性もあるんじゃないかなーと思いました

    11:39 AM まりか
    • まりかさん
       
      >「こういう低レベルな事をしないドイツ人もたくさんいますよ」
       
      ↑ご鞭撻いただいてありがとうございます。ただし私自身ドイツ人ですしドイツ生活も長いですし、ドイツ人の友達は昔も今も多いので、まりかさんのおっしゃるように「こういう低レベルな事をしないドイツ人もたくさんいる」という事実はあらかじめ分かっておりますのでどうかご心配なさらないでください。
       
      >「一部で全体を判断するのは危険じゃないでしょうか」
       
      ↑私は一部で全部を判断していないですよ。ドイツにはこういう問題があります、と紹介しているだけです。そして自分の経験を書いたまでです。
       
      >ベルリンでドイツ人と結婚し、五年ほど暮らした事があります
      私は「チン〜」一度も聞いた事はありません
       
      ↑チンチャンチョンは主に子供の間で発生しているイジメです。成人した立派な大人が、同僚のアジア人や日本人に「チンチャンチョン」などと面と向かって言うはずもありませんし、日本でも例えば子供間では「○○ちゃんは歩き方が変!」と言っても、大人同士で同僚に「あなたは歩き方が変ですね」と言わないのと同じことです。でもだからといって、「この『チンチャンチョン』は子供同士のみのイジメだからそれでいいではないか、大人同士にはないイジメなのだから」で片付けて良いのかと言うとそうではないと思うのです。子供同士で発生するイジメは必ず大人の鏡であり、子供のイジメとは大人の考え方を反映しているものだからです。
       
      ドイツの学校でのアジア系児童(日本の児童を含む)へのイジメの話になると、かならずと言っていいほど「でも私はドイツ人にイジメられたことがない」とおっしゃる日本人の成人が出てきたりしますが、そういう人はドイツの大学で日本語学科を専攻しているドイツ人学生または日本語学科を卒業したドイツ人と主に交流をしていたりします。日本好き&日本語が好きなドイツ人が、日本人やアジア系を「チンチャンチョン」とイジメないのは当たり前です。でもドイツにいるドイツ人は日本語学科を専攻している親日家のドイツ人ばかりで成り立っているわけではないんです。そこには、中国と日本の違いがわからないドイツ人もいますし、日本を含むアジア全体が嫌いなドイツ人もいますし、そもそも日本とアジアに全く無関心で興味を持っていないドイツ人もいます。そしてそういうドイツ人に囲まれた中でがんばらなければいけないアジア系児童(日本の児童含む)もいるわけです。そして私が取り上げているのは彼らについてです。ご理解いただけましたでしょうか。
       
       
      >しかし、当時既に成人だったので、生活していたエリアの問題なんでしょうかね

       
      ↑そうかもしれませんね。

       
      >ベルリンには強烈な冗談の感覚があるので、何か痛烈な皮肉を言われた時は気の利いた冗談で返せないと、ベルリン人とは名乗れません
      主張しない人間はいないものとして無視されます
      ドイツ人は皮肉屋ですので、その言葉を皮肉として捕らえ、皮肉には質の高い皮肉で応えればいいんじゃないでしょうか

       
      ↑そのとおりだと思います。そして私もコラム及びレス欄の皆さんへの回答に、ドイツではいかに機転のきいた皮肉タップリの返し方ができるかで勝負が決まる、と書いていますので、再度ご覧になってみてくださいね。この点に関しては、私とまりかさんと主張が同じだと思います。

       
      >「あなたたちは、アジア人としちゃなってないね!」「そうじゃないよ、私たちはこう発音してるんだよ」とか(日本人モードだとパッと出て来ませんが)
      痛烈な皮肉を言い返した事がありますか? 

       
      ↑これも良い方法だと思います。

       
      >私には皮肉合戦で結局友達になったドイツ人がいましたので
       
      ↑こういうことがあった後で友達になれるのは素晴らしいですね。きっとまりかさんがドイツ語に長けていると同時に、切り返しが上手なのだと思います。

       
      >失礼ですが、国民性を読み間違いしている可能性もあるんじゃないかなーと思いました
       
      ↑私はドイツ人ですし母国語もドイツ語ですしドイツで20年以上生活してきてきましたし、とくに私・サンドラが「ドイツの国民性を読み間違いしている」とは思いません。申し訳ございませんが、まりかさん、余計なひとことだと感じました。★サンドラ★

      11:54 AM サンドラ・ヘフェリン
  • それだったら、チャンチョンチャンって言った人にたいして
    それって日本語で、私はあほです。って意味だよって笑って返したほうがいいと
    思います。

    過剰に反応するのは余裕が無いんだなーってたちの悪い人間ならもっと攻撃してくると思いますよ。どんなきつい言葉でもこっちが笑って返せば、それで済みますし、仲良くもなれるでしょうが、私は日本人で中国人とは違うとかキーキーガナリたてたり、無視するだけだとムカつくだけだし、面白くもないでしょう。

    まあ毎回やられたら怒りたくなる気持ちはよくわかるんですけど、笑う門には福来るですよ。

    6:12 PM あき
    • あきさん
       
      「チンチャンチョンはアホって意味だよ!」って返すのいいですね^^
       
      「私は中国人ではなくて日本人!」とムキになって説明するのはたしかにドイツにおいては逆効果ですよね。
       
      皮肉たっぷり、もしくはあきさんが書かれているように笑える返し方ができたら最高ですよね。ただ、たとえば8歳9歳ぐらいの内気な性格の子供が「チンチャンチョン」ってイジメられた時にうまく切り返しができるか、その場でそういう機転のきいた返し方ができるか、というのが課題かもしれませんね。何かこう子供向けの「言われた時の返し方セミナー」でも開催したほうがいいかもしれません(笑)あきさんみたいに返し方について書いてくれると建設的だし皆さんの参考になりますね。どうもありがとうございました★サンドラ★

      12:43 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 白人マジョリティの欧米やアメリカで子供時代を過ごすのと、大人になってから行くのでは、差別に遭遇する割合が全然違うと思っています。
    特にアジア系の子供は、何の予備知識もないままポーンと白人の子供の中に入れられてしまう。家に帰っても差別を過小評価されてしまう。大人よりも子供のほうが世間に揉まれているわけです。
    じゃあ差別している子供は誰を鏡にしているか?親や周りの大人です。大人が差別意識を持っていると、子供にも伝わるし、子供は言っていいことと悪いことの区別がつきませんから、自分たちと違う子供を差別する。しかもアジア系差別は差別と認識されにくいから「子供のやることだからほっとけ」になりがち。
    では大人はどうか?差別されなかった=差別がない、ではありません。あからさまに言わないだけで、心の中ではめちゃくちゃ差別の嵐が渦巻いている、なんて人たちがいます。保守的な地域だと態度や言葉に出してくる人たちもいますが、それが本音だったりするので、怖いです。
    「差別されなかったから差別はない」と考えるのは危険です。夢がないかも知れませんが、「人間、何かしら差別感情を抱えて生きているものだ」と考えるくらいでちょうどいいと思います。

    1:08 PM Jannat
  • 日本人として聞きたい

    そもそも差別などまるでなく、アジア人にも欧米諸国の子供達(子は大人の鏡とどなたかがおっしゃっていましたが、大人の世界でもアジア蔑視は当然根付いています)は自国民と同じように接してくれると思って外国に渡ったわけですか?
    (自分は現地で生まれたハーフだから、自分の意思で住んでいるわけではないというのは置いといて)まさか一度『観光客』として訪れてみたら、思いの外、現地人が好意的だったなどそんな安易な理由で移住されたわけでもないでしょうし。

    歴史を見れば欧米人によるアジア蔑視があることくらい、日本の小学生でもわかることでしょう。そういう差別を認識してもあえて外国へ渡ったわけですし、こんなとこで傷の舐め合いをして不満を言っていても仕方がないってことですよ。要するに甘い考えで海外に渡ったご自分の親やご自分が悪いんでしょ。文化的水準の高い所へ移住して、尚且つ差別反対なんてそんないいとこ取りはできません。差別が嫌なら日本に身をおいておけばよかったのです(日本も移民に対して、すごい差別をしますがねw)

    3:52 PM 通りすがり
  • はじめまして。サンドラさんのブログ、いつも目からウロコです。
    日本人、ドイツ人、両方の立場から物事を見られることが羨ましい、と思いながらも、両方の立場でイジメにあってしまうことがあるんですね・・・。

    ドイツに住んでいましたが、普段はフレンドリーなドイツ人でも、深く話したりするとインド人や中国人に対する差別的な感情が見え隠れすることもあって、結局は日本人に対しても同じような感情なんだろうなあ、と勝手に憶測して悩むことも多かったです。

    「ドイツ人男性とアジア人女性のカップルはどう思う?」と聞いたとき、「こんなこと言うのは恥ずべきことだし、あなたの夫が日本人だから言えるけど、正直に言うと、その男性がちょっと変わった人なのかな、女性を下に見たい感情があるタイプなのかな、と思ってしまうし、アジア人女性は男性に依存して自立していないように見えてしまう。」と言っていた人がいました。

    賛否両論あるでしょうが、これはドイツ人(特に女性)にとって偽りのない自然な感覚なのかな、と思っています。この問題を打開する、って難しいですよね。

    11:01 AM kakomuku
    • kakomukuさん
       
      ブログ、読んでいただいてうれしいです!
       
