ドイツ大使館のパーティーをきっかけに考える~≪外国人の貧困問題≫

2013.5.30

明日(5/31)ドイツ大使館のガーデンパーティーにお友達と行ってきます。先ほどチケットを購入しました。

ちなみに前売り券は8千円、明日当日券を買うと1万円です。

金額について、よく「高いね」と言われるのですが、たしかに高いです。

でも実はチケット代は「日本国内の貧困で苦しんでいるドイツ人」に全額寄付されるのです。

ですので、私も「チケット代は日本に住む貧困のドイツ人に寄付されるんですよ」と説明して回るわけですが、

そうすると決まってみなさん

「貧困のドイツ人(笑)・・・んなの、日本にいるんかいなw」

と笑います。

冒頭の発言は日本人が多いけど、

ドイツ人の場合は決まってこう言います。

「ナニナニ?!日本在住の貧困のドイツ人にお金が寄付される?オレも日本在住の貧困なドイツ人だよ!!!」

と。笑。

この一連のやりとりで、色んなことを考えさせられました。

まず、日本人もドイツ人もその他の国々の人も、多くの人が

「日本にいるドイツ人は裕福(なはず)」と考えていること。

でもですね、

「日本にいるドイツ人」といっても、色んな背景のドイツ人がいるわけで、

港区在住のドイツ人ばかりではないのですよ。(日本の地方にもドイツ人がいます)

ハーフや外国人、とくにそれがドイツ人のように一応先進国の出身の人の話になると(ましてやここは日本だし、日本も先進国なので)、

冒頭のように「日本で貧困に困っているドイツ人?!・・・笑。どこにいるの、そんなの?(笑)」

となるわけです。

でもみなさん忘れがちなのは、

「若くて元気で健康な時は華やかな生活をしていて、でも老後は様々な事情から貧困に苦しんでいる外国人(この場合はドイツ人)」の高齢者が日本にもいるということです。

たとえば旦那さんが日本人だったけれど、

旦那さんに先立たれてしまい、

自分はそれほど言葉(日本語)ができず、

財産も残されておらず、

子供はおらず、または子供も病気で、

高齢者ご本人は病気で

治療費はかさむ一方で、

さらに本人の痴呆も進んでしまっている・・・など。

本人が高齢のため、ドイツにいる親戚も死亡していたり自らが高齢だったりで、

身寄りがおらず、

更に日本に永住権がないので、生活が苦しくても日本で生活保護はおりない

(かといってドイツ本国の社会保障はドイツではおりるけど日本ではおりない)

というケースです。

「だったら国(ドイツ)に帰ればいいじゃないか」

という意見もあるのでしょうが、

80代で痴呆も進み、病気がちでは、飛行機に乗ることからして難しいのです。

空港に行くまでの荷物の持ち運びだって一人ではできません。

40年も50年も住み慣れた国を高齢で病気になった時にパッと離れ、

新たな地(他人はそれをたやすく『母国』という)で

スタートを切る、なんて、高齢になるとそんなスムーズにはいかないのです。

「働けばいいじゃないか」「今までの生活を旦那に頼っていたのが悪い」「そもそも専業主婦だったのが悪い」色んなことを言う人は言いますが、どれもこれも80代の病気がちの人に言うことではありません。

(第一、その世代(80代)の人には専業主婦が日本もドイツも多く「女性が働く」という事がまだまだ少なかった時代です。そのことにも考慮しなければいけません。)

日本は高齢化社会だと言われているけれど、

このように高齢化社会の問題にはハーフや外国人も(あたりまえですが)直面するのですね。まだまだ課題が多いように感じます。

今回、「日本に住むドイツ人」を例に挙げましたが、

逆のパターンで

「ドイツ国内で高齢で病気になって貧困に苦しんでいる日本人」もいます。

いっけん想像しがちな「だらしない人生をおくってきた人」ではなく、

ピアノの先生として若い時は華やかにドイツで生活をしてきた人です。

でも高齢と呼ばれる年齢に差し掛かったところで重い病気が発覚してしまい、家庭の問題なども重なりドイツで生活保護を受け取ることになってしまいました。

(日本の外務省は「外国で貧困に苦しんでいるに日本人」のために、何か動いてはいるんでしょうか?知りたいところです。)

