世の中、甘くない

2013.11.4

これ、面白いですねー。

「面白うて やがて哀しき ハーフの本」

http://ameblo.jp/gojibuji/entry-11631891161.html

ご紹介してくださってありがとうございます。色々書かれているけど、一つ思うのは、そう!「世の中、甘くない」ということ。「ハーフだから自動的に英語がペラペラ・・・」とか、世の中、そんなに甘くないです(笑)

今日も曇りで微妙なお天気ですが、皆様よい一日を☆

                  

                            サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • ふふふ。また強力なオススメですね〜〜。

    本当、サンドラさんのこの本がベストセラーとかになったら私も嬉しいです♪

    しかし、「雑草のたくましさ」とは言い得て妙とも思うけれども、同時に複雑に感じる部分もあり。(昔、「雑種、雑種」「雑種なんだから風邪ひかないはず!」「強いはず!」と言う先生がいたので、個人的に嫌悪感を引きずってるだけかもしれませんが。)ちょっと微妙だな〜と思います・・・。苦笑。

    1:20 PM かぐや
    • かぐやさん、

       
      コメントありがとう~。
       
      「雑草」という書き方はこのブログでは私は気にならなかったのだけれど、まあ使い方にもよりますよね。個人的には、笑いをとる意味も込めて「雑草」と言うのは面白いと思うけど、たとえば真面目な話をしている時に大真面目に「血が混ざっている人は強いから風邪とか引きにくいんですよね」という類のほうが、たとえ「雑草」という言葉が使われていなくても「ん?」と私は思うかもしれない。またお話しましょう~。★サンドラ★

      11:42 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 僕が高校生の時に「よくひとりぼっちだった」という本を読みましたが、確か著者の方は、東大とハーバードといくつかのアメリカの大学に合格したと記憶しています。今でも活躍されているようで、時々MXテレビに出てきたりしますよ。

    http://www.amazon.co.jp/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/416338670X

    2:09 PM マークス
    • マークスさん、

      情報ありがとうございます!本、読みます!!★サンドラ★

      11:44 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 「ハーフはどちらの人にもなれない」という感覚ですよね。当時はどこも今とは比べ物にならないくらい閉鎖的でした。今もオープンとは呼べないかも知れませんが。
    甘くない、というのは確かに当たっていて、ハーフの場合は大変さをなかなか理解してもらえないことが大変なんだと感じます。大変さを理解してもらえないのは、多感な時期を欧米などの文化が全く異なる国で育ち、日本の感覚を身につけようがなかった帰国子女も同じだと思います。
    娘もこれから大変な思いをすると思うので、親としては大変さを受け止めることはして行こうと思います。

    10:47 PM Jannat
    • Jannatさん、
       
      面白そうな本ですよね。まだ読んでないけど、注文したので読むのが楽しみです。30年前というと今とはかなり感覚も違いますね。ところで、Jannatさんが帰国子女としての経験を娘さんの育児に生かしていて娘さんはラッキーだな、と思います^^
       
      「ハーフ」に関して言えば、たとえば(ハーフでなければ。つまり純日本人であれば)東大やハーバードなら外務省に入ったり官僚になるというコースもありますが、30年前や40年前のハーフだとそれは難しそうですね。今現在も日本の外務省にはあまりハーフの人はいないみたいですけどね。★サンドラ★

      11:49 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 日米ハーフでバイリンガルですが、甘くなかったです~(><)
    今だって甘くないです!

    両親は、私を日本の公立の小学校に入れるつもりだったそうです。でも、入学通知が来なかった。国籍法が改正される前だったからです。母が日本人だったので、私には日本国籍がなかったのです。お役所では、「あなたの子は、日本人でないから、国にとっては存在しない。日本国は存在しない人に教育をする義務はない。」と言われたそうです。直接小学校に交渉したものの、教育委員会の対応があまりにひどく、私の将来を不安に思った両親は、私をインターナショナルスクールに入れたのです。「インターに行く子はお金持ち」というイメージがあるようですが、両親は借金もして、共働きで必死に学費を払ったのです。

    日本の大学への進学権利がなかったので、アメリカの大学・大学院に行きました。今は日本にいますが、就職活動をしても義務教育を受けていないという理由で書類で落とされます。就職コンサルティング会社には「あなた、国籍は日本でも、日本では「無教育」となるから、紹介できる仕事はありません。あなたには改正前の国籍法が適用されるんですよ。」と言われました。全国何十万という会社を取り扱っているコンサルティング会社がですよ。もちろん外資系の会社も扱っているのに。「本物の日本人で、英語ぺらぺらな人がほしいんですよ~。」
    実際に言われたことです。

    私の母は、我が子のために国籍法を変えようと戦った日本人女性の一人です。今まだ幼いハーフのお子さんを持つ親ごさんたちの中には、「ハーフの子は二重国籍が当たり前」と思っている方もいらっしゃいます。今「当たり前」になっていることは嬉しい限りです。でも、この権利のために国と戦った女性たちがいること、そして今でも改正前の国籍法の元で人生を生きているハーフもたくさんいることを、忘れないでほしいです。

