クリーニング屋さんにて

2012.9.26

なんだかモヤモヤする事があったので聞いてください。

 

2ヶ月ほど前から安い&早い&便利ということで、都内のあるクリーニング屋さんに行ってるのですが・・・

 

2ヶ月前、そこを初めて訪れた時に、以下の会話がありました。(ちなみにクリーニング屋さんに訪れた当初から私の日本語のフルネーム「渡○○美」を使ってます。)

 

クリーニング屋さんのおばちゃん:「お国はどちらですか?」

 

サンドラ:「日本とドイツです。」

 

クリーニング屋さんのおばちゃん:「あー、ドイツなんですね。私もドイツのお城に行きましたよ。ノイシュバーンシュタイン城に行きました。あれはきれいですねー。やっぱり近いんですか?」

 

サンドラ:「いえ、実はノイシュバーンシュタイン城へは行ったことないんです。・・・・もう日本も長いですしね。日本にはもう15年いるんですよ。今は目黒に住んでるんです。」

 

おばちゃん:「ところで私が20年前にドイツに行った時・・・・・」

 

これが初対面。

 

で、この後も10日に一度ぐらいのペースでこのクリーニング屋さんに通っているんだけど、私はクリーニング屋さんのおばちゃんに、目黒に長い事住んでいること、今は目黒に住んでいるが、その前は品川区と世田谷に住んでいたこと、あわせて日本滞在が15年になることを毎回やんわり言っています。ドイツに帰ったとか、ドイツの親戚が・・・などの話は自分からは一度もしていません。でもおばちゃんはドイツネタを毎回のようにふってきます(笑)ドイツネタとはつまり「ソーセージ」、「ビール」、「ノイシュバーンシュタイン城」、それから「ドイツには帰らないんですか?」という質問ですね。

 

ここのクリーニング屋さんのおばちゃんにもう5回以上会ってますが、見事に毎回同じネタをふってきてちょっと疲れてます。

 

今日ついにキレ気味に「ドイツに帰る予定はありません。」「ドイツに親戚はいません。」(どちらもウソですが)と言ってみました。もうちょっと「お天気いいですね」とか「商店街に●●というお店ができたんですよ」とか「服のシミがとれましたよ」などの普通の会話がしたかったので。

 

でも、私のキレ具合をおばちゃんは気付かなかったようで、おばちゃんは「日本は住みやすいですか?」と聞いてきました(笑)私が「ええ、住みやすいですよ。もう15年も住んでますしね。」と答えると、おばちゃんは「それは日本人としてとっても嬉しい!!」との事でした。でも私はなんだかモヤモヤ。あの~、ワタシも日本人なんですけど・・・・・・・・・・と言いたかったですが、もう会話に疲れてそんな気力はありませんでした・・・。

 

この会話の「かみ合わなさ」、なんなんですかね・・・・

 

 

サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • うっ。。。お疲れさま。ここまでかみ合わないともう、その店行くのおっくうになるね。。。

    12:33 PM N☆
    • N☆さん、
       
      気持ちは「おっくう」になりますね・・・しかしチェーン店で安いのでやっぱり行っちゃいます。クリーニング店は何回も行くので、一回の値段が高いとだいぶ高くなってしまいますからね。★サンドラ★

      1:04 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 実は私も「接客商売」=マッサージや鍼を業としているのですが、学生時代に恩師から「お客様との会話は絶対固定観念ではいけない」と言われたのを思い出しました。
    このおばちゃん、ドイツの話さえすればサンドラさんは喜ぶという固定観念が強すぎるんでしょうね!!
     もしかしたらサンドラさんとの会話に限らないかもしれません。
    例えば「北海道出身」という人に「ビール」「色々と美味な食べ物」「函館山」「スキー」などの話をし続けていたりしそうな気がしませんか?
    其の人が「いや・実はスキーできないんですよ」と言ったとしても…。
     一応会話には注意を払っているつもりですが、いっそう気をつけなければいけないと思わせてくださる記事でした。
    ありがとうございます。

    12:41 PM 八木茂明
    • 八木茂明さん、
       
      >このおばちゃん、ドイツの話さえすればサンドラさんは喜ぶという固定観念が強すぎるんでしょうね!!
       