・・・何が言いたいのかというと、

若いときに華やかで大活躍でも、

年をとるとともに、様々な事情が重なり

頼れる身寄りがいなくなったり(死亡や病気等)

自分の体も自由がきかなくなったり(病気や腰痛、足腰が弱るなど)で、様々な要素が重なった結果、貧困になる人がいるということです。

「イキナリ」という場合もあるけれど、やはり様々な事情が重なった結果「徐々に」貧困化していくことも多いのです。

このページでは寄付を募るわけではありません。

けど、外国で年取って困っている人達にも思いを馳せましょう、ということです。

「日本に住んでるドイツ人」といっても、みんながみんな元気で健康で、毎日ビール飲んでる人達ばかりではありません。

地方に住んで旦那様に先立たれてしまい自分も痴呆(地方、痴呆・・・これはダジャレではありません、たまたまです)が進んでしまいどうしようもなくなってしまった、、、ケースなど冒頭に書いたように色々あるのです。

周りの人が直接お金や生活面で手を貸すことができないのなら

せめて「そういう人がいる」と現実を受け止めることから何かが始まる気がします。

そしてなんといっても高齢化に関しては国籍など関係がなく・・・誰もが「明日は我が身」なのです。

ちなみに明日(5/31)のドイツ大使館のガーデンパーティーは毎年5月にドイツ大使館内で行われているもので、ドイツ人支援基金Fonds für bedürftige Deutsche(BDF)が主催です。

毎年、チケットの売り上げは冒頭で紹介したような状況にいるドイツ人に寄付されます。(2011年だけは東北の被災地に寄付されました。)

というわけで長く書いてしまいましたが、、、

・・・単純にドイツ料理がおいしかったりします^^明日のパーティー。あとお庭がひろくって本当にきれいでございます。散歩が楽しみです。

            サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • 日本でも外国人への生活保護出してますよ。
    そういった事情をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお伝えください。

    最近社会問題化してますけど(´;ω;`)

    10:44 AM 美幸
    • 美幸さん
       
      >日本でも外国人への生活保護出してますよ。
       
      ↑はい。でも外国人だからといって誰でも生活保護がもらえるわけではないですよ。実際に私の知人の外国人が長期の病気になり一時期生活保護を申請しようか考えていたのですが、職員から申し訳なさそうに「差別的だとは思うんですけどね・・・永住権がないと難しいんです」と断られたと言っていました。
       
      「不正受給」が大きく取り上げられていますが・・・・先進国の中で日本が一番生活保護受給者の数が少ないのに、日本が一番「不正受給」(0.4%)の事を大きく騒ぎ立てていることは不思議なことだと思います。日本は、欧州の先進国と比べると「貧乏な人は自分が悪い」という考え方が普通にまかり通っている社会だと感じます。★サンドラ★

      12:28 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 難しい問題の解決の為に「単純にドイツ料理がおいしい」というパーティーなのがいいですね。辛く苦しいだけの現実では、心を塞いでしまいますから。喜びを膨らませて、一人でも多くの人と分かち合えますように。
    ドイツ蹴球、ドイツびあ、ドイツわいん等など、ドイツびいきで楽しませてもらってる身としては非常に興味深く、参加してみたい思いもありましたが…平日では無理で断念しました。残念!

    10:51 AM Ray
    • Rayさん
       
      コメントありがとうございます。楽しみながら寄付できるのいいですよね。ドイツ料理ひさしぶりなので今晩いっぱい食べてきます^^★サンドラ★

      12:37 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 『パー券はやはり高くて買えない。』『自分も裕福ではないけど、少しくらいなら…。』そんな日本人がここにいます。もっと支援し易くなれば…。ドレスコードなど無いとか、パーティー参加しなくても寄付の窓口が沢山あるならなお良い。