      この「チンチャンチョン」について書いたコラム、深刻な問題なだけに沢山の方から反響があって考えさせられます。
       
      >ドイツに住んでいましたが、普段はフレンドリーなドイツ人でも、深く話したりするとインド人や中国人に対する差別的な感情が見え隠れすることもあって、結局は日本人に対しても同じような感情なんだろうなあ、と勝手に憶測して悩むことも多かったです。
       
      ↑わかります。。。いろいろ考えてしまいますし、普段フレンドリーな人の本音が実は結構差別的だったりすると、複雑な気持ちにさせられますよね。。。
       
      >「ドイツ人男性とアジア人女性のカップルはどう思う?」と聞いたとき、「こんなこと言うのは恥ずべきことだし、あなたの夫が日本人だから言えるけど、正直に言うと、その男性がちょっと変わった人なのかな、女性を下に見たい感情があるタイプなのかな、と思ってしまうし、アジア人女性は男性に依存して自立していないように見えてしまう。」と言っていた人がいました。賛否両論あるでしょうが、これはドイツ人(特に女性)にとって偽りのない自然な感覚なのかな、と思っています。この問題を打開する、って難しいですよね。
       
      ↑これですが・・・・・kakomukuさんが書かれている通り、多くのドイツ人女性の本音なのではないか、と私も思っています。というのは、私はよくドイツ人女性とこの手のテーマについて話しますが、だいたい上でkakomukuさんが書いていたような反応(「アジア人女性と一緒になるドイツ人男性は云々」)が返って来ることが多いから。これ、難しいですね。一つ暴露してしまうと、ウチの両親に関しては、これはぶっちゃけあてはまると思っています。娘としてこういう事を言うのは心が苦しいのですが、ウチの父親(ドイツ人)は非常に亭主関白なタイプでして、自立している気の強いドイツ人女性の事は嫌いでしたし、また(想像するに)自立している気の強いドイツ人女性は父親のことは「化石のような人だ」と相手にしなかったのだと想像します。で、両親が知り合った当初、私の母(日本人)はドイツに来て日も浅かったですし、なんだかこう頼りない感じの女の子(=私の母、日本人女性)VS亭主関白な男性(=私の父、ドイツ人男性)というのがマッチして上手くいったんだと思います。しかし娘の私から見ると呆れる部分が多く、ハタから見て、「やっぱりアジアの女性と結婚するドイツ人男性は・・・」と言われても仕方のないようなカップルでもあったと思っています。もちろんこれはあくまでも私の両親の話であり、そうでないカップル(ドイツ人男性VS日本人女性のカップル)も沢山います。そして、そういうカップルにとっては、ドイツの世間の偏見はキツイものがありますよね。。。。
       
      ちなみに、個人的には欧米人男性VS日本人女性のカップルは多いのに、逆(日本人男性VS欧米人女性のカップル)が数が少ないのが気になってます。日本人男性が外国人女性と国際結婚する場合、中国人女性やフィリピン女性などアジア系女性が(欧米人女性よりも)多いようですね。
       
      ・・・っと、なんだか話が飛んでしまいましたm(__)m またよければ、お話しましょう!★サンドラ★

      11:28 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 私のドイツ国民に対する印象です。個人的な感じなので事実と違うかもしてません。間違っていたら、削除してください。
    ドイツ国民は、ナチ時代の国家に見られるように、ドイツ国民のための、ドイツ国民による国家であり、世界に冠たる国家であるという国民意識が根底に流れているのではないかと思いました。
    戦後の復興で、大量移民を受け入れ、それが今になってドイツ人の就職難を招いているという記事を読んだことがあります。
    それで、異民族を排他する風潮が一部に残っているのかもしれません。未だに、ヒトラー崇拝者も多いとか。私もJAPは帰れ!と書かれたことがあります。
    でも、ドイツ国民皆がそうであるとは思いません。教養のある人や日本が好きな人もいます。日本社会も単一民族国家なので、外国人に対する差別は多いです。
    一方で、中欧のオーストリアは多民族国家だったので、日本人に対しても比較的フレンドリーな人が多い印象です。私の場合、ドイツよりオーストリアの方が友人が多いです。
    こういう民族的な歴史もあるのかなと、思っています。
    このような差別はドイツばかりでなく、米国にもあります。いわゆるWWASP社会という、序列社会で、白人が優位で、次にヒスパニック系などのカラード、東洋人は下位下層と聞いています。さすがに公的機関で、このような差別は前面には現れませんが、民間企業ではどうなんでしょう?日本人が観光客で訪米するのは歓迎されるけど、米国社会に溶け込むのはハンディがあるのではないかと思います。

    4:33 PM 河口充宏
  • PS. すみません。WASPの間違いです。

    4:35 PM 河口充宏
  • そういえば子供の頃近所のお宅に外国から遊びに来てた白人男性に近所の子供たちがはげはげ~♪とからかいに来てたのを目撃したことがあります。男性は笑顔で一緒に遊んであげてましたが・・
    子供のからかいは構ってもらいがための入り口的スキンシップの場合とゲーム&子供社会の順位や立ち位置を決めるための闘争的側面の両方があります。見ず知らずの異質な存在が集団の中に入っていくため儀式というか。
    人種問題だけでなく入学や就職で新人がうける洗礼みたいな苛めというのがあると思います。で結局居場所を確保するために本人が戦わなければならない。
    ちなみにヨーロッパ旅行中、路上で「中国人!」と言われ「日本人です。残念でした」、お辞儀→「タイっていい国だよね。日本でも人気があるんだよ。」みたいな流れからお喋りが弾むという事がありました。(乏しい体験でごめんなさい)大人だからできるけど、子供で学校という逃げられない環境だと難しいかもしれません。うーん。
    ここで親や先生が変にかばってしまうとその子供の立ち位置は卑怯者か裏切り者になって余計いじめられてしまうので難しいですね・・
    「馬鹿じゃない?」と言ってふんと鼻で笑うとか「何言ってるのか分からなかった~はっはっは」と言った具合に嘲笑しかえすのが効果的じゃないでしょうか。冗談で返せればその後友達になる可能性が高くなるのでベストだけど難しいだろうし。
    先生には事情を話して見守ってもらう、親としては話を聞いてあげたり励ましたりして苛めも種類によっては危険なので危なそうだったら助けてあげる。
    私はドイツに住んだことはありませんが、国内で子供時代普通にいじめにあった経験から何か通じるものがあるかもしれないと思ってコメントさせていただきました。

    2:51 AM ドイツ好きです
  • ドイツで子育て中の母です☆ 乳児の世話もありみなさんのコメントをじっくり吟味する時間がないまま、このテーマについて自分が日頃考えていることをコメントします。他の方と内容が大分だぶっていると思いますが、お許しください。

    エピソードを一つ:

    私のドイツ人隣人の奥さんは南米出身で、ハーフのお嬢さんがいます。いかにもラテンの血が入った、のびのびして優しい女の子。そのお母さん曰く、”ハーフの子供は(都会では)ここ最近非常に増えて国籍もよりどりみどり。でも、大人のドイツ人の意識はまだ昔のままで、従ってドイツ人を両親に持つ子供もオープンとは言い難い。20年後位に生まれてくる次世代に期待したいところね”
    ・・だそうです。あと20年。でも、わかる気がします。

    私は、日本でドイツ語を学んだあと単身でドイツにやって来、過去10年以上に渡りドイツのいくつかの都市の、いずれもドイツ人ばかりの職場で働いてきました。同じような体験をした夫(日本人でもドイツ人でもありません)と結婚し、子供と一緒にドイツのある都会で暮らすワーキング・マザーです。夫と知り合う前にドイツで大小様々な試練を、大半はドイツ人からのサポート無しに乗り越えて来ました。数々の失敗と思い出すのも恥ずかしい体験と引き換えに、トラブルへの対処法を習得・人種差別や異文化といった問題への自分なりの見解を養うことができました。夫も似たようなものです。じっと忍耐していた時期、怒りで眠れなかった夜、色々ありましたがこれがドイツで親になるための準備期間であったと言っても良いと思います。こじつけですが(笑)。私はこれから、自分の体験を更に消化し、何らかの形で子育ての役に立てたいと思っています。今の段階で親として大切だと思えること:

    1.ドイツ語。英語が万国共通語であるから、独語ができないと社会から受け入れられないのはおかしいと批判する人がいますが、私にすれば、ドイツに長く暮らすならドイツ語は必須です。また、流暢なドイツ語でドイツ人を圧倒する(笑)こともできます。ドイツ語流暢=それだけこの国になじむ努力をしてきたということですから。それに、子供を護る状況で、通訳を通してなんて嫌です。自分の力で助けてあげたい。

    2.周囲に左右されない、毅然とした態度。目には目をではなく、どっちかというと、さらっと流して(内心腸煮えくり返っても)とりあえず退場~のほうが、ドイツではいいようない気がします。それに、自分で選んだ人生です。いくら予期せず不当な扱いを受けても、そのせいで人生うまくいきませんでした、ではダメだと思います。そんなに嫌なら日本に帰れば?と言われても仕方がありません。恨んでもどうにもなりませんし、後ろ向きでは誰も助けてくれません。一通り愚痴ったら頭を切り替え前に進むしかありません。後ろ向きだと更に馬鹿にされ、子供も卑屈になってしまいそうで怖いんですが、どうでしょう?

    3.価値観がぶれないこと。

    4.住む地域は慎重に選ぶ。ドイツ人ばかりのオハイソな高級住宅街、郊外の静かな住宅街、特定の国籍のコロニーがある地域、どれもアウトです。私たちは、”ドイツ人の特にお年寄り・子供からジロジロ見られない”ことを条件に探しました。今住んでいるところには適度に混ざっていて満足しています。

    それでも、いじめや差別って絶対あるんですよね。こればっかりは避けて通れぬ道。子供には、絶望せず、自分の道を見つけて欲しい。夫と連携してやれるだけのことはやってあげたいです。

    子供はまだ就学前ですが、これから色々なことが起こってくると思います。今から覚悟しているところです。

    こう

    親として、子供をかばってあげなければいけない時、絶対になくてはならないものは何か?

    ドイツ語力。語彙だけでなく、表現力。相手の立場も理解を示すテクニック ‐ 理解する気は無くとも。ドイツ人とは喧嘩するのも悪くないですが(苦笑)、一歩下がって冷静に構え、意見を順序建てて合理的に説明するのが意外と効いたりします。ドイツに住む外国人の中には、社会保障制度の上にあぐらをかいて、ドイツ語を学ばず文化を理解する努力をしない人々も多いですよね。外国人イコール、甘い汁を吸うナマケモノと思っているドイツ人も多いです。でも、私たちは違う!というのをアピールするには、語学の習得が必須です。

    両親の価値観が大筋で一致し、状況でころころ変わったりするような”ぶれ”が無いこと。

    普段から外堀を固めておく:最低限の身だしなみには気を遣う(哀しいかな、外見で判断されることが多いのが人間社会ですよね)。近所のママさんとのコミュニケーション、情報交換。

    6:51 AM ドイツで子育て中
  • すみません、投稿してから気づいたのですが、最後の11行ほど消去するのを忘れていました。読みづらくなってしまってごめんなさい。

    6:53 AM ドイツで子育て中
  • サンドラさん。はじめまして。

    私は、日本育ちですが(でも、小六から国際学校に通っています)、確かミュンヘンは保守的な人が多い所だと耳にしたことがあります。特に、ザクセン州はずば抜けて保守的だと聞いた事があるのですが、本当ですか?

