校則に引っかかるハーフ

2011.12.13

ハーフはコンプレックスを持っていることが少なくない。

コンプレックスというのは自分の容姿について。そして自分という存在について。

やっぱり「普通の日本人」とは容姿が違うことが、ハーフのコンプレックスの一つであることが多い。でも、ハーフがこの悩みを打ち明けると、必ず「容姿が違う事も、あなたの取り柄!自信を持ちなさい!」とハーフに説教する大人がいるけど、ぶっちゃけ、一部の日本の教育機関はハーフが自信を持てるような制度にはなっていない。

単純な話、ハーフは校則に引っかかるのだ。

たとえば天然パーマやクセ毛。欧米と日本のハーフは髪がウエービーである事も少なくないが、これが学校によっては規定に引っかかる。

どうも、学校側は、「普通の日本人の髪イコール直毛で、色は黒。」としているようなのだ。

よって、クセ毛や天然パーマのハーフは「天然パーマ証明書」(略して天パ証明書)なるものを学校に提出する事を義務付けられたりする。天パ証明書に「ウチの子は元々、天然パーマです」と親に一筆書いてもらうのである。

私はこの制度はとんでもない制度だと思っている。

中には「天パ証明書を学校に提出すればいいじゃん^^何が問題なの?」と簡単に考える人もいるようだが(←だいたい当事者ではない)、自分ではどうにもならないもの(天パやクセ毛という容姿)を、規定外だと見なされ書類の提出を義務付けられる側の身にもなってほしい。

上にも少し書いたが、規定はクセ毛や天然パーマに留まらない。色だって、「黒」じゃなくちゃ、やっぱり証明書を提出しなくちゃいけない学校もある。「茶髪証明書」というやつですね。

色んな日本人がいる。背が高い日本人も背が低い日本人も、茶髪の日本人も黒髪の日本人も、そして直毛日本人も、天パの日本人も。そしてそのどれにも「異常」も「普通」もない。

そんな根本的に大切なことを学校はわすれていないだろうか。

パーマをかける事や茶髪に染めることは乱れていると見なす&不良だと見なす。よって、不良だと思われたくなければ、元から天パや茶髪の人は証明書を出しなさい、というのは、おかしな論理である。ヨーロッパだったらデモが起きるだろうな(笑)人権問題だ!って。

個人的にも、差別を助長する規則だと思ってます。

実際に、思春期の娘(ハーフ)に「パパのせいで私はクセ毛になったー!」と毎日責められ悩んでいるパパ(欧米人)を私は知っている。

そのお父さんは娘に嫌われて悲しそうだけど、娘にとってはことあるごとに指摘される(学校側の指摘(校則)も含まれる)自分の髪は深刻な悩みのタネなのだ。

ちなみに私は天然パーマという言葉は良いと思うが、クセ毛と言う言葉、実は好きではない。クセって悪い事だもん。クセのある人、というのは悪い意味で使われるし、足クセが悪い、とか、鼻をほじるのが癖、など、基本的にクセって悪い意味で使われていますよね。

話がなんだか飛んでしまいましたが、「校則」に話を戻すと、ハーフに限らず、「生粋日本人」にも天然パーマや元々茶髪の人はいるし、ハーフに限らずこの校則に嫌な思いをさせられている人は多い。

でも、しつこいようだが、ハーフの場合は更に拍車がかかるんだな。元々、「アナタは日本人ではない」、「いつ国に帰るの?」などと言われていた事にコンプレックスを感じていたところに、学校の「規則」というものが更に自分(自分の容姿)を否定的にとらえている、というところが。

こういった細かい事の積み重ねでハーフは自分に自信を失いがち。そこで教育関係者や大人がハーフに「自信を持ちなさい!」と説教するのは簡単だけれど、果たして子供に自信を持たせるような努力をしているのか考えてみたほうが良いかもしれない。

・・・・と書いている私もなんだか説教口調でした(笑)

でもやっぱり変な規則はないほうが、お互いを認め合う事ができるようになると思うんだけどな・・・。皆さんはどう思われますか。

                                                                            サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • 学校の校則はわけわからないものも多いですね。 おしゃれして良い年頃なのに
    それが、 不良の行動と決めるのは、 100年遅れてるような気がします。 それで
    いて
    社会に出たら、 化粧してないと文句言われる事もあるそうで、、どっちだって
    その人のキャラなんだから、 ほっといて欲しいと思います。

