おススメ!ドキュメンタリー映画『ハーフ』

2013.8.27

今秋、10月5日(土)より二週間、渋谷アップリンクで映画『ハーフ』が上映されます。

私はこの映画の制作にはかかわっていないのですが、先日、上映会で『ハーフ』を見てきました^^

・・・この映画、おススメです!

映画の監督さん自身が「ハーフ」というのもあって、ハーフとしての楽しさや苦悩がもれなく全部伝えられています。

ハーフのみんなの、それぞれの「居場所探し」の過程がとてもよく描かれていると感じました。

ハーフに興味のある方、社会問題など社会のあり方に興味のある方、そして色んな人間の色んな人間模様に興味のある方・・・秋はぜひ映画館に足を運んでください。

・・・というわけで、ちょっと早いけど、「10月5日~アップリンク渋谷!」と皆様、手帳に書き込んでくださいな^^

P.S.別件です。今晩、8月27日(火)の夜7時から「世界の日本人妻は見た!」の2時間スペシャルに私、ボーッとした顔で映っているかもしれません(苦笑)足癖が悪いので、妙な格好で座っていたらすみません・・・

コメント

  • 名古屋ではまだ上演されないんですよね 涙
    娘を産んだ時は、絶対にハーフやガイジン扱いされると思っていましたが、同世代の子供達にはされたことがありません。でも、かなり上の世代になって来るとガイジン扱いです。
    うちの娘もこれから悩むのでしょうが、私も元海外留学生なので、ハーフであることを押し付けるのは出来るだけしないでおこうと思います。ハーフの子供に限ったことではありませんが、うちの子供に限ってそんなことはない!ということはあり得ないので、何が起きてもいいように、映画を見て参考にしつつ、自分で常にシミュレーションをしまくっています。子供は親の所有物ではない、別人格なんだ、大人になったら親とは別の人生を歩むものなんだ、と常に自分に言い聞かせています。ハーフに限ったことではないですね ;^_^A

    8:49 AM Jannat
    • Jannatさん
       
      真っ先にコメントいただいていたのにレスが遅れましてすみません。
       
      渋谷アップリンクでの上映は、10月5日より少なくとも2週間は上映されますので、もしJannatさん東京にいらっしゃる機会があればぜひ^^
       
      Jannatさんが書かれていた「親としての心がけ」すばらしいですね。Jannatさんが書かれていた通り、たしかに「ハーフに限った事ではない」ですね。親と子は別人格というのもそうですし、親と子では育った時代が違いますし、それに伴い価値観や考え方なども変わってくるかと思います。ただ子供がハーフの場合は(親はハーフではないので)その違いに(各自程度は違うのでしょうが)更に拍車がかかるのだと思います。たとえば親が「日本人として外国で経験すること」と、親が「外国人として日本で経験すること」と、「ハーフが日本&外国で経験すること」は似ている部分も多いけれど、違う部分もあるんですよね。そのあたりの事をやはり(親が)意識する事が必要だと感じます。でもJannatさんの場合はじゅうぶんに色んなこと考えている印象を受けますが^^
       
      基本的に異文化に疎かったり「人間はみんな同じのはず⇒よってウチの子がハーフだからといってイジメに遭うことはないはず」と純粋に信じて疑わない親のほうが、こういう問題を理解するのが大変なのだと思います。なんだか難しい事を書いてしまいましたが・・・Jannatさん、もし東京にいらっしゃる場合は映画鑑賞も含めぜひご連絡くださいませ。★サンドラ★

      12:57 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ハーフであろうと、外国から来た人種が違う人であろうと、多くの日本人は、日本の文化を大切にしようとしてくれたり尊重してくれたりする人を、外国人であれば、あるほど嬉しく感じて、最初は戸惑ったり、コミュニケーションが取れないんじゃないかと思って、敬遠する人がいても、そのうち当たり前に接してくれるようになると思いますよ。

     
    子供の頃は、見た目で、からかわれたりすることはあると思いますが
    それって、別に外国人やハーフでなくても、転校生が違う方言を話していたり、天然パーマだったり、そんな小さなきっかけで子供は面白がってからかったりするものです。

     
    私なんて、体毛が濃かったり、顔の産毛が濃かったので、ひげ成人とからかわれたり、がりがりで日焼けしてた友達はごぼうみたいだとからかわれたり、おかっぱ頭の子供はワカメちゃんカットだ!とほんとうにたわいのない事で面白がってからかったりされました。

     
    いわれている本人は傷つく事もあるんですが、親からは、言われたら、笑い飛ばすか、言い返せ。そんな小さい事いちいち気にするな。
    言ってる人は気にするからもっとからかってくるんだから無視してれば面白くないから言わなくなる。っていったりしてました。