    11:18 AM
    • 菊さん 
       
      なるほど!コメントありがとうございます。
       
      寄付もできますので、こちらをご覧ください。★サンドラ★

      12:36 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私の知る限り、日本政府(外務省も)は、海外に自分の意思で出て行った日本人に対しては冷淡というか、高齢になったり病気や貧困で苦境に陥っているからといって、特別な手当はしてくれない状況です。あるいは、その地域の在外公館で何かしらチャリティーがあるのかもしれませんが、私の知る限りは、その海外移住した日本人が、日本の国民年金を納め続けていたとか、よほど高額納税者とか名誉国民でもない限り、何もしてくれないでしょうね。。。在外邦人が選挙権を与えられたのも比較的最近ですし、それ以前によく私の亡き父が「自分が投票で選んだわけでもない政治家の失言で、在外邦人が苦労する」って言ってましたから。つまり日本政府が外交面などで外国とゴタゴタすると、その外国にいる日本人は、もう長年日本に居ないにもかかわらず、日本の代表みたいに批判の矢面に立たされることもあったりしたわけです。(今も少なからずそういうことはあるでしょうかね。)話がそれちゃったけど、ドイツ政府がドイツを離れた在外ドイツ人をチャリティーで支援するのは、人道的に良いなあと思います。どういう経緯で苦境に陥ったのであれ、助けを差し伸べる理由があれば助ける、困った人にとっては、そういうのが一番ありがたい支援でしょうね。パーティーぜひ楽しんできてくださいね!

    1:01 PM N☆
    • N☆さん
       
      はい、パーティー楽しんできました。天気にも恵まれ気持ちよかったですよ。
       
      直接的な言い方になってしまうけど、飲み食いしながら支援もできるのは一石二鳥で好きです。自分も楽しめて、そして少し多めにお金を払って支援ができるこのような形が理想かと。ガーデンパーティー、毎年というふうに定期的にやっているのもいいですよね。
       
      >在外邦人が選挙権を与えられたのも比較的最近ですし、それ以前によく私の亡き父が「自分が投票で選んだわけでもない政治家の失言で、在外邦人が苦労する」って言ってましたから。つまり日本政府が外交面などで外国とゴタゴタすると、その外国にいる日本人は、もう長年日本に居ないにもかかわらず、日本の代表みたいに批判の矢面に立たされることもあったりしたわけです。
       
      ↑これ、書いてくださってありがとうございます。海外にいる日本人は昔ほどではないにせよ、「日本にいる日本人」が想像もしないような苦労をしますよね。N☆さんが書いている件もそうですし、両国の偏見の板ばさみになったり。。。上のほうで「すぎまるこさん」へのレスにも書いたけど、世の中かんたんに「国際化、国際化」と謳われがちだけれど、国際化の一部である「外国にいる自国民」にもキチンと目を向けることが真の国際化。でないと、非現実的な、またはポジティブな面だけを追いかける形の理想の国際化だけが語られることになってしまう。
       
      ・・・・いろいろ書いてしまいましたが、N☆さんのコメントいつも興味深いです。これからもよろしくお願いします★サンドラ★

      2:45 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私の知る限りの日本大使館は、ただ事務仕事をしているだけで、対応もすっごく感じが悪かったところが多かったです。国内の役所のほうがはるかにましだったくらいです。
    ドイツ大使館のパーティは素晴らしいと思います。私もぜひ行きたいところですが、東京だし平日だし 涙。 貧困はどこにでもあるし、国籍も関係ないので、持つ者が持たざる者を助ける、ということが当たり前に、負担に感じずにできる世の中になればいいな、と思います。
    名古屋のオクトーバーフェストに出張してほしいです!w

    1:16 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      コメントありがとうございます!
       
