勉強になる写真

2014.3.14

みなさんは、この写真を見て何を感じますか?

私は、男の子を囲む周りの人達の笑顔が優しそうだな、

でも、

男の子、目立っちゃって、ちょっとかわいそう・・・と思います(笑)

そして、男の子はどんな気持ちなんだろうな?とか考えちゃうわけです。

もし、チヤホヤされて珍しがられた後に、仲良しのインド人の子を見つけて、子供同士一緒に遊び始めたりしたら、万々歳だけど、

もしも、毎日、これからもずーっと毎日こういう感じだと、男の子もツライのかもなー、とか。

こういう写真を使って、小学校などで授業をしたら面白いし勉強になるんじゃないかな。

たとえば、次のような質問を子供達にする。

 

1)あなたは、この写真を見て、どういう気持ちになりますか。

2)男の子はどういう気持ちですか。男の子の立場で答えなさい。

3)周りの人達は、どういう気持ちですか。

4)この後、何が起こると思いますか。具体的に答えなさい。

5)3年後には、どうなっていますか。

 

みたいな。ちょっと国語のテスト風になっちゃったかな(笑)

2020年には東京オリンピックが開催されますけど、

その期間中にたくさん「観光客の外国人」が日本に来て、彼らはオリンピック終了と共に国へ帰っちゃうわけですけど、

それとは別に「観光客ではない外国人」そして「観光客ではない外国人風の容姿の人達(たとえばハーフ)」も、これからどんどん日本では増えていきますよね。

彼らにとって母国は日本だったり、日本に帰化している人もいますし、日本に永住している人もいるでしょう。

そういった「周りの大半の人達と『容姿』は違えど『地元』の人である」人達がどんどん増えていくわけです。

ですので、「本人」と「周り」の認識がなるべく同じレベルというか近づくのが望ましいと考えます。

周りが「観光客!」と思っているのに、本人が「俺は地元の人!」と思っているのでは、コミュニケーション上、お互いにいろいろと大変だと思いますし。

そういうことを小学生ぐらいから、自然な形で早めに教育できたらいいな、

なんて漠然とですが考えた次第です。

具体的に何か動いているわけではないんですけどね。

よろしければ皆さんの考えも教えてください。

サンドラ・ヘフェリン

 

コメント

  • 大人はそうでもないけど、インド本土のインド人の子供たちは外国人を珍しがってしまうんです。決して悪気があるわけではないし、好意的なんだけど、度を越すと注目されている外国人の子供が可愛そうですね。
    さらにインドだと、外国人のほうがお金を持っているというイメージが強いため、お金があれば何でも至れり尽くせりになる可能性があります。だから子供のうちから、お手伝いさんを使いこなしてしまう、周りが自分の思い通りに動いてしまう、という環境になりかねません。
    大人はもともとの環境に戻りやすいけど、子供は親の国に帰って誰も注目しない、自分の思い通りに動かない、なんてことになったら気持ちを切り替えるのがすごく大変だろうな、と思ってしまいます。

    日本でも、ここまで極端ではないけど、うちの娘が結構遭遇してしまいます。以前、広島へ行った時も、新幹線の中で欧米系の観光客から「髪の毛がくるくるで可愛い!」とチョコレートをもらったり、平和公園で話しかけてもらったり、ないと思っていても意外に注目されているものです。バングラデシュでも、生粋のバングラデシュ人には見えないため、恐らく注目を浴びてしまうと思います。
    そう考えると、単純に子供の立場で、というより、誰もが少数派になりうることはある、という前提で道徳教育に取り入れる必要があります。写真の欧米系の男の子は欧米では多数派でもインドでは少数派、インド人の子供は逆になります。また、うちの娘のように、日本でもインド、バングラデシュでも少数派で、もしかするとカザフスタンのような国では多数派になる?可能性がありそうな子供もいます。これだけ人の移動が激しくなっている現在では、絶対的なマジョリティも絶対的なマイノリティもない、という前提で教育をしないと、大人になった時に差別をしてしまうのでは、と危惧してしまいます。

    1:12 PM Jannat
    • Jannatさん、
       
      コメントありがとうございます。そしてインドの状況も書いてくださってありがとうございます。

      実は今回の写真は、「インド社会がどうこう」というよりも、「容姿が違う人が、群衆の中にいると、どいういう風になるか」という事が伝えたくて、この写真をアップしました。(Jannatさんは既に理解していると思いますが)たとえば、周りの人達(群衆)が白人で、真ん中に立っている子がカワイイ黒人の男の子である場合だってあるし、そこは基本、色んなターンもあると考えます。