    横浜から来た転校生が、「おれっちよう」って言ったんですが
    クラス中が、大爆笑して、「おれっちよう」だって。
    そんなこと言う人ほんとにいるんだ、ドラマだけかと思った。
    とからかわれてた事もありました。
    が、俺からしたら「関西弁の方が漫才みたいで、、わらえるよ。関西人はみんな漫才師みたいなしゃべりかたするんだな。」ってケロっと言い返してました。」

    かくいう私も、イギリスに短期留学して、一人で、ロンドンをうろちょろしてる時、お昼ご飯に、ソーホーに一人で行ったんですが、
    いきなり、黒人に石を投げられまして、「GET OUT OF HERE !」って怒鳴られた事がありました。

    どうも、私を中国人だと思ったみたいで、この腐れ中国人!というような罵倒をわめき散らしていたので

    私は、日本人だ!だいたい、いきなり怒鳴るなんて、失礼だ!中国人にもいい人はいる!謝れ!って叫んで、走って逃げました。

    スペイン人の友人が出来て、スペインのお家に遊びに行ったとき悲しい事に、その友達のお母さんが、東洋人が嫌いみたいで、露骨にいやな態度を盗られた事もあります。友だちはしきりに謝ってくれましたが、やっぱりそういう人もいるんだなと思いました。

    本当は、人種や国で人を見るのはいけない事だと誰もが分かっているとは思いますが、どうしても、国民性やその国の習慣で、同じ国の人が似たようなことを続けて行動すると、あの国の人はこういうことをする。という先入観ができますよね。

    私は旅行会社に勤めていたことがあるのですが、その時にお客さんにお願いしていたのが、海外に行ったら、一人ひとりの行動が、日本人ってっていう先入観を植え付ける事になる。

    その国で、はじめてあった日本人があなただけだったら、あなたを見て、その人たちは、日本人というものはこういう人だったという印象になる。

    だから、外交官になったつもりで、日本という国は素晴らしい人がいると思われるように、ちょっとだけ意識をもって、行動してほしいと伝えていました。

    結局最終的には一人ひとりの人間性ですけど、人は、どうしても属している集団を見て、イメージを持つからです。

    ハーフのことを、ダブルという言い方をすることが増えたと思いますが、ハーフというのはそれだけで、二か国の文化を受け継げるすばらしい事だと思います。うらやましい限りです。

    ハーフに生まれたからには、ぜひ、二つの母国の文化や言語をマスターして、いい具合に文化をアレンジして、新しい価値観をみつけてほしいなと思います。

    12:22 PM ひとついいですか?
    • ひとついいですか?様
       
      コメントいただいてありがとうございます。
       
      さて、

       
      >子供の頃は、見た目で、からかわれたりすることはあると思いますが、それって、別に外国人やハーフでなくても、転校生が違う方言を話していたり、天然パーマだったり、そんな小さなきっかけで子供は面白がってからかったりするものです。いわれている本人は傷つく事もあるんですが、親からは、言われたら、笑い飛ばすか、言い返せ。そんな小さい事いちいち気にするな。言ってる人は気にするからもっとからかってくるんだから無視してれば面白くないから言わなくなる。っていったりしてました。
       
      ↑と書かれていましたが、からかわれたり、いじめられたりするのは、ハーフに限らない事はハーフの皆さんは既に理解しているかと思いますよ。ただ、こちらのホームページ「ハーフを考えよう」は、その名前の通り「ハーフの抱えている問題」を語り合ったり、問題解決に向けて一緒に考えるサイトです。ですので、「他の(ハーフでない)子供もいじめられるから、ハーフも気にすることはない」というのは、実際に悩んでいるハーフの人達の悩みや問題を過小評価する事になるので、こういった「アナタ達の問題は、たいしたことない」という考え方は問題解決につながらないと考えます。
       
      >私は旅行会社に勤めていたことがあるのですが、その時にお客さんにお願いしていたのが、海外に行ったら、一人ひとりの行動が、日本人ってっていう先入観を植え付ける事になる。その国で、はじめてあった日本人があなただけだったら、あなたを見て、その人たちは、日本人というものはこういう人だったという印象になる。だから、外交官になったつもりで、日本という国は素晴らしい人がいると思われるように、ちょっとだけ意識をもって、行動してほしいと伝えていました。
       
      ↑旅行会社に勤めてらしたのですね。たしかに例えば団体旅行で、ある国の人達が大勢で外国を旅行すると、その団体の行いによって、(団体さんが属する)国のイメージが良くなったり悪くなったり、というのはある程度はあると思います。旅先で、その国に住んでいる地元の人になるべく迷惑をかけない心構えは大事だと思いますが、「外国人に『●●人は素晴らしい』と思ってもらえるように、●●という国の外交官になったつもりで行動」というのは、いっけん聞こえが良いようで、実は問題点もあると思います。外国人、または外国にルーツを持つ人全員が、住んだ先の国で「自分の国のイメージが悪くならないように、外交官になったつもりで生活しよう」と考えるのは気負い過ぎだと思います。
       
