週刊誌SPA!(9/18・9/25合併特大号)

2012.9.11

週刊誌SPA!(9/18・9/25合併特大号)の111ページ~115ページに「ハーフの特集」が載ってますので、皆さんぜひご覧ください。

 

『ハーフタレント全盛だけど・・・・「一般人ハーフ」のトホホな日常』

 

という名の特集です(笑)

 

ワタシが毎週のように寝転びながら&おせんべいボリボリ食べながら読んでたSPA!に自分が出られるなんて夢みたいです!!!!

 

SPA!の記事の中の一部は「座談会」なのですが、参加者集めなど私が一部をコーディネートさせていただき、司会をさせていただきました。

 

気になる座談会・参加者は・・・・

※国名は以下では母親の国・父親の国、という順番で書いています。

●林バウツキ泰人さん(ポーランド・日本)。私と同様「ハーフ活動」をされている方です!

●中澤敬史さん(アメリカ・日本)。中澤さんはSPA!の座談会の前に、「ハーフ」について書かれた書籍「アメラジアンの子供たち」(S・マーフィー重松/集英社新書)、「ハーフはなぜ才能を発揮するのか」(山下真弥/PHP新書)、そしてそしてワタシの「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(サンドラ・ヘフェリン/中公新書ラクレ)を3冊とも読んだ準備万端の状態で座談会に参加してくれました。それにしても、受験勉強並みの準備ですね(^_-)-☆ 感謝です。

 

●斎藤シルビアさん(スウエーデン・日本)。シルビアは私の長年の友達です。SPA!の座談会のために、なんと西日本からかけつけてくれました!!ほんとうに感謝・・・m(__)m

 

●小林恵美理さん(フランス・日本)。恵美理ちゃんはとっても潔いです。SPA!の座談会の話を最初に恵美理ちゃんに持って行った時、恵美理ちゃんは「自分の言動に責任を持ちたいので、本名であれば出ます」と言ってくれました。雑誌や本などのインタビューは(様々な理由から)本名を出したり顔を出す事を嫌がる人が多いなか、真っ先に快くオッケーをくれて感謝です^^

 

●荒川洋(ヒロシ)さん(日本・オランダ)。非常に興味深い話を沢山してくださいました。ちなみに声もとても素敵な方です。最終的には彼も本名で出てくれました。本名で出てくれたおかげで『「その顔でヒロシ?」ってよく言われます(笑)』というネタがボツにならずに済みました(笑)本当にありがとうございます。

 