      ちなみに、ドイツは白人が多い国ですが、ドイツでは「アジア系の赤ちゃんや子供」が、それはそれはもう「かわいいー」と周りのドイツ人の大人に大絶賛で、ウチの弟なんか小さい頃顔が日本人っぽかったので、ドイツ人のオジサンオバサンに大人気でした。私は弟とは年齢がほぼ8歳違うのですが、弟が2、3歳の頃、周りはいつもドイツ人がバーッと弟の周りに集まってきていて、私のドイツ人の友達(当時小学生ぐらい)も「弟の顔見たさ」で家に遊びに来たぐらいです(笑)私の担任のドイツ人の女性の先生は怖いと学校内で有名でしたが、ウチの弟に会うと、もうメロメロで、びっくりでした。このようにアジア系の赤ちゃんは白人の間で大人気なので、上記の写真に関しては「周りの人達が白人・真ん中が2、3歳のアジアの子供」でも成り立つんですよね。
       
      しかし困った事に、そういうチヤホヤする白人のオバサンも、アジア系の子供が15、16歳ぐらいになると見向きもせず、むしろ「ふん、アジア人・・・」みたいな態度になったりもするから、なんとも複雑な気持ちになりますね。
       
      Jannatさんが書かれていた事で、とくに同感したのは

      >誰もが少数派になりうることはある、という前提で道徳教育に取り入れる必要があります。写真の欧米系の男の子は欧米では多数派でもインドでは少数派、インド人の子供は逆になります。

      そして

      >これだけ人の移動が激しくなっている現在では、絶対的なマジョリティも絶対的なマイノリティもない、という前提で教育をしないと、大人になった時に差別をしてしまうのでは、と危惧してしまいます。

      ↑という部分です。ほんとうに「基本」の部分なんだけれど、まだまだ社会に浸透していないので一つの課題ですよね。こういった事についてキチンと教育をしないと、「悪気がなく差別をする」大人に成長してしまうと思いますね。★サンドラ★

      11:04 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 去年東欧のどこかでロマ(ジプシー)の集団の中に金髪碧眼の『マリア』という女の子がいてヨーロッパで大騒ぎになった事がありましたよね?その子は白人の家族から、ロマに誘拐されて来たんじゃないかと疑われて、連れている大人たちが警察に事情聴衆を受け、ブルガリアか何処かのロマから引き取った子供だったらしいですが。その時、ヨーロッパのメディアは、その子を『金髪の天使』と形容してて、(私は日本のメディアの引用をネットで見たんですが)ヨーロッパは大好きな地域だけど、そのメディアの反応には、強い不快感を感じました。最初から、ロマ(ジプシー)は犯罪者、人間の容姿で金髪碧眼が一番美しく、正しいといったニュアンスが感じられて・・・(ただ、あくまで私が見たのは、日本のメディアの引用と、BSで放送してるフランスのニュース、20 heuresなどです。中には慎重で公正なニュースもあったのかも知れません。)私はロマに、とても興味があるから余計腹が立ちましたね。そりゃ、中には犯罪者やろくでもない人間もいるだろうけど(私も、パリで寸借詐欺にあった)、最初から犯罪者扱いするのは、許せない。

    7:22 PM Voila
    • Voilaさん、
       
      潜在的なところで「金髪の子は天使」と見る向き、たしかにありますね。(一部の)ロマの犯罪は措いておくとして、容姿で勝手に判断し「肌や髪が黒い人達の中に金髪の人が一人いる」と、なぜだか周りの「肌の色や髪の色が黒い人達」が悪者になってしまうような風潮はいけませんよね。世界的に見ても、肌の色が黒い人や髪の色の黒い人のほうが万引き等を疑われやすいですし、困った風潮です。★サンドラ★

      11:13 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 白人系(中近東含む)や、東南アジア系って日本ではいつも好奇の視線でさらされますね。
    インド系の友人と一緒にいると、いつもジロジロ見られてものすごいイライラします。

    9:41 PM Maria
    • Mariaさん、
       
      大変ですよね。。これから色んな国の人達、そして色んな容姿の人達が日本でもどんどん増えていくので、(容姿などを)あまりに珍しがるのは残念な態度だと思いますね。★サンドラ★

      11:20 AM サンドラ・ヘフェリン
  • どこの国でも、ジロジロだったり、ヒャー!だったり、根掘り葉掘り聞かれたりですが、アフリカに住んでいた時の出来事をお話しますね(^^)

    ずい分前ですが、アフリカの小さな村に住んでいました。
    黒人じゃないのは私だけ。黒人じゃない人を見るのもみんな初めて、という状況で、まさにこの写真のとおりの毎日でした。