      >国内の役所のほうがはるかにましだったくらいです。
       
      ↑なんとなくわかる気がします。というのは、私自身の用事で日本国内で役所に行ったり、日本国内で外国人が役所に行く際に私が同行した事もあるのですが対応の良い職員が多い印象でした。
       
      >名古屋のオクトーバーフェストに出張してほしいです!w
       
      ↑笑、、、いつかビール一緒に飲みたいですね。★サンドラ★

      2:39 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ツイッターからきました。
    私は、ウィーンで働いていました。(今は、東京にいますが) オーストリアにも、日本人が暮らしています。同じ業界の方なのですが、レイオフされて、オーストリアで生活保護のお世話になっている人もいます。日本大使館からは、こういった方々を助けましょう、というイベントの案内は届いたことはありません。生け花の展示会の案内などは、きたのですが・・。

    11:48 PM すぎまるこ
    • すぎまるこさん
       
      読んでいただいてありがとうございます!そしてオーストリアでの状況を教えていただいてありがとうございます。
       
      海外で(収入の面で)道を踏みはずすと悲惨ですよね。どちらの国の生活保護も受けられなかったり、そもそも「ヨーロッパ滞在の日本人」や「日本滞在のヨーロッパ人」イコール裕福という仮想が多くの人の中にありますからね。。。
       
      全員が駐在員ではなく、国内と同じように海外でも加齢や病気等によって貧困に陥ることがあるということをもっと世間にひろく知ってもらいたいですね。そしてこういった話の時に出がちな「そもそも海外に何しに行ったの」「そもそも海外に行くのが悪い」的な発想ともサヨナラしなければいけないと思います。
       
      世の中「国際化」をかんたんに言いますが、こういった問題(海外での貧困化)も国際化の一部なのですからキチンと見つめていくことが必要だと思ってます。すぎまるこさん、コメントありがとうございました!★サンドラ★

      2:29 PM サンドラ・ヘフェリン
  • うーん、難しい話ですね。
    個人的には、このような時のために、資産を蓄えておかねばなりません。政府は頼りにはならないと思います。アメリカ人っぽい考えですが。

    それはさておき、何かあれば、政府にという考え方はヨーロッパ的ではありますよね。
    若いときから、こつこつとお金を貯めていると人と、若くて健康な時にパチンコで遊びまくった結果、貧困に陥った人を税金で助けるのは、不公平ではないかという考え方もあり、日本では政治問題になります。しかも、これが外国人となりますと、かなり厄介なことになります。また、日本の周辺国は日本よりも経済的に貧しい地域が多く、経済的に日本に住みたい人は多いのですから。

    一般的に外国籍者(特に国籍を限定しないという意味で)の生活保護の受給条件を単純に緩和することは、ドイツ国内も多文化主義の結果、政治問題化しつつある事例を鑑みても、日本にも、というのは、政治的に難しいと思います。

    ですので、日本国内ドイツ国籍者生活保護問題に限るのであれば、互いの政府が双方の国民の自国居住者を支援し合う二国間条約という形で解決したほうが現実的でしょう。ドイツ人で生活保護狙いで日本に来る人は皆無でしょうから、その気になれば、割とすんなり行くのではないでしょうか。

    12:55 AM bf
  • ドイツ大使館のガーデンパーティー懐かしいですね。15年以上も前の話ですがお庭が綺麗だったのをよく覚えています。
    最近偶々こちらの日本領事館で日本の介護保険制度についての説明会があり参加してきました。40年近くドイツに溶け込んで暮らしてきた日本人が突然認知症を患いドイツ語が一言も話せなくなり、ドイツの介護ホームでの生活が難しくなるケースも少なくないようです。高齢者の貧困化はこちらでも話題になっていますが、高齢になってから初めて問題化する文化的側面も今後は見逃せないと思います。