    でも、学校という閉鎖的な場所だからこそ、サンドラさんが経験したいじめ等が起きやすいのかな。

    かつて、私が通っていた日本の学校も閉鎖的だった為、私も強烈ないじめを食らっていましたし。ちなみに私の父は、ドイツ系アメリカ人です。

    4:16 PM Maria
  • やっぱり、思春期にこういう事を経験しないと、ハーフの大変さが解らないのですよね。

    私も、九年生の時にカリフォルニア州のネバダ州に近い田舎の高校に三日通って退学しました。後々、その学校が学級崩壊している事を知るようになるのですが…。

    そこの学校は主に白人だらけで、後はメキシコ系移民と先住民の生徒達が通っていたのだけど、彼等は差別を受けていなかったな…。

    何でも、その学校は勉強を熱心にする子を蔑む風潮があったな…。事実、授業中にもかかわらず、殆どの子がお喋りしていたし。

    で、私が熱心にノートを取っていたのが気に入らないクラスのリーダー格の女の子が、私の後ろに座って、私の椅子を押していたな。これは二回程。

    最後に受けた体育の授業ではわざとボールをぶつけられたり(笑)

    でも、これらの出来事は日本の学校に受けたいじめがフラッシュバックして、その学校にいるのが嫌になったから、泣く泣く退学したな(笑)

    でも、学校をやめてホームスクール(アメリカではよくある)をし始めて、一、二ヶ月後に呆れる事実を知る事になって…。

    それらは
    ・近所の自然食品店に行き、そこの女性オーナーに『学校は?』と訊かれ、ホームスクールをしていると答えたら、『あの学校にはいじわるな生徒が沢山いるでしょう?』と言われた。
    ・その事を父に話すと、『今でもいじわるな生徒がいるんだな。父さんの高校時代にもいじわるな生徒は沢山いたが。』と言われた(爆)
    ・父の高校時代、二人の女の子が一人の女の子(ちなみにその女の子は白人)を、精神的におかしくなるまで苛めた。
    ・私が町内で知り合った同じホームスクール仲間で、一つ年上の金髪碧眼の双子姉妹に出逢って、その子達も、その学校に入学して、すぐ退学した。その子達に何があったのかは分からないけれど…。
    ・父の兄の娘(姪)は、学校でいじめられて(何かいざこざがあったらしい)、一時期薬を飲まないといけなかった。
    ・更に、姪の高校では、ある女の子が一人の女子生徒を殴って気絶させて退学させられたのを、バーベキューをしている時に聞いた。

    どうなってんねん、アメリカの学校w

    まあ、半年程白人だらけの地域で過ごしていたけど、私が嫌な目に遭ったのはその学校だけかな。後は別になんともなかったし。

    何だか、あの学校に行った私がバカみたい(泣)

    私がアメリカで体験したいじめは、人種偏見から来た物か、ガリ勉いじめから来た物なのか…。

    アメリカでは、ガリ勉はいじめに遭いやすいと、後々知るようになって…。

    何だか、話が反れまくってしまいました。すみません。

    でも、日本の小学校で受けたいじめも強烈でしたよ。それは、また落ち着いてから書きます。

    12:48 AM Maria
  • チン チャン チョン ですか、、、
    もし、ドイツ人がマイノリティの環境で、そう馬鹿にされたなら
    ゲ ガ ギ シュシュとか、ドイツ語を揶揄して返してやるのですが、、、
    馬の真似をするのもいいかもしれないですね

    ここで書かれているのと同じようないじめ、実際ドイツ人もあっているのかと
    イギリスにいった時もコメディで、ドイツ語=馬の言葉 ってパロディ見たことあるし
    ヨーロッパの他のどの国いっても、ドイツ語、あのゲやガの発音が多くて嫌な言葉か?
    とドイツ語に対する反応は散々でした。
    現に、最も綺麗なヨーロッパ言語は?というコンテストでドイツ語はだんとつの最下位だったとか、、、
    周りのドイツ人自身も、ドイツ語は固いからイタリア語の方が好きだとかいってる人もいました

    言葉の響きの好き好きは人それぞれですが、ヨーロッパではドイツ語は
    かなり嫌われている傾向があるため、ドイツ人がマイノリティの環境では
    幾ら容姿が白人でも、ドイツ人も同様のいじめにあっているのかと思います。
    アジア人のそれとは違いますが、要は人種が違えばいじめはどこにでもあるのかと、、、

    2:19 PM m
  • 最近は日本のアニメのおかげでだいぶ変わってきたのではないでしょうか?
    例えばドイツだと名探偵コナンやワンピースやポケモンやドラゴンボールが若い世代には人気ですから
    http://www.youtube.com/watch?v=ugnQ087kaQ0
    差別する人には日本のアニメマンガ見るなと言えばいいしアニメのTシャツを着たりとかするのも効果的かなと。
    ドイツやフランスのアニメファンの間では日本だけは特別と思ってるそうですから。

    10:40 AM gd
  • 普通に考えればわかると思うが日本でアニメ見てるやつはダサいやつやいじめられっこだぞ。
    そんなの見てたら逆にいじめられるよ。

    2:10 PM ネコタ
  • アニメでも色々ありますからね。。
    確かにボカロとか東方とかひぐらし~とか俺の妹が~とかは日本でも結構オタクな認知度でしょうけど、ドラゴンボールやポケモンやコナンやワンピースなんかは日本でも普通の若者が見てきたでしょうし、ドイツでも若者の間で人気でクールなものとして認知されていると思いますが。まぁポケモンはより子供向けなのかもしれませんけど。http://www.youtube.com/watch?v=4mk0I_AEzAE

    9:28 PM gd
  • ドイツ人きmすぎ(失笑)

    12:21 PM
  • あさん

    ドイツ人だけに限った話ではないですよ。

    日本人にも不愉快な人はたくさんいます。

    5:19 PM Maria
  • サンドラさん、またおじゃまします。

    だけど、三日で退学はやっぱりださいなー…(ため息)。過去に打ち勝てなかったからなー。

    それを思うと、毎日のように嫌がらせを食らうのに頑張って耐えたサンドラさんはやっぱりすごいな。

    5:21 PM Maria
  • 今日もお邪魔します。

    先日、サンドラさんはすごいと言いましたが、それ以上に尊敬しています。

    やっぱりサンドラさんは不屈の精神の持ち主です。

    普通の日本人だったら、こんな卑劣極まりないいじめには耐えられないよ…。終いには自殺をするのだから。

    6:05 PM Maria
  • ドイツには人種差別禁止法があるから人種差別行為は一律に厳しく処罰されるのかと思っていましたが、違うのですか。ドイツ刑法第130条(民衆煽動罪)の条文には「公の平穏を害するのに適した方法で」とあるから、平穏な形での差別までは禁じていないというわけですか。

    5:55 PM Shunsuke
  • >これは頭の痛い問題ですね。。。根が深いというか。「夫婦」や「家族」となってもなお人種間の対等さが保障されないとは悲しいですね・・・。

    ここに書くのも気が引けますが、父の人種偏見を書いておきます。

    私の父はアジア系に対しては物凄く寛大ですが(父曰わく、永い歴史を持っている中国と日本が好きだそうです)、悲しいかな私の父もメキシコ系やら黒人に対して人種偏見を持っています。

    父が漏らす人種偏見の数々は

    ・(日本で)私がグレープフルーツを洗わずに食べようとした時、それを見かねた父が「それを洗わずに食べるな。メキシコ人共が糞を拭いた手でそれをもぎ取っているのだからな。」と言った(どういう事ですか)。

    ・ホームスクールの教科書に黒人が何かを持っている写真に「鶏肉」と書かれたのを父が見て「ナイスジョーク(笑)」と言った。絶句。

    ・父の高校生時代の先生の娘さんが黒人と結婚したのを、先生がひどく嫌がって、その黒人を彼女から引き剥がそうと躍起になっていたのを父は笑いながら語っていた(結婚は他人の自由なのでは?)

    更に私がびっくりさせられたのは、アメリカ初の黒人大統領、オバマ大統領が就任した時にある有名なニュースキャスターが「例えオバマが黒人街でスイカを売っても、それは売れないだろう」と言い放った事。これってヘイト・クライムではないのですか。

    個人的に最も呆れたのは、私が住んでいた町の隣の田舎町のお祭りで写真の展示会があって、その内のひとつの写真にヒッピーらしき白人男性が不機嫌そうな顔をして上の看板を指差していた。その看板には

    「ヒッピーは立ち入り禁止」

    と書いてあった。

    未だにアメリカはこんな事をしているのですか。

    流石、自由、と言うより、何でもありの国、アメリカですね(爆)

    4:29 PM Maria
  • そして、私がサンドラさんのブログから感じ取れる事は、日本とドイツは極めて保守的なんだな、という事です(アメリカも中東部や俗に言われるディープサウスっていう所も、物凄い保守的な人が多いけどね)。

    4:32 PM Maria
  • またまたお邪魔します。

    日本とドイツのいじめの内容は違えど、両方に共通している事は

    『人が言われて嫌がる事を言っていじめる』

    事かな。

    かつて、わたしが日本の学校に通っていた時も、父の事を悪く言っていじめる男子が多かったからな。

    けれど、親の悪口を息子/娘の前で言うなんて最低だよね。

    5:26 PM Maria
  • まりかさん

    しつこいようですが、あなたは国際都市に住んでいるから「チン・チャン・チョン」などと言われないのですよ。

    私が育った日本の田舎町(人口二百人程)やアメリカで半年間過ごした田舎町(人口百人程、それも白人系の村)で学校に行かなかったから差別に出くわさなかったのですよ(けれど、アメリカの方の田舎町の学校はアジア人に限らず、はみ出し者が疎まれていた。学校以外の事は楽しい思い出があるけれど)。

    サンドラさんが生まれ育ったミュンヘンやザクセンに行ったら、視野の狭い人に出くわして差別に遭うかもしれません。

    その時になったら解ると思います。

    5:32 PM Maria
  • 更に、身近な人が人種差別主義者だったらどうします?