    あまりのすごさに、私もついに「もうやめて!もううんざり!」と反発。そうしたら、みんなきょとんとして、「どうして?」と聞かれました。「みんな君のことが知りたいんだよ」と言われました。
    でも、同じ村に住んで、毎日一緒にごはんを食べて、木の下でおしゃべりして・・・みんなのことを家族みたいに思っているのに、こんな風に騒がれたら悲しい、と思いを伝えました。
    みんな、シーンと黙っていました。

    しばらくして、よその村の人たちが「私を見に」やって来ました。そして、私を取り囲み、いつものようにはやし立てはじめました。
    そうしたら、村の人たちが飛んで来て、「やめろ!いやだと言っているんだ!ここでは、それはだめだ!」と言ってくれたんです。

    その後、私の村では、みんな私を見ると嬉しそうによって来てくれましたが、騒ぎ立てることはもうありませんでした(^^)
    村の外ではもちろん騒がれましたが・・・ でも、「この人たちだけはわかってくれている」というオアシスがあるのは、嬉しかったですね。

    日本でも、私が差別的なことを言われたり、誤解を受けたりしているのを見ると、「それはちがう」と、友達や職場の仲間だちが言ってくれるようになることがあります。その人たちは、私だけではなく他の人が同じような目に合っていても、きっとそう言って止めてくれると思います。
    そういう「オアシス」を増やしていきたいです。

    1:08 PM Misha
    • Mishaさん、
       
      興味深い話を書いてくださってありがとうございます!アフリカの小さな村で白人一人、または日本とのハーフが一人、というのも凄い目立つシチュエーションですよね。 
       
      個人的には、日本の小学校で日本人の小学生10人ぐらいが白人やハーフの女の子の周りに集まって、その子を珍しがったりする事が続く場合、先生はそれを防止する必要があると考えます。(私の30年前の経験だと)日本の場合、むしろ先生もその日本人の生徒の輪に加わって、「珍しい容姿をした生徒」を珍しがっちゃう傾向がありました。今はどうか分かりませんが、Mishaさんが書かれていたような「オアシス」が増えるといいですね^^★サンドラ★

      11:28 AM サンドラ・ヘフェリン
  • Mishaさんのアフリカでの話、すてきですね。
    勇気をだして、言葉で気持ちを伝えていくって大事だなぁと改めて思いました。
    ハーフの息子(7)と娘(5)は、今のところ注目されるのが好きで、むしろ「私を見て!」という感じなのですが、年齢と共に変化してくるのかなとも思います。
    今度、この写真を使って、息子と道徳授業をしてみます(^^)

    7:32 AM JM
    • JMさん、
       
      ステキなコメントをありがとうございます。そう、こういう分かりやすい写真を使って、色々と話して、子供を(遠まわしに、笑)教育するのは大切な事ですよね。JMさんの息子さんがどういう反応をしたのか、すごい興味あります^^★サンドラ★

      11:33 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 母 「この写真見て。」
    息子「えー!!アハハ(笑)!なんでこの子、髪が真っ白なの?」
    母 「(そうきたか…。)世界にはいろんな髪の色の人がいるよね。ママは黒、妹は茶色、おばあちゃんは黒と白髪があったり。目の色もいろいろだよね。肌の色も。」
    息子「あー、だよねぇ。ダディみたいに青とかグリーンみたいな目の人もいるし。」
    母 「そうそう。1)この写真を見て、どういう気持ちになる?」
    息子「みんな笑って楽しいな~っていう気持ち。」
    母 「なるほどね。 2)男の子はどういう気持ちだと思う?」
    息子「なんでみんな笑ってるのー?って。」
    母 「そうかもね。3)周りの人達は、どういう気持ちかな?」
    息子「え、わかんない。笑って楽しい気持ち。」
    母 「そっか。4)この後、何が起こるかな?みんなどうなるかな?)
    息子「家に帰るんじゃない?」
    母 「だよね、きっと晩ご飯かもね。で、5)3年くらいたったら、この人たち、どうなってると思う?」
    息子「この髪の白い子、小学一年生くらいになってるんじゃない?」
    母 「(えっ。…。)だよね。きっと今3さいくらいなのかなぁ~。(終了~!)」

    なんとなく私が期待していたものとは異なる反応で、息子はなぜママはこの写真をそんなに見るのか、いろいろ聞いてくるのか不思議そうにしていました。(私の質問の仕方がイマイチだったかな~と反省)

    やはり問題意識を持ってこの写真を見る人、そうでない人とは写真の見方、捉え方が違ってくるだろうなぁと思いました。
    息子よ~!とりあえず、見た目が異なるいろんな人たちが世界にはいるということを改めて考えることができたかな。