      ↑まさにそうだと思います(笑)
       
      なんとかして、このおばちゃんの話しっぷりをやめさせようと色々考えたのですが、うまい対処法が見つかりません(苦笑)
       
      >例えば「北海道出身」という人に「ビール」「色々と美味な食べ物」「函館山」「スキー」などの話をし続けていたりしそうな気がしませんか?其の人が「いや・実はスキーできないんですよ」と言ったとしても…。
       
      ↑「その人を見る」って行為をできない人が多いところを見ると、ある程度考えている人でないと、トンチンカンな話しっぷりになりがちなのかもしれませんね。
       
      お付き合いいただいてありがとうございます^^★サンドラ★

      1:08 PM サンドラ・ヘフェリン
  • おばちゃん全然人の話きいてないですね。
    接客サービスのつもりなんでしょうけど。
    お疲れ様です。
    いっそ おばちゃんが行ったことなさそうな国を
    言って見るとか・・・・

    1:21 PM ヒョグンマ
    • ヒョグンマさん、
       
      もう顔見知りになっちゃってますからねー・・・今更「違う国」にする方法はないかと思います(>_<)
       
      そのうち「別のお店にする」&「行かなくなる方法」もあるし、実際にそうするかもしれないです。・・・・しかし、そうしたら「あらま、あの外人さんは最近来ないわね。お国に帰ったのかしら」なんて思われそうw それも悔しい。★サンドラ★

      2:36 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは。
    日本とドイツのハーフのサンドラさんにドイツの話をしてくるだけまだいい方じゃないんですかぁ?
    「私の夫はイタリア人です」と言って、「あら私昔ね、フランスに行ったことがあるのよ。エッフェル塔素敵よね!」という答えが返ってきたり、「私の友達でオランダに住んでいる人がいるのよ」という答えが返ってきたりしますから。関係ないじゃん!ってツッコミ入れたくなりますよ。
    逆に、イタリアで「私は日本人です」と言えば、「私のいとこの息子はインドネシア人と結婚したのよ」と言われたり。
    そういうときは、適当に流すしかないですね。

    5:30 PM Jun
    • Junさん、
       
      そういえば!友達のイタリア×日本のハーフの女性も、イタリアに母親(日本人)と一緒に住んでいた時に、隣の村のイタリア人から「ウチの嫁もインドネシア人なので、お互いに仲良くしてほしい。」と電話がかかってきた、という話を思い出しました。その村の人にとっては「インドネシア」も「日本」も「同じ」だったようです(笑)
       
      >「私の夫はイタリア人です」と言って、「あら私昔ね、フランスに行ったことがあるのよ。エッフェル塔素敵よね!」という答えが返ってきたり、「私の友達でオランダに住んでいる人がいるのよ」という答えが返ってきたりしますから。関係ないじゃん!ってツッコミ入れたくなりますよ。
       
      ↑これ、ありますね・・・。ウチの母(日本人)が昔日本に来た時に「ドイツに住んでる」と言ったのですが、それを聞いたある日本人が「私今度ギリシャに行くので案内をよろしく」と言ってきたそうです。ドイツからギリシャって、かなり遠いんですが・・・・・・w ま、ヨーロッパの人も(一部は)アジアを全部ごっちゃにしていて分かっていない、そして日本人も(一部は)ヨーロッパが全部ごっちゃになっていて分かっていない、ということなのかと。★サンドラ★