    私の父も田舎町で育って来た為、子供(私)の前で平気で「メキシコ人が、黒人が」等と人種差別的な事を口にする為、毎回びっくりさせられます。

    父が放った最も強烈な暴言は

    「所詮、黒人なんか権利だけを主張したいだけだ(オバマ大統領が就任した際、私が感動してこれを父に言った際に言われた一言)。」

    結局、白人の本音ってコレなんだな…。

    5:33 PM Maria
  • さくらさん

    ハーフの外見の秘密をコッソリ教えます(私の経験上からですが)。

    私が通っている国際学校の欧米系ハーフで、顔立ちが欧米風だと背が低く、顔立ちがアジア風(私も含む)だと背が高くなります。

    後、ハーフは大きくなるに連れて、顔が彫り深くなりますよ。

    ちなみにベルギーは元々多民族国家ですから、日本やドイツ、そしてイタリア(この三国は単一民族意識がめちゃくちゃ強い。ファシズム政権があったからね)みたいにヒドい差別を受けないと思います。心配し過ぎるくらいで丁度いいと思いますが、お子様が虐められたら母としての責任を発揮して下さい。

    ちなみに、日本に来た時に日本の学校に入れるのはあまりよろしくないかと…。

    私が中二(八年生)の時に、母日本人、父ベルギー人のハーフが私が通っている国際学校に入って来ましたよ(今はもう帰ってしまった)。

    詳しい事情は分からないけれど、彼女も日本の学校に入って、すぐに退学して国際学校に入学しました。

    ちなみに、彼女は肌が白く、波打った髪の毛で、しかも琥珀色の目をしていました。

    話を元に戻して、背が高いと、欧米では非常に有利です。

    欧米では、背が高ければ高い程いい事ですよ。

    9:55 PM Maria
  • >けっこうダブルスタンダードの人がいたりしますね、ドイツ。たとえば、「チン・チャン・チョン」とやりながら、「東洋人の目はかわいい」と言ってみたり、中国からの赤ちゃん(養子)を欲しがったり。なんだか、一本筋では行かない根深いものを感じます

    欧州人やアメリカ人にあるダブルスタンダードか…。

    欧米は基本的に個人主義だから、二重基準が生まれやすいと思います。

    なんか、アジア人って白人と黒人の間にいるような…。グレーゾーンですよね。

    それだから、『アジア人は基本的に差別しとけ』っていう思想があるのではないか、と思います。
    これは、トルコ人にも当てはまっていると思う。我々日本人から見たら、トルコ人は西洋人に見えるけれど。

    12:39 PM Maria
  • >ドイツの幼稚園児同士の会話を聞いていたら、幼稚園児同士で「ウチのパパのXXXXは、こーんなに大きい!」、「いや、ちがう!ウチのパパのXXXXのほうが、アンタのパパのXXXXより大きい!」「いや、ちがう!ウチのパパのXXXXが一番大きいんだ!!」とかずーっと張り合ってる子達がいて、笑うとともに呆れました(笑)なんなんでしょう、この会話!!

    そう言えば、日本の小学校にも似たようなのがあったなあ…。

    それは森のくまさんの歌をもじったもので↓
    ♪ある日(貧血)
    ♪森の中(か〇んちょう)
    ♪くまさんに(にんにく)
    ♪出逢った(短足)
    ♪花咲く森の道(XXXXどっこいしょ!!!!!!!)
    ♪くまさんに出逢った(タンスにゴンゴン~)

    XXXXどっこいしょ!!!!!!! ってなに!?

    これが二年生の時に流行ってた…。

    あと、私が小三の時、一時期『XXXX検査』っていうのが男子の間で流行っていて、一人の男子を他の男子5人位が、その男子を見えないように、ぐるっと周りを囲んで…。

    すみません。これ以上は書けません。

    4:53 PM Maria
  • サンドラさん

    発音のからかいは日本でもあります。

    小三の時、クラスメイトの女の子三人が私に寄って来て『Mariaって日本語の発音がヘンだねー(爆笑)』

    ってからかわれていました。

    …小一から日本の学校に通っていて、私の母国語も日本語なのに。

    どちらにしろ、発音をからかわれる程不愉快な事は無いです。

    5:26 PM Maria
  • >「手を合わせてお辞儀されたりもします。メンドクサイので、気づかぬ振りして無視してます。」というの!あれもバカにしてますよねー、アジア人を見ると手を合わせてイキナリお辞儀。なにか言いたげなニタニタ顔で。これって、された事がない人だと、「え?いいじゃない?仲良くなりたかっただけじゃない?」とか言いそうですが、経験した事のある人は、「バカにされている」とスグにわかりますね、この「手を合わせてお辞儀」。ワタシなんか修学旅行で、夜酔っ払って本音が出たドイツ人の先生に「日本では今でもこういう事やってるの?」と言いながら手を合わせてお辞儀されたことありますよ(爆)明らかにバカにした感じ。あーあ、という感じですね。

    これはひどいなあ。よりによって修学旅行の日になんか…。 小学三年生(日本学校)の時、掃除時間に一緒に掃除していた斑の子達がふざけていて、それをサラリーマン面の先生に話したら、そのふざけていた生徒達と一緒に発音を笑われた事があります。実際は生徒だけに発音をからかわれたのですが…。 ああ、いやな思い出。

    6:11 PM Maria
  • niaさん

    niaさんのコメントを拝見しました。

    確か、チェコは人種差別がひどいと聞きます。

    しかし、チェコは大国に蹂躙されてきた歴史を持っているので、外国人が嫌いという人も多いとも聞きます。

    私は小学六年生の時に家族旅行でチェコに行ったのですが、私の父(白人系アメリカ人)も不愉快な思いをしました(写真屋さんに行って写真のデータをわざと消されました)。

    更に、父と行動しているとあまりジロジロ見られなかったのですが(私の見た目は殆ど日本人で、養子だろうなと現地人達から思われていたと思う)、日本人の母と私の妹(茶色の髪の毛で欧米風のハーフ)と行動するとお土産屋さんの人達から奇怪な目で見られました。

    ただ、私が感じるところは(あくまでも私の主観からです)、チェコ人は民族意識、そして同胞意識がとても強いと思います。

    なので、niaさんのお子様には、サンドラさんや他のハーフのように転校をさせないで下さい。

    私は日本の幼稚園に通っていたのですが、その幼稚園は隣町(都会っぽい)の幼稚園で、その時は私がアメリカ人のハーフだと知っている子がいてもなにもされなかったけれど、地元(田舎)の小学校に上がった途端、生粋の日本人の生徒達から猛烈な嫌がらせを受けました。

    やっぱり、小さい時から知っている人達にはあまり嫌がらせをする人はあまりいないと思います。

    あと、面白い記事を読んだ事があるので、これを貼り付けておきます。
    http://www.ceska-japonka.com/essey/02.html

    それでも、お子様がいじめに遭った時は楽観的な思想を捨てて(自分の子供がいじめられている、恥ずかしい、と思って何もせず、自らのプライドを守ろうとする親は親として最低、論外です)、母としての責任を発揮して下さい。

    7:39 PM Maria
  • >たとえば、ドイツでもね、ホロコーストの過去があったから、子供がユダヤ人ジョークを言ったら即、退学勧告を受けるほど大人も皆目を光らせているし、黒人に対しても、肌の色の事をからかったら、注意に入る大人やドイツ人も多いんだよね。

    『Frederich』というドイツ文学をご存知ですか。

    私は八年生(中二)の時に、この本を英語で読みました。

    この本の事を父に話すと、「お前はイスラエルのガザ地区でどうなっているのか知っているのか?ユダヤ人がパレスチナ人に同じ事をしているんだそ」と言われました。

    父はアメリカがイスラエルの軍事に介入する事をひどく嫌っています。

    ところが…。

    ユダヤ系米国人が父の家に遊びにきた事があります(その方は高校生の娘さんをお持ちです)。

    彼が私達の家にくる前も言っていたのですが、彼が帰った後に私(娘)に向かって

    「これは言ってはいけないがね、やっぱりユダヤは金儲けが得意だよ」

    とニヤニヤしながら言っていました(爆)。

    …Daddy(パパの英語)、いくらあなたが田舎育ちだからって、このジョークを子供に向かっていうのはいかがなものか。

    これには呆れかえって言い返せませんでした(泣)。

    7:49 AM Maria
  • >戦後の復興で、大量移民を受け入れ、それが今になってドイツ人の就職難を招いているという記事を読んだことがあります。
    それで、異民族を排他する風潮が一部に残っているのかもしれません。未だに、ヒトラー崇拝者も多いとか。私もJAPは帰れ!と書かれたことがあります。

    河口充宏さん

    ナチスドイツ時代のヒトラーが蛮行を行う前は、第一次世界大戦の巨額な賠償金の為に経済崩壊したワイマール共和国(当時のドイツの名前)を建て直そういう思想があり、またそうするように努めたのです。

    これは今のアメリカに当てはまっています。

    実際、オバマ大統領が就任してから世の中は平和になりましたか?

    相変わらずイラク戦争・アフガン戦争は続いていますし、リビアに軍事介入しましたね。今はイランに経済制裁を科し、シリアで派手な事をしていますね。いつか、『テロリスト抹殺』と称してパキスタンの一般市民を虐殺しましたね。

    昔のナチスドイツは今のアメリカなのですよ。

    はっきり言いますと、ろくでなしの政治家はどこにでもいるのですよ。

    12:05 PM Maria
  • >AFさんも書いていた「カナダ」に関しては、差別が少ないと私も何人(なんにん)もの人から聞きました。私の偏見かもしれないけど、基本カナダに関しては、あまりこの手の悪いニュースを聞かないですね。

    カナダにも人種差別はありますが、アメリカや欧州と比べて表面化されていません。

    『カナダ 人種差別』で検索したら例が沢山出てきます。

    12:11 PM Maria
  • >日本人として聞きたい
    そもそも差別などまるでなく、アジア人にも欧米諸国の子供達(子は大人の鏡とどなたかがおっしゃっていましたが、大人の世界でもアジア蔑視は当然根付いています)は自国民と同じように接してくれると思って外国に渡ったわけですか?
    (自分は現地で生まれたハーフだから、自分の意思で住んでいるわけではないというのは置いといて)まさか一度『観光客』として訪れてみたら、思いの外、現地人が好意的だったなどそんな安易な理由で移住されたわけでもないでしょうし。
    歴史を見れば欧米人によるアジア蔑視があることくらい、日本の小学生でもわかることでしょう。そういう差別を認識してもあえて外国へ渡ったわけですし、こんなとこで傷の舐め合いをして不満を言っていても仕方がないってことですよ。要するに甘い考えで海外に渡ったご自分の親やご自分が悪いんでしょ。文化的水準の高い所へ移住して、尚且つ差別反対なんてそんないいとこ取りはできません。差別が嫌なら日本に身をおいておけばよかったのです(日本も移民に対して、すごい差別をしますがねw)

    これには私も同意します。

    差別をされるのが嫌ならば欧米に移住するな、とは言いませんが欧米に移住するならある程度の覚悟を持って移住をなされた方がいいです。

    中華街で見る中国人や、大久保等で見る在日朝鮮人を我々はどう見ていますか?