    10:41 PM Misha
    • Mishaさん
       
      ご自身の体験を書いてくださってありがとうございます。
       
      入学案内が来なくて困った話、実は前にも他の方から聞いていて、今は改善されたとはいえ、本当に深刻な問題だと思いました。
       
      ご両親もMishaさんも大変な苦労をされたのですから、ノー天気に「ハーフ、うらやましい」と言われると複雑な気持ちが残りますよね。ドイツ学園やリセフランセ等の外国人学校や、インターナショナルスクール、アメリカンスクールに行く家庭の子はお金持ちが多いというのは私もそういう印象は持っていたのですが、両親が必死に共働きして学費を稼いでいる家庭もあるのですよね。
       
      思うに、Mishaさんが書かれていた学校の問題も、就職の際の問題も、「標準にあてはまらない人を排除」しているんですよね。あとは「前例がないものですから」というやつ。「前例がない」と言われても、じゃ、私はどうすればいいんですか、って話なんですけれども。実は、70年代や80年代には(一部の)海外にある日本人学校でもハーフは差別されていました。「ここは日本人駐在員の子供の学校なので、外国人(ハーフは外国人と見なされていました・・・)の通う学校じゃないんですよ。前例もないですし。」とね。そういった事は、あれから30年以上経った今、ありがたいことに改善されています。でも苦労の記憶は各自家庭の中にあるわけで、その苦労というのは「外」からは簡単には見えないんですよね。だからこそ、こういうエピソードを外に発信するって大事なことだと思います。
       
      そして、最後になりましたが、国籍のために闘ってくれたお母様すばらしいですね。本当に大事な事だと思うし、国籍に関して色々と思うところがあるので、また近々書く予定です。これからも、よろしくお願いします★サンドラ★

      10:48 AM サンドラ・ヘフェリン
  • Mishaさん、私から言うのも変ですが、ご自身の体験を書いてくださってありがとうございます。国籍法改正前に生まれたハーフの方々は父親が日本国籍でなかったら日本国籍をもらえなかったと聞きました。ご両親も借金までしてMishaさんをアメリカンスクールに行かせたとは!そして国籍法を変えるべく戦ってくれたお母様には感謝するとともに、ただただ頭が下がります。Mishaさんの書き込みを見て、私の両親がものすごく反対した理由も分かるようになりました。

    娘はその恩恵を受けたのか、日本で出産した後、私のお父さんが出生届けを出したときも、日本人と全く同じ手続きができましたし、最近だと就学前健診のお知らせもきちんと届き、役所のお知らせもきちんと届きます。ハーフの子供が公立の小学校へ通うことも、もう珍しくなく、地元の学校でも1学年に少なくとも3人のハーフがいました。先生いわく、これでも少ないほうらしいです。
    すごく快適、まではいかないけれど、ここまで改善されたのは本当にありがたいことです。

    1:17 PM Jannat
  • サンドラさん、Jannatさん、メッセージをありがとうございます。Jannatさんの書き込みは、いつも応援する気持ちで読ませていただいています。娘さんのご経験や今の小学校の現状について書いて下さり、ありがとう!とっても嬉しかったです。

    サンドラさんのおっしゃるとおり、何なんでしょうね、立ちはだかるこの「前例」というもの。なんとかしてくれ~!・・・と言っていても始まらないので、私は「自分が前例になってやる!」という気持ちでぶつかって行くことがよくあります。意図せずとも、ハーフなら誰しも自分が「前例」になっていることが多いと思います。辛い思い、大変な思いをしても、「次のハーフの誰かが同じことに遭遇した時は、少しでもマシになっているかも」と思うと、前向きになれます。

    今回のJannatさんの娘さんのようなお話を聞くと、特に!(^^)

    11:00 PM Misha
  • サンドラさんの本は、8月に生まれたうちのハーフ息子の名前や育児に多大な指針を与えて頂いて感謝してますよ。少なくとも将来を予測してトラブルを限りなく回避するための決断がサンドラさんの本によってできますものね。今後ともご活躍を期待しております。

    1:47 PM JAM
  • 外務省にはハーフって居るみたいですよ。昔東北大震災か何かの記事に出てきた人の名前がそうでした。でも、多くなさそうですね。実は、ゾルゲ事件の尾崎とか、宮永陸将事件の宮永とか、有名なスパイって皆純日本人なんですよね。日本人の純血主義って、結局人種差別と田舎者の勘違いだと思います。(大本営の情報参謀だった堀栄三中佐の書いた本に、顔つきが日本人ということで在フィリピンの日本軍に採用された日系2世の通訳が実はスパイところか米陸軍の情報将校だったという話が紹介されています。)

    5:19 AM Masahiro Mogaki

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