    長い間鎖国してたせいで、日本人というと「こうあるはず」ってのが
    まだ根強く残ってるんでしょうか。 もういろんな国の人も増えてきたみたいだ
    し、
    いいかげん変えたほうが良い常識(?) もいっぱいあるように思えます。

    6:29 PM きいろ
    • きいろさん、
      おっしゃる通りです。中学生に化粧を禁止したり、逆に数年後OLになる際には「化粧は常識」とはんば強制したり。個人の容姿に口を出し過ぎなんですよね。でもそんな事より、一番厄介な問題は、「日本人はこうであるハズ」という思い込みですよね。「日本人はこうであるであるハズ」という思い込みが強い人は、あたりまえですが、「ドイツ人はこうであるハズ」、「アフリカ人はこうであるハズ」などといった思い込みも強い傾向があり、これも問題だと思ってます。
      あと、校則に話を戻すと、ハーフや外国人を苦しめるような校則や規則は、生粋日本人(最近は「純ジャパ」と言うようです^^)にとっても「無いほうが生きやすい」んですよね。変な規則は皆にとって有害!という感覚がもっと広まればいいな、なんて思ってます。★サンドラ★

      12:20 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こうした日本の学校の容姿に関する規制は、人権侵害だと言えると思いますよ。人によっては人種差別とも言うでしょうね。
    髪の毛の色や質のせいで心理的苦痛を味わされるんですもの。
    日本人にもくせ毛(私はこの言葉に問題を認めないので使いますね)の人は多いですよね。校則のためにストレートパーマをかけている同級生たちがいましたよ。その人の天然の髪の毛を否定するとはちょっと許し難いですね。

    そういえば、カラコンがポピュラーになった今、目の色が明るい子も何か言われていたりして…と気になりました。どうなのかな? まさか目の色証明なんて書かされてないでしょうね。

    7:56 PM えみり
    • えみりちゃん
      カラコン!私も気になったのですが、カラコンを禁止にしている学校はあるみたいですが、茶髪や天然パーマみたいに証明書を提出する、というようにシステム化(←実にくだらないシステムだ・・・)はされていないようですね。私の想像ですが、天パ証明書や茶髪証明書に関しては、おそらくまだ「昭和のまんまの校則&証明書」をそのまま使っているのでしょう。昭和の時代に、カラコンはまだ使われていませんでしたから、未対応なんだと思いますよ、たぶん。(そうだとしたら実にアホらしい。)

       えみりちゃんが、校則のためにストパをかけていた同級生がいた、と書いていたけど、読んでいるだけで学校に対する怒りがこみ上げてきます(怒)規則のためにパーマをかける、って本末転倒。いったいどういうことなんだろう?!(誤解をあたえたくないのは、ストパをかけた生徒を責めているんじゃなくて、そこまで生徒を追い込んだ学校を責めています。)

       なんか世の中では『世界に一つだけの花』なんて歌が流行ったりして、学校関係者や教育関係者も「素晴らしい歌だ」とし、学校でもけっこう歌われているみたいですが、歌もいいけど、まずは校則を改定もしくは廃止(容姿関連の校則を廃止)するのが先なのではないかと。もって生まれたまんまの体、つまり茶色い髪や天然パーマを否定しておいて、「あなたは世界に一つだけの花!」&「ハーフは自分に自信を持ちなさい!」では、子供に対して矛盾だらけのメッセージだと思うのですよ。そして偽善的でもあります。★サンドラ★

      12:36 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 確かに、「胴長証明書」を出しなさい、と言われたり、
    「大口証明書」を出しなさい、と言われたりしませんものね。

    公立の学校でそれを公にやっていて、
    それで公の機関(都道府県、国)が何もしないでそれを許容していたら、人権問題ということになり得ます。
    差別というのは、例えば「xx人は遺伝子的に劣っている」とかいう風に明らかに差別をすることが目的な言動、規則のみならず、
    例えば規則がある一定の集団により不均等にネガティブな効果を与える場合、これも差別であるということが認められてきているからです。

    8:44 PM Jane
    • Janeさん
      法律の観点からの説明ありがとうございますm(__)m
      変な校則&人権上問題のある校則について、本当なぜ誰も騒がないのか不思議。もしかしたら一部の親は「私も校則があって苦しかったから子供にもそれぐらいの校則は体験してもらわないと」と思っているのではないかと、勘ぐってしまいたくなります。違うと思いたいけど・・・。ちなみに私は親ではないけど、こういう問題で悩んでいる生徒がいたら、いつでも生徒側の味方として学校と交渉する心構えだけはあります(笑)★サンドラ★