    欧米人は基本的にそんな目で我々を見下すのですよ。

    あと、欧米で生活するにはよほど気が強いとやっていけません。

    事実、アメリカの田舎の学校に三日間だけ通った当時の私は物凄く気が弱かったです(他人に怒りをぶつけるのが恥ずかしかった為に)。そういえば、金髪碧眼の双子姉妹も気が弱いほうでした。

    ちなみに、欧米では大声で文句を言えば言う程いい事です。

    例えば「この店の店主は人種差別をしている!!」なんて皆の前で大声で怒鳴ると、噂はたちまち広まりその店は最悪の場合は閉鎖になります。

    はっきり言って欧米では『棚からぼた餅』の思想は通用しません。

    もっと厳しい事を言うと、他人に怒るのは恥ずかしい、そんなに自分が差別されてプライドが傷付くのが嫌ならば(すみませんが)欧米に行くな!という話しです。

    12:14 PM Maria
  • サンドラさん、はじめまして。良いコラムを立てて下さってありがとうございます。
    学生時代から10年以上ドイツに住んでいます。私の個人的経験からですが、日本語,日本文学を大学で専攻したり、Volkswirtschaftで日本経済を勉強したりするドイツ人学生は、アジア系の女の子に尽くして貰いたい人が多いように思いました。
     今は、ドイツ人、日本人のハーフの娘が居て、幼稚園では幸いいじめに合わずに済みました。8月にドイツの小学校に入学したところです。私(日本人)に似て、東アジアの顔に近いし、体格も小さいので、ターゲットになりそうな感じがちらちらとあり、気になっています。私が好き好んでドイツに来た訳で、覚悟が足りない、と言われればそれまでですが、世界中ハーフ(「ダブルの文化」の方が良くないですか?)が増加中のところ、それでは何も解決にならないのです。対処法がテーマなのだと思います。皆さんのコメントの中のチンチャンチョンへの様々な対処法は参考になりました。母親が外堀を固めておく、ということも大事ですね。面倒くさがらずに,交流しようと思います。

    7:17 AM Saki
  • >>中華街で見る中国人や、大久保等で見る在日朝鮮人を我々はどう見>>ていますか?
    >>欧米人は基本的にそんな目で我々を見下すのですよ。

    韓国人や中国人への非難はスペイン人、イギリス人、ドイツ人、アメリカ人、イタリア人らの白人同士の非難と比べるべきで白人とアジア人蔑視とはかなり違います。

    あと日本には中国人と韓国人が永住してますが逆はありません。
    仕事ではありますが。共産主義革命で追い出されたんです。
    満州や台湾には一般人がかなり住んでたんですけどね。
    ダブルスタンダードだからしょうがないと思う。
    このまえも反日のポグロムデモもあったし。ああいう国なんだから
    当たり前です。それなのに日本で自由に暮らせるなんて不公平でしょう。

    >>中華街で見る中国人や、大久保等で見る在日朝鮮人を我々はどう見>>ていますか?
    >>欧米人は基本的にそんな目で我々を見下すのですよ。

    韓国人や中国人への非難はスペイン人、イギリス人、ドイツ人、アメリカ人、イタリア人らの白人同士の非難と比べるべきで白人とアジア人蔑視とはかなり違います。

    あと日本には中国人と韓国人が永住してますが逆はありません。
    仕事ではありますが。共産主義革命で追い出されたんです。
    満州や台湾には一般人がかなり住んでたんですけどね。
    ダブルスタンダードだからしょうがないと思う。
    このまえも反日のポグロムデモもあったし。ああいう国なんだから
    当たり前です。それなのに日本で自由に暮らせるなんて不公平でしょう。

    4:47 PM ネコタ
  • あー!ありましたね!
    私の場合はNZだったんですが、「チンチャンチョン」って何度か言われましたよ。
    最初は意味が分からなかったのですが、後々調べてからはらわた煮えくり返りましたね。
    犬とかもありましたし、NZではクジラの事で色々しつこく言われたこともあります(私は食べないんですけどね)

    クジラはともかく、チンチャンチョンはゆるせなかったですね。そのくせネットとかで白人が「日本は人種差別国家だー」とか言ってたりしますよね。(日本の場合は差別じゃなくて「避けてる」訳なんですが…)
    てかむしろ、現代でも白人による差別の方がかなり酷いと思うのに誰も表立って非難しないですよね?
    さすがに黒人に対してはどこの国もかなり敏感になっているので、堂々と罵る人はいなくなってきましたが、アジア系への侮蔑がひどいです…
    なんか「白人だから黙認してる」「アジア人だから」みたいな感じがすごくします。
    そう考えると、この世界の構造に余計に腹が立ってしまいます。
    もう人種差別の時代は終わったはずなのに!!

    7:42 PM lily
  • ネコタが典型的な純ジャパw

    4:48 PM ナガサワ
  • 差別されるっていう状況と現実は暮らしてみなければ判らないもの。日本のテレビで海外移住をした人の話になると、ちょっといい話、に作り上げられていてこんなシビアな現実は語られていませんよね。
    私もイタリア人と結婚して暮らしていますが、子供の学校生活を通じてイタリア人社会に食い込めば食い込むほど差別の存在を痛感しています。チンチョンチャンに始まり、ここ最近では、フクシマ、被爆、広島、長崎まで、からかいの言葉としてつかわれる民度の低さ。
    思春期に入った子供にも、どうにも消化しきれない現実ですが、乗り越える術を手に入れて欲しいと願うのみです。
    子供のみならず大人ももちろん同じレベルで、最近の日本ブームで
    好意は示すものの(とくに物品)勤勉で使えるママだけど、
    利要する以外は受け入れたくない、というところのようです。
    (私のキャラも一因…何でもハイ、と言う可愛い日本人ではない)
    日本を理解する文化人の流行に乗りたいけれど、生ものは受け付けないわ、という気配はその根底に感じます。
    道端で見知らぬ人から中国人差別の悪態をつかれたり、客の身でありながら店であんた呼ばわりされる事は日常茶飯事。

    困ったことに学校の先生も、勉強は出来るけれどマイノリティーの生意気な奴、というレッテルを子供に貼っているようです。
    スポーツクラブのコーチには、おまえは魚でも肉でもないからどこに行っても誰にも相手にされないな、とまで言われてしまいました。
    夫や私が抗議に行ってもその場限りの言い訳を聞かされるばかりで、もうこれはこの子に強く育ってもらうしかない、と思ってはいますが、やりきれない気持ちで彷徨っていたらこちらに辿り着きました。

    こうやって皆さんの経験、身の処し方を伺うだけでも気が紛れる私は良いとして、子供たちはどうやって乗り越えてゆくのでしょうね?
    暮らし始めてから気付くなんてバカ、というご意見もおありでしょうが、暮らしてみなければわからないことも沢山あるもの。

    また寄らせて頂きます。
                            あんみつ

    2:03 AM あんみつ
    • あんみつさん

       
      コメントくださってどうもありがとうございます。

       
      お子さん、大変な思いをしてますね。状況、よくわかります。

       
      周りの大人を変えていく方法はなかなか無いのが現実ですが、お子さんは同じ立場の子供(例えばハーフの子供)との交流はありますか?イタリアのどちらにお住まいか分かりませんが、もし身近に居ないようであれば、もし機会があれば、休暇などを利用して、そういう子供達と交流させる事でだいぶ気持ちは楽になるかと思います。

        
      >差別されるっていう状況と現実は暮らしてみなければ判らないもの。日本のテレビで海外移住をした人の話になると、ちょっといい話、に作り上げられていてこんなシビアな現実は語られていませんよね。

         
      日本国内で雑誌・テレビなどで組まれている「イタリア特集」や「ヨーロッパ特集」は観光の要素が強く、たとえヨーロッパ現地に長く住んでいる日本人の事を取り上げても、どちらかというと「ヨーロッパに住んでいる(日本人の)誰々さんはステキ!」的な事を伝えようとしている特集が多く、そのことは否定はしませんが、今あんみつ様が経験されているような事が日本国内でももう少し話題になってもいいのにな、とは思います。だってこれが現実ですからね。。。

         
      >子供のみならず大人ももちろん同じレベルで、最近の日本ブームで
      好意は示すものの(とくに物品)勤勉で使えるママだけど、
      利要する以外は受け入れたくない、というところのようです。日本を理解する文化人の流行に乗りたいけれど、生ものは受け付けないわ、という気配はその根底に感じます。

         
      いますねー。表面上で「日本と交流」はしたいけれど、根元の部分では決して異質なもの(そこには日本も含まれる)を受け入れようとはしないという悪い意味での頑固さ、そして頭のかたさ。

         
      >暮らし始めてから気付くなんてバカ、というご意見もおありでしょうが、暮らしてみなければわからないことも沢山あるもの。

          
      人間みんな暮らしてみて初めて分かる事ってありますよね。経験を周りに「伝えていく」「発信していく」が大事かと思います。がんばってくださいね。そしてぜひまたお立ち寄りください★サンドラ★

      9:47 AM サンドラ・ヘフェリン
  • アフリカ全土でも、南アジアでも、南米でも、チャンチュンチョン、チンチャンチョン、チンキー! チン! 手を合わせる、目をひっぱる、全部ありました。別に子どもに限らず、20代の大人もします。
    無視するだけですが、在外日本人で体験していない人はいないでしょうね。体格の小ささ、顔が地味、などいろいろと虐めたくなるような要素が多いんでしょうか。アジア軽視は問題だな、と常々思っています。
    すみません、通りすがりです。

