映画『ハーフ』を見て
映画『ハーフ』を観ました。11月15日まで渋谷のアップリンクで上映しているので、皆さん、ぜひ足を運んでみてくださいね☆
ちなみに私はこの映画、二回観ました!一度目は5月の市ヶ谷の上映会の時に、二回目は10月に渋谷のアップリンクで見てきました^^
さて、映画の感想。
監督さん自身がハーフだということもあり、ハーフ当事者の苦悩や喜びが漏れなく伝えられていて良い映画だなと思いました。とても現実的なのだけれど、笑いもあり、感動もあり・・・。
そして、この映画、二つの文化で育つ者にとって欠かせない「教育」や「学校」の問題点にも触れています。欧米の学校教育と日本の学校教育との違い、そして両方を体験したハーフの子供の性格面での変化が、いい感じで描かれています。
そんな映画そのもののクオリティーの高さもさることながら、私自身は映画に出ている人達の「純粋さ」に心打たれました。
たとえば、ガーナ×日本のハーフのデイビッドさん(日本在住)。デイビッドさんは、容姿が目立つ事から周りに自分の出身や生い立ちについて聞かれることが多いのですが、デイビッドさんはこう語るのです。「僕は日本で一年に1000回は自分の出身などについて自己紹介をしている。でもそれを面倒くさいとは全然思わない。」と。・・・・感動しました。なぜなら、私は1000回どころか、質問3問目ぐらいで、「あ~、、、面倒くさいな~。早く家に帰りたいな~」と思ってしまったりするからです。1000回同じ事を話しても苦にならないとは、純粋さとともに人間としての器の大きさを感じます。
そして、デイビッドさんがかつてバーで働いていたところ、ある人に「君、ガーナとのハーフなのに、ガーナの事知らないようじゃダメじゃないか」と言われたそうです。デイビッドさんはそこで「あ、そうか!」と思い、次の週だか次の月にはもうガーナへ旅立ったのですね。
なんて、素直で純粋なのでしょう!私はご存知の通り、ひねくれた人間ですので、もしバーで「サンドラ、ドイツとのハーフなのにドイツの●●を知らないなんてダメじゃない!」なんて言われた日には、「酔っ払いに説教された筋合いはない!」などと怒り狂うのだと想像します(苦笑)その後ダダダと不平不満をブログに書きそうです。「こんなの事、言われたの!!」なんて(苦笑)
そして、ネタをばらしてしまう事になるので、詳細は(映画を見ての)お楽しみですが・・・親を恨んでいない事にも(良い意味での)衝撃をおぼえました。
(私自身は、子供の時に、ミュンヘンというリッチな環境でボロ服しか着せてもらえなかった事(それが親の方針だったらしい)に関する親へのうらみつらみがありますし、自分の当時の写真を見ても、なんで全部ショートヘアにボロ服なんだろ、と思うことが多いですが、映画を見て、そんなことを考えている自分が恥ずかしくなりました。)
そして日本×オーストラリアのハーフのソフィアさん。ソフィアさんは英語のみを話し、日本語は勉強中。日本の親戚(日本語しか話せない)とオーストラリアの親戚(英語しか話せない)の間で本当は自分(ソフィアさん)が通訳をしてあげたい!でも上手く日本語が話せないから、通訳をしてあげたいのに通訳できない、もしも自分が日本語ができたら通訳ができるのに!というソフィアさんの葛藤のようなものが描かれていました。葛藤の中にある純粋な気持ち。なんというか、ソフィアさんの全体の雰囲気がとても優しいのです。「日本語ができないけれど、もし日本語ができたら、私が皆のために通訳してあげられるのに!通訳したい。」という気持ちがスクリーンから伝わってきます。
映画に登場するソフィアさんは英語のみを話すモノリンガルですが、バイリンガルのハーフ達は、当たり前のように周りの人達に「ちょっと通訳してヨ」と言われることに辟易していたりします。が、モノリンガルのハーフには「私に言葉が二つできたら、この人達の通訳ができるのに!」という純粋な気持ちがあるのですね。(もちろん、人によって違うのでしょうけど。)
ちなみに、私なんかは「タダ&当たり前のように」通訳を頼まれると「・・・」とフキゲンになったりします。(言い訳させてもらうと、たぶん昔から通訳としてタダで使われたせい。また、子供のころは文句を言わない所謂「いい子」だったので、今頃反発している。苦笑。)
なんだか映画を見て「純粋シャワー」を浴びたような気持ちです。
なにかと文句が多い自分を省みるよいきっかけかもしれません。
そして、映画を通して「多様性とは何か」ということを改めて考えさせられました。
映画、11月15日まで渋谷のアップリンクで上映されています。お見逃しなく!