      12:46 PM サンドラ・ヘフェリン
  • うちの娘もパパに似て、くるくるヘアーです。私も天然パーマです。
    天パ証明書は学校によると思いますが、あるところにはあるみたいですね。
    日本人でさえも「黒髪直毛」ばかりじゃないぞ!(怒)
    うちの家系は全員天然パーマ!それにパーマかけて何が悪いのだ!?茶髪にして何が悪いのだ!?もともと茶髪の人だっているし、うちの娘だって茶色がかった黒。
    全員が黒髪直毛なこと自体が不自然な話だし、学校で勉強して成績良ければそれでいいじゃん、と思うのは私だけ?
    日本の学校って人権侵害なこと、未だにやってるんですね~。

    パパの家系だって全員天然パーマ!しかもパーマどころじゃなく、くるくるの人達が半分以上!
    パパの血が入ると直毛にしろということ自体、無理な話!うちの娘も「私は天パです」という証明書を持たされるのかな?本人も嫌がるだろうし、このコラムに出てくる娘さんのようにパパが責められるだろうし(あ~、パパ哀れ --;)、私だってそんなもん持たせたくない!

    校則に関しては、人権侵害としか思えないです。日本人でさえ嫌な思いをするんだから、ハーフの場合はなおさらでしょう。ずっと前からある校則をハーフにまで当てはめるのには無理があるし、ハーフに「日本人と見た目を同じにしろ!」と無理難題を押し付けてるようなものです。日本人だって「皆と全く同じ服装に同じ髪型なんて嫌!」と思ってる人、多いのに。
    そもそも学校に社会人になったらあまり通用しないであろう校則っているのか!?個人的には日本の学校にある校則そのものが、生徒の自立心を奪っているような気がしてならないんだけど。

    8:50 PM Jannat
    • Jannatさん
      校則に関して面白い話をもう一つ聞きました。あるハーフの人が、クセ毛だと主張したところ、先生が「昨年までは真っ直ぐだったじゃないか」と言ったそうです。確かにそうなのです。微妙にですが、その子は思春期で髪質が変わり、よおーく見ないと分からないぐらいですが、クセ毛に変わってきていたのです。この話を聞いて私は気持ち悪いな、と思いました。その先生は男なのですが、女生徒の髪が昨年はどうだった、という細かい事まで見ていて&発言するのってセクハラだと私は思うのですが。バングラデッシュとのハーフはよくわかりませんが、白人や白人系ハーフは、年齢によって、明るかった髪がだんだん黒くなった、とか、クセ毛だったのが真っ直ぐになった、とか、逆に真っ直ぐな髪にクセ毛が出てきた、とか、目の色が年齢とともに変わった、なんていうのは普通にあります。あとはソバカスがイキナリ増えたりね。純ジャパの思春期の女の子にもいますが、中学生で胸がイキナリ大きくなったりする子もいますし、ハーフにも、そういう発育の早い子はいます。それをイチイチ男の先生に観察されてセクハラまがいの事を言われる子もいるし、「校則」に結び付けてジトッと観察をし、「昨年はキミの容姿はこうだった、ああだった」とやらかすこと自体がアブネー、この先生、と私は思うのですが、Jannatさんはどう思われますか?★サンドラ★

      1:12 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 追記です。
    えみりさんの「校則のためにストレートパーマをかけている同級生たちがいましたよ。」にはびっくりです!
    何で天然パーマはダメで、ストレートパーマはいいの!?パーマがダメならストレートパーマもダメじゃん!と思っちゃいました。
    人間、あるがままでいいのにな~ --;

    9:47 PM Jannat
    • Jannatさん
      同感です。あと昨日twitterでも、あるハーフがつぶやいていたのですが、顔が濃いため、中学校の先生に「オマエ化粧してるんだろ」と疑いをかけられるケースもありますね。だから中学生ぐらいのハーフって「なんだか生意気」と体育会系の先生に絡まれやすいんですよ。色んな悪質なケースがあります。★サンドラ★