      10:06 AM サンドラ・ヘフェリン
  • これ、ハーフの方でなくても似たようなことが
    ありますよ!
    私のは「国際ネタ」ですね。
    私が日本に住んでいないことを知っているご近所の方とか、
    「うちの息子もねぇ、高校生のときに
    3ヶ月語学留学に行っていてねぇ」とか、
    「友達の娘さんはねぇ、
    いつも海外に旅行しているんですよ」というような
    話です。
    共通点を探そうとしてくれているのね、と思っていますが。

    でもサンドラさんみたいに
    見かけだけで、もう
    「どちらの国の方ですか?」ってなる場合
    ドイツネタに持っていかれる確立が
    もっと高いんでしょうね。

    6:30 PM Jane
    • Janeさん、

      >サンドラさんみたいに
      見かけだけで、もう
      「どちらの国の方ですか?」ってなる場合
      ドイツネタに持っていかれる確立が
      もっと高いんでしょうね。
       
      ↑そうなんですよ~!私の場合、「顔で即質問攻め⇒即ドイツネタ」ってパターンが、(クリーニング屋さんのような)初対面では多いです。私の場合、服装や仕草、髪の色でごまかせるレベルの「ガイジン度」ではないから(爆)なので私の苦手とする「完全無視」を決め込んだり感じの悪い人にでもならない限り(←「感じの悪い人」=「ヒトの質問に一切答えない人」)、ここに書いたようなことになることが多いですね。
       
      帰国子女や海外で生活している日本人が日本に帰ってきた場合も色々と面倒なのでしょうけど、容姿が「ガイジン」でない分だけ例えばクリーニング屋さんなんかでは嫌な思いはしないと思います。
       
      もしも、私が「ガイジン顔」のハーフではなく、「帰国子女」の純ジャパの場合、「外国育ち」が顔でバレるわけではないですから、クリーニング屋さんも含めて初対面の場で不愉快な思いはしないでしょうね。そうは言っても、ハーフのほうが得をして帰国子女のほうが大変な場面も他の場面ではあるかと思いますが、こと「初対面」(たとえばクリーニング屋さん)に関しては帰国子女よりもガイジン顔ハーフが明らかに大変ですよ。(←もっとも、これはその帰国子女が日本語がペラペラな事を前提とした場合に限った話ですが。)★サンドラ★

      9:58 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 再びお邪魔します。
    Janeさん(「様」じゃなくてこう呼ばせてくださいね)のコメントを読ませていただいて色々想像してしまって、書いてみたくなりました。
    というのも、先ほど述べたように私も接客商売。
    もし私の所にサンドラさんと同じような状況の方が見えたら…と思ったんです。
    ここではサンドラさんを例に使わせていただいて話を進めます。
     全盲の私ですから「渡○○美」さんと名乗って来られた方がいらしたら、その話し方から「日本人」だと思って接すると思います。
    少なくともこのオバチャンのようにいきなり「お国はどちらですか?」などということにはなりません。
    施術中の会話で例えば「ずっとこっちでお過ごしですか?」などという話題になれば独逸に関係或る方だと判るでしょうが、もしかしたらずっと真実(!?(は判らずに終わる可能性だってあるという風に思ったんです。
    Janeさんが書いておられた「みかけ」という面がどう影響するかは様々なんだなぁ…なんてね!
     逆に「日本人」でも外国の生活が長くてちょっと日本語がたどたどしかったりすると、お名前をお聞きしても「ハーフかな?」と思ってしまうかもしれないとも思いました。
    本題からずれてごめんなさいね!