そしてそのほかのアンケートにご協力くださった方々にもお礼申し上げます。意見が反映されなったり省略されてしまった方、申し訳ございませんでした。

~~~SPA!皆さんぜひ読んでみてくださいね(^^)

 

★関係のない追記⇒個人的には今朝のゾマホン大使のニュースが気になってます(笑)ゾマホン大使、ご結婚おめでとうございます!!!

 

コメント

  • 掲載おめでとう!ぜひ読みますね。

    10:32 AM N☆
    • N☆さん
       
      ぜひ^^
      笑えると思いますー。★サンドラ★

      3:00 PM サンドラ・ヘフェリン
  • おめでとうございます。早速買って読みます ^^ 
    うちの娘が大人になるころには「ハーフ」という言葉を滅多に聞かなくなるくらいの寛容さがあるといいな~と思ってしまいます。
    それからゾマホンさん、ご結婚おめでとうございます!

    12:58 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      ゾマホンさん、おめでたいですよね^^前にも書いたかもだけど、私、成城学園前でゾマホンとバッタリ会ってミスター・ドーナッツでお茶したことあります^^懐かしいなあ。また会いたいなあ。
       
      そして!そうなんです。やっぱり私が一番伝えたいのは、「ハーフも日本人」ということかな。・・・・がんばります。というより皆でがんばりましょう!★サンドラ★

      3:04 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 「SPA!」は私も毎週購入しておりますが、最新号、読了しました。
    座談会ではない記事の方で、ドイツとのハーフの方のコメントとして引用されていたのは、ヘフェリンさんのお言葉ですね。

    座談会の内容は・・・

    このホームページのコラムを継続的に読んでいる者にとっては、目新しいことは少なかったのですが、ヘフェリンさんがおっしゃった、半分日本人なのに聞かれるのはドイツのことばかりなのは悲しいというコメントが心に残りました。

    私自身、このサイトへの一連のコメントを振り返ると、回を重ねるに従って、ヘフェリンさんのことを、日独ハーフではなく、ドイツ人の両親から生まれたドイツ人それもドイツ政府やドイツ国民の代表とみなして書いていたことに気付き、反省しております。

    たとえば・・・

    最初に、イジメ問題で藤原政彦氏の「遥かなるケンブリッジ」を引用したころはよかったのですが、ドイツの歌の一番だとか、ドイツ近代史の歴史認識のことを書いていたころは、日独ハーフでなく百パーセント白人系のドイツ人に向かって議論をふかっけていた気分だったのです。

    本サイトの主旨とは離れますが・・・

    私は、日本人の書いたドイツ留学記や滞在記をずいぶん読んできたのですが、
    ドイツ人の対日感情が、
    1950年代と1970年代以降では、ずいぶん違っている印象を受けたのです。

    1950年代にドイツ(当時は西ドイツ)に留学・滞在していた方の文章の中には、ビアホールに入ると、ドイツ人のウェイトレスは、駐留しているアメリカ兵やイギリス兵には、あからさまに冷たい態度を取り、注文も聞こえないフリをしたりするのに、日本人に対しては満面の笑みで対応する、という記述が出てきます。
    ドイツ人男性から、「今度戦争するときはイタリア抜きでやろうぜ」と言われて意気投合した、という話もよく出て来ました。

    ところが・・・

    1970年代以降に留学・滞在あるいは居住した人の文章を読むと、地域社会の中で、周囲のドイツ人から、如何につらい目にあわされたか、とか、ドイツのテレビに登場する日本や日本人が、如何に実際の日本・日本人像とかけ離れた「奇妙な東洋人」として描かれているか、とか、そういうテレビを見たドイツ人から、「日本って、ずいぶん野蛮な習慣があるのね」と言われ、「そんなことはありません」と否定しても、「いいえ、私は、ちゃ~んとテレビで見たんだから、隠してもムダよ」と言われて、議論が成り立たない、という具合に、ドイツ人の対日意識が如何にゆがんでいるか、ドイツ人は論理的だとか議論が好きと言いながら、テレビで見たゆがんだ日本人像を真に受けて、議論すらも拒否する、という、ドイツ人が日本人に対して、「悪意」を持っているか、「誤解」しているか、あるいは「関心」が無いか、を感じさせる文章が多くなってきていることに気付きました。

    あとは・・・

     日本にいるドイツ人特派員(具体的には、ズート・ドイチェ・ツァイトゥンクのゲプハルト・ヒールシャーのことですが)の書いた記事が(の日本語への翻訳によれば)、如何に、日本のことを「事実に基づかず」「誤解に満ちて」書いているかについて憤慨したものです。

    また、そのヒールシャー記者や、それ以外の白人系在日外国人の妻が日本人であることからも感じたことですが、ドイツ人というか白人は、しばしば、妻は日本人でありながら、日本や日本文化への蔑視感情や偏見を、同時に持ち得るものであることにも気付いておりました。

    それで・・・

    ドイツ語で読んだり聞いたりできるようになって、
    ドイツの新聞やテレビを見て、
    ドイツにおける日本象・日本人像を知りたい、
    また、
    1950年代と1970年代以降の、
    ドイツ人の対日感情の「変化」が事実なのか、
    事実ならば何故なのかを知りたくなったのです。
    そして、
    必要があれば、
    ドイツ語で書いたり話したりして反論したい、
    と思い、
    この4月から、ヘフェリンさんご出演のNHKラジオ講座を
    聴いている次第です。

    そのうちに・・・

    日本語の通じるヘフェリンさんが、
    白人としてのドイツ人の代表のように思えてしまい、
    ついつい、
    議論をふっかけるようなコメントを、
    いくつも書いてしまった次第です。

    それが・・・

    このたびの「SPA!」にあったように、
    ヘフェリンさんは、半分は日本人であるにも関わらず、
    ドイツのことばかり聞かれるのが悲しい、
    というコメントを読みまして、
    このところの自分の書いた内容を
    申し訳なく思った次第です。

    ふと考えてみると・・・

    ヘフェリンさんは、
    ドイツでは、逆に、
    半分ドイツ人なのに、日本のことばかり聞かれてしまう、
    ということは無いのでしょうか・・・。

    ということで、
    これからもよろしくお願いします。

    追伸

    人前で歌うことは別としても、
    ドイツの歌は、一番から三番まで歌詞を見ずに歌えるようになりたいとは、今でも思っています。

    8:55 AM terre12756
    • terre12756さん
       
      長いコメント、そして非常に興味深いコメントをいただきありがとうございます。
       
      そうですね。日独ハーフは、ドイツでも場合によっては日本のことを沢山聞かれる場合はありますね。シチュエーションにもよるのですが、ドイツ国内において「日本語を話す」「日本に住んでいる」という情報が相手(ドイツ人)に伝わると、まさにそのドイツ人が日本に対して持っている情報やステレオタイプをその場で全部ぶつけられることがあります(苦笑)そのため、私はドイツのビアガーデンなどにいる時は、そのテーブルに居合わせた知らないドイツ人と雑談をすることはあっても、その雑談の中で「日本」の話は基本しません。話が変な方向に行きがちなので。私の出身の南ドイツ・ミュンヘンが主にそうなのかもしれませんが、「私は地元の人!」(=ミュンヘンの人)という主張とオーラを強く出していたほうが、物事が色んな意味でスムーズにいくからです。ただスムーズにいくとは言っても、日本のことを含む多様性をさらけ出していきていきたい気持ちが私の中にあるので、そういう意味で葛藤はありますね。
       
      思うに、人間やはり相手の中に「違う」部分があると分かった途端に(「違う」部分、とは、つまり外国語ができたり、容姿が違ったり、違う文化も知っていたり)、相手との「共通点」を探すよりも、「違う部分」に固執してしまうところがあるみたいですね。
       
      terre12756さんが書かれていた、ドイツの50年代、70年代の「対日感情』の話、面白かったです。まさにそのとおりで、あたっていますね。ちなみに私も、「日本やアジアをどことなく低く見ている」ドイツ人に多く会ったことがありますし、言葉の端々に出る「それ」に敏感になっていますね。「日本人は変な名前の人が多い」とか「日本人は仕草が変」とか、「教養」が(紙の上では)あるドイツ人が普通に言っていたりするので、そういう時に、あーあ、と思います。でも誤解を与えないように言うと、そうでないドイツ人も多いですし、そういう人と積極的に付き合ってます。
       
      またサイト、ちょくちょくのぞいてみてくださいね★サンドラ★

      11:15 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 掲載おめでとうございます。
    以外と父親が日本人で母親が外国人というハーフが多いのは
    びっくりしました。普通母親が日本人というケースが多くて
    外国人と付き合ってる日本人男性というだけで好奇の目で見られるのに
    こんなにいるなんて以外です。

    9:18 AM えんどう だいすけ
    • えんどう だいすけさん
       
      コメントありがとうございます。
       
      そうですね、今回はたしかに父親が日本人で母親が外国人のハーフが多かったですね。日本で育ったハーフ、または日本の学校に通ったハーフを探した結果なのかもしれません。★サンドラ★

      4:53 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こちらに初書き込みさせていただきます。
    全盲の私はこの記事を直接読むのは難しかったのですが、合唱をやっている友人に知らせ、昨日の合唱の後の食事&飲み会の時に内容を聞かせてもらいました。
    元々ベートーヴェンの「第9」で知り合った友人なのでドイツ語にはお互い興味もあり、そんなことから「多分この人なら読んだ内容を十分咀嚼して伝えてくれる」と思ったんですがその通りでした。
    其の席では偶然なのですが、前の方が引用なさったコメントの件を多く喋ってました。
    私にも日本人とドイツ人(順序は親記事に書かれたのと同じ)の間に生まれた男性で全盲、ピアニストを目指していた友達がいました。
    残念ながら若くして不慮の事故で亡くなってしまいましたが、確かに彼と話す時こちらはついついドイツの話ばっかり尋ねていたなぁと思い返し、今は遠くにいる彼に対して反省の念を禁じえない夜となりました。
    同時に、其の時いつも明るい声で答えてくれていた彼に、改めて感謝したりもしました。
