サッカーは最高の国際交流!
前言撤回です(笑)
・・・前に、私はサッカーが苦手だという事をコラムに書きましたが、最近色んなハーフの人達、とくにハーフの子供達に話を聞いた中で発見したことが一つ。
それは、ハーフや帰国子女など「国をまたぐ転校が多い環境にいる子供」にとって、「サッカー」が現地に溶け込むのに重要な要素を果たしている、ということなのでした。
先日、ある外交官の子供達(兄妹)に、
「転校が多くて大変じゃなかった?」と聞いたら、
妹は「大変だよ・・・」と言うのですが、
兄は、「全然問題ないよ!どこの国に行っても楽しいよ!お友達もスグできるし。」と言うので、
私が色々と詳細を質問してみたところ、その男の子は
「だって、どこの国にもサッカーがあるもん!!^^いつも楽しいよ!」
と元気に答えるのでした。
この男の子は、父親の転勤により、ほかの国の、ほかの街に転校になっても、転校した先の学校で、サッカーをやり、スグに仲間を見つけていたのです。
女の子のほうが、行く先々で、「既に出来上がっている女の子達のグループ」の中に入れてもらうのが大変だったようです。溶け込むのにかなり苦労をしたのですね。
・・・そう考えると、とくに言葉が分からない環境では、「サッカー」は最強のコミュニケーションなのですね。
サッカーには(サッカー好きな子供の場合)言語や文化等の違いを気にせず「仲間」になれる部分が確かにあるのだと思います。
そう考えるとサッカーは最高の国際交流なのかもしれません。
そういえば、映画『ハーフ』にも、
色々と悩んでいたメキシコ×日本のハーフの小学生の男の子が、
転校先の英語が話せない環境で『サッカー』を通じて
学校でさっそく友達ができた、というシーンがありました。
サッカーが好きな男の子達にとっては「後で一緒にサッカーをしようね^^」という約束が最強の楽しみなのですね。
サッカーを通して、できる仲間。そこには言語の壁もなにもない。サッカーが言葉の壁や色んな壁を取り払ってくれるようです。
・・・なんだか、小学生の男の子達が、うらやましくなってきました(笑)
私は「サッカー」を通して国際交流をした事は一度もなかったから。
今からでもサッカー、始めようかしらw
・・・・みなさんの、「こういう趣味」「こういうスポーツ」で言葉の壁や文化の壁を乗り越えた、みたいな経験がありましたら(もちろん、それ以外の経験でもオッケーです)どうぞ書いていって下さいね。どうぞよろしくお願いいたします。
サンドラ・ヘフェリン
ヽ☆★cakes、ぜひ読んでください★☆ノ
★ハーフ女子の処世術 https://cakes.mu/posts/4249
★両親の通訳をしています https://cakes.mu/posts/4248
★ハーフが外国語を学ぶとき https://cakes.mu/posts/4247
★ハーフの就職活動 https://cakes.mu/posts/4131
★電話で名前が伝わりません https://cakes.mu/posts/4109
コメント
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どんな物事にも良い面も悪い面もあると思います。
サッカーは物騒なところでは賭けの対象になり、そのせいで殺人さえおこることもあります。
私のご贔屓選手、長友佑都選手のいるインテルもサポーターが(コロンビア系の選手の)有色人種に差別発言をして問題になったのも数ヶ月前の事でした。
しかし反対に人種を超えた交流にもなりうりますし、いろいろな国の選手がビックチームなどでも、普通の学校にでも混じる事で人種同士の理解が深まったりしするのではないかと思います。スポーツマンシップを育てるなど良い側面も多いかとも思います。
私はサッカーが好きですが、サッカーでみんなうまくまとまるとはかぎらないのは実感しています。