追記⇒
1)
映画に「ふさえさん」という韓国ハーフの女性が登場するのですが、家族がふさえさんに対して朝鮮系だということを隠し続けた様子に、10年ほど前の映画「グッバイ、レーニン」を思い出しました。バリバリ社会主義派である病床の母親にショックをあたえないために、ドイツが統一した事を子供が母親に隠し通す様子と、子供のためを思って、子供に対して朝鮮系であることを親が隠し通す様子が重なりました。(結局隠すことが子供にとって、よかったか、よくなかったかは別として)
2)
「映画『ハーフ』のDVDはないの?」と多くの方に聞かれました。監督さんに聞いたところ、DVDが販売されるのは2014年の夏以降になるそうです。
コメント
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私も自分の器の小ささを思い知らされました ^^;
デビッドさんは凄く純粋で行動力も半端ないですね!私も何度も自己紹介するのは嫌になります。何でもかんでも通訳、は私も嫌です。
「留学させたことで外国人になってしまった」と考えている親には恨みがあります。私の旦那さんを「イケメンの外人」という商品でしか見てくれない人達がいるのも嫌です。本質を見てくれない人達はいるものですが、それが身内だったりするので結構疲れます。
あ、娘はまだバングラデシュに行ったことがありません。衛生上の問題と、仕事のスケジュールがうまく折り合わない関係もあり、里帰りができずにいました。それでもバングラデシュ人が集まるコーランの勉強会とかには連れて行きますし、パパとママの友達は日本人が少ないので、一緒に遊ぶことにも抵抗はありません。いつかはパパの国にも連れて行きたいとは思いますが、いつになるのかな~。1:27 PM Jannat -
Jannatさん
真っ先にコメントくださっていたのにレスが遅れてすみません。
娘さんはまだバングラデシュに行ったこと、ないのですね。国を行き来をすること、そう簡単ではなかったりしますよね。将来、お子さんがバングラデシュという国と「どういう付き合い方」をしていくかが楽しみですね。子供のうちにバングラデシュ関連の良い思い出が日本でたくさんできれば(お父さんとか、お父さんの友達などを通して)それが将来よい土台になるのではないかと思います。また話しましょう~。★サンドラ★11:19 AM サンドラ・ヘフェリン -
サンドラさんが文句多いんじゃ、私は鬼婆級です。笑。
2:53 PM かぐや -
かぐやさん
あはは。
私はどうしても「なんでもかんでもポジティブに!」「いつも笑顔で!」みたいな考え方には同意できない部分もあるんですよね。「前向きに」、そして「笑顔」もいいのだけれど、問題点があれば、それは自覚しないと、そしてそれについてお話ししないと、とも思いますね。それこそが「前向きであること」だと思っています。
話が飛ぶようですが、たとえばドイツではドイツ語のできないトルコ人の二世や三世が社会問題になっています。色んな専門家が原因や色んな事を分析しながら対応しているけど、これはなかなか解決が難しい問題なんですよね。でも、こういうネガティブなことにも、やっぱり正面から向き合わなきゃいけないんですよね、社会として。そこを「問題がなかったこと」にするのでは、いつまでも問題が解決しないですしね。問題があったら、まず話す!大事なことだと思います。かぐやさん、いつも付き合って下さってありがとう~。★サンドラ★11:27 AM サンドラ・ヘフェリン -
うわ〜♡この映画すっごく見たい!