     今後ハーフや日本とドイツの文化に関するサンドラさんの講演などありましたら、できれば其の友人と・無理なら単独ででも行けたらと改めて強く思いました。
    これからこちらで宜しくお願いします。
    PS.其の友人は「パソコンは駄目だ」と言い続けているのでこのページの事は知りません。
    「何時かパソコン始めたらアドレス教えるよ」と伝えておきました。

    9:28 AM 八木茂明
    • 八木茂明さん
       
      コメントくださってありがとうございます。うれしいです。
       
      人間、共通点があることも多いのに、容姿や雰囲気が「一般の人」と違うと、「違い」探しに走るのはよくあることで、ある意味面白い現象だと思ってます。同時に自分も気をつけなければ!と思いますね。
       
      そうですね、ハーフの事もそうですし、異文化が交わる中で起きる摩擦や誤解などを解いていく活動を細々とこれからも気長に続けていきたいと思っていますので、お付き合いくださるとうれしいです。これからもよろしくお願いします★サンドラ★

      11:26 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 返信を頂大変嬉しいです。
    実は「相談する」の所に書こうか・こういったコメント欄に書き込もうか迷ったんですが、初めての「ご挨拶」がこの欄でできたような思いもあるのでその勢い(!?)でこちらに書かせていただきます。
    というのも、私まだ「サンドラ」さんという響きに慣れていないんです。
    私はNHKのラジオ講座でザンドラさん(今回はこれで通させていただきます)を知りこのページを見つけました。
    だからどうしても「ザンドラ」という響きが脳内を駆け巡るのです。
    確かにアルファベット表記を拝見すれば片仮名表記は「サンドラ」で何の不思議もないのでしょう。
    しかしアルファベットとの併記でない事が多いでしょうから、ご自身がドイツ語で発音なさっている音に近い片仮名表記でも悪くないんじゃないかとふと思ったのです。
    それで昨夜、これに関係ありそうだと勝手に思った過去のコラムを拝読させていただきました。
    「名前の付け方」とか「ヘボン式に悩むハーフ」とか「外国語名で笑っちゃう話」などETC。
    でも私の疑問は解決されませんでした。
    「アリス」さんのスペリングのお話から想像すると「普段発音している音が微妙に変わるのはちょっと…」とお思いになりながら、何かの事情で「ザンドラ」ではなく「サンドラ」にせざるを得なかったのかな…などと考えてしまいました。
    もし差し支えなければこの経緯などをお答えいただければ嬉しいです。
    といっても完全に「興味本位」の疑問なので、不都合あれば読み飛ばしていただいてかまいません。
    つまらない質問だったかもしれませんね!
    失礼しました。

    10:47 AM 八木茂明
    • 八木茂明さん
       
      さっそくですが「ザンドラ」というのは私は反対です(笑)カタカナにするのであれば、「サンドラ」が良いです。
       
      そもそもローマ字の名前をカタカナにした場合、カタカナ読みにした時点で、本来のローマ字での現地の発音とは違ってきてしまうので、そこをさらに「サ」をにごらせて「ザ」にする必要は(私は)ないと思います。本来のその言語、たとえばドイツ語ならドイツ語の発音ソックリに発音したいのであれば、そもそもカタカナなど使わずローマ字オンリーでやったほうが確実ですね。
       
      ちなみに、「アリス」の話は、カタカナや日本語表記の問題ではなく、注意しないと、日本側の役所がローマ字をAliceではなくArisuと書いてしまう、という話でした。
       
      ・・・・・・ということでご理解いただけると良いのですが。よろしくお願い致します。★サンドラ★

      11:18 AM サンドラ・ヘフェリン
    • ちなみに私はパーティーなどで日本語で雑談をしている中で、たとえば私が「ビーエムダブリュー(BMW)の車が・・・」とか「エヌエイチケー(NHK)が・・・」と言った時に、相手に「ん?でもザンドラさんはドイツ人だから、ビーエムダブリューではなく、ベーエムベーと言うべきではないんですか?」とか「ん?でもザンドラさんはドイツ人なんだから、エヌエイチケーではなく、エヌハーカーと言うべきではないんですか?」という旨のツッコミが好きではありません。なぜなら、よく日本のことを分かっていない外国人が「日本人は日本人なんだから、みんな着物を着るべき。」という旨の発言をする時と似たようなにおいを感じるからです。

      11:27 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 早速のご解答感謝いたします。
    ああ よかった!
    私は先ほど書いたように「読む側としては『ザンドラ』でも悪くないけど本位とは違う事情で『サンドラ』にしなきゃいけなかったのかな?」なんて勝手に想像していたもので、この返信読んですっきりしました。
    詳細にコメントいただきありがとうございます。
     後半に書いてらっしゃるような突っ込みを入れる人いるんですか!!?
    自然に会話していればそんなこと気にならないと思うんだけどなぁ!!?
     あっ 先ほどの私の疑問ももしかしたらこれと似たようなことと思われても仕方ないでしょうが「ラジオから入った」ということでご理解いただければ幸いです。
    これからも楽しませていただきます。

    1:08 PM 八木茂明
  • >ちなみに私はパーティーなどで日本語で雑談をしている中で、たとえば私が「ビーエムダブリュー(BMW)の車が・・・」とか「エヌエイチケー(NHK)が・・・」と言った時に、相手に「ん?でもザンドラさんはドイツ人だから、ビーエムダブリューではなく、ベーエムベーと言うべきではないんですか?」とか「ん?でもザンドラさんはドイツ人なんだから、エヌエイチケーではなく、エヌハーカーと言うべきではないんですか?」という旨のツッコミが好きではありません。なぜなら、よく日本のことを分かっていない外国人が「日本人は日本人なんだから、みんな着物を着るべき。」という旨の発言をする時と似たようなにおいを感じるからです。

    これ、めちゃ分かるw 私の例で言うと、「アメリカ人は気が強い(実際、私がそうなんだけど 笑)」、「好戦的」、「人殺し」、「コーラとハンバーガーばっかり飲み食いしている」、「人種差別主義者」、「フェミニスト」、「淫売女(ふしだら)」、「デブ(痩せているけど)」、「食器洗剤(青等の着色料がついた飲み物)を飲んでいる」って言われる事かなあ。

    1:59 PM Maria
    • Mariaさん
       
      色んなコラム・エッセイにコメントくださっていてありがとうございます。まだ返事できていなくてすみません。
       
      さて。ステレオタイプ、押し付けられるの嫌ですよね~。「あなたドイツ人なんでしょ?ちゃんとドイツ人らしくしなさいよ!!」「あなたアメリカ人なんでしょ?ちゃんとアメリカ人らしくしなさいよ!!」というスタンスで接せられるの、ほんとう嫌~!です。またお話しましょうー。★サンドラ★

      2:44 PM サンドラ・ヘフェリン
  • お返事ありがとうございます。

    外国人のステレオタイプ、日本人のステレオタイプに置かれたら、生粋の日本人はどう思うのでしょうか?

    話が変わって、実際、アメリカは建国時から汚い歴史が沢山あり(黒人奴隷やインディアン虐殺、Ku Klux Klan等がその典型)、第二次世界大戦では日本やドイツで派手に暴れまくり、冷戦時にはベトナム戦争で数々の蛮行を行い、南欧や中東、そして東南アジアの独裁者を支持、更に今日もイラクやアフガン戦争で大忙し、今度はイランかパキスタンに戦争をふっかけるつもりでいる為、私が半分アメリカ人だと知ると、偏見の目で見る人が多いです。

    でも、どこの国にも汚い歴史はあるんだし、そんな目で見るな!と、思います。

    アメリカは銃社会で、これも一般の日本人には理解出来ない事ですが、アメリカは歴史を紐解くと、正当防衛が必要な国だったので、『アメリカ人=アメリカの家に銃がある=野蛮、好戦的』っていうステレオタイプも嫌だな。

    あと、アメリカは訴訟大国の為(それも、馬鹿馬鹿しい事で告訴するから)、アメリカ人は何か気に入らない事があると、すぐに『訴えてやる!!/訴えるわよ!!』と言う、っていうステレオタイプもいい加減にして欲しい。

    賠償金目的で訴訟をおこしている少数の変人を除いて、大半のアメリカ人はそんな下らない事で訴訟しませんよ。

    6:42 PM Maria
    • Mariaさん
       
      数少ないアメリカ・ハーフからの書き込みうれしいです(^_-) 数少ない、というのは、アメリカ・ハーフの実際の数が少ないのではなく、観察をしてきた中で、ヨーロッパで育ったハーフよりも、アメリカで育ったハーフのほうが「ハーフ」としての葛藤が少ない印象を受けたからです。あくまでも傾向ですが。ただ、アメリカ・ハーフでも、日本で日本の小学校や日本の中学校に通っている場合、「葛藤」はあるみたいですね。

      >アメリカは銃社会で、これも一般の日本人には理解出来ない事ですが、アメリカは歴史を紐解くと、正当防衛が必要な国だったので、『アメリカ人=アメリカの家に銃がある=野蛮、好戦的』っていうステレオタイプも嫌だな。あと、アメリカは訴訟大国の為(それも、馬鹿馬鹿しい事で告訴するから)、アメリカ人は何か気に入らない事があると、すぐに『訴えてやる!!/訴えるわよ!!』と言う、っていうステレオタイプもいい加減にして欲しい。
       
      ↑というのは、アメリカに対して以下にもありそうなステレオタイプですね・・・。その国(たとえばアメリカ)に対して持っているステレオタイプだとか、「その国」が嫌いだという気持ちを「人」(たとえば個人のアメリカ人)にぶつけるのってなんだかなー・・・・、と思います。色々大変ですよね。またお話しましょう★サンドラ★

      3:56 PM サンドラ・ヘフェリン
  •  SPA・9月18,25合併号のハーフの記事、読みました。まあ、大半はこちらのブログ、サンドラさんの著書の内容と重なっているものが多いですが、サンドラさんの人脈というか、話のネタ元となっている方々の一端が垣間見れた、ということで興味深かったですね。

     まあ、例によって、純ジャパとしては、恥ずかしい言動の数々が次々と。前にも述べた通り、単に偏見や先入観はよくない、という道徳的な意味での「恥ずかしい」もありますが、それより何より、我が日本って国はなんて「田舎」なんだ・・という意味で「恥ずかしい」ですね。
     ちなみに「家で何語でしゃべってんの?」は私もつい、ハーフの人にやってしまった質問です。しかし、両親のなれ初めまでは・・さすがに聞かないなぁ。純ジャパの間でも非常識な人なんじゃないの?そいつ?って思いましたが・・。