特に有名なのはフランス代表のサッカーの王様、ジダンが引退したW杯2006年イタリアとの決勝戦いで試合中ジダンにイタリア代表マテアッリが示談に試合中、アルジェリア移民であるジダンに人種的な事と、家族の悪口をいい、(そういう精神的プレーもあるそうです。スポーツマンシップとはいえませんね?)ジタンはマテアッリに頭突きをして引退試合がレッドカード一発退場になりました。(後に仲直りしました)スポーツ、特にサッカー、バスケなど、特にプロはスポーツマンシップといいつつ、相手の気に触ることを言って怒らせるという戦術のようなものがあり、それに人種差別的な言葉を使う事もまだまだ多いようです。
もちろん綺麗なプレーをするスポーツマンシップにのっとた選手も多いし、長友やインテルのキャプテン、サネッティなどなどもそういう選手だと思いますが、自分がフェアプレーでも相手のアンフェアに流されない精神的強さを養わなくてはならないかと思います。
そういう意味で精神的強さも養われるし、人を見る目(良識のある人かそうではない人か)を養えるように思えスポーツの魅力を感じます。
また私の大好きな長友佑都の尊敬するインテルのキャプテン・サネッティは40歳でビッグチームでフェアな試合を続け、練習に励み、そして仲の良い奥さんとボランティアに励む人間的に素晴らしい人間性だと長友が著書に書いていました。
スポーツマンの中には真のスポーツマンシップをもった素晴らしい人間もいるようなので、アンフェアな差別野郎にふりまわされないような強い意志を育てるチャンスもあるかと思えます。
5:35 PM J・O -
J・Oさん
コメントありがとうございます☆
大人のサッカーの場合、とくにそれがプロとなると、色んな問題(J・Oさんが書いているような問題)が出てくるのでしょうが、私がコラムに書いたのは「小学生ぐらいの子供のサッカー」の話です。転校をするたびに違う環境にポーンと放り込まれるわけで、その中で、どうやって8歳とか9歳ぐらいの子供が溶け込めるか・・・そう考えた時に「サッカー」を通して溶け込めた男の子達が確かにいるんですよ。なのでそのことを書かせていただきました。J・Oさんは、映画「ハーフ」をご覧になってますか?あの映画の中に出てくるメキシコ×日本の男の子の話を見て、なるほど、「サッカー」にはポジティブな面もたしかにあるのだな、と私は思ったわけです。映画だけでなく、小学生の年齢の子供達の話を聞いていて、そう感じました。
ガーナ×日本のハーフである矢野デイビッドさん(彼も映画『ハーフ』に出ています)も、子供の頃サッカー中に起きたエピソードがきっかけで、周りの子供達に前より理解してもらう事ができた、と映画の中で話されています。
J・Oさんも書かれているように、物事にはプラスとマイナスが必ずありますから、サッカーに関してもプラス面とマイナス面はあるでしょう。今回は「ポジティブな面」を取り上げさせていただきました。コラムを書くのも、中々むずかしくてですね、マイナスポイントに焦点をあてて書くと、「もっとポジティブな話も聞きたいのに、サンドラさんの話はネガティブ」とのご意見をいただく事がありますし、かといって今回のように「ポジティブ」にスポットを当てて書くと、「でもマイナス面もある!サンドラさん、マイナスを忘れてる!」との意見もあるので、むずかしいところです。ただ色んな情報が飛び交うのは良い事ですので、コメントはいつでも大歓迎ですよ~☆これからもよろしくお願いします★サンドラ★10:33 AM サンドラ・ヘフェリン -
上のコメント消せないので書き直します(証拠URLないので)
私はよくサンドラさんに対してどちらかというと違う意見を書き込む事が多いのでサンドラさんのご気分を損ねたら申し訳ないと思う事も多いです。
なぜなら私はサンドラさんが好きですし問題意識をもって行動しているところなど尊敬する部分も多いからです。
しかしサンドラさんが本を書いたり、TVなどで発言する立場でもある以上、やはり物事はたとえば私からみるとこういう見方もあると知っていて欲しく、同じ意見ではない意見も受け入れて頂ければと思って、ついつい書き込みしてしまいます。
サンドラさんのことは本当に大好きなんでそこらへん理解してくだされば嬉しいです。今回のテーマは私の映画鑑賞と読書の次に好きなサッカーに関することなので私の意見を聞いていただけますか?