サンドラさんから前に話を聞いた時から娘たちと一緒に見たいと思ってました。
DVDとかにならないかな(無理でしょうかねww)ワタシも初対面の人から「旦那さんは何処の人?」(ま、これはワタシが日本人なのに苗字がカタカナだから自然な質問だろうけど)のあとに必ず(!)「旦那さんとは何処で知り合ったの?」と来るので、最近は「じゃ最初に自分の旦那さんとの馴れ初めを教えて」と言いたくなりそうになる自分がいて「うわ、性格悪い!」とイヤになります。相手は悪気があって聞いてるんじゃないんだよねー。うんうん、分かるよ、だけど一方的にワタシのことばかり聞かれると(それも初対面なのにw)違和感を覚える。
日本人のワタシですらこうなら、ハーフの子たちは一体どれくらい面倒くさいんだろう?と思ってしまう・・・けれど、そうネガティブな方向にばかり考えるのも良くないんだよね。
とか言いながらワタシはサンドラさんの「ひねくれ」気味が心地よくて共感するとこが多くていつも「そうそう!そのとおり!」ってコラムを読んでいるんですけどね〜(笑)3:21 PM sj -
sjさん
コメントありがとうございます!!
DVDになるかどうか、聞いてみますね☆
>ワタシも初対面の人から「旦那さんは何処の人?」(ま、これはワタシが日本人なのに苗字がカタカナだから自然な質問だろうけど)のあとに必ず(!)「旦那さんとは何処で知り合ったの?」と来るので、最近は「じゃ最初に自分の旦那さんとの馴れ初めを教えて」と言いたくなりそうになる自分がいて「うわ、性格悪い!」とイヤになります。相手は悪気があって聞いてるんじゃないんだよねー。うんうん、分かるよ、だけど一方的にワタシのことばかり聞かれると(それも初対面なのにw)違和感を覚える。
↑わかります。。自分が(その社会で)マイノリティーだと、目立つので色んな質問をされてしまいますよね。でも自分がマイノリティーだからといって、周りからのアレコレを全部呑み込んで我慢しなければいけないかというと、それも違う気がするんですよね。不満があればそれを口に出して言うのもアリ!かな、と。面と向かっては難しいかもしれませんけどね。もちろん、映画のデイビッドさんみたいに「千回同じことを聞かれて、自分が毎回同じ説明をしても全然面倒くさいとは思わない」という器の大きい人になれたらそれは素晴らしいけど、みんな感じ方は違うし、全員に器の大きさを期待しちゃいけない部分もありますよね。・・・長くなってしまいました。またコラムにどうぞお付き合いくだいませ^^★サンドラ★11:36 AM サンドラ・ヘフェリン -
映画見たくなる触りの紹介とレビューいいですね。登場人物が多いから、全員をレビューで登場させると、それだけで終わっちゃいますね^^
わざとらしくない、笑いあり涙ありで、純粋にドキュメンタリーとしてもクォリティが高いなと思いました。
久しぶりに監督とサンドラの二人に会えたのもよかったよ。
3:33 PM simon -
simonさん
ありがとう!先日、ハーフではない日本人の友達から、映画を見たと連絡がありました。「ハーフが、これほどまでに大変だとは思わなかった」とのことです。とても良い映画だと感動してました。
映画は、当事者の人(ハーフ)にも見てほしいけど、そうでない人にもいっぱい見てほしいですね。そして・・・このような方にも是非見ていただきたいと思っています。★サンドラ★11:44 AM サンドラ・ヘフェリン -
ミクシイのハーフコミュでこの映画の予告がアップされていたので予告は観ました。とても観たい作品ですが、相変わらずのパニック症害で外出に制限があるので、映画館に行けません。DVD化して欲しいです~
映画など視覚などを通してさまざまな人々の(ハーフにかぎらず)多様化を学ぶのはとても素敵な事だと思います。
「ハーフ」を描いている映画でも、映画ファンでハーフに興味や知識のない方もご覧になってくれれば、映画や小説やドキュメンタリーが好きな私がまったく知識のなかったチベットの問題にふれて問題意識をもったように、アフリカの一部の女性の問題に深刻さを感じたりしたように、いろいろなハーフの方々の事情を感じ取ってくれて相互理解が深まるかもしれませんね?