     ただ、サンドラさんも座談会の締めで述べられてましたが、私も、そう遠くない時期に「いろんな日本人がいる」ことが「普通」になるかと思いますので、基本的には楽観視してます。
     変化が緩やかなものであることと、今は過渡期で、まだまだ日本に住む「異人種」が珍しいから、いろいろ、トンチンカンなことがあるだけで、今少しの辛抱かなと・・・。

     そういえば、タレントだけでなく、オリンピックの日本代表も、やり投げのディーン元気さんは、日本人+英国人のハーフですし、女子アーチェリーの早川連さんは韓国からの帰化者、新体操の横田サイードさんは日本人+バングラディッシュと海外にルーツのある日本人がぼつぼつと出だしましたね。
     ただ、都会ではガイジンというか海外出身者とか、ルーツのある人は徐々に珍しくもなんともなくなりつつありますが、地方はどうかなぁ?

     記事の最後に、お笑いコンビ、「あわよくば」が出ていましたが、彼らの出身地の徳島県は親の故郷で、親類もいますので、大体どんなところかはわかりますが、あそこは今でも「ガイジン」とかハーフ、特に欧米系の人は目立つんじゃないかなぁ?って思ったりしましたね。もっとも、記事にある通り、西木さんはハーフといっても、単に濃い顔の人、にしか見えないので、「実害」はさほどなかったようですが。

     そういえば、母親がイタリア系アメリカ人のシンガーソングライターのアンジェラ・アキさんも徳島県人でしたけど、子供時代、さぞかし目立ってしまったんじゃ?それゆえにイヤな思いもした、なんてことがなければ、いいなぁ・・なんて思い出しました。

     なんだかまとまりのない文章ですが、以上、SPAの記事の感想です。

    10:42 PM レッド・バロン
    • レッド・バロンさん
       
      レスが遅れてすみません。SPA!の記事の感想を書いて下さってありがとうございます。うれしいです。
       
      さて、「ハーフ」ですが、やはり都会よりも地方のハーフのほうが大変なのは否定できないでしょうね。都会で色々聞かれることもあるけれど、ハーフに限らず、都会のほうが何かトラブルが起きた時に色んな逃げ道やある気がします。
       
      そうですね、オリンピックでハーフの人が日本代表として活躍しているのは嬉しいですね。パキスタン×日本のハーフの新体操選手、サイード横田仁奈さんは私もうわ!とうれしくなりました。色んなルーツの人、色んな肌の色の人が「日本人」としてオリンピックに出れば、「日本人イコール黒髪で直毛。日本人とは日本のみにルーツのある人」という現在の世間の認識が長い目で変わるのではないか?なんて期待しています^^★サンドラ★

      10:48 AM サンドラ・ヘフェリン
  •  ハーフと直接の関係のない話で恐縮ですが・・。terre12756さんが遡上にあげたこの人について

    >ゲプハルト・ヒールシャー

     私も、この人なんなの?と思っていました。ドイツ社民党系の南ドイツ新聞の特派員で、昔(主に90年代)、よく日本のマスメディアにも登場してましたね。主に日本の戦争責任を問題にする際に、朝日新聞など、リベラル、左派と目されるメディアに登場していました。

     一見、第二次大戦、過去の(朝鮮半島などへの)植民地支配の清算を仕切れない日本を憂いているように思えますが、実際の発言内容、記事の内容は「ドイツは日本に比べていかに進んでいるか?」「いかに過去を克服したか」といった「上から目線」の内容がほとんどでしたね。しかも、事実ならまだしも、偏見によるものも多かったですし、なんでこんな人の話を日本のメディアはありがたがるんだ?と不思議でした。

     ドイツの戦後処理に全然、問題がないのか?というとそんなことはなくて、以下のウィキペディアのような問題があるわけで・・。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E8%AA%8D%E8%AD%98#.E3.80.8C.E3.83.89.E3.82.A4.E3.83.84.E3.81.AB.E8.A6.8B.E7.BF.92.E3.81.88.E3.80.8D.E8.AB.96.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.84.E3.81.A6

     最近もこんな話が・・・。

    http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9UMUU6JTSFV01.html

     別に「ドイツのアラ探し」をしているわけではなく、何事も完璧な国、社会なんてない、ってことと、ドイツと日本では置かれている環境の違いを無視して単にどっちがえらいって話じゃないでしょ?ってことがが言いたいわけですが。

     で、そのヒールシャー氏が日本のメディアによく登場していたころ、週刊誌(確か週刊朝日だったような・・)こういったドイツの政治事情に詳しく、ドイツの問題に触れた人(ドイツ文学者、名前忘れた)がいて、彼に対するヒールシャー氏の反応は「だからといって日本が許されるわけじゃない!」といった感情的、かつ、あくまで上から目線のものでした。

     私が個人的に興味深いのは、このヒールシャー氏、所属する新聞社をみてもわかる通り、いわゆる左派、左翼、リベラルの人なんですよね。日本人で、「愛国的」で「日本エライ」「日本人は優秀」的な言動をするのは、大抵の場合、政治的には右派、右翼、保守の人と相場が決まっているのですが、ドイツの場合、その「方程式」が当てはまらないことなんですよね。
     
     ちなみに、フランスもそうで、かつてのフランスの対日強硬派のクレッソン女史は「社会」党の人なんですよね。その辺りの事情をフランス在住の方のブログのコメント欄で尋ねたところ、フランスの場合、左翼だ右翼だというのは、主に内政面での話であって、人種偏見といった視点では、左翼だから多文化主義で融和的、右翼だから排他的・・とは必ずしもいえない、とのことでした。

     話が長くなりましたが、まとめると、個人的には、初めから偏見を「正直に」表に出す人間より、教養もあり、ちょっと言動をみると、人種、民族偏見とは無縁なように見える、差別用語も決して言わないけど、よくその言動をみると、実は偏見だらけ・・といった人間が一番タチが悪いんじゃないか?と思いましたね。うまく、説明できたかどうか不安ですが・・。

     おそらく、ヒールシャー氏に「あんた、偏見だらけだな」といっても、彼は「私は日本人女性と結婚している、偏見などあるわけない」と言ってくるでしょうけども・・。
     

    11:34 PM レッド・バロン
  • ヘフェリンさん
    私のコメントに対するご回答、恐縮です。
    ドイツ人の対日感情が、
    1950年代と1970年代以降で変化したのではないかとの、
    私の(日本人のドイツ留学・滞在記を読んでの)観察が
    正しかったことを知り、うれしかったです。
    ということは・・・
    その間の時期、1960年代に、その「変化」があったのではないか?と感じております。
    ヘフェリンさんご出演のラジオ講座等でドイツ語を学びながら、
    ドイツ語の読解力を養い、
    1950年代~1970年代のドイツ語の文献を読んで、
    その変化について勉強してみたいと思っております。

    レッド・バロンさん
    私のコメントへの「援護射撃」、ありがとうございます。
    ゲプハルト・ヒールシャーのことを私と同様に感じていらっしゃる方が存在することを知り、心強く思っております。
    そういえば、
    バンクーバーオリンピックのころに、
    浅田真央選手が、有楽町の外国人記者クラブに招待されたとき、
    オリンピックともフィギュアスケートとも何の関係も無い、
    「いわゆる従軍慰安婦問題」について、
    真央ちゃんに執拗に質問していたのは、
    あの男、ゲプハルト・ヒールシャーでしたね。
    ちなみに、
    彼は、
    ヘフェリンさんも出演されていた、
    TBSテレビの「ここがヘンだよ日本人」にも出ていましたが、
    あのときの彼のコメントを聞いていた私は、
    彼は、日本語が、ちゃんとわかっていないのではないか?
    彼の日本語能力は、相当低いのではないか?
    という疑問を持つようになりました。
    その後、
    私の愛読する日本人大学教授・評論家・エッセイストで、
    彼の取材を受けた方々が、怒りと共に、
    あのドイツ人は、
    日本語の文字を読むことができないらしい、とか、
    会話においても類義語の微妙なニュアンスの違いがわからない、
    ということを書いていることを知りました。
    つまり、
    彼は、
    元々の「偏見」の上に、
    不十分な日本語能力ゆえの「誤解」を上塗りして、
    記事を書いていたということでしょう。
    それにしても、
    ああいう男を持ち上げる日本の一部マスコミにも困ったものです。
    ちなみに、
    前のコメントでも書きました通り、
    欧米人(白人)の中には、
    日本人を含む非白人を配偶者にしていながら、
    配偶者の同胞やその文化への偏見を、
    同時に持ち続けている人が、ときどき見受けられますが、
    彼も、その一人であることは明白ですね。

    6:40 AM terre12756
    • terre12756さん

      >彼は、ヘフェリンさんも出演されていた、
      TBSテレビの「ここがヘンだよ日本人」にも出ていましたが

      ↑ヒールシャーさんは「ここが変だよ日本人」に出演されていたことがあるのですね!私が出た時にお会いした事はなかったので番組に出てらした事実は存じませんでした。書いていただいてありがとうございます。
       
      なお「南ドイツ新聞」の特派員に関しては(ヒールシャーさんのことではありません)下のほうのレッド・バロンさんへのレスに書きましたのでご覧ください。★サンドラ★

      11:50 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 追記:

    某大手掲示板では『白人のハーフはズルい』とあり、

    しかも、ご丁寧に『白人”様”の遺伝子は偉大』と書かれてあって、

    日本人、特に、俗にいう2ちゃんねらーって一体、どれだけ白人崇拝者なんだろうね。

    私は見た目完璧日本人(背が日本人女性の平均身長より高い事と少しくせ毛がある事を除いて)、いわゆる失敗ハーフ(笑)なのに。

    白人”様”の遺伝子が入っているハーフはそんなに優秀か?

    個人的には、アジア系やアフリカ系のハーフを偏見の目で見るのはいかがなものか、と思います。

    12:49 PM Maria
    • Mariaさん
       
      >某大手掲示板では『白人のハーフはズルい』とあり、
      しかも、ご丁寧に『白人”様”の遺伝子は偉大』と書かれてあって、
      日本人、特に、俗にいう2ちゃんねらーって一体、どれだけ白人崇拝者なんだろうね。
       