    8:58 PM 八木茂明
    • 八木茂明さん、
       
      視覚とか容姿というのはそれだけ「じゃま」なものなのかもしれませんね、ある意味。
       
      でも目が見える人でも、ちょっと考えてる人なら、「自分は今(相手の)容姿に影響されて色々言っちゃってるな」なんてわかりそうなものですけどね(ま、実際わからない人が多いですけどね・・・)。私はキーワードは「考える」ことにあるかと思いますが、いかがでしょうか。個人的には物事を「考えない人」は苦手だったりします。というのは、このクリーニング屋さんのおばちゃんのケースみたいに、よく考えない人っていうのは本人は楽しそうだけれど、こっちは迷惑だからーw ★サンドラ★

      9:53 AM サンドラ・ヘフェリン
  • ハーフに執拗に好奇の目で見てくる人、不愉快だよね(-_-#)。
    仕事中にもかかわらず、お客さんにそんな無駄話をするような人には面と向かって
    『はやく〇〇をとってもらえませんか』
    と正直に言ったらいいと思います。
    サンドラさんは、他人の表情を伺い過ぎる傾向があると思います。もしこれが余計な一言だったら不愉快だとおっしゃって下さい。
    どちらにせよ、他人に執拗に好奇の目で話しかける人は失礼極まりない事ですから、サンドラさんももう少し強く出てもいいと思います。
    日本の片田舎に住んでいる気が強いAmericanの田舎者ハーフからのアドバイスですが、もし良かったら使ってみて下さい。

    9:29 PM Maria
    • Mariaさん、
       
      >サンドラさんは、他人の表情を伺い過ぎる傾向があると思います。
       
      ↑まあ、そうでしょうねえ。。。図星だと思います。もっとマイペースになりたい~。★サンドラ★

      9:48 AM サンドラ・ヘフェリン
  • こんばんは。
    よくここまでこの店舗に行かれた事に、辛抱強さと切なさを感じてしまいました。

    このおばちゃまはきっとサンドラさんだけでなく人との会話に気持ちは入っていないんでしょうね。

    たぶん自分の楽しくお話しの出来ているという満足感なんでしょうか。

    弱気な私だとすぐお店変えてしまいそうです。

    話はかわりますが、明日の高校講座観ますよぉ。
    時間からして、たぶん娘と一緒に。
    うちは世界史に関らず高校講座大人気なので、娘の感想も聞けると楽しいなアと今から期待してます。

    9:38 PM ムスティ
    • ムスティさん、
       
      はい、高校講座ぜひ見てくださいね^^ 
       
      クリーニング屋さんのおばちゃんだけど、おばちゃん本当に楽しそうですからね、、、、こちらとしては言いにくいのです。そんなの気にしないでもっとハッキリ不満だということを(私がおばちゃんに)お伝えすればよいのかもしれませんが・・・。★サンドラ★

      9:47 AM サンドラ・ヘフェリン
  • うーん、これはかなり面倒臭いおばちゃんですね。
    でも、悪気はないのも分かる…けど、やっぱり
    ムッとしちゃうから、
    私の場合、どんどん返事が素っ気なくなるだろうなぁ。
    日本人だよアピール結構しちゃうだろうし。
    日本人なんで日本は住み良いに決まってるじゃないですかー、とか言って。

    毎回お疲れ様です。

    12:03 PM
    • 鮎さん、
       
      ありがとう☆
       
      そのおばちゃんに悪気がないとは私も思います。基本、そのおばちゃんフレンドリーですしね。でも悪気がない分こちらとしては余計対応に悩むというのもあります。そのおばちゃんの「ドイツのお城の夢」をバーンと壊しちゃいけないのかな、とか(笑)。でもかといって、クリーニング屋さんに行くたびごとに、こちらが「ガイジン扱い」されるのもまたゴメンなわけで・・・。ワタシは昨日ニホンに到着したガイジン観光客じゃないんだぞ、という(苦笑)現に、毎週クリーニング屋さんに洋服を出しに行っているってことは、「ここ(日本)に生活がある」ってことなんだし。 
      そうそう、ツイッターでもこのクリーニングおばちゃんの事をつぶやいたら、「サンドラさん、クリーニング屋さんにいるタイミングで友達に携帯にかけてもらって、着信音を『君が代』にするのはいかがですか?きっと日本人だと思ってもらえますよ。」というのがありました(笑)面白過ぎ!!!しかし携帯着音が『君が代』ってのは爆笑モノだけど、コレで『日本人』だと思ってもらえはしないと思うなあ。むしろ「日本のことが大好きな外人さん」で終わりだと思う。
       