まだ映画を観ていないので予告を観た事とサンドラさんの感想だけで自分の意見をコメントしましたが、主治医の言うとおり加齢の影響などでパニック症害が収まりいろいろ主人と外出できるようになり映画館にもいけるようになりたいです。6:50 PM J・O -
J・Oさん
コメントありがとうございます^^うれしいです。パニック障害よくなって、いつの日かまた映画館に行けるといいですね。DVDの件は、聞いてみますので、しばしお待ちいただければ☆
>「ハーフ」を描いている映画でも、映画ファンでハーフに興味や知識のない方もご覧になってくれれば、映画や小説やドキュメンタリーが好きな私がまったく知識のなかったチベットの問題にふれて問題意識をもったように、アフリカの一部の女性の問題に深刻さを感じたりしたように、いろいろなハーフの方々の事情を感じ取ってくれて相互理解が深まるかもしれませんね?
↑ほんとうそう思います。「ハーフ」のテーマに興味のある人にはもちろん、今までそのテーマについて考えたことがなかった人など幅広い層に見てほしいですね。またお話しましょう~。★サンドラ★11:48 AM サンドラ・ヘフェリン -
初めまして、コメントしたことはありませんがいつも興味深く読ませて頂いています。
こちらでハーフ(映画)について知ってから見たいなーと思っていたのですがアメリカのド田舎なので100%ここでは見られないため日本に帰った時にDVDになってることを祈ります。笑
コメントさせて頂いた理由は以前から少し気になっていたんですが、「日本人によく初対面なのに両親の(もしくは外国人の旦那様との)馴れ初めを聞かれてうんざり」という複数の方のご発言。それってしょうがないんじゃない?って思ってます。だって珍しくなくなってきたとはいえ日本て多民族国家じゃないんですよ。日本人以外の人と結婚ってなったら、やっぱりどうしてそうなったの?って誰しも思うのが普通で、それってごく自然なことだと思います。それからそういう質問をするのって日本人だけじゃないですよ。いまアメリカに住んでますけど(私が日本人で彼がアメリカ人です)彼といると必ずと言っていい程初対面の人(アメリカ人)に彼とどこでどう出会ったのか聞かれますよ。人間て興味があるから会話が広がるわけで、それを鬱陶しいだのそんなこと日本人同士だったら聞かないだの言ってたら会話できないと思います。すみません、ちょっと否定的な言い方になってしまったかもしれませんが以前から楽しく読ませて頂いている中でたまに(失礼な言い方かもしれませんが)、日本人としてあまり気分がよくなかったので書かせて頂きました。
10:53 AM KM -
KMさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
DVDの件、ちょっと聞いてみますね☆
KMさんが書かれているように、「そういう質問」はもちろん日本に限ったことではないです。しかし私自身、現在日本に住んでおりますし、「ハーフを考えよう」は「日本に住むハーフの問題や悩み事」を中心に扱うサイトですので、その点はご了承ください。
KMさんはアメリカでもそういう質問をされる、と書かれていますが、たとえばドイツの田舎でもその手の質問はされます。そういう意味では「日本だけの問題」ではないのは確かですね。ただ、基本的なスタンスとして申し上げたいのは、「自分がマイノリティーだから、自分が全部呑み込んで全部ガマンしなければならない」とは思いません。そして、「自分が(マイノリティーで)ガマンしているのだから、アナタ達もガマンしなさい」的な発想も好きではありません。何か、自分に不満があれば、その事について発信する権利はありますし、発信することも大事だと思います。
「興味があるから、質問してしまう」・・・それは私もわかります。そしてそれを完全に否定はしたくないです。でも、これも気をつけないと、「初対面で、相手の女性に興味があったから『パンツ、何色?』と聞いてしまう人」(世ではこれを変態と言います)とあまり変わらないことも肝に銘じておくべきだとも思うのです。