サッカーというのはスポーツマンシップを養うべきスポーツでありますが、世の中スポーツがそんなにフェアで行われるほどそんなに進化しておらず、私の愛する長友優都選手のいるインテルでもたった数ヶ月前にサポーターによる(アフリカ系選手)への人種差別発言で問題が起きました。
↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130918-01125358-gekisaka-soccまた、W杯2006年の決勝戦フランス代表のジダンが、イタリアのマテラッティに、ジダンがアルジェリア移民だという事や家族の事を持ち出されおもわず頭突きをして一発退場になってジダンの引退試合がめちゃくちゃになってしまった事件も有名です。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/pen_tsuyoshi/36496018.html人種差別ではなくても、ブラジルではアンドレス・エスコバル殺人事件というのが有名です。
1994年コロンビア戦アルゼンチン戦でオウンゴールをいれてしまった選手がサポーターに射殺された事件です。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/acmilanchampion/17437724.htmlそのシーン
↓
http://www.youtube.com/watch?v=MUW8wFOytiYサッカーは人種差別だけではなく、審判(これも殺人事件など事件が多々あります)賭け事の対象として大金かけていたのに負けて選手をサポーターやマフィアが銃で撃つような事件、サッカーファンはサッカーのこのような裏側を多く知っています。
しかしもちろん人種の壁を超え、力を発揮し、精神力を養う、長友優都や本田圭佑のような選手がいます。
長友佑都などは著書に自分の所属するインテルのキャプテン、インテルミラノの顔、ハビエル・サネッティが、40年間かわらずチームに貢献し、素晴らしい人柄でフェアプレーで休みは家族とボランティア活動に勤しんでいると絶賛し、尊敬し自分もそうなりたいと書いています。
このように人生・世の中・どのようなシーンでも社会的倫理観や良識のある思いやりと真心にみちた人というのはいるし、また逆にモラルのない、差別主義的な頭の悪い人間もいるのではないかと思います。
サッカーをすすめるのは良い事だと思うし、たしかに人種の壁をこえられる場所もあるかもしれませんが、逆に人種差別の激しい側面、危険な面も同時に認識していかないと極端な意見というのは、「サッカーで人種の壁取り払おう」と簡単にしてしまうのは少し危機感を感じます。
サンドラさんは主にハーフの事に問題意識をもって活動されていらっしゃる方だから、「人種差別」がとりはらわれた意見があるとそれを広めるのは良い側面もあると思います。
しかしそれはつきすすめて本当に「人種差別」の問題がないのか?また日本で考えいるような人種差別ではなく、スポーツなどの世界などでおきるアフリカや南米やヨーロッパの移民などが繰り広げる壮絶な人種差別はどう受け止めるべきか?
そこらへんも視野にいれないと、サッカーなどで希望を抱いた子供などが将来的に、日本よりキツイ人種差別や、アンフェアな出来事に胸を炒める可能性もあるかもしれません。
「ハーフ」について考え、ハーフについて著書があり、TVで発言する立場のサンドラさんだからこそ、単純に「サッカーは人種差別の壁を超えられる」とだけ発言するのは危険に思えます。マスコミで発言しその発言でギャラも発生するという責任と影響力あるわけだと思うからです。
なんか小姑みたいでごめんなさい。
でも今回は特にサッカーの事なので長々いつも思っていることを書きました。
サッカーはスポーツマンシップや強い精神力、仲間とのチームワークを養いアンフェアな差別やろうにふりまわされない強い意志と精神を育てる可能性があり素晴らしいスポーツだと思います。
でも差別とは無縁とはいえないかと。7:15 PM J・O -
J・Oさん
たくさんの情報を追加で書いて下さってありがとうございます。私、そして読んでいる皆さんの参考にきっとなると思います。