    10:58 PM エンテ
  • 今日、7月13日(土)から三日間は、靖国神社で「みたままつり」が催されているので、お参りに行って来ました。(一年に10回以上行っています)
    敷地内の「遊就館」の前で、ドイツ語を話すカップルがいらっしゃいましたので、ヘフェリンさんのラジオ講座で学んだことを試そうと思い、話しかけてみました。
    「ドイツからいらっしゃったのですか?」と話しかけ、ベルリンからお越しとのことでした。
    私は、自分のドイツ語が通じたことが嬉しくなり、「日本へようこそ!歓迎の歌を歌います」と、かねてより練習を続けていたドイツの歌の一番を小さめの声で早口で歌ってみました。
    しかしながら、喜んでいただけなかったようで、顔面蒼白になっていらっしゃいました。残念です。
    ガラス越しに、展示されている零式艦上戦闘機五二型が見えるところで、かき氷を売っているテントの横でのことであったので、このブログの読者の中に、私の姿を目撃された方がいらっしゃるかも知れません。
    ちなみに、以前から思っていることですが、私が、もしドイツ人であったら、自分の祖国を、あの歌の一番の歌詞を堂々と歌える誇り高き国に戻す活動家になりたい気持ちでいます。
    だって、あの歌詞、ハプスブルク家が治めていた神聖ローマ帝国の頃から使われていたんでしょう?
    大体、国歌なんて、自分の国が世界一、とか、我々の前進を邪魔するやつらは血祭りに挙げてやる、なんて歌詞のところばっかりじゃありませんか?
    あの歌詞には何の問題もありませんよ。禁じる方が間違っています。
    以上、ラジオ講座でヘフェリンさんから受けた教えの実践報告でした。
    (今も、あの講座のCDは、毎日聴いております。ありがとうございました。)

    9:55 PM terre12756
  • 確かに日本では、外国人=駐在の裕福な暮らしをしている、と簡単に結びつけている人がいるけれども、実際のところ、裕福な外国人<普通の生活の外国人、ではないかと思う。

    私も昔、飲みに行った席で一緒の人に、『どこに住んでいるの?』と聞かれ、『市川』と答えると、『麻布とかじゃないんだ。』とよく驚かれ、コンプレックスまでは行かないものの、『東京に住みたいな。』と思うこともしばしば。

    色々な日本人がいるように、色々な外国人がいて、色々なハーフがいるということをもっと知って欲しいと思います。

    ちなみに、東京で駐在員として来ている多くの外国人はその人自身、裕福ではなく、会社が色々手当てを支給しているから裕福なだけであり、自国に帰れば、普通の人な可能性が高いかと思います。

    1:32 PM らふぃ
  • これは非常に興味深く、大事な情報ですね。
    「ドイツ人は先進国出身だから貧困層は日本にいるはずない」「日本を出て行った日本人が海外で困窮しても自己責任」などの、偏見と思い込みは危険ですね・・・おっしゃったケースは非常に説得力あります。

    そういった意味で社会的に啓蒙するためにも、このような募金をかねたパーティは素晴らしいと思います。
    ドイツも日本も超高齢化社会・少子化(ドイツは移民の流入で人口が減ってないように見えるだけ)なので、こういった高齢や病気や思わぬ事故での貧困化というのは共通の社会問題だと思います。
    もちろん、社会福祉を悪用する層への対策も大事だとは思いますが・・・日本でも特定国籍の永住外国人の生活保護悪用が問題化してるようですが、ドイツでも似たようなケースや労働意欲の無いドイツ人や所得が低い地域への負担を嫌がるドイツ人の話も聞いてます(西側ドイツ人にこういう考え多いように見えます、ギリシャ救済も彼らは嫌がってますし・笑)。
    政治家は、バランスを取って上手くやるべきでしょうね~。

    7:49 AM がんばるまん
  • 国民国家って概念がもう制度疲労を起こしてるんじゃないかと。
    国単位で世の中を認知することの限界が露呈しとるんじゃないかと。
    そもそも、ヒトは移動するもんだし、日本国憲法も旅行・居住・移転の自由は「憲法上の権利」として保障してるし。
    「均一な国民が自国には広がってる」なあんて、「一億総中流!みんなおんなじ!」みたいなことはないんだからさ、
    あとは、「外国人にも日本人と同様に生存権を保障すべきか??」って昔からの議論っすね。
    これは今のところ最高裁は「予算は有限だから自国民を優先させてもいい。なぜってそりゃあ今の時代は「国民国家」だから」ってゆうてはりますが、この判例には批判も多い。
    でもでも、税金なんて無駄遣いもあるんだし、外国人のみなさんにあげることをケチるより、
    もっと先に削るとこがあると思うんですよね。
    外国人にお金が渡るのを嫌がっても、無意味な公共工事にお金が注がれるのは気にしないのって、矛盾じゃねえの、って思いますね☆

    1:54 AM Nikolai

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