      んで、その『君が代』の提案をしてくれた同じ人が「サンドラさん、クリーニング屋さんで、おばちゃんの前で日本のパスポートをさりげなくヒラヒラさせてみては?」という提案もしてくれました。これにも笑いました^^しかしマジメに考えると、これ(←人の前で日本のパスポートをヒラヒラ)は私ちがうシチュエーションでやった事あるけど、全く効果はありませんでした。むしろ「日本に帰化した親日家の外国人」扱いされて終わったというか。私は帰化ではなく元々日本人なんですけどね・・・★サンドラ★

      11:17 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 再度の返信ありがとうございます。
    そして、普段私が心がけていることを書いてくださって大変嬉しいです。
    私は人様と接する時は「考える」と「振り返る」を心がけているつもりです。
    会話などの流れの中で難しい面もありますが、相手の声の調子で「あれっ」と思った時に「立ち止まって考えよう」と思い、今では一応経験がちょっとは生きているんじゃないかと思ってます。
    このケースでもし私がそのオバチャンと同じことやっちゃったとしても、2度目辺りでのサンドラさんの声の調子で修正できたんじゃないかと思います。
    まあ想像するほど上手くいかないかもしれませんけどね(苦笑)
     「振り返る」は楽しく過ごせた時ほど重要だと思ってます。
    「あの人自分が水を向けた話に乗ってくれてたけど、本当は思いっきりこっちに合わせてくれていたんじゃないかな?もっと気遣いが必要だったかな!?」なんてね!
    勿論始終こんなこと思いながら人と接するのはつまらないからその辺は適当にやってます。
    でももしどこかで相手に不快な思いをさせてしまうと「全盲」引いては「障害者」という、周囲とちょっと違った(!?)立場であるがゆえに、私と同じ立場の人全体に対して「ああいう人たちと一緒にいるのはちょっとね…」などと思われてしまうことも想定しなければいけませんからね。
    もしかしたら日本で生活なさるハーフや外国人の方にも、少なからずこういう思いはあったりするんでしょうかねぇ!?
     またまた大きく飛躍しちゃったかもしれません。
    でも冒頭に書いたように返信の内容がとっても嬉しかったので色々書いちゃいました。
    それこそこれまでの流れをちょっと「考えなきゃ」いけなかったかな!!?
     この後直ぐ仕事して、幸い(!?)今のところ空いている時刻にサンドラさんのお声を拝聴させていただきます。
    「テレビ」でも「拝見」はできませんから(大笑い)

    12:56 PM 八木茂明
  • こんにちは。サンドラさんの住んでいらしたミュンヘンに20年在住する日本人です。

    昨年の冬、ガルミッシュへ息子と息子の友達ブロンド少年とで電車でスキーをしに行ってきました。いかにも地元のスキーコーチのおじさんに親切に駅のホームを教えてもらいました。
    「あなた達はどこから来たのか?」と聞かれ 「ミュンヘンから来ました」と答えたら思わず吹き出してました(笑)、その人。(汗)
    「日本からです」とか、まあとにかく外見にあった国の名前を想像してたのでしょうね。息子なんてミュンヘンで生まれ育ったのに。

    まあ、これにはおじさんの悪気のなさそうな顔と、思わず吹き出してあわてていたおじさんに怒りは感じませんでしたが、息子を思うとすこし不憫でした。ドイツ語の「どこから来たの?」という質問は、いつも私の出身国を聞いてるのか、今住んでる場所を聞いてるのかわからなくて大抵は確認するのですが、ブロンド少年と一緒にリュックサックかついでスキーに来てるのだから、どの町から来てるかという質問だと思ったのです。