    写真を見たとき、まずマイノリティーへ注目し、コメントしたことがポイントに思いました。単純に目立つ、他とは異なるものに自然と目が行くのでしょう。これが、ブロンドの髪の人たちに囲まれた黒い髪の子の写真だったら、「えーなんでこの人、髪が黒いの?」っていう反応になったのかもしれませんね。
    ほんとにいろいろ勉強になる写真ですね。
    以上、報告でした(^^)

    4:25 PM JM
    • JMさん、

      書いていただいて、ありがとうございました!こういう書き込み、とても貴重です。私からのレスが遅くなってしまって、ごめんなさい。

      息子さんの反応も素直でかわいいですね~(笑)

      それにしても「男の子はどういう気持ちだと思う?」というママからの質問に「なんでみんな笑ってるのー?って。」っていうのはビンゴですね、おそらく。

      そして、JMさんが書かれていた

      >写真を見たとき、まずマイノリティーへ注目し、コメントしたことがポイントに思いました。単純に目立つ、他とは異なるものに自然と目が行くのでしょう。これが、ブロンドの髪の人たちに囲まれた黒い髪の子の写真だったら、「えーなんでこの人、髪が黒いの?」っていう反応になったのかもしれませんね。

      っていうの興味深いです。たしかにたしかに。。

      ご自身のことを書いて下さってありがとうございます^^★サンドラ★

      3:33 PM サンドラ・ヘフェリン
  • JMさん、息子さんの反応、とても素直でもっともで、なんだか心があたたかくなりました。
    息子さんが大きくなったらどのように反応されるのかな、そして私自身が幼かった頃どのように反応していたかな、・・・と色々想像します。

    7:06 PM Misha
    • Mishaさん、
       
      心があたたかくなりますよね。
       
      小学校ぐらいの子供の教育を考えた時に、やっぱり人間(子供に限らず)だれでも、どうしても「目立つ人」(一人だけ違う人、マイノリティー)に目が行ってしまうので、そこを幼少期に意識させる教育がやっぱり必要ですよね。そして中学生ぐらいの年齢になったら、「自分とは異なる容姿をした人達との接し方」、「自分とは異なる人々との接し方」というのを授業で取り上げると良いかと思います。漠然と「個性は大事」なんてやっていると、いつまで経っても、マイノリティーの子供(たとえば日本の学校で白人系のハーフの子や白人の子)を囲んで、周りの子供が「うわー髪の毛が金髪~。ふわふわ~。個性的―!」とやってしまうのだと思います。もちろん日本だけの問題ではなく、海外にもこういう問題はありますが、たとえばヨーロッパだと色んな肌の色をした人が既に学校に多く居たりするので、多少慣れている部分がある。そしてそうでない日本はとくにこれらの問題に取り組む必要があるかと。★サンドラ★

      3:46 PM サンドラ・ヘフェリン
  • はじめまして。どのコラムも興味深くて、夜更けまで読みふけってしまいました。ドイツでの進学または就職をめざして、ドイツに暮らはじめましたので、移民や国籍のことがとても気になっています。自分がマイノリティになるということ(例えばプールに行けば、じろじろ見られるなど)を日々、感じています。ただ日本でも、純日本人ですが名前の関係で疎外感を感じたことはあります。

    写真と言えば、中国に長く留学していた友人(欧米人です)がふたりいますが、ふたりともどこに行ってもカメラを向けられてうんざりだったと言っていました。SNSもゴシップを書かれるだけだからやらないとも。
    やはり、目立ってしまうんでしょうね。

    話はそれますが、逆に写真を撮っていると、「やっぱり日本人だ」と言われますね。わたしは地元でも日本全国どこでも、風景などの写真を撮っていて、写真が趣味だと胸をはって言えます。なので日本人=カメラというステレオタイプに見られると、ちょっと嫌な気持ちになります。個人的には、観光地などに行くと、日本人に限らず、写真を撮っている観光客は多いように感じるのですが・・・・。

    一眼レフをもって歩いていると、写真撮影を頼まれたりするのですが、たとえば、工事現場は写さないでくれ、と言われます。美しい面だけ写したい気持ちはわかるのですが、私はむしろ汚いところも写したい方です(旅行写真ではなく記録写真とでもいうのでしょうか)。この写真も拡大して、例えば他の女性たちが足下だけだったらまた違う印象を与えると思います。

    いろいろ考えました。きっかけをくださってありがとうございます。
    日本の地元が、移民や外国人が多い街なので、ハーフをはじめ民族については考えていきたいです。

    10:55 AM Maria Torizuka

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