      ↑2ちゃんねるですね・・・。私も2ちゃんねる読んだことありますが、白人ハーフへの羨望と蔑視が混ざったような何か危険なにおいを感じました。これが多くの人の本音・・・・だとは思いたくないけれど・・・★サンドラ★

      11:02 AM サンドラ・ヘフェリン
  • サンドラさん、はじめまして。はじめてコメントさせていただきます。

    私は純粋な日本人ですが、イタリア人とチェコ人の血を受け継ぐ男性と結婚し、二人の子供がいます。現在はイタリアに住んでいます。

    以前からサンドラさんのコラムを楽しく読ませていただいています。
    ついこの間、ちょっと書きたいな、と感じることが起きました。

    長男は現在4歳。日本人は全くいないイタリアの田舎町の幼稚園に通っています。日本人はいなくても、モロッコ人とかルーマニア人とかロシア人とか中国人とか、それなりに外国人はいます。
    幼稚園の同じクラスには、モロッコ人、アルバニア人、中国人などハーフではない子供たち、イタリア人とそのほかの国の人との間に生まれたハーフの子供たちがいます。もちろん、イタリア人と日本人のハーフである息子は、見た目で目立ちます。

    数日前公園で遊んでいたら、息子と同じクラスの男の子がいました。彼はイタリア人のお父さんとアフリカ出身のお母さん(おそらくナイジェリア人)の間に生まれました。もちろん、彼も目立ちます。
    そんな彼が、息子に向かって
    「やーい、中国人!」みたいなことを言ったんですね。
    子供同士のことだし、あまりそういうことに敏感になってほしくもないのでその場では知らん顔をしていたのですが、私の心の中では、

    「『中国人』って笑ってないで、自分の心配したら?」って思っていたのです。それは差別的な感情からきたのではなく、彼だってイタリア人の中に入れば目立つし、もしかしたらもう少し大きくなったらいじめの対象(といったら大げさかもしれませんがね)になってしまうかもしれないと思ったからです。

    しかし、以前のサンドラさんのコラムを思い出しました。少なくともヨーロッパでは、黒人に対して肌の色を冗談の種にするのは絶対にいけないこと、という認識があるということです。そして、アジア人に対してはあまりそういった認識がないということ。
    あー、そうしたら、このイタリア人とナイジェリア人のハーフの男の子はあまり悩まなくてすむのかな、とも思ったのです。

    そこで、先日このことを夫にぶつけてみました。彼だって母親はチェコ人。義母がイタリアに来たころ、チェコではプラハの春が崩れ落ち、なかなか大変な時代だったんです。チェコに里帰りしたくても自由に行き来できないし、手紙を書けば検閲される、電話をかければ盗聴される、今では考えられないような時代でした。
    イタリアに来てからは、「ガイコクジン」って影で言われ、共産主義国についてあることないこといろいろ言われたみたいです。
    そんな母親を見て育った夫だから、少しは外国人に対する見方が他のイタリア人とは違うのかな、と思っていたんですよね。

    アジア人に対して目を吊り上げるとか、そういうのは黒人に対して肌の色を話題にするのとは全く次元の違うこと、だと言ってましたね。人間はないものねだりをするもの。イタリア人はアジア人のアーモンドアイに憧れているんだから、だと。全く悪いことをしているという感覚ではなく、「なんでそんなことを気にするの?」と逆に聞かれてしまいましたよ。

    米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」には、彼女が通っていたプラハのソビエト学校では、生まれ持った体の特徴を冗談の種にするのはご法度だったと書いてありましたね。本人の努力で変えられるものではないですから。でも少なくともイタリアではアジア人に対しては全くそういう感覚はないようです。

    いつかこういう議論をしなくてすむ日が来るといいですね。
    とりあえず、子供たちには「中国人!」って言われたり、そのことで馬鹿にされたときの対処法はしっかりとたたき込みたいと思います。
    私だって「日本も中国も同じでしょ」なんて言われたら、「あらそう?イタリアだってアルバニアだってあんまり変わらないでしょ」って言うと、イタリア人みんな黙りこみますよ。アルバニアの方には申し訳ないですけどね。

    10:08 PM Jun
    • Junさん
       
      非常に興味深いコメントをありがうございます。ご自身の体験談、そしてお子さんの体験談を書いて下さってありがとうございます!
       
      日本人を含むアジア人に対する「からかい」(←私はイジメだと思っています)について、「目をビーっとやる仕草を白人にやられるのは不愉快だよ」と、白人に相談すると、Junさんが書かれていたように「気にし過ぎ。我々はアジア人のアーモンド形の目がかわいいと思っているだけ。」などと卑怯な言い逃れをされてしまうことが少なくないです。そこで「でもそれは非常に不愉快です」と言っても、あまり深刻に受け止めてくれないあたり、非常に腹立たしいですよね。
       
      実は、ウチの弟(私と同様、日本とドイツのハーフ)も子供時代にドイツでJunさんのお子さんと同じ経験をしました。ミュンヘンの小学校の同級生のアフリカ系アメリカ人×ドイツ人のハーフの女の子に「や~い!中国人!!!」と言われたのです。その時は弟も言い返し大喧嘩になり、ウチの母が先生に呼び出されました(笑)その時に、その女の子も複数のドイツ人の生徒から「オマエのような黒人はブッシュに帰れ~」などとイジメに遭っていたことが判明し、どうも憂さ晴らしに弟に「や~い中国人!」とやってしまったようです。黒人の子供もイタリアやドイツに限らず、ヨーロッパではイジメに遭いやすいし、大変だと思いますよ。色々言われます。ブッシュに帰れ、だのなんだの。黒人を蔑視する言葉を言われたりね。ただこれも残念ながらよくあることですが、いじめられたマイノリティーが更に別のマイノリティーをいじめる、というのが世の中の悲しい現実ですね。これは黒人、アジア人などに限らず色んな場面で言えることだと思います。
       
      ところで中国や日本をゴッチャにするなんて、呆れるしかないですが、よくわかっていない一部の「頭が田舎モノのヨーロッパ人」からしたら、「だって、どっちも目が細くて、漢字を使っているから」ぐらいの勢いだと思いますw そしてJunさんが書かれていたみたいに、「じゃ、アルバニア人とイタリア人も一緒!」と返すと、激怒する人いますけどね(苦笑)ドイツでも、「じゃ、ポーランドとドイツも隣の国だしアルファベットだから一緒だよね!」と言うとやはりものすごく嫌な顔されます。人を「アナタ達はみんな一緒!」と言いながら、同じ事を返されると露骨に嫌な顔をするアレ、一体なんなんでしょ・・・・・・。
       
      またお話しましょう!コメントくださってありがとうございます(^_-)⌒☆★サンドラ★

      4:08 PM サンドラ・ヘフェリン
  • >オリンピックともフィギュアスケートとも何の関係も無い、
    > 「いわゆる従軍慰安婦問題」について、真央ちゃんに執拗に質問していたのは

     本当ですか?にわかには信じ難い話ですねぇ。事実とすれば日本にいる、政治と関係のない中国人、韓国人に「尖閣に近寄るんじゃねぇ」「竹島から出てけ」、あるいは、ロシア人ハーフに向かって「北方領土返せ!」っていっているような暴挙ですね。
     日本にいるドイツ報道機関のジャーナリストってこんな手合いばっかりなんでしょうか?あくまで極端な例である、と思いたいのですが・・(それより、こんな人を重用する日本のマスコミの方が理解しがたいものがありますが)
     ところで、ドイツに「ここがヘンだよ、ドイツ人」に相当するテレビ番組なんてあるのかしらん?→terre12756さん

     ところで、日本(に限らず他の国に関してもそうでしょうが)に関するおかしな偏見、ステレオタイプの原因としては、マスコミ、報道の問題が大きいわけですが、ヨーロッパでなぜ現実離れした、おかしな日本報道がまかり通るか?について、英国の元デイリーテレグラフの東京特派員だった、コリン・ジョイス氏が著書の中で解説していますね。
     
     話の中心はあくまで、日英の文化比較でマスコミの問題に触れている部分は一部ですが、ステレオタイプとか偏見というものが、どのように出来上がるか?が垣間見えて、興味深いです。

    http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4140882034/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
    「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート

     

    3:55 PM レッド・バロン
    • レッド・バロンさん
       
      コリン・ジョイスさんの著書「ニッポン社会」入門、読んでみますね!情報ありがとうございます。
       
      >日本にいるドイツ報道機関のジャーナリストってこんな手合いばっかりなんでしょうか?あくまで極端な例である、と思いたいのですが・・
       
       
      ↑どうなんでしょう・・・?私は「南ドイツ新聞」の特派員のところで10年前に短期間働いた事がありますが(ヒールシャーさんの時代ではありません)、当時の特派員は自宅兼事務所で雇っていたフィリピン人の家政婦さんを数名、週ごとでクビにしたり、クビにした家政婦さんにお金を何ヶ月経っても払わなかったり(そのため私の携帯に過去にやめたフィリピン人家政婦さんから「お金はまだですか?」と催促の電話がかかってきていました)、と私は良い記憶がありません。そのドイツ人男性特派員は、私・サンドラに対しても業務を始める際に「日本人女性として扱ったほうが良い?それともドイツ人女性として扱ったほうが良い?」という意味不明な質問をしたりと、新聞が「人権人権」と言っているわりには現場の状況が酷かったのが思い出されます。ま、一人の特派員なので他の方はちがうのかもしれませんが。★サンドラ★

      12:38 PM サンドラ・ヘフェリン
  • レッド・バロンさん terre12756さん

    ここは日本やドイツの戦争犯罪について語り合うところではないのですよ。

    なのに、なぜあなた方は執拗にこの事を書き込むのですか?

    サンドラさんは戦争犯罪とは全く関係無いのですよ。

    たとえ彼女が半分ドイツ人でも。

    9:26 PM Maria
  • Junさん

    これは正直に「私達の国籍を馬鹿にするのはやめて下さい」と、その子とご両親に向かって言ったら良いのではないかと思います。たとえあなたとあなたの息子さんが日本人でも。

    サンドラさんやその他のハーフの人、そして私の経験からして言いますね。

    はっきり言って、ハーフの子を持つ親はあまり楽観的にならない方がいいです。

    9:27 PM Maria
    • Mariaさん
       