    だから逆に私も他の外国人容姿の人にドイツでそいういう質問をするときは、urspruenglichを使い どこの国の血筋を引いてるの?的な質問をするようにしています。ドイツ語完璧な、国籍も持ってるかもしれない子供達には特にこういう風に聞いてます。いちいち聞かれたくないと本人達は思ってるかもしれないので、ところでさ、みたいな感じでサラッと聞きます。

    でも!まあ、クリーニング屋のおばさんにドイツと日本の間で揺れるサンドラさんやハーフの方達の気持ちを察しろと言う方が無理かも(笑)
    私も純日本人ですので、昔はまったくそういう事に気づきませんでした。海外に出て初めてわかった色々です。だからこれだけは言えます。悪気は無いのですよねぇ。サンドラさんにはそのクリーニング屋さんに通い続けてもらって、いつかおばさんの意識改革を実現して欲しいな。だめですか?

    6:52 PM Marie
    • Marieさん
       
      体験を書いて下さってありがとうございます!
       
      人間、初対面はとくに「見た目」から入るので、最初の勘違いは仕方ないかな、と思います。とくにMarieさんが書かれている
       
      >まあ、これにはおじさんの悪気のなさそうな顔と、思わず吹き出してあわてていたおじさんに怒りは感じませんでしたが
       
      ↑のように、笑ってしまった後にオジサンがハッとしたり慌てていたりすると、またかわいいですね^^
       
      逆に問題だと思うのは、自分が失礼でトンチンカンなことをしている事実に「最後の最後まで」気付かない人達かな。・・・・クリーニング屋さんのおばちゃんのような。彼女は話している間、いっときも「ハッとしたり」してませんでしたからねえ。あのおばちゃんの「アナタは外人だから『そのうち帰る人』扱い」が普通になっちゃているところに、なんというか怒りと悲しみと出口の見えなさみたいなものを感じて、非常に嫌な気持ちに私はなりますね。
       
      >私も純日本人ですので、昔はまったくそういう事に気づきませんでした。海外に出て初めてわかった色々です。だからこれだけは言えます。悪気は無いのですよねぇ。サンドラさんにはそのクリーニング屋さんに通い続けてもらって、いつかおばさんの意識改革を実現して欲しいな。だめですか?
       
      ↑そのクリーニング屋さんのおばちゃんに悪気がないのは、私も100%理解しているのですが・・・・でも、相手に悪気がないからといって、こちらが我慢しなきゃいけないのかというと、そうではないと思うのです。なので、こういう場合(私が相手を)「本当は傷つけたくないけど、傷つけちゃう」事がありますね。どういうことかと言うと、そのクリーニング屋さんのおばちゃんには、本当は私がドイツの話を沢山してあげて、私は外人だから外国に帰るんですよアピールをし、日本の納豆は臭くて私食べられないんですう~、でもワタシは親日家のガイジンだからお華とお茶のお稽古を始めました~、なんて話をしたら、おそらくクリーニング屋さんのおばちゃんは一番喜んでくれるでしょう・・・・・・・・・でも・・・・・・・こちらとしては、そういうこ芝居も疲れます。。。こちらは一応お店のお客さんだし、普通に定期的に洗濯物を出したいだけだし、そこまでお店の人に気を使わなくちゃいかんのか?!!と疑問に思う私は・・・・・やはり心が狭いのでしょうか(笑)
       
      またぜひホームページのぞきにきてくださいね。今度はもう少し早くレスするように致します☆★サンドラ★

      5:13 PM サンドラ・ヘフェリン
  • お疲れ様です --; 
    うちの娘は日本生まれ、日本育ち、日本国籍ですが、顔は見事にガイジン顔!そうなると、サンドラさんのように「バングラデシュへ変える予定はありますか?」「バングラデシュは暑いでしょう?」「サイクロン大変ですね」と言われるか、「バングラデシュってどこにあるんですか??」と聞かれるハメになるんでしょうか??あ~、心配になってきた --;
    このおばちゃん、どうもサンドラさん=ガイジン顔=昨日来た外人、みたいにとらえている気がします。クリーニング屋さんではありませんが、私達家族も観光客が多い場所へ行っただけで、まるで昨日日本に来た観光客扱い --; 娘とは日本語で会話しているのに、その事実を無視して英語で話しかけようとしてきます!
    何だか自己満足だけで一人で盛り上がって「会話」をしていない、と感じるのは私だけでしょうか?