      逆にそういう考え方(「自分は日本人なのだから、日本のイメージが良くなるように外交官になったつもりで外国ではふるまおう」)をする人は、たとえば日本人がノーベル賞をとると、「ノーベル賞は同じ日本人として誇りに思う」と感じたり、言ったりします。自分自身がノーベル賞をとっていないのに、です。「同じ何々人として誇りに思う」「同じ何々人として恥ずかしい」という考え方は、今までよくされてきた考え方だけれど、そこから一歩離れた気持ちでいるほうが人間として健全だと思うのです。
       
      >ハーフのことを、ダブルという言い方をすることが増えたと思いますが、ハーフというのはそれだけで、二か国の文化を受け継げるすばらしい事だと思います。うらやましい限りです。
       
      ↑こちらは気持ちは嬉しいのですが、ハーフだからといって、ハーフ全員が「二つの文化」を受け継いでいるとは限らないんですよ。たとえば、日本とアメリカのハーフで、外国人のような顔をしているけど、日本生まれ、日本育ちで、両親も離婚しているため、アメリカの文化とは何の接点の無いハーフも多くいます。そういう人にとっては、「ダブルだから、文化が二つ!」という周囲の考え方がプレッシャーになることもあるのです。

       
      >ハーフに生まれたからには、ぜひ、二つの母国の文化や言語をマスターしていただいて 
       
      ↑ハーフ達本人が「自分はハーフだから、両方の国の言語と文化を学ぼう!」と自発的に考えるのは良いと思いますが、周りが「あなたはハーフだから、ぜひ二つの母国語をぜひマスターして、文化も両方ちゃんと勉強してください」と言うことではないと思います。

       
      ・・・ひとついいですか?様には、ぜひ映画「ハーフ」を観ていただきたいです。映画をご覧いただいた後に再度、ご投稿ください。楽しみにしております。コメントありがとうございました。★サンドラ★

      3:41 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 最近、ハーフの息子(7)と娘(5)がケンカをしていました。
    いつものことなのですが、聞いていると、

    兄:「外国人!外国人!」

    妹:「外国人じゃないもん。日本人だもーん(泣)」

    というケンカをしているではありませんか!
    正直、びっくりしました。
    まさか、兄妹でそんな言い合いをするとは。。。

    妹は欧米人のような顔立ちで、よく「ハロー」と話しかけられます。
    兄の方は小学校に入り、自分のことをハーフと呼ぶようになりました。「おい、外国人!」と言ってきた友だちと冗談半分のケンカをしたこともありました。
    経験から「外国人!」と呼ぶことで妹に嫌な思いをさせようとしたのでしょう。
    そして、「日本人なのにぃ~」と泣きながら言っている娘のことを複雑な思いで見ていた夫(加)。

    ハーフの子たちの居場所探し。
    映画を見てみたいのですが、地方なので、DVDを待ちます。

    1:34 PM JM
    • JMさん
       
      ご自身の家族の経験を書いてくださってありがとうございます!「現場」からの声、貴重です^^
       
      その子供のケンカ、考えさせられますね~。JMさんが書かれているように
       
      >「おい、外国人!」と言ってきた友だちと冗談半分のケンカをしたこともありました。経験から「外国人!」と呼ぶことで妹に嫌な思いをさせようとしたのでしょう。
       
      ↑のだと私も思います。黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」に似たようなシーンがありました。戦前の話で、小学生のトットちゃんの前にある男の子が「ちょーせんじん!!!」と言って、トットちゃんの前に立ちはだかるのですが、その男の子は周りから「朝鮮人、朝鮮人!」と言われてきたので、自分も人(トットちゃん)に言ってしまった、という何とも悲しい場面が描かれていました。
       
      JMさんは、
       
      >そして、「日本人なのにぃ~」と泣きながら言っている娘のことを複雑な思いで見ていた夫(加)。
       
      ↑と書かれていましたが、ご主人も複雑な思いがあるのでしょうね。ハーフや、その家族のそれぞれの居場所探し。映画ではよく描かれていると思います。JMさん、近いうちにどこかで映画「ハーフ」を観れるといいですね^^★サンドラ★

      1:08 PM サンドラ・ヘフェリン
  • はじめまして!

    今日、たまたまYoung Germanyに連載されているサンドラさんの記事を見つけ、こちらのサイトにもお邪魔しました。

    YGのコラムも、こちらのコラムも大変興味深く、早く全部読みたくてうずうずしています。

    特に、この映画は、サンドラさんのコラムを通して、公開前に知る事が出来て本当に嬉しいです!早速、ハーフの友達に声をかけて、一緒に観に行く約束をしました^^

    ブログでもこちらのサイトと映画を紹介させて頂きましたので、そのエントリーのURLを貼っておきます☆

    追伸:著書もこれから読ませて頂きます!

    1:36 AM ようこ

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