ちなみに、このテーマについては以前「日本の男VSドイツの男、どっちが好き?」、そして「質問をされるハーフ」に書かせていただきましたので、そちらも併せてご覧くださいませ。なお以前国籍についても書かせていただきましたが、国籍に関しても「初対面」で聞かれることが少なくないのですね。このように状況は色々と込み入っているのが難しいところです。★サンドラ★12:00 PM サンドラ・ヘフェリン -
このサイトには、きれい事ではなく本音が書かれています。センシティブなテーマも取り上げられています。なので、確かに「楽しく」読める内容ばかりではないと思います。
ハーフについて情報発信や情報共有するには、色々な形があります。映画『ハーフ』も一つの方法ですし、映画の中のデイビッドさんのように丁寧に自分の出身などについて自己紹介することもそうですし、サンドラさんのサイトもそうです。
国際結婚が増えてきているとはいっても、年齢や年代によっては東京でもハーフにめぐり合うことは少なく、かなり孤独です。日本に住むハーフならではの悩みや思いを誰かに打ち明けても、
「考えすぎじゃないの?」
「いじめ?差別?ないよ、そんなの」
「ハーフだけに起こることじゃない」
「仕方ないよ、我慢しなさい」
・・・という返答も多いんです。
そんな私たちにとって、サンドラさんのサイトで自分と同じ気持ちや似たような経験をしているハーフのみんなの声を聞くことはとても救われますし、サイトを読んで下さっているハーフでない方たちが否定的にならずに理解を示してくださることを、とても嬉しく、また心強く思うのです。ハーフのみんなが、自分の感じていること・思っていることを否定や我慢せず、オープンに伝えられる貴重な場所です。サンドラさん、ありがとうございます。
12:28 AM Misha -
Mishaさん
応援ありがとうございます!うれしいです^^
>サンドラさんのサイトはハーフのみんなが、自分の感じていること・思っていることを否定や我慢せず、オープンに伝えられる貴重な場所です。
↑そのような場所にしたいといつも思っています。ハーフでない人ももちろんウエルカムですが、ハーフ本人達に対して「口封じ」(←「そんなの、たいしたことないじゃない?^^」みたいな)はあってはならないと思います。それは、「ハーフ」に限らず他のトピックでも言える事だと思います。たとえば、昔「黒人の地位向上を目指す」動きにヘタに白人が入ってきて「キミ達はもう十分地位が上がったから満足しろ。不平不満言うな」のは完全にダメだと思いますし、たとえば女性団体が女性同士で集まって色々作戦を練ったり話し合ったりしている時に男性がやってきて「キミたちは昔と比べたら、もう十分色んなものを得ているじゃないか。もう男女平等なんだから活動をやめろ。大体キミ達はヒステリーだ」というのも違うと思います。「色んな声」を聞きながら、やはり「当事者」の経験や声を大事にしなければなりませんね。・・・長くなってしまいました。またお話しましょう~★サンドラ★9:56 AM サンドラ・ヘフェリン -
「楽しく」と書いたのは、興味深く、という意味を込めて書きました。誤解を生む表現をしてすみません。ハーフだからいじめられる、ハーフだから差別(他の人と違った対応)をされるという事実があるのは十分承知しています。私もハーフの友人が何人もいて、就職やバイトでさえ「外国人だから」(本当はハーフだし日本の国籍持っているのに)という理由で仕事がもらえなかった子たちを知っています。それを私は全く(強調します!全く!)正しいこととは思いませんし、むしろ間違っていると思います。またそれに対し、ハーフなんだからしょうがない、意見を言うべきではないとも思っていません。度を過ぎた質問ももちろんよくないと思います!かくいう私も初対面の方や仲のよくない友人(知り合い?)にアメリカ人の彼氏がいると分かった途端に下の質問をされることが多々ありそれは間違っている(度を過ぎている)と思います。
ただサンドラさんに言われるまで「日本にいるハーフ」の点を理解していなかったため、もし私の発言に不快に思われた方がいたらすみません。10:29 AM KM -
KMさん