    8:31 PM Jannat
  • コラム、いつも楽しく拝見しています。
    先日、放送された「なかよしテレビ」でサンドラさんがちらりと映っていたと思うのですが気のせいでしょうか。。。

    それにしても先進国と呼ばれる国の一角を占めている国で、これだけ「ガイジン」を珍しがるのは日本だけですよね。
    NHKの「cool Japan」から始まって「ここがヘンだよ日本人」などガイジンの意見を有難がったり、面白がったりして成立するテレビ番組がこんなに人気を博す国はあまりないのではないでしょうか?ドイツには似たような番組、ありますか?もう、これは360度海に囲まれている地理的条件とは切り離せないですよね。陸続きで隣国とつながっている国は、ガイジンなんてそんなに珍しくないでしょうから。

    完全にガイジンなら逆に注目されたりちやほやされたりして、それなりに気持ちの良いこともあるでしょうが、ハーフの人は複雑ですよね。特に内面的には、日本人のウエイトが高い人ほど不愉快な面が多いとお察しいたします。でも、身も蓋もない言い方ですが、これが日本なんですよね。アメリカのような多様性のある国家を目指すならば、サンドラさんのような人にはストレスがかなり減るんでしょうが、日本的な特徴もなくなっていくでしょうね。同時に日本人でもあるサンドラさんはそれを望みますか?人種や文化の多様性は低い日本ですが、こんな国も世界にはあるよ、という点では世界の多様性には貢献しているとも言えますよね。こんな国があるから、旅は楽しいと思うし。個人的には、アメリカにも中国にも(アジアを蔑む白人国家にも)ウンザリで、いっそ、また鎖国でもして、ビンボーでもいいから、ちまちまやった方が意外と、のんびりして楽なんじゃないかと思う、今日この頃です。

    9:09 PM ヨッシー
  • 何度もコメントすみません。今度は私のことです。
    私自身はいわゆる「純ジャパ」ですが、海外生活が長いため、未だに日本人に見られないことが頻繁にあります。
    特に外国人が多く集まる場所だったりすると、いきなり「どこから来たんですか?」と聞かれることが多いです。「日本ですけど」と答えると「え!?日本人に見えない!」と言われます。特に日系の人達によく聞かれます。
    それだけでなく、サルワルカミースを着てパパと娘と一緒にいると、インド系女性だと思われることが多く、初めから英語で話しかけられます。

    10:29 PM Jannat
  • おばちゃんは、人の話聞きませんから(笑)
    同じ様な体験は勿論、地元に住んで20年近く経つのに何故か地元の交番勤務のお巡りさんに何度か職質されましたよ。
    しかも、実家は交番から100mも離れていないのに。。。。。

    12:03 PM HUGO
    • HUGOさん、
       
      人の話、聞かないのは困ったもんですねえ。
       
      >同じ様な体験は勿論、地元に住んで20年近く経つのに何故か地元の交番勤務のお巡りさんに何度か職質されましたよ。
      しかも、実家は交番から100mも離れていないのに。。。。。