      1:17 PM サンドラ・ヘフェリン
  • またコメントして頂きます。
    日本は規制が好きな国ですね。別にそこまで・そんな所までに規制が無くても。。。と思う程にしつこく多い。規制は多ければ多い程=安定とでも思っているのかな。しかし、これほど規制が多い割りには、いじめや差別に対する規制が全然ないのは、相当矛盾しているのじゃないかな。「日本はこれ程規制が好きな国なのに、なぜいじめや差別に対する規制は存在しないのだ!」と学校に怒りに行った方が良いかな(笑)。

    11:27 PM AF
    • AFさん
      コメント、何回でもコメントどうぞ^^
      AFさんが書いていた「しかし、これほど規制が多い割りには、いじめや差別に対する規制が全然ないのは、相当矛盾しているのじゃないかな。」に同感です。中学生等のイジメって、場合によっては、同じ事を成人してからやったとしたら「犯罪」である事も少なくないので、そのあたりの事をもっと、それこそ規則を作って取り締まらないといけませんね。だって、イジメというと「単なる子供同士のイジメ」と思っている大人が少なくないですが、そのイジメの内容は窃盗だったり、侮辱により精神的苦痛をあたえるものだったり、恐喝だったりセクハラだったりしますからね。窃盗は、例えばイジメられっ子の持ち物をイジメっ子が盗ったまま返さない、侮辱は「ブス、バカ、臭い」などの暴言、恐喝は「コンビニで万引きして来い。やらないと暴行する」などというイジメ、セクハラは女子生徒の生理用品を盗んで見せびらかす、など悪質なものがありますね。これらを「単なる子供同士のイジメ」で片付けちゃう大人が多いのがビックリです。★サンドラ★

      12:54 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 校則は普通の日本人の子供にとっても大変厄介な問題のようですが、ハーフの場合には身体的な特徴があることで更に重大なことなのですね。「天パ証明」なるものがあると聞き、吹き出してしまいました。このような証明書の制度は多分に、全体の生徒の統制をとるために、学校は例外なくきちんとやろうとしている事を、普通の生徒に示す意味合いもあると思うのですが、それにしても当時者となるハーフの人にとっては迷惑な話ですよね。それと、身体に関わる規制は人権問題だという議論はもっともです。
      
       ところで、僕が学校に通っていた頃(昔ですが)変な校則に縛られるというような話はあまり聞きませんでした。奇抜な格好の子がいなかったというわけではなかったと思うのですが。何時頃から校則が一般的に厳しくなったのでしょうか。そこで興味があるのは、外国の学校では校則のようなものがどの程度まであるのでしょうか。サンドラさんが書いているようにデモが起こりかねないほど変な「oo証明書」のような校則はさすがにないと思うのですが、例えば東洋人の子供が、身体的か習慣的、あるいは宗教的な相違のために不利な処遇を受けるような規則は、例えばドイツの学校では全くないのですか。

       日本はこれから少子化が進み学校も特に私立学校は、経営が難しくなって行くのだと思います。あまりにも窮屈で「人権侵害」と疑われるような校則を続ける学校には、生徒が集まらなくなるのではないでしょうか。

    1:22 PM JUN
    • JUNさん
      学校に関しては、校則で茶髪はダメ、パーマもダメ、と決めている学校もあれば、自由な雰囲気の校風で校則も自由な学校ももちろん多いですね。なので、この手の話になる時に、「だったら文句を言っていないで、自由な校風のところを選べばいいではないか。あとハーフなんだからインターナショナルスクールやアメリカンスクールに通えばいいじゃないか!」と言われそうですが、親の経済状況や、親の判断、住んでいる地域などで、本人がそう簡単に通える学校を選べないことも多いんですよね。とくに外国で育った外国人の母親/父親(つまりハーフの子供の親)は、日本の一部の学校の校則がそこまで非人道的だとは夢にも思わないので、つい気軽な気持ちで子供に「家から一番近いところに行ったら」とかアドバイスしてしまうんです。それで入ったら、あらら。。。みたいな。私自身も、もし選べる余地があるのなら、自由な校風の学校にハーフは行ってほしいですね。でないと、本人が傷つく事が多いし大変。

       以前、母(日本人でJUNさんと年齢の近い団塊の世代)と話していたら、母が中学生だった頃もそんな細かい規定はあまりなかったそうです。もしかしたら本人が忘れているだけなのかもしれませんが。ただ、母が言っていたのは、日本のイジメも校内暴力も変な校則も高度成長期とともに悪化した、つまり母が中学生の頃というのは、戦争が終わって10年ちょっとしか経っていないわけですから、先生も親も生活そのものに必死で、校則で云々・・・・というような時代ではなかったのかもしれませんね。JUNさんはどう思われますか。