それから念のためですが、このブログ「ハーフを考えよう」は何のギャラも発生していません。このホームページは一昨年、自費で立ち上げたのですが、その際に何十万円か費用がかかっております。読者の方に私のコラムを読んでいただく際、見たくもないのに「あの器具を使って私も30キロ痩せました!」のような広告記事を見せられたのでは、読者も嫌な思いをするのではないかと思い、お金はかかりましたが、広告が入らないホームページを立ち上げさせていただいた次第です。ですので、私が何か発言をして「金儲けをしている」面は限りなく少ないです。もちろん本の印税はいただきますが、著者の印税について詳しくお調べいただくと分かるかと思いますが、決して大きな金額ではありません(笑)・・・というわけで、このブログは私もお仕事の合間をぬって、なるべく良い形で書きたいなとは思っていますが、「お金の発生しない自己表現」そして「ボランティア」のような面もあるかと思いますので、その点を念頭に置いていただけるとたすかります。★サンドラ★10:36 AM サンドラ・ヘフェリン -
夢中になれるものがある人はどこに行っても強い(強く生きられる)なと思います。
英語圏の語学学校に通ったとき、映画も共通の話題でした。
それから、日本の漫画やアニメもそうでした。「ドラえもん」の歌を歌うインドネシアの方、「スラムダンク」の話で盛り上がる韓国の方、「AKIRA」の話をし始めるフランスの方。当時、私は日本のものがこんなに海外で親しまれていると知らなかったので、びっくりしました。
あとドライブが趣味の方たち。各国、運転免許の取得方法も違っておもしろかったです。日本はお金がかかる!ベネズエラ(だったかな?)書類は提出するけど、運転の練習は自分たちでするのさ~って。
共通の話題、共通だと思ってたけど異なっていたなどなど、国際交流での発見、楽しいですよね。9:10 AM JM -
JMさん
コメントありがとうございます☆夢中になれるものがあると、強いですよね~。あとは、相手が興味を持ってくれている事(たとえばJMさんが書かれていたアニメ)に、自分がどれだけノレるかっていうところも勝負かも(笑)
ところで、その運転免許の話、面白いですね!子供の場合は、、サッカーのほか、楽器をやっている子なら音楽を通して交流がスムーズにいくという面もあるみたいです。またお話しましょう~。★サンドラ★10:23 AM サンドラ・ヘフェリン -
女の子だったら化粧とかお人形遊びで
友達の輪に入られるんじゃないかなー。4:25 PM Maria -
Mariaさん
小学生ぐらいの女の子だったら、そうかもしれないですね^^ちなみに私は、時代を感じさせるかもしれませんが、よく日本人の女の子の友達と小学生時代に、「鉛筆交換」というのをやっていました。かわいい鉛筆(キティちゃんやキキララのやつ)を交換し合う、というもの。なんだか懐かしいです(笑)★サンドラ★10:17 AM サンドラ・ヘフェリン -
私もですね、スポーツにはあまり興味がないんです。というか、自分でやるのは好きだけど、スポーツ観戦はあまり好きになれない。
でも音楽とかダンスとかの芸術系でよく人とつながることがあります。それってよくあるんじゃないかな。旅先でギターをポロロンと弾いたら、お互いビートルズが好きってことがわかって和んじゃったみたいな。笑。音楽と言ってもそれはクラシックだったり、アメリカやヨーロッパのもの中心だったりすることも多くて、それはそれで問題をはらんでなくもないんですが、それでもそれをきっかけに本物の交流も始まることも多々あるので、一概に悪いとかいいとは言えませんよね。アニメ・漫画・Jポップなどをきっかけに日本語や日本文化に興味を持つ海外の人がどういう風に日本や日本人と将来関わって行くことになるかってのと似た感じだと思います。そういうところもまた人間の面白いところかな〜と。
11:50 AM かぐや -
かぐやさん
さっそくコメントありがとうございます^^
違う文化の人と同じ趣味や興味を見つけられると、グンと「近くなれる」面はありますよね。たしかに、かぐやさんも書いているように、世界は「アメリカ中心、ヨーロッパ中心」のところがありますから、その認識は持っていなければならないのだけれど・・・。
もう一つ思い出しました。絵の上手な日独ハーフの友達なんですが、内気な性格で小学校の頃、ドイツの田舎の小学校で苦労したらしいんですが、「絵」をきっかけに人気者になったみたいです。そう、みんなの「似顔絵」があまりに上手で、みんなに「書いて、書いて」と言われたとか(笑)これは、「絵という共通の趣味を通して皆とつながる」という話ではなく、「絵の才能を持つ彼女にみんなが一目置き始めた」という話ではあるのですが、エピソードとして印象に残ってます。★サンドラ★11:59 AM サンドラ・ヘフェリン -
男の子はサッカーで国際交流を深めることができると聞いたことがありますが、一般的には女の子には当てはまらないかも知れません。うちの娘は女の子よりも男の子とよく遊ぶし、好きなものも電車、車、ヒーローもの、など男の子チック。言葉遣いまで「おい、お前さ~」と出る始末です ^^; まだサッカーはしませんが、そのうちにやるのかな??