ありがとうございます☆友達からDVDが出るという話を聞きました。詳細が分かったらまたアップしますね。これからもよろしくお願いいたします☆★サンドラ★9:37 AM サンドラ・ヘフェリン -
8:08 AM Mana
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Manaさん
記事のリンクありがとうございます☆興味深く読ませていただきました!フランス×日本のハーフの「かや」さんの話も面白いですね。★サンドラ★9:38 AM サンドラ・ヘフェリン -
私も、渋谷のアップリンクで二回12.20と12.27見ました。
見る前は、どうせヨーロッパ系の恵まれたハーフがグチグチ日本を批判する映画何だろうなと、かなり傲慢な先入観を持っていました。
デビッドさんの誠実さに感動しました。
私は房江さんに似た出自です。だから見てて居心地悪くもあり、共感しました。ただ個人的に、もう少しアジア系のミックスを取り上げても良かったのではないかな、と思いました。日本に居るミックスも中国や東南アジア系がかなり増加してると思いますし、彼らはヨーロッパ系のミックスと、また立場が異なる気がします。(特に日本の歴史や民族観と)
見た後に、隣に座ってたイスラエルとのハーフの方とも、色々話せて良かったです。私はフランス語を勉強してるのですが、その方の名前も素敵なフランス語の名前で、サンドラさんとも会食した事があるとおっしゃていました。
連絡先を聞き忘れたので、図々しくここにお礼を書かせていただきます。
教えていただいた江古田のイスラエルレストラン『シャマイム』に行きました、美味しかったです。私はスープセットを食べました。
私のアドレスも載せておきます jikopq46@gmail.com
もし彼女をご存知の方がいたら、知らせてあげてくれると嬉しいです。もう少しフランス語を勉強したら、ヨーロッパやアフリカ、中央アジアに行き、現地の移民や混血のあり方を見てみたいと思っています。
9:33 PM Voila(元ダンダーン) -
日本にいるハーフは、色々と注目を浴びます。
最近では、いい意味で注目を浴びていることが多いと思います。ただし、欧米系ハーフが欧米に行くと、アジア人として扱われます。
アジア人に興味がある人は、ミックスだと気付いてくれますが・・・で、ほとんどの欧米人は基本アジアには興味ありません。
なので、特にアジア人に好感を持っていない人は(特に女性が多い)、アジア人の存在を無視します。レストランで、アジア人客のオーダーを取りに来るのは遅かったり・・・ 私は随分昔に1時間くらい白人金髪女性に無視されたことがあります。
あとは、付き合っていた白人の彼氏のお姉さんに散々無視され、フレンチ系のお姉さんは、英語が話せるのに、話せないふりをされたこともあります。→ つまりアジア人の私の存在を無視し続けられました。
それに比べれば、日本でのハーフの扱いは、注目されまくりで、対応は全然違います。
ま、色々質問攻めにあうのがウザいというのは分かりますが、そういう人は一度欧米の無視攻撃を受けるべきですね。
5:05 PM mmm -
実はこの方、バルカン半島諸国とグルジアを旅行した事があるのですが、アジア人だからといって不愉快な目に遭ったことは殆どありません。
(強いて言うなら、ブルガリアのソフィアとグルジアのトビリシでタクシー代を一回ずつぼられたぐらい。苦笑)むしろ、現地の人から「君、日本人〜?」と声をかけられて、そこから話しが弾んだ事が多かったです。
それよりも、ヨーロッパの多くの国々ではアメリカ、アメリカ人(白人でも)はめちゃくちゃ嫌われていますよ。
12:27 AM 雪原桔梗 -
これは人づてに聞いた意見ですが、
ドイツを始めとする西ヨーロッパは植民地支配で被支配民としてアジア人を見ていたため、アジア人差別がきつく、
逆に私が昨年行ったバルカン諸国はアジア系であるオスマン帝国支配下だったため、あるいは貿易でアジア人と交流していたため、アジア系にも寛容
だと聞いた事があります。
ジョージア(旧グルジア)は、現地人の容姿が、どこか中東風でした。
あ、ジョージアも確か文明の十字路の国だったはず!1:19 PM 雪原桔梗