    3:47 AM さら
  • ザンドラさん、はじめまして。非常に面白くて有意義なトピックですね。

    自分は30歳台の日本人男性で今はドイツ在住ですが、4年前から欧州の他国も住んでおり、幼少のころは米国にも住んでました。
    自分自身は鈍感なのでドイツでは差別を感じませんねー、親日的なデュッセルドルフだからかもしれませんが。米国でも日本人を含めた外国人・人種が多様なニューヨークであったので、特にいじめはありませんでしたし。
    逆に、米国から日本に帰ってきてからのほうが、いじめにあいましたね・・・小学生とはいえども、やっぱり米国かぶれ(笑)になってたんでしょうし。それをバネに、柔道をはじめたりしていじめっ子を返り討ちにしてやりましたが(笑)。

    ただ、ここドイツで長く住んでる日本人男性友人や、イギリスに住んでた日本人男性友人は少し差別的なものをドイツで感じるようです。たとえば店員の態度だったり、サルサダンスをしてても踊ってもらうパートナーになってくれない女性がいたりとか(いずれもドイツ人以外の外国人を含む
    と思います)。

    あ、でも鈍感な私でもドイツで差別だと感じるのは、ドイツ人女性は日本人男性・アジア人男性と付き合いたくない・相手にしない人種差別者が多いのでは?と思うことです。確かに日本やアジア好きなドイツ人女性(特に若い子が多いですね)とは簡単にデートやお付き合い、ぶっちゃけSEXするのも楽勝でしたが(笑)、日本やアジアに興味の無い子・普通のドイツ人の女の子をナンパしても相手にされない感があります・・・こういう相手には「人種差別主義者!」と罵ってやったほうがいいでしょうか?(笑)

    私自身はそういう差別主義者にならないよう心がけてますし、付き合う子、デートする子、体の関係の子でもドイツ人・欧州人、アジア人、アフリカ人、中東系などほぼ全てをクリアしてきた自負があります(笑)。
    私が女性を差別するのは人種ではなく、外見と中身(性格だけでなく教養・学歴やキャリアもふくむ)、そしておっぱいです(爆)。

    こういったアジア人男性に対するドイツ人女性の差別はここでは論議されてませんが、実際のところはどうなんでしょうかねー?
    まわりの日本人男性でもドイツ人女性と結婚・交際してる人が結構増えてますが、ぜひぶっちゃけ意見をお聞かせくださいませ!(^^)

    PS
    これも私の偏見・差別かもしれませんが「日本人男・アジア人男は白人女性・黒人女性にもてない」と言ってる女性(日本人も外国人ふくむ)は、ババァ連中が多いように思えます(爆)。

    3:01 PM がんばるまん
  • おっしゃる通りですよね。
    ドイツだけではないです。
    フランスでも東洋人=中国人
    と見ています。
    大人で教養のある人だけ、日本と中国は全くの別ものだと知っていますが、そういう人は少数でした。
    パリの中華レストランのほぼ全てがフランスの衛生基準を満たしていなかったですから、東洋人=中国人=不潔
    というイメージもきっちり固定化されています。
    「東洋人=貧しくて不潔で、なんとかヨーロッパ人と結婚して親兄弟一緒にヨーロッパへ移住したいと思っている人」
    という印象を持っているみたいですね。
    イギリスに嫁に行った知り合いは、現地の人に「ご両親はいつこちらに移住してくるの?」と何度も聞かれたそうです。
    親兄弟を移住させる目的でヨーロッパ人と結婚する日本女性なんて皆無だと思いますが、中国人でそういうことをする人が余りにも多いので同じように見られているみたいですね。

    8:41 AM みか
  • サンドラさん、はじめまして。
    チンチャンチョンを検索中にこちらに辿り着きました。

    ところでここで書かれているのは子ども同士の差別についてなんですね。
    実は、今日地元の白人系オランダ人の子どもに自転車ですれ違いざまに
    「チンチャンチョン」
    みたいなことを言われ、かれこれ半年前にも一度あったのですが、
    あれは一体なにを意味するのかと思い検索していたところでした。

    そもそもオランダでは人種差別は少ないと言われいて、
    以前アムステルダムに住んでいた時は一度もそういう言葉を
    投げかけられたことはありませんでした。
    それがオランダ東部の田舎に引っ越してからこうです。
    大人ではなく、子どもが言うんですね。
    オランダ人は「あなたは差別をしている」という言葉に弱いと言われます。
    おそらく大人は社会的に差別者としての烙印を押されるのを恐れて、
    差別意識を持ちつつ外ではやらないんでしょう。
    ただ家庭で子どもを前にそういう言葉を吐いている。
    だから年端のいかない子どもは外でそのままマネをするのでしょうか。

    私は40代の日本人男性ですが、そういうことを小さな子どもに言われ、
    正直どう取り合っていいのか分かりません。
    (そういうのを経験するのは自転車に乗っていて、しかもすれ違う時だけ。
    半年に一度とかそういう頻度です。)
    外国人女性・子どもだともっと差別が向きやすいんでしょうね。

    お隣ドイツのことで興味深かったのは、
    トルコ人に対する差別がはっきりあることです。
    ドイツと違って、オランダではモスリム(トルコ系、モロッコ系移民)に対する
    表立った差別は、おそらく仕返しが怖いからか(イメージが悪いからか)、
    ほとんど耳にしません。
    (ちなみにトルコ人よりもモロッコ人のほうが格段に評判が悪いです。
    諸悪の根源のような扱いの印象を受けます)
    ただただ、このオランダでそういう差別があるのだと知ってショックです。
    アムステルダムでそういう差別を感じないのは、
    外国人が住人の過半数を占める都市で、どのグループがマジョリティーかも分からず
    チンチャンチョン攻撃も鳴りを潜めるからでしょうか。

    1:52 AM 大竹
  • ドイツではなぜか、未だに一度もないんですが、昔オーストリアに住んでいたころはたまに言われました。何度目かに腹が立って、すごい顔して中指立ててやったら怖がって逃げていきましたよ(笑)そのとき、こいつら、アジア人にはたいてい反撃されないと知ってるからやるんじゃないか?と思いました。
    オーストリアでは大人でも差別用語としらずに普通に使ってきますから、たちが悪いですね。そういう人には「オーストリア人のくせに」って言ってやったこともあります。(相当険悪になりましたが。笑)
    自分の勝手な想像ですが、オーストリア~バイエルン地方の人たちには未だに田舎的思想、アジア人=自分たちより下(使用人的感覚)が強い気がします。
    とはいえ、大都市でもちょっと精神を病んでいるアル中のおばあさんに、ベトナムに帰れ~!と叫ばれましたが・・・まぁ、これは例外でしょう。(笑)

    4:56 AM ほう
  • 立て続けですみませんが、以前、

    >私は音楽が趣味ですがヨーロッパで活躍している東洋系音楽家ははたくさんいます。ベルリンフィルのコンマスは今2度目の日本人ですね。私も所属半年位の大学オケでパートトップに推された事があります。フランス語はまだまだ不自由だったのですが、彼らは実力には公平です。アジアが低く見られていることが不満なら彼らより上に立てる何かを持ってみてはどうですか?

    と発言されている方にサンドラさんが反論なさってますが、わたしはサンドラさんのほうに賛成ですね。
    ベルリンフィルのコンマスが2度目の日本人だからって、ドイツ全体のオーケストラにアジア人差別が無い完全実力主義なわけじゃないんですよ。むしろ、コンマスという地位だからこそ日本人を入れて、「自分たちは国際的なんですよ~」をアピールしたいという目的すら隠されているかも知れません。
    事実、アジア人に来るオーディションの招待状の数なんてヨーロッパ人に比べれば笑っちゃうくらい少ないです。
    例を挙げれば長くなりすぎますので、止めておきますが・・・ドイツの音楽業界で生活している者からの意見として、
    音楽界を実力主義の例えにお使いになるのならば、それは少し違いますということでした。
    乱文失礼いたしました。

    5:46 AM ほう
  • イギリスでしたが、されましたね。そりゃ酷いものでした。そういう環境もあって僕は外国人嫌悪感情が凄いです。個人的には僕は異なるルーツを持つ者達が同じ共同体の中で仲良く暮らせるとは信じてません。欧米の移民問題を見れば明らかです。残念ながら、人間は差別する生き物です。日本はほぼ100%日本人の国ですが、なんて素晴らしい国なんだと思います。そんな日本にも日本人の名前を騙って犯罪を繰り返す朝鮮人、六本木で我が物顔で暴れまわる黒人、電車の中でハロウィンをかます白人など鬱陶しい連中がいますが、欧米のそれと比べたらまだ恵まれているとは思います。日本から外国人を0にするのは不可能だと思いますが、なるべく日本が今の状態に保てるよう、日本社会の構成員として努力するつもりです。

    1:11 PM 健二
  • もう30年近く前、中学生だった頃にウィーンに住んでいましたが、市電の中などで悪ガキ集団に「チン・チャン・チョーン!」言われたなあ。言うだけで、それ以上なにかしてくることは無かったので無視していたはず。でも、それが現在でもあるってことに驚きました。言ってた悪ガキたちが「あの時の自分はアホだった」と反省しているといいんですが。

    そういえば、この「チン・チャン・チョーン!」問題については、確か哲学者の中島義道が「ウィーン愛憎」という本の中で言及していたように思います。どんな記述だったのかは忘れてしまいましたが…。

    外観や言語など、自分たちとは異質な物を排除したがる「本能」は、人間だれしも持っているんでしょうから、これは残念ながらしょうがない。その本能をどう「理性」でコントロールしてゆくのかが「教育」であり「成長」なんでしょうね。

    「チン・チャン・チョーン!」と言われたことは当時は嫌だったけど、今にして思えば「人間は基本的に無知・狭量なので、それを表に出さない社会性が絶対に必要」と実感できたのは収穫でした。

    ただ、今現在こうしたイジメに直面している子供たちに、どんなアドバイスをしたらいいのかが思いつかず、歯がゆいですね。究極は「アホは相手にするな」の一言なんでしょうけど…。う~ん。

    10:34 AM 90125yes
  • 「Ching Chang Chong」で検索していたらコチラのサイトに
    辿り付きました。とても興味深いサイトに出会えて嬉しいです。

    よくYoutubeなどで日本関係(アニメやゲーム等)の動画を見てると、
    コメント欄に結構な頻度でこの「Ching Chang Chong」と
    書き込まれてるので、これは何だろう?と疑問に思い検索したら、
    まさか悪口だったとは(笑)