      ↑ぎゃー。最悪。実家が何十年も交番の近くにあるのに、ヒトを外人扱いするお巡りさんって何なんでしょうね(笑)そういえば、ワタシもですね、昔、成城学園前の駅前の交番のお巡りさんがヒマな人だったようで、ワタシが毎朝交番を通りかかるたびに私に「グッド・モーニング♪ ハウ・アー・ユー・トゥデイ?」と話しかけてきましたよ。こっちは朝仕事に行くから急いでいるのに、毎朝毎朝お巡りさんに引き止められる(爆)最初のうちは、警察だからと丁寧に対応していたのですが、そのうち無視し始めたら、ある時夜その交番を通りかかった時に、そのお巡りさんに「パスポート見せていただけますか。」と嫌がらせをされました。でも私も若かったせいか負けていなくて「そんなの持ち歩いてません!日本人ですからっ!」と言ってしまいました、笑。・・・・って、本当は笑えない話ですよね、なんですかこれ?!の世界。ちなみに2000年の話です。12年前。
       
      ちなみに私の場合、ドイツ育ちつまり海外育ちなので、ガイジン扱いされるのもまだわかる(?)のですが、酷いのはHUGOさんが書かれているケースみたいに、純ジャパが「ハーフが日本生まれ&日本育ち、実家がこの辺の近所」って分かっているにもかかわらず、こちらがガイジン顔だからって、延々と何十年もヒトを平気な顔で外人扱いすること。本当に困った問題ですね。★サンドラ★

      12:28 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ご無沙汰です。

    コラム読んだら「あ、このシチュエーションどこかで・・・・」なのと、「疲れる」の二言が浮かんできます。

    良く有りますよね。
    人の話を聞いていない所・・・。
    と言うか自分が聞きたい所しか聞いていない所・・・。

    何度も同じ事を言っているのに全然気づかれていないと言うか、
    なんと言うか・・・・

    本当にお疲れ様でした・・・・。(^^;;;

    2:16 AM yoyo
  • 日本人は、ほとんどの外国人(日本人だけど外人顔の人も含めて)は英語が喋れると思っているところは、呆れてモノが言えない。
    日本人から「ハロー」と言われても、実は心の中では「っつか英語圏じゃねぇ〜し!」って突っ込み入れてるよ(笑)

    サンドラさんに対するお巡りさんの嫌がらせは、そんなに毎朝見てるなら日本在住だって事安易に想像出来るだろうし、そうであれば外国人登録証でしょ?相変わらず日本警察は馬鹿が多いよねぇ。

    8:52 AM HUGO
  • はじめまして!「ハーフが美人なんて~」のレビューからこのブログにたどり着きました。
    「そうそう」とうなずいてしまうことばかりです。

    数年前、中国に住んでいた時の話です。

    運転手さんといろいろおしゃべりをしていたのですが、私が外国人だということは発音からバレていました。(あ、中国人じゃないんだ!とびっくりされ)

    ちょうど反日デモが盛んだった時期(小泉元首相の靖国参拝のせい)で、運転手さんが「ねえねえ、今日本製の商品のボイコットをしてるんだよ」と話し始めました。
    で、反日運動や日本のことをいろいろ話した後、急に私の国を聞かれ…。この会話の前に聞けよ!と思いながら、ちょっと意地悪に、「日本人」と答えました。

    運転手さん、さすがにばつが悪そうな顔。慌てて、
    「いやいや、見えない!」←中国人には見えたのに?
    「いや、背が高すぎる!」←座ってるからわからないでしょ
    「生まれは?」←日本
    「親はどこの人?」←日本(間違ってはいない。父は日本生まれの白人。質問の聞き方が悪かったな~)
    「『混血』でしょ??」←え、まぁ…でも、だからって日本人じゃないわけないでしょ。
    とにかく私が日本人でないことを立証するのに必死になってた運転手さんでした。
    (中国語の『混血』には特に悪い意味はありません}

    ちなみに、私の出身地の話になる前の反日運動の話はとてもフランクな意見交換で、結論としては日本人は悪い人もいればいい人もいるし、政府のすることで国民をひとくくりにできない、という内容でした。
    運転手さん、とてもいい人でしたよ。二人でずーっと笑ってました:)

    11:54 PM pear

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