私の場合もサッカー交流はなかったです。でも歌は好きなので歌で交流?を頑張っていた気がします。でも当時の音楽シーンは今のような「なんでもあり」ではなく、私のようにクラシックの発声法でロックやポップスを歌う人は、物凄くドン引きされていました。今でこそ、シンフォニック・メタルという新しいジャンルのヘビメタができてきて、私の本領?も発揮されるようになりましたが、当時は私のようなクラシックの発声法を習った人で、ロックやポップスを歌いたいと思っている人にはフレンドリーな時代ではありませんでした。(今でも「マイクいらないよね!?」と言われます ^^;;)1:20 PM Jannat -
Jannatさん
そう、サッカーに関しては、「なんだかんだ言って、まだまだ男の(または男の子の)スポーツ」ですよね。女の子で「サッカーで友達ができた」という子もいるんでしょうけど、数が少ないのか、私はまだ会ったことがありません。それに、私の記憶だと、ドイツで80年代、男の子がサッカーしているところに女の子が近づくと「女は近づくな!」と叫ばれた記憶があります。”Fussball ist nix für MÄÄÄDCHEN!” と言っていた男の子もいましたし(笑)
でも、男の子でサッカーが好きな子がいたら、サッカーは周りと溶け込むのによいきっかけになりうるかもしれませんし、応援したいですね。あ、もちろん女の子の場合だって応援します!
Jannatさんの、お歌、こんど聴かせていただきますね^^★サンドラ★1:37 PM サンドラ・ヘフェリン -
サッカー好きな私としては、以前のコラムを読んでいるだけに(単純ですが)とても嬉しく読ませていただきました。
最近は女子サッカーも盛んになってきてますから「女の子」でもこういうことは増えてくるかもしれませんね!
これより前のコメントへの返信でサンドラさんも書いてらっしゃいましたが、サッカーと同じ位に色々なスポーツや芸術が交流の幅を広げているのだと思います。
私が実感したのは「音楽」です。
もう20年ほど前になりますが、視覚障害者のスキー交流で多くの国の方と集った時、私はたまたま同じテーブルになったオーストリアの方に「ベートーヴェンの第九を歌える」旨を伝えました。
勿論通訳を介してです。
そうしたら「一緒に歌おう!」と言ってくれて、しかも途中から別のテーブルにいた其の方のお友達も呼んでくれてちょっとした合唱大会(!?)になっていました。
ちょっと乱暴かと思いましたがドイツ語圏の歌「ノバラ」とか「ローレライ」などを日本語で歌い始めたら其の方たちもドイツ語で歌ってくれて、暫く続いちゃいましたよ。
全然「乱暴」じゃなかったんです(笑)
こうなったら最後まで行っちゃおうっていうのがお互い言葉はあまり通じなくても伝わったという感じで「ムシデン」で終わりました。
別れ際に「第九」を
歌って以来興味を持って聴いていたラジオで覚えたドイツ語で「アオフヴィーダゼーン!」と言ってみたら、より砕けた物言いの「チュース!」と返してくれたのがとっても嬉しかったのを今でも覚えています。
思えば「歌」からドイツ語に興味持ってなかったらこのページに遊びに来ることもなかったかもしれないですね!
ああ ついつい色々思い出して長くなっちゃってごめんなさい!