    私もハーフなのでサンドラさんの体験、よく分かります…!
    私はイタリア系アメリカ人と日本人のハーフなのですが、
    アメリカで産まれ12歳までアメリカにいましたが、ある事が
    キッカケで日本文化に興味を持ち、母にワガママを言って日本の
    長野の田舎にいる母方の祖父母の家に住み込み13歳から現在32歳まで
    ずーっと日本で暮らしています。

    私はアメリカにいた頃は「おい、日本人は犬を食べるんだろう!」や
    「生の魚(刺身のこと?)を食べるなんて気持ち悪い!」
    「日本は中国のどの辺?」「原爆落とされて当然」と苛められましたねー。
    他にも色々と大人にも子供にも差別発言されたり、石も投げる振りされました。
    母がアジア人だと分かると目を吊り上げる仕草もされた事あります。
    昔は気が強かったので必ず反論や反撃してましたが…。
    逆に日本ではそういった苛めに遭わなかったのでビックリしました。
    学校でも近所でも普通に接してもらえました。
    「アメリカってどんなとこ?」「銃持った事ある?」という質問と、珍しがってジーっと見られる事は多々ありましたが、それだけです。
    民度的には日本より米国の方がかなり遅れてるなと当時の私は感じました。
    なのでアメリカが「人権を大切に、差別はダメ」とか「争いの無い平和な世の中をー」なんて上辺だけの綺麗ごと言ってると未だに「どの口が言ってるの?」と吹き出しちゃいます。

    そんな私ですが、この「Ching Chang Chong」は言われた事
    なかったですね。いつ頃から言われ始めたんですかね…。
    なのでYoutubeでこのコメントを見た時も「?」でした。
    しかし、わざわざ日本関連の動画のとこに来て侮辱コメント
    残していくってどういう神経してるのか理解できません。
    「あなたは人種差別してるの?」と英語で返信しときましたが、
    効きますかね…。

    6:12 PM エミリー
  • 昔のエントリーのようですが・・・
    ↓この話も参考にされると良いと思います。
    「中国人!」「チン・チャン・チョ~ン!」と言われ悩むマルコhttp://chuzumapalestine.blog.fc2.com/blog-entry-80.html

    8:35 AM aya
  • そのドイツのお兄さんの提案する「反撃」は正解です。
    要は、ブログ主が言う「ブラックな感性」ではなく
    『開き直り』なんです。
    実は、いじめっ子は日本人が「犬を食べる」とか
    「サルの脳みそを食べる」とかを攻撃しているのではない。

    「弱点を攻められてひるむのを見たい」
    いじめっ子の心理はこれです。

    かつて、ある中学生の男の子が
    「小学生高学年になっても母親と一緒に女風呂に
    入っていた」ことを同級生にからかわれて困ってました。
    (実は、この子は健康上のある理由から、母親と一緒に
    風呂に入っていたのですが)

    彼はある言葉でいっぺんに形勢を逆転させました。

    「そうだよ。入っていたよ。
    お前(いじめっ子)も入りたいんだろ。
    うらやましいか?
    よかったぞぉ〜!」

    いじめられたら開き直りましょう。

    11:33 AM てんてん
  • ドイツには全然関係ないのですが、人種差別に対して私が経験したことを。
    私には、日本と韓国のクウォーターの友達がいます。
    小学校低学年のとき、その友達から、ちょっと緊張したような感じで、「私って、日本と韓国のクウォーターなんだ。」と言われ
    私は、「へ~そうなんだ、すげー!!」みたいな反応をしました。
    そのあと、「これ、誰にも言わないでね。」と言われたので、
    「え、なんで?」と思いその友達に聞いたのですが、「言わないで。約束。」とだけ言われました。
    なので私は不思議でしたが、今まで誰にも言っていませんでした。(今も口外したことはありません)

    韓国と日本の複雑な関係、歴史を知った今、友達が何故、言わないでと何度も念を押したのかがわかりました。
    実際、中学三年生のときに、クラスに「韓国がうんたらかんたら(悪口)、中国がうんたらかんたら(悪口)」とか言っている人がいました。
    その友達はその人と普通に話していて、どんな気持ちで聞いていたのだろうと思うと、とても悲しくなります。
    また、堂々と「私は韓国と日本のクウォーターだ。」と言いづらい今の日本がとても悲しくなりました。
    まだ10歳になるかならないかの年齢の子どもが、友達に、「言わないで。」と言わなければならない今の現状が、たまらなく悲しく、悔しいです。

    でも、その友達が中学三年生のときに、話の流れで、別の友達に、「私韓国と日本のクウォーターだよ。」と普通に言っていて、(私はその時その場にいたのですが、)ものすごく嬉しかったです。(今もこの文章を書きながら泣きそうです)
    あぁ、この子はもう大丈夫なんだって思えました。たまらなく嬉しかったです。

    私はこのことで、『何も知らないから起こる差別』(コメントされている方やサンドラさんのお話等)と、『知っているからこそ起こる差別』があると思いました。
    『何知らないから起こる差別』は知識をえることで防げたりしますが(もちろん防げない場合もあるでしょうけれども)、『知っているからこそ起こる差別』は、政治や戦争の歴史が絡んできたりしますから、かなり厄介ですよね。
    実際に親兄弟を戦争で殺されたり酷いことをされてその国を嫌っている人に、「日本を嫌うな」「韓国を嫌うな」「中国を嫌うな」「アメリカを嫌うな」と言っても、それは難しい話だろうとも、思うのです。

    9:31 PM やまさ
    • やまささん
       
      コメントいただいて、ありがとうございます☆
       
      日本とアジア圏とのハーフやクオーターの場合、顔立ちだけで外国系だと周りに分かるわけではないですから、そのぶん本人は「誰に自分のルーツを言うか」または「どのタイミングで言うか」と悩む人が多いようですね。やまささんが書かれていた日本と韓国のクオーターのお友達もそうなのだと思います。
       
      >私はこのことで、『何も知らないから起こる差別』(コメントされている方やサンドラさんのお話等)と、『知っているからこそ起こる差別』があると思いました。
      『何知らないから起こる差別』は知識をえることで防げたりしますが(もちろん防げない場合もあるでしょうけれども)、『知っているからこそ起こる差別』は、政治や戦争の歴史が絡んできたりしますから、かなり厄介ですよね。
       
      ↑同感です。あとは、「何も知らないから起こる差別」は実際のところ、「自分は何も知らないで差別している」と素直に認める人は少ないですから、差別発言をする張本人は「知った気になっている」ことも少なくないのが厄介ですよね。
       
      ハードなテーマですが、読んでくださって、そしてコメント下さって、うれしかったです。どうもありがとうございます★サンドラ★

      2:23 PM サンドラ・ヘフェリン
  • すいません、続きです。
    世界の文化、歴史などに興味を持ち、スペイン語と中国語を習いたいと思い、将来はスペインで暮らしたい!と思っている身にとって、サンドラさんのお話はとてもためになりました!!
    ありがとうございます。
    やっぱり、テレビやネットで伝えられる、良い情報ばかりではなんですね。(笑)
    現実の、地に足ついている情報を知ることができるので、とてもありがたいです。

    9:46 PM やまさ
    • やまささん 
       
      お役に立てたようで、うれしいです。
       
      テレビなどのメディアは真実を伝えていることも多いけど、でもそれと同時にバイアスがかかったものも多い。たとえば、スポンサーが嫌がるからとネガティブな話は取り上げず、海外に関してもポジティブな面だけにスポットをあてる、とか。
       
      なので、テレビ以外の場所での、実際にその国で育った人の話なんかが(いつもそうとは限らないけど)信憑性があるのかな、なんて思ってます★サンドラ★

      2:26 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私は、フランス男性と結婚して、ハーフの八歳の息子とフランスの田舎に住んでいます。
    フランスでも息子は、学校で上級生から中国人蔑視した言葉をいわれ、中国人じゃない日本人というと、じゃあ日本語話してみろ。といわれ少し話したら皆に笑われたと傷ついていました。夫が担任と校長宛に人種差別はフランスの公教育では許されないことではないかと手紙を書き、校長から高学年の生徒に話をしてもらったり、クラスでは息子が日本の紹介をする機会を作ってくれ、知らないことでの差別を減らそうと努力してくれています。やはりクラスのいじめっ子は、日本のことなんて興味ない、知りたくないなど息子にチクチク言ってくるようですが、中には興味を持って日本語や日本について色々聞いてくる子もいるみたいです。意地悪な子が何か言ってくるのはなかなかなくならないとは思うのですが、日本について学校で評価してもらえた気持ちもあるようで、前より学校を嫌がらなくなりました。フランスでもアジア人蔑視はやはり感じます。

    11:57 PM はる
    • はるさん
       
      ご自身のご家族の体験を書いて下さって、ありがとうございます。
       
      フランスにもあるのですね。。でもご両親、そして学校の先生にも「いじめをなんとか解決したい」という意思があるようで本当によかったです!!こういうのを放置して「子供同士のことだから」というのが、この「チンチャンチョン問題」の場合、一番傷つくし、困るんですよね。やっぱりどんな形であれ(それが、たとえ「子供」であっても)人種差別的な行為を放置するのはダメですよね。
       
      「チン・チャン・チョン」問題」について、これからも取り組んでいきたいと思っています。★サンドラ★

      12:18 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私は日本人で夫はドイツ人です。夫は私たちの子供に向かって「チン・チャン・チョン」と言いますが、「この言葉に侮蔑の意味はないしそんなこと一度も聞いたことがない」と言われました。夫は先妻との間にタイ人とのハーフの子供がいて、その子供も私に「チン・チャン・チョン」と言いました。私はこの記事を以前から見て知っていたので侮蔑されたのだと思いましたが、「そんなつもりはないし、そんな意味があるなんて聞いたことがない」と言われることに困惑しています。夫は私や私の産んだ子供を疎ましく思っているのでしょうか。判断に苦しみます。

    12:36 PM サブリナ
    • サブリナさん、

       
      コメントをいただきありがとうございます。

       
      >「この言葉に侮蔑の意味はないしそんなこと一度も聞いたことがない」

       
      そして

       
      >「そんなつもりはないし、そんな意味があるなんて聞いたことがない」

       
      というのは、「強者」の意見ですね。。言われた人の気持ちをあまり考える気持ちがないというか。。

       
      身内、それこそ奥さんがアジア圏出身なのに、アジア圏の人の気持ちを知ろうともしない白人をたまに見かけますが・・・・サブリナさん、お疲れ様です。

       
      私としても、この「チン・チャン・チョン」のテーマに関しては、こんなにたくさん傷ついている当事者がいるからこそ、多くの方がコメントをくださったのだと解釈していますが、