      >はっきり言って、ハーフの子を持つ親はあまり楽観的にならない方がいいです。
       
      ↑に一票!(笑)
       
      ・・・・・というのは、ハーフの子供を持つ親は、確かに自分の子供以外の「周りの空気」を読むのも時には大事ですが、本来は子供(ハーフ)の味方をしてあげなければいけないシチュエーションで、親が「なんとなく」周りの人達の雰囲気に呑まれてしまい、その結果自分の子に「あなたのハーフとしての問題はたいしたことないわよ」とやらかしてしまいがちだからです。(注:全員の親がそうなわけではありません。)
       
      とくに、子供が「ちんちゃんちょん」などと白人の子供に言われた場合は、子供の味方をし毅然とした態度で先生なりイジメっ子の親に話に行く事が本当は求められますね。そしてそこで話をする時は「”ちんちゃんちょん”という発言は人種差別ですよ」という主張を崩さない事が大事です。そこをいじめた白人側の子供達の味方を無意識のうちにしてしまって親が「あなたが”ちんちゃんちょん”と言われたのは、たいしたことではない」とやってしまうことだけは避けてほしいな、、、、なんて個人的には思います。もちろんその時その時の状況もあるし、むずかしい問題ではあるのですが・・・★サンドラ★

      11:08 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 追記:

    そういえば、かのベルルスコーニ首相は黒人に対して「日焼けしている、日焼けしている」と連呼していましたね。

    イタリアって黒人差別がひどいのですか?

    だって、それだけ黒人の肌の色の事が タブーになる位ですから。

    9:28 PM Maria
    • Mariaさん
       
      ベルルスコーニが言った「オバマ大統領は日焼けをしている」というやつですね・・・・覚えてます・・・。黒人に対して失礼ですよね。
       
      国家のトップとして変なジョークはやめておいたほうが国(イタリア)のためかと。★サンドラ★

      11:13 AM サンドラ・ヘフェリン
  • サンドラさん お返事ありがとうございます。

    >数少ない、というのは、アメリカ・ハーフの実際の数が少ないのではなく、観察をしてきた中で、ヨーロッパで育ったハーフよりも、アメリカで育ったハーフのほうが「ハーフ」としての葛藤が少ない印象を受けたからです。
    確かに、アメリカは混血が進んでいるから、欧州よりも差別は少ないと思います。勿論、住んでいる地域にもよりますが、私はアメリカで外を歩いていてアジア系に対する暴言を言われた憶えは一切ないな…。あと、目を吊り上げる仕草とかされた事もないです(背の高さに救われたと思います)。

    >ただ、アメリカ・ハーフでも、日本で日本の小学校や日本の中学校に通っている場合、「葛藤」はあるみたいですね。
    確かに、日本の小学校に通っていた時は地獄だったな…。「ガイジン、アメリカ人」と連呼されるわ殴られるわで。

    >その国(たとえばアメリカ)に対して持っているステレオタイプだとか、「その国」が嫌いだという気持ちを「人」(たとえば個人のアメリカ人)にぶつけるのってなんだかなー・・・・、と思います。
    これは痛い程分かります。国語の教科書でも太平洋戦争時の話が載せられてあって(勿論、被害者は日本の方)、生粋の日本人の生徒は、「Maria=殺人鬼の娘」と見做す子がめちゃくちゃ多かった。だから、殴る蹴るの行為が許されていたな…。

    彼等は Ku Klux Klan だったよ。

    9:53 PM Maria
  • >ベルルスコーニが言った「オバマ大統領は日焼けをしている」というやつですね・・・・覚えてます・・・。黒人に対して失礼ですよね。

    ベルルスコーニ元首相は数々の失言を吐いた事で有名ですが、あんな人がよく国のトップに立てたもんだなあ…。

    ベルルスコーニの人格を疑うわ。

    5:10 PM Maria
  • >そこをいじめた白人側の子供達の味方を無意識のうちにしてしまって親が「あなたが”ちんちゃんちょん”と言われたのは、たいしたことではない」とやってしまうことだけは避けてほしいな、、、、

    親が欧米かぶれの場合は最悪です。

    私がアメリカの田舎の学校を三日で退学した時に母が言い放った格言↓

    「アメリカ人としてではなく、留学生として(その学校に)行ったら良かったのにねぇ。」

    …アメリカにいた時(その学校も含む)は父方の姓を使っていたのですが。

    何なんですか、この自分勝手な開き直りは…。

    5:13 PM Maria
  • >米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」には、彼女が通っていたプラハのソビエト学校では、生まれ持った体の特徴を冗談の種にするのはご法度だったと書いてありましたね。本人の努力で変えられるものではないですから。

    サンドラさん Junさん

    確かに、身体的な事を馬鹿にするのは失礼極まりない事です。

    サンドラさんやJunさんの息子さん、そしてその他のハーフが欧州で言われる『つり上がった目』は身体的特徴を馬鹿にしたものです。

    私は腕や太ももの肌にブツブツがある(大したものじゃないです)、いわゆる『サメ肌』を持っているのですが、これも日本の学校にいた時は笑いの種になって(「病気?」とか言われた)、物凄い不愉快な思いをした事を今でも憶えています。

    実際、私は日本人ウケするハーフ顔ではなかった為(顔が日本人の女の子より彫りが深く、精悍で男の子みたいな顔立ちをしていた)、男子から「ブサイク、ブス」と連呼されていましたよ。

    小学五年生の時なんかは男子三人にイジメられて、その時は「すきっ歯、すきっ歯♪」とからかわれていましたし(でも、今は矯正を始めました♪)。

    人の身体的特徴を馬鹿にするのは、された人がどれだけ傷付くか。言う方はそれを全く考慮していません。

    追記 : Junさんが紹介して下さった『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』、Amazonのあらすじを読みました。面白そうな本だという印象を受けました。
    時間があったら図書館から借りて読んでみたいな。

    5:18 PM Maria
  • Mariaさん
    誤解を解きたいと思います。
    私は、日本やドイツの戦争犯罪を語っているわけではありません。
    まして、
    ドイツの戦争犯罪のことで、
    ヘフェリンさんを責めているわけでもありません。
    そもそも、
    「SPA!」の特集記事を読んで、
    ヘフェリンさんが、
    半分日本人なのに、
    日本ではドイツのことばかり聞かれて悲しい、
    とおっしゃっていたことを知り、
    過去のコラムへのコメントで、
    ヘフェリンさんのことを、
    あたかも全ドイツ人の代表であるかの如くにみなして
    質問を書く傾向があった自分を反省した次第です。
    その文章を書く流れの中で、
    日本に対して偏見を持つドイツ人特派員G.H氏の存在について
    触れたまでです。
    そうしましたら、
    レッド・バロンさんが、
    ご自身も、この特派員G.H氏の偏向した日本観について、
    憤りを感じていらしたことを書いて下さったので、
    私としては、賛意を示して下さったことへのお礼として、
    コメントを書いたわけです。
    決して、
    日本やドイツの戦争犯罪について論じたのではありません。
    そうではなくて、
    日本の戦争犯罪について、
    偏見に満ちた態度を取るドイツ人特派員について書いただけです。
    Mariaさんがおっしゃる通り、
    この一連のコメントが、
    「ハーフ」というテーマからズレてしまっていることは認めます。
    その点は、反省しております。
    ただ、
    日独の戦争犯罪を執拗に論じたこともなければ、
    その件でヘフェリンさんを責めたこともありません。
    この点は、わかっていただきたいと思います。
    尚、
    私個人の歴史観・歴史認識を述べれば、
    日本は、チャイナ及びコリアに対して、
    そもそも戦争責任は存在せず、
    仮に存在したとしても、
    すでに、
    両国との平和条約締結と、その後の日本の活動で、
    清算は完全に終わっていると考えております。
    簡単に言えば、現在の東京都知事と同じ立場です。
    ドイツの戦争責任の取り方については、
    私の関知するところではありません。
    だって、外国のことですから。
    これは、逆もまた真なりで、
    例のドイツ人特派員氏は、
    自国の戦争責任を論ずれば良いのであって、
    日本のことにクビを突っ込むな、と申し上げたいところです。
    Mariaさんが
    ご自身の体験を書かれていたこと、拝読しました。
    そして、驚くとともに、いわゆる純ジャパとして残念に思いました。
    そういうバカな日本人が居ることを悲しく思います。
    一般的に言って、
    仲間内で、少しでも変わった人がいると、
    洋の東西を問わず、イジメの対象になりやすいもので、
    私自身、吃音ゆえにいじめられたことがありました。
    (吃音は現在も完治しておりませんが・・・)
    ただ、
    アメリカのことを人殺しの国などと言って責めるような愚か者が
    日本に存在することを知り、本当に驚いたのです。
    ふと思ったのですが、
    かつて、
    ソビエト連邦があって、
    宇宙開発などでもアメリカより先を行っていた時代、
    日本の一部インテリは、
    共産主義・社会主義体制を賛美し、
    返す刀でアメリカを攻撃する、
    という態度を、「かっこいい」こととしていました。
    当時、このインテリのトライアングルは、
    東京大学・朝日新聞社・岩波書店でした。
    この影響下において、
    公立小中学校の先生方(日教組のことです)の中には、
    生徒たちに向かって、
    ソ連賛美、アメリカ非難をしている人がいたことが、
    当時も保守系メディアで報道されていました。
    具体的には、
    父親が自衛隊員である生徒に向かって、
    あなたのお父さんは人殺しです、
    と、他の生徒も同席するところで言ったりして、
    この子のお父さんは人殺しだから、みんなも、この子を責めなさい、
    と、「いじめ」を、けしかけていたりすることです。
    日本人として二人目のノーベル文学賞受賞者も、
    当時、講演で、同様のことを発言していました。
    当時は、こういうことを言うのが、
    「インテリ」としてかっこよかったからです。
    これに反論すると、「右翼」と呼ばれました。
    それで、
    私の推測なのですが・・・違っていたらごめんなさい。