でも「スポーツ以外でも何か経験があれば…」とのことでしたので・しかも以前サンドラさんの雑誌でのインタビュー記事と併せた「海外留学での経験」でもちょっとコメントさせていただいた事だったんですが、詳しく書かせていただきました。
お付き合いありがとうございます。1:49 PM 八木茂明 -
八木茂明さん
八木さんのご経験を書いて下さってありがとうございます。
スポーツ同様、歌や芸術が国際交流の一つのきっかけとなっていますね^^
視覚障害者の視点からのご経験を書いて下さって、興味深いです。★サンドラ★5:23 PM サンドラ・ヘフェリン -
サッカーは確かに国際交流/新しい国や場所に行ったときにコミュニティー作りとトモダチを見つけるのにとてもよいものです。僕も多くの国でサッカーをしたことがあります。人生において「できてよかったランキング」トップ3に入ります。
でもこれはサッカーだけではなく他のスポーツや人と一緒に楽しめる趣味にもいえることだと思います。
一つ、特に日本において残念だと思うのは、
サンドラさん:「サッカーが好きな男の子達にとっては「後で一緒にサッカーをしようね^^」という約束が最強の楽しみなのですね」
やコメント欄でMariaさん:「女の子だったら化粧とかお人形遊びで友達の輪に入られるんじゃないかなー」
からのコメントからわかるように女の子にはそのような趣味を持つことが期待されていないことです。女の子でもサッカーに夢中になれます。でも期待されるのは客体としての外見磨き(化粧)、表面的な消費(ショッピング)とかそんなものです。
サッカーは決められたルールの下で瞬時的にプレーのアイデアを分け合ってチームで点を取るスポーツです。だから国際交流には大変向いています(言語ではなくプレーでコミュニケーションを図ってチームメートと一緒に形を作っていく)。
一方お化粧や買い物にはチームプレーはない(?)、ともに創造していくものでもないですし、決められたルールもありません。よって国際交流は難しくなるのかもしれません。
また、(これは完全に主観ですが)お化粧や買い物ような「趣味」は外的に強いられるスタンダード(美しさ、流行)に自分を合わせようとする(受身である)点ではサッカーのように主体的に想像力を活かしてプレーで自己表現をする趣味とは違います。
「女の子はおしゃれと化粧」と決め付ける時点で女性の社会的ポテンシャル、また人生においてのポテンシャルをかなりなくすことになるのではないでしょうか。女の子であろうが男の子であろうが、自分にあった好きな趣味を子供が選べる環境が望ましいと思います。大人になってからでは新しいことを始めるのは難しいですから。必ずしもスポーツをやれとは言いませんが、主体的に何かを創造する趣味をもつと(国際交流も含み)人生色々と得しますよ、そして女の子だということでその趣味を持つ機会が提供されないのはよくない、ということです。
このトピックの続きは「社会的性」と「生物学的性」の議論になりかねないのは承知の上です。でもそれを置いといて、このようなブログで「当然」とみなされる趣味の性差の描写をちょっとずつ変えていってもいいと思います!^^
Peter
4:46 PM Peter -
Peterさん
貴重なご意見ありがとうございます。ほんとうに仰るとおりだと思います。
とくに、
>サッカーは決められたルールの下で瞬時的にプレーのアイデアを分け合ってチームで点を取るスポーツです。だから国際交流には大変向いています(言語ではなくプレーでコミュニケーションを図ってチームメートと一緒に形を作っていく)。一方お化粧や買い物にはチームプレーはない(?)、ともに創造していくものでもないですし、決められたルールもありません。よって国際交流は難しくなるのかもしれません。
↑の部分と、
>必ずしもスポーツをやれとは言いませんが、主体的に何かを創造する趣味をもつと(国際交流も含み)人生色々と得しますよ、そして女の子だということでその趣味を持つ機会が提供されないのはよくない、ということです。
↑の部分は考えさせられましたし、たしかにそうだな、と思います。そういう面から見ても、どんどん、「男の子はサッカー」「女の子はショッピングや化粧」みたいな社会にある「あるべき姿」みたいなのがなくなるといいですよね。理想は「好きな人は誰でもサッカー(性別など関係なく)」「好きな人は誰でも化粧!」だと思います(笑)これからも、またちょくちょくブログをのぞいて下さると嬉しいです★サンドラ★5:15 PM サンドラ・ヘフェリン -
サンドラさん、私の意味はサンドラさんはTV出演していたり、著書をだしているので「ハーフについて問題意識のある方」と認識している方も多いのではないかと、そういう意味でサンドラさんが影響力があるのでは?という意味で、ブログでギャラが発生しているとは思っていません。