       
      そういう差別問題に興味のない人から見たら、「バカバカしい。僕は(私は)別に差別していない。楽しいからチンチャンチョンと言っているだけだ」となるのでしょうね・・・。でも悲しすぎます。

       
      なお、前のタイ人の奥様との間にできた子供が、日本人であるサブリナさんに「チン・チャン・チョン」と言っている、とのことですが、それは(白人である)親の真似をしているのだと思われます。。自らも東洋の血が入った子供が、東洋人の大人に「チンチャンチョン」と言ってしまう・・・その背景を考えると複雑な気持ちにさせられます。

       
      もしアドバイスするとしたら、母親がタイ人のお子さんと旦那さんに、自分が嫌な思いをしている、と強い口調で抗議するしかないとは思うのですが・・・状況(家族であり、今後も長い付きあいだということ)を考えると、むずかしいでしょうか・・・?★サンドラ★

      5:16 PM サンドラ
  • コメントありがとうございます。

    文化の違いというよりは個人的な品性の問題で争いが起きているのだと思います。

    最近もイタリアで地震があったニュースを伝えたところ「自分の家からは遠いから問題ない、あれは彼らの問題であって自分の問題ではないから気にする必要がない」と言いました。この言葉は私の子供が病気であることについても同じ論法で拒絶されました。たとえ遠く離れている人のことでも自分の子供のことでも、「自分には何もできないから知らない」というのは、あまりにも他者に対する共感に欠けています。

    こういうことから、私が好きになるには値しない人間性だったのだと、今は理解しています。今後子供の成長の過程で良い影響を産むとは考えずらいの出、長い付き合いにはしたくないですね。

    2:24 PM サブリナ
  • はじめまして、サンドラさん。私はドイツ在住17年、夫はドイツ人、子どもは8歳の娘がいます。最初の12年間はベルリンで、現在は北ドイツのある街に住んでいます。

    子どもは、いわゆるSozialbrennpunktの学校に通っており、トルコ人、アラブ人、アフリカ人、ブルガリア人、ベトナム人、ドイツ人等に囲まれて勉強しています。学校ではトルコ人とアラブ人、アフリカ人の間には確執があるようです。いまのところ、幸いなことにうちの娘は「チンチャンチョン」被害にはあっていないようです。

    ドイツ人ばかりの地区に引っ越して、学校へ行かせるという選択肢は最初から、却下。いじめられるのは目にみえていたからです。ここに住むのも賭けのようなものですが、いろいろ予防線は張っており、いまのところ、何とかなっています。

    私は娘が小さいときから、日本語で話しかけてはいました。でも、言葉の比重でいえば、ドイツ語に重きをおいています。絵本の読み聞かせ、話の展開の仕方、議論の仕方等、夫はみっちりとドイツ語でおしえています。これも、のちのちにいじめ等にあったときに負けないためです。日本語も話せるようになればいいなといまだに細々と続けていますが、娘が今、ドイツ語で大人顔負けの議論展開が出来るようになってきたことのほうが喜ばしいです。(どなたかも、書いておられましたが、私もドイツで生きる以上、ドイツ語が流暢というのは必須だと思います)

    もし、言葉ができていても、ひどくいじめられて、学校へいきたくないっていったらどうする?と夫に聞いたところ、ドイツではおなじみの「Krankschreibung」だねと言われました。私はドイツに来たころ、この手を使うのは卑怯だと思っていましたが、ドイツの非常に硬直的な学校制度では、これを駆使するのも仕方がないことと納得がいきました。親が子どもを何の許可もなしに学校を休ませると、警察が来るなんて。。。

    できたら、親はドイツの法律に詳しいほうがいいですね。もしくは詳しい人を知り合いに持っているといいかもしれません。いじめにしろ、なんにしろ、法律がものをいうドイツです。

    そして、最後に。やはりドイツでは「声が大きくでる」「図体が大きい」というのは得ですねえ。こればかりは、子どもにはなんともしようがないかもしれませんが、、、。私はちなみにドイツに来て、声が大きくなりました。

    それから、大人同士だと挨拶するときも、初対面の人にはしっかり目をみて、握手も力をこめてやります。これで私はあまり馬鹿にされずにいます。道で馬鹿にされても、言い返します。

    前にチンチャンチョンじゃありませんが、Rの発音をばかにされたので、「じゃあさ、さしすせそって、早口でいってみな」といったところ、そのドイツ人はいえずに黙りこくってしまいました。子どもみたいで私もこの手のことで言い合いをするのは本当は嫌いなのですが、まさに郷に入れば郷に従えです。日本人の感覚からいくと抵抗のあることもありますが、ドイツに住んでいる以上、ある程度は妥協も必要かと思います。

    サンドラさんのご存知のことばかりだったかもしれません。長くなってすいません。

    1:59 AM まこちゃん
  • はじめまして。
    ワタシは仕事でドイツのある都市に住んでいましたが、街中で通りすがりにチンシャンションの洗礼に逢いました。が、それをやる人というのは、まあ言い方は悪いですが教育水準はあまり期待できそうにないような連中ばかりで、単に反応を面白がっているだけなのが判ったので、そう言われても眉ひとつ動かさず無反応のまま通り過ぎるという技が身につきました。相手にしたりムキになるからかえってつけ上がるんじゃないかと。消極的対応かも知れませんが、レベルの低い人間の相手をするだけ時間の無駄です。

    10:39 PM rmx
    • rmxさん、

       
      コメントありがとうございます。大人の場合は、rmxさんのような対応がベストなのかもしれませんね。問題は子供です。小学生ぐらいの子供がこれを同年代の子供、または少し年上の子供にされた場合、大人が子供に「無視しなさい」と言うのは簡単ですけど、果たしてそれでよいのか・・・。
       
      しつこい子は学校で何度もいってきますしね。そういうところでの対処は何がベストなのかというと、やはり大人による加害者への「解説」が何よりも問われるかと思います。では解説は何かというと、「チンチャンチョンは人種差別である。したがって、やめなさい。やめない場合は、こういう罰則がありますよ。」と掲示することですね。★サンドラ★

      2:56 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは。私はドイツに住んだ経験はありませんが、アメリカに数年いました。その時に、初めて人種差別を経験し、相当なショックを受けたことは今でも忘れられません。先日、ドイツに旅行に行ったのですが、1週間の旅行でさえ、チンチャンと3回言われました。
    通りすがりの方に平気で言われます。かなりショックでした

    こちらのコメントで差別に対して、文化を理解してないからだとか、やられる方にも原因があるような言い方をされている方がいらっしゃいますが、自分だけは違うと思いたいんでしょうね。
    海外で暮らしながら、よくそんな冷たいこといえるよなと思いました。

    私は、同じアジア人として、しっかりこの問題に取り組み、声を上げていくことが必要だと思っています。
    応援しています!

    1:59 PM みよ
  • 無知からくる悪気かな、と。
    Chin-Chun-Chan私はイタリア在住時ありました。
    都合が悪くなると「お前の国に帰れ!!」ともいわれましたねぇ~。
    むっとはしますが、たいていは知能低そうな(ついでにお金もなさそうな)人たちでしたね。

    むしろ、外国企業や有名ブランドが、面白いと思って?アジア人差別的なスポットを平然と世界に発信しちゃうことの方に危惧を抱きました。社会はこれだけ差別に敏感になっているのに、チェック機能は働かなかったのでしょうか。アジア人はまだまだ差別の対象なんですね。やっちまった当人たちが自分たちのしでかしたことに全然気づいていないところ、根の深さを感じますね。
    Chin-Chun-Chanに通じる無神経さなのでしょうか。

    サンドラさんおっしゃる通り、日本人の美徳は残念ながら、世界には通じないんですよね。欧米では主張しなければ、存在しないものとされますから、嫌ならきっちり指摘していかないと今後も繰り返されると思います。

    1:21 PM あ太郎
  • とても興味深く読みました。私はニュージーランドに数年在住したことがありますが、明らかな人種差別は体験したことがなかったので(わからなかっただけかも?)
    向こうが目をぴーっと引っ張って細くするなら、こちらは目を指で思いっきり開いてみたらどうなるのかしら?ちょっと試してみたいななんて思ってしまいました(笑)

    8:50 AM ななし
  • チンシャンションてギムナジューム行ってた時に
    言われてましたよ!当時ダンケとビッテだけしか意味わかんない時で
    気にもしませんでしたが
    喧嘩した時には、ヤップスて言われてたな笑
    男だったので、言い返しは日本語で言ってましたし、最終的には殴り合いになってましたが、女性の立場なら難しいですが、だから何?で済ませて気にしないのが一番

    8:09 PM タケヒーゴ
  •  猿の脳味噌食うのも、犬食うのも文化なんだし個人を攻撃したって仕方ないよね私は食わないけどさ。
     海外旅行も、なんとなく欧州は興味ないわ
     やっぱアジアがいいよ。差別されてんのに白人になりたいアジア人多いよね。
     ぎゃくにいじめてくるって事は、細い目がうらやましいとか?

    12:20 AM あちこさん
  • 他のコラムにもコメントをしたのですが、旧ユーゴスラヴィア諸国とブルガリア、ジョージア(旧グルジア)は旅行をするだけでしたらアジア人に対する蔑視感情は殆ど感じないです。
    むしろ私が日本人だということが(一応アメリカ人とのハーフですが)分かると親切にしてもらえたことが多かったですし。
    特にセルビアは2度訪れましたが、この方がアジア系だから不愉快な思いをしたのはベオグラードで「ニーハオ」と1度声をかけられたこと以外ないです。
    それどころか入国審査官やホテルで働いている方々から「あら、日本から来たの、セルビアへようこそ!」と歓迎されましたし。
    ただ、外国人が住むとなると話しは別という方は少なからずいると思いますが。
    まあ、ドイツ人はアジア系でなく東欧系(スラヴ人種)の方をも見下していますし、アジア系のハーフであるサンドラさんが不愉快な思いをするのも納得がいきますが。

    7:06 PM 雪原桔梗

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