    Mariaさんのクラスの担任の教師が、
    そういうタイプの人ではなかったかと思うのです。
    そうお考えると、
    Mariaさんのクラスメートたちが、
    日米ハーフであるMariaさんに向かって、
    アメリカは人殺しの国だと攻撃してくるのは、
    教師の発言を鵜呑みにしてのことと、理解できるのです。
    ここで、
    誤解のないように補足しますが、
    「だから、このクラスメートたちの行為は許される」
    と言っているのではありませんよ。
    私も吃音でいじめられていたものですから、
    いじめる側を弁護する気は、まったくありません。
    弁護するのではなくて、
    時代背景を考えると、
    ありそうなことだ、と思っただけです。
    以上の分析は、
    Mariaさんがいじめを受けた時代が、
    米ソ冷戦時代であったのではないか、
    という推測に基づいています。
    もし、Mariaさんがいじめられた時代が、
    ソ連崩壊後であれば、この推測は的外れであったことになります。
    いずれにせよ、
    Mariaさんのコメントには、大変考えさせられました。

    6:38 AM terre12756
  • レッド・バロンさん
    ドイツ人特派員G.H氏の浅田真央ちゃんへの質問について補足します。
    まず、
    「執拗に」というところは、筆がすべりました。
    ごめんなさい。
    むしろ、
    「遠まわしなイヤミとして」質問した、と言うべきでした。
    当時のことを振り返りますと、
    韓国が、
    「いわゆる従軍慰安婦問題」について、
    何度目かの「いいがかり」をつけてきていました。
    たしか、
    この問題に対する安部総理の発言に対し、揚げ足を取ってきたのではないかと思います。
    当時、時事ニュースをフォローしていた人々にとって、
    このことは、誰の頭の隅にもありました。
    これが、当時の状況です。
    そんなときに、この問題とは一切無関係に(アタリマエですよね)、
    浅田真央ちゃんが外国人記者クラブのゲストに呼ばれたのです。
    その席上で、
    G.H氏は、当時の日韓の政治問題を知っている人には誰でも
    裏の意味が理解できるような「毒を含んだ質問」をしたのです。
    うかつな答え方をすると、
    答えた人が後で責められるような「毒」でした。
    真央ちゃんは、
    この質問の裏の意味に、おそらくは全く気付かないで、
    無難な答えをしました。
    今風に言えば、「華麗にスルー」したわけです。
    これで、
    この場はおさまりました。
    真央ちゃんが、
    毒のある質問の裏の意味に気付いた上で問題を回避したとは
    想像しにくいので、
    きっと彼女は、素直に無邪気に答えたのでしょうが、
    その質問を聞いていた人の中で、
    保守系の日本人は、質問の裏の意味に気付き、
    保守系の雑誌で怒りをぶちまけ、
    私も、その事実を知ることとなり、
    例の男への怒りを新たにした次第です。
    今、いろいろと考えてみると、
    真央ちゃんは、
    質問の中に含まれた「毒」の成分を分析したわけではなくても、
    その質問には何らかの「不純物」が混ざっていることには、
    一種の動物的な「カン」で気付いたのではないかという気がしています。
    そして、
    世界的アスリートである彼女の場合、
    これまでにも、
    世界中で、
    数え切れないほどのインタビューを受けていたことでしょう。
    したがって、
    「毒のある質問」も、過去に何度も経験済みではなかったかと思うのです。
    それゆえに、
    「毒」の意味はわからなくても、
    そこに「毒」があることには気付いたように思うのです。
    ちなみに、
    チャイナやコリアに対する私の歴史認識は、
    このコメントの直前の、
    Mariaさんへのコメントの中に書きましたので、ご参照下さい。
    簡単に言えば、現在の東京都知事と同じ立場です。

    7:10 AM terre12756
  • Junさん
    コメント拝読しました。
    このサイトでも、たびたび話題になった、
    白人たちは、
    黒人への差別には敏感でも、
    アジア人への差別には鈍感である、
    という問題について、
    Junさんのご経験は、
    ある種の見事な「反撃手段」になっているのではないでしょうか?
    つまり、
    日本人とチャイニーズやコリアンを「同じようなもの」といわれたら、
    欧米の「X人」と「Y人」も同じようなものでしょ?と
    反撃するのは、
    かなり有力な方法だと思うのです。
    我々が外国語を学ぶ場合、
    教科書で、さまざまな「役に立つ表現(あいさつなど)」を学び、
    自分自身の遭遇しそうな場面については、
    「想定問答集」を、辞書を引き引き作ったりするものですが、
    これからは、
    この「X人もY人も同じようなものじゃない?」というセリフと、
    それに付随する質問(たとえば、X人とY人の共通点)を立て板に水で、いくつも述べられるように、普段から考えておく、というのは如何でしょうか?
    大切なことは、
    白人が、
    え?それのどこが差別なの?
    と無邪気に発言した瞬間に、流れるように反撃の言葉を並べる、
    というところです。
    このとき、
    周囲で、なるべくたくさんの人が聞いていてくれると、
    この反撃の効果が、より大きくなると思います。
    私自身、これから、「想定問答集」作りに励もうと思います。

    7:27 AM terre12756
  • ヘフェリンさん
    ①去る9月15日(土)の朝の
    日本テレビの朝の「ズームイン・サタデー」で、
    「ハーフあるある」という企画をやっていました。
    ご覧になりましたか?
    この企画は、おそらく、
    ヘフェリンさんのお著書に影響を受けたものでしょう。
    「妄想ですから」の書評は、
    私が見た範囲では、
    先日も投稿しました通り、「日刊ゲンダイ」で見ただけですが、
    案外、
    多くのマスコミ関係者が読んでいるのではないかと思うのです。
    きっと、これからも、
    同様の企画が出てくると思います。
    本来であれば、
    ヘフェリンさんとしては、
    企画料・著作権料を請求したいところですね。
    ②エドナ・エグチ・リード著「スパイにされた日本人」(悠書館)をご存知ですか?
    著者は、ハーフです。
    父親が日本人で、母親がイギリス人です。
    悲劇的な話です。
    ハーフの著者も犠牲者・被害者ですし、
    イギリス人の母親も、もちろん犠牲者・被害者ですが、
    一番ひどい目にあったのは、日本人の父親です。
    著者は、
    無実の罪を着せられて死んだ父親の復権のために書いた本です。
    ご一読頂ければ幸いです。
    ③南ドイツ新聞のG.H氏は、「ここがヘンだよ日本人」で、
    何度か見かけました。
    そのとき感じたのですが、
    この人物は、
    日本語について、
    日常会話レベルの話したり聞いたりはできるけど、
    新聞雑誌の読んだり書いたりはできなさそうだ、
    ということです。
    同じ感想は、
    彼にインタビューされた日本人の大学教授・評論家の方々が
    述べています。
    つまり、
    テレビのニュースの、センセーショナルな短時間の報道のみで
    記事を書いている感じです。
    「ここがヘンだよ」でも、
    再現映像の中のセリフや、他のコメンテーターの発言について、
    ピントのずれた意見を述べていたものです。
    ヘフェリンさんがアルバイトをなさったことのある、同紙の別の特派員氏の話を伺って、
    南ドイツ新聞の日本関連記事の偏向の理由がわかったような気がします。
    尖閣諸島に関する最新の同紙のニュースも、
    ずいぶん、事実関係を間違って伝えているようですね。
    私としては、
    ヘフェリンさんのラジオ講座の復習をはじめとして、
    しっかり勉強して、
    南ドイツ新聞や、シュピーゲル、シュテルンを読めるようになろうと思います。
    あ、もちろん、トーマス・マンやケストナーやツヴァイクも、ですけど。(ゲーテやカントやハイデガーは荷が重そうなので遠慮しときます)

    8:08 AM terre12756
  • terre12756さん
    私が日本の学校にいた時、先生方は決して生徒達に「アメリカが悪い」と言ってはいませんでした。
    「戦争はいけない」と教科書を通じて教えていましたが。
    ところが、大人達はこれを分かっていても、子供達は必ずしもそうではありません。
    何故なら殆どの生徒は「戦争はいけない=アメリカが悪い」と解釈していたからです。
    勿論、これは子供同士のいじめです。
    サンドラさんを始め、他の欧州ハーフが子供の頃に学校で「ちんちゃんちょん」と言われたり、目を吊り上げる仕草をされるように。
    いつかのコラムで誰かが「子供は大人の鏡」とおっしゃっていましたよね。
    きっと大人でも、心の奥底では「アメリカは太平洋戦争時代に極めて野蛮な事をした、日本は大して悪くない」と思っていらっしゃるでしょう。
    terre12756さん、あなたのコメントを見ると、どうやらあなたは日本は戦争犯罪の事はきちんと謝ったから、何の罪もない潔白な国だと思っているふしがあります。
    そして太平洋戦争時のアメリカの蛮行を始め、ナチスドイツ時代のヒトラーが行った蛮行は日本のそれよりも極めて罪深いとでも?
    生憎、私はアメリカが行った戦争犯罪の数々を美化するつもりも無ければ、日本の戦争犯罪を美化するつもりもありません。
    事実、ドイツ人特派員が日本の戦争犯罪に関わる事は余計な事だと思いますが、それは我々日本やアメリカが「戦争の責任は全てドイツにある」とメディア等で言っている様なものです。

    5:59 PM Maria
  • サンドラさん、Mariaさん

    イタリアはいまでこそたくさんの外国人がいますけど、基本的には非常に保守的な国です。私の義母はイタリアにもう40年近く住んでいるというのに、「イタリアにはもう慣れた?」って聞いてくる人がいるのよ、と愚痴をこぼします。私が日本語を教えていた女の子は、イタリア人(母親)とギリシャ人(父親)のハーフですが、いつまでたっても「あのギリシャ人の家族」って言われるの、って言っていました。
    したがって、アジア人、黒人に限らず、外国から来た人にはレベルの多少はあるにせよ、差別・偏見はつきまといます。それは仕方がないことでしょう。イタリアに限ったことでもないでしょう。
    ただ私の感じでは、黒人よりアジア人に対する偏見の方がより深刻だと思います。