一般の人が「ハーフについて」本を書いている方を知れば、それはある種の「専門知識(?)」を持っている方と思うと思い「差別」などに関わる事は少なくともある程度の裏づけある内容ではないと、ただひとつの情報だけで書くのであれば信ぴょう性の薄い内容で、読んだ人に誤解をされ「サッカーは人種差別をとりはらう良いスポーツ」だと思われるのは問題があるような印象です。
「サッカーの世界では人種差別もあるけれど、逆に人種差別を取り払えるような環境でプレー出来る場合もあるし、またそういう境遇に負けない精神力を養える可能性がある」としたうえで「子供達がサッカーで人種の壁を取り払い仲良くなるのは喜ばしいことだ」などのある程度の正確な情報が必要ではないかと思います。
またサンドラさんは私にご自身の出版された本を紹介くださったので私は購入して興味深く読ませていただきました。
私は「ハーフ」である事というのは特に意識していません。そういう境遇だったからかもしれませんが、差別という意味では、私が入院していた精神病者のほうが身近で問題があるように感じてきたこともあるからです。
また「ハーフ」であるから感じるであろういろいろな嫌な事も嬉しいことも、特にハーフでなくても感じる事があるように思っていたからです。
例えば「君は新潟出身なのに色白じゃないね」「君は大阪人なのに面白くないね」などなど。
なのでサンドラさんの著書は私には新鮮でそう考える人もいらっしゃり、また若い世代の方の意見などにふれるのも勉強になりました。たしかにミクシーやブログは料金も発生しないし自由に自己表現をするのは素敵な事だと思います。そういう方に多くの方が魅力を感じますし。
しかしサンドラさんご自身が著作もあり、公演もなさり、ハーフを語るTVに出演していらっしゃるわけです。
つまりある意味、「ハーフ代表」でいらっしゃるような?
その場合例えば、10代20代のタレント活動している方ならなにも問題なくても、
1人の大人の意見として「ハーフ」を語ってきた経由、本をだしてきた経由をふまえれば、ひとつの題材にただの自己表現だけで「サッカーは差別がない」とたとえギャラが発生しないブログでも、読んでいる人は「あのサンドラさんが」と思っている方も多いと思うのであやういものを感じてしまいます。またサンドラさんはボランティアとおっしゃりましたが
ボランティアとは「一般的に、自主的に無償で社会活動などに参加し、奉仕活動をする人を指す。」事です。
社会活動とは責任が伴う活動です。この場合なら「サッカーは最高の国際交流」と書く事が「社会活動」で「奉仕」ならば、これからサッカーをやりたいというハーフの子供に責任をもって発言する事が必要で、その責任のためには人種差別などによるサッカーの良い側面と悪い側面を書き示す事が必要ではないでしょうか?
サンドラさんがTVで「ハーフについて発言したり」著書をもっていない方、もしくはただのタレントさんなら「ハーフについて」「人種差別について」の情報を書き込む事に責任もさしてないかもしれませんが、多くのマスコミにも取り上げられた本を書いた方としてほんを購入してこのブログに来る方にはサンドラさんの友達ではない方もいらっしゃる可能性も多い事、影響力もある事をお考えになれば、1つの題材には別の側面もある可能性を組み込めば、より社会活動として有効性が高まるのではと私は思います。
お金の発生しない「自己表現」はまったく世間で取り上げられたことのない方には可能かもしれませんが、ブログにお金が発生しなくても、著書があり、同じテーマで公演していたりTVで「ハーフ」を論じてきた経由があれば、お金が発生してもしなくても、世間では「ハーフ」について本を書く人と認識されると私は思います。
6:28 PM J・O -
追記
主人にこれをみせたら「内容はともかくブログは自由に書く権利はあるんじゃない」と言われました。
私もうっすらそう思っていたからちょっと混乱しています。しかし私は自分の意見も間違っているとは思えません。
ただ強く反応したのは理由として①好きなサッカーの話題だったから。 ②パニック障害で外出が自由にできないイライラ ③映画についてのエッセイなど書きたいけど才能がなくてブログすら支離滅裂でサンドラさんが本をかける才能があることの羨ましさもあると思います。
そういう事で私は自分の意見を書く事もありますが、サンドラさんには本書いているの羨ましいなあ~とかドイツ映画字幕なしで見れるの羨ましいとか、良いポジティブな感情をもっております。
だからサンドラさんと違う意見でもネガティブな感情をもっているわけではない事を理解していただければと願います。
6:56 PM J・O