    数年前、中国を発端にした感染症が世界中に飛び火しましたよね。あのときのイタリア人の発言は信じられないものがありました。「自分の子供が通っている学校に来ている中国人の子供は大丈夫なのか。その子たちがこの病気にかかっていないと証明されなければ、自分の子供を学校に行かせない」とか、「中華料理店の食品も汚染されている」とか。
    しかし、中国人に対するこういった差別は、中国人の働き方に対する非難がエスカレートしたものだと思います。そして、見た目ではあまり区別がつかない日本人や韓国人もその被害に遭うわけです。
    ただ、こういったことを大人が何も考えずに発言するわけですから、子供もそんな風に育ってしまいますね。残念なことです。
    ただ、ベルルスコーニの発言については、イタリア人のほとんどが「イタリアの恥」と思っていましたよ。

    5:51 PM Jun
  • Junさんやっぱり、イタリアって保守的な国なのね。はあ(ため息)。実は私は中二の夏休みに、家族でイタリア旅行(ローマとヴェネツィア)へ行ったのですが、その時はとても楽しかったです。だけど、自分達の国に住むとなると話が違うっていうのが多くの人達の本音なんだな…。残念ながら、これは日本にも当てはまっていと思います。日本は観光客に対してはとても親切ですが、やはり日本に”ガイジン”が住むのはイヤ!って考えの人が多いです。サンドラさんや他のハーフを始め、私もこれを感じているので…。私は日本名を持っているだけ、ずっとましだと思う。でもやっぱり、日本の小学校にいた時、私を知らなかった子はいないに等しかったな。何で片親がガイジンというだけで、あんなに有名人になったんだ!?

    2:18 PM Maria
  • たくさんの書き込みがありますね!

    ここで提案というかお願いがあります:

    こんなTシャツ作って!!!

    「その顔でひろし」

    「バイカル湖に沈めてやる」

    「スイス人はコーヒーに角砂糖を2つ」

    なんて、冗談です。

    でも自分で「バイカル湖に沈めてやるTシャツ」
    作ろうかな。

    9:19 PM ヴィクトリア
  • ヴィクトリアさん

    なかなかユーモアが効いた発想ですね。

    私は “I sue you!!(訴えてやる!!/訴えるわよ!! )”Tシャツを着ようかな♪

    12:14 PM Maria
  • Mariaさん

    ウケて頂いて有難うございます。
    でもひとつ、反省点があります・・・
    〇〇し、という名前を勝手に出してしまって
    すみません!!!(いまさら伏字に何の意味が)
    Tシャツ、作りますから許してください!!!

    「プーチンに言いつけてやる」Tシャツも
    おまけに付け、、、略

    7:25 PM ヴィクトリア
  • ヴィクトリアさん
    そう言えば、プーチン首相は自分の娘が韓国人に口説かれたとかで、彼が粛清されたって2ちゃんねるのブログで有名ですよね。
    個人的にはプーチン首相、好きです。
    流石にフルネームを出すのは本人にとっても恥ずかしいだろうから、イニシャルで書くのが妥当かもしれません。
    さて、私の半分はクレイジーな国で有名な大国の人なので、もっと調子に乗って
    『戦争で世の中は自由になる』
    ↑魂が肉体から自由になるという意味だろう。
    『主食はコーラとハンバーガーさ☆』
    『白人は神から選ばれた人種』
    『人間は神様が作った。進化論など嘘だ!』
    『Remember Pearl Harbor!!』
    ↑これ着たら殴られるよ…。
    『我こそがヒーローだ☆』
    『共産主義なんかクソ喰らえだ!!』
    ↑行き過ぎた資本主義もいかがなものか。
    『良いインディアンとは死んだインディアンの事だ』
    ↑第七代米大統領アンドリュー・ジャクソンが吐いた格言(暴言) 『イスラム教徒はテロリスト』
    ↑どっちがテロリストなのよ。
    『(フェミニズムのつもりで)性の商品化反対!』
    『ここ(アメリカ)が世界の中心だー!!』
    とかはやり過ぎだな…。
    でも、これが某大国のステレオタイプだし。

    12:40 PM Maria
  • 後、戦争犯罪で白人非白人とか言っていますが、
    非白人なら何をしても良いとでも?
    それは偽善というのではないですか?

    9:18 PM Maria
  • dear maria-san,

    遅くなりました~
    最近休みなく仕事していて
    やっとさっき帰ってきました~

    ふと頭をよぎる過労〇、、、
    ロシア語にもなっているカロー〇、

    日本で働くって本当に大変です!!!
    私はのんびりしたいのですが
    仕事が追いかけてきて、、、
    とっくの昔に「追い抜かされ」てますが
    ターンして戻ってきてまた追いかけられている(笑)

    プー様、なにげに
    こっそり残酷ですよね・・・
    でも2ちゃんねるの住人には結構暖かく迎えられていて

    「プーチンのフィギュア売ってた!」

    などのどうでもいい情報をたくさん配信してくれて
    助かっています(爆

    私も個人的に好きで、冷蔵庫のドアに
    プーチンのマグネット貼ってます!
    毎日おやつを取り出すたびに見つめられるので・・・
    ダイエットになる、、、?

    「白人は神から選ばれた」
    ・・・よくこういう事を聞いたりしますよね。
    はいはい、みたいな感じで聞き飛ばしたり
    読み飛ばしたりしてますが。。。

    進化論を信じない=信じたくない
    っていうのはちょっと分かります。
    あのいつも頭に思い描いた世界を、
    聖書の世界を、消し去りたくないのですよ!

    6:24 PM ヴィクトリア
  • ヴィクトリアさん
    過労死ですね!!
    これ、アメリカでも over working として通じます。
    プーチン様は何気に残酷なだけ、まだマシな気がします。
    かつてのソビエト連邦の某敵対国は
    『アメリカ様に逆らう者は人ではない、軍隊出動だ!!』
    と言って自由の為に(笑)戦争を吹っかけますからね(爆)。

    私の人種偏見持ちの自称・リベラリストの父はブッシュ元大統領を
    死ぬほど嫌っていました。

    そして、オバマ現大統領が就任すると、「あいつ(オバマ大統領)はブッシュと同じ考えを持ってやがる、イラク戦争を止めるとか言っておきながら何もしていない、偽善者だ、(アメリカの国技の為に)税金を無駄遣いしてやがる」と言っているので、マグネットは買えないなあ…。

    けれど、オバマ大統領の演説集を買いたいな。

    プーチンのマグネットですか。これは欲しいなあ。

    秘かにプーチン崇拝者なので(笑)。

    あと、かつてのソ連と某敵対国の仲直り(しているのかなあ。プーチンは反米だそうですので)の記念として持っておきたいです。

    個人としては、ソ連兵のコッサクダンスを YouTube で聴いて自分で勝手に両国の友好を深めています。↓

    http://www.youtube.com/watch?v=BvnJS_zkaMY

    一応、某大国にもロシアの移民はいますよ。

    8:38 PM Maria
  • 追記:
    けれど、やっぱりオバマ大統領は『イラク戦争を終わらせる』と言っておきながら、終わらせるどころか、今、イランに嫌がらせをしているので、私自身もあまりオバマの事は好きではないです。

    代わりに、ブッシュ(ベネズエラのチャベス大統領曰わく、アメリカ史上最も知能指数の低い大統領)の顔写真をプリントして、ストレス発散方としてそれに靴を投げつけようかな。

    でも、こんなゲームがあるので↓

    http://www.sockandawe.com/

    こんな事をする必要も無いです(手間が省けました)。

    このゲームを作った人に感謝です。

    11:13 PM Maria
  • 次の日。
    ヴィクトリアさん、今日プーチン様の顔写真を白黒プリンターでプリントアウトして貯金用の財布に貼り付けています。

    たしか、プーチン大統領は

    「(アメリカは)世界経済の寄生虫とは言わないが、ドル基軸の地位に寄生している」

    と言った為(Wikipedia The Free Encyclopedia 引用)、これでお小遣いの無駄遣い防止になります(まだ高校生なので 笑)。

    某大国は資本主義の考えが行き過ぎている為、「欲しいものは何でも買っちゃえ、要らないものはごみ箱行きさー! HAHAHA☆」な思想がある為、ものを大切にする心が育まれます。

    それにしても、その財布を取り出す度にプーチン様がジッと見つめてきて怖いw

    5:41 PM Maria
  • >アジア人に対して目を吊り上げるとか、そういうのは黒人に対して肌の色を話題にするのとは全く次元の違うこと、だと言ってましたね。人間はないものねだりをするもの。

    欧米では「つりあがった目」はバカにされる対象ですが、感じる人によっては違うのかなあ…。

    けれど、それで差別意識を無意識の内に植え付けられると思います。

    http://bbs.jpcanada.com/log/16/22928.html

    5:55 PM Maria
  • >その時に、その女の子も複数のドイツ人の生徒から「オマエのような黒人はブッシュに帰れ~」などとイジメに遭っていたことが判明し、どうも憂さ晴らしに弟に「や~い中国人!」とやってしまったようです。黒人の子供もイタリアやドイツに限らず、ヨーロッパではイジメに遭いやすいし、大変だと思いますよ。色々言われます。ブッシュに帰れ、だのなんだの。黒人を蔑視する言葉を言われたりね。

    『ブッシュに帰れ~』

    って草村へ帰れ、と言う事ですか!?

    強烈です。その子も女の子なのに。

    まあ、あの George W. B○sh にはこれを言いたくなりますが。

    ちなみに、オバマ大統領が就任した時に、小沢元首相が言い放った暴言をご存知ですか。

    この暴言は、ここにはとても書けません。何故なら日米の関係が危なくなる位の極めて不愉快な暴言だからです。

    6:00 PM Maria
  • >ただ私の感じでは、黒人よりアジア人に対する偏見の方がより深刻だと思います。
    数年前、中国を発端にした感染症が世界中に飛び火しましたよね。あのときのイタリア人の発言は信じられないものがありました。

    そう言えば、かのベルルスコーニ元首相は

    「毛沢東時代、中国人は赤ん坊を茹でて、肥料にしていた」

    と言っていましたね。

    よくこんな事を公の場で言えましたね。

    無礼にも程があります。

    9:39 AM Maria

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