       ドイツの学校には容姿に関する校則は国立や市の学校には無いですね。カトリック系の私立では、ヒザに穴の開いたジーンズは履いてこないこと、をルールとしているところもありますが、日本のようなイチイチチェックが入る窮屈な雰囲気のもと先生がチェックして回っているわけでもありません。それこそ容姿の事はドイツはナーバスになっていますから、色んな国の人、色んな「人種」がいる学校で、一部の生徒を差別するようなルールをつくったら、ヨーロッパ中から叩かれます。やっぱりナチスだ!って。そんなわけで変な校則とは無縁のドイツですが、かといって差別がないかというと、「紙に書いていない差別」はあるわけです。つまり、日本のように「生まれつき天然パーマの人、または生まれつき髪が茶色の人は親からの証明書を提出すること」と紙に見える形で記載されているのが見える差別ですが、ドイツの差別は、学校側がする、というよりも、差別感情を持った同級生がアジア系の同級生をいじめる、などそういう事のほうが問題ですね。それも残念なことです。★サンドラ★

      2:42 PM サンドラ・ヘフェリン
  • >「校則」に結び付けてジトッと観察をし、「昨年はキミの容姿はこうだった、ああだった」とやらかすこと自体がアブネー、この先生、と私は思うのですが
    その先生、超キモい!><パパのセリフじゃないけど、女子中学生や女子高校生の姿をジトッと観察するのってそんなに楽しい?と聞きたくなります。
    行き過ぎた校則は、もしかするとセクハラ先生を生み出すのかな?

    「お前、化粧してるんだろう!」は言われそう --; 今から憂鬱になってきた

    >ドイツの差別は、学校側がする、というよりも、差別感情を持った同級生がアジア系の同級生をいじめる、などそういう事のほうが問題ですね。
    うちの娘がドイツに行ったら、アジア系ともインド系とも欧米系ともアフリカ系ともつかない、無国籍。真のマイノリティだから、そっちのほうでかえっていじめられそうで怖い --;

    9:59 PM Jannat
  • 憤りを覚えます。
    日本人のみに向けた内向きの視野⇒外国人、混血も「平等」に扱った外向きの視野に、早く日本も転換してほしいです。

    2:40 PM Fernando Ortiz
  • 私は茶色眼で茶髪です(日本人です)。小学校の時に「染めているんじゃないか?」と先生に言われ、それ以降男子から「そめ子そめ子」とはやし立てられるようになりました(._.)教員免許を取ろうとして教育実習に行くときには大学で「周りから浮くから黒に染めなさい」と言われました・・・髪の毛の色を「黒」と決めつけること自体、変な国です。いろいろな人種の存在を否定しているようなものです(言いすぎかしら)私の娘も息子も茶髪です。これから子どもが嫌な目に合わなければいいのですが。

    7:31 AM 通りすがりです
  • 僕の母方の祖父は混血で、父がスコットランドのアメリカ人、同い年の姉は天然パーマで赤毛です。僕も天然パーマですが緑がかった黒髪です。
    姉は小学生の頃から『たわし頭』と言われてイジメられてきました。目の色も琥珀色で気持ち悪がられ、僕はそんな姉を何も庇うことも出来ずに大人しく生きてきました。
    そんな姉は希少な赤毛に恨みもなく、むしろ誇りを持っていると僕は最近知って、尊敬しています。
    僕が思うに、まわりの人とは容姿が違う人は、強い心の持ち主だと感じています。僕は顔立ちや肌が白人のようですが、さほど日本人とは変わりません。なので学校の校則には影響しません。
    姉は素晴らしいと思います。赤毛が姉の誇りなら、僕の誇りはたった二人きりの姉ですね。
    日本の学校の校則は確かに理不尽だと思います。他の人と容姿が違うから何だよ、と毎日思いますもん。
    なので、ポジティブにこう考えています。
    「きっと、混血やハーフ、色素が薄くて皆と違う人のことを羨ましくて妬み、校則でその人達をこらしめよう」と黒髪直毛の方達は思っているんではないかと。
    僕は今現在、偏差値の低い私立中学に通う、頭の悪い子供です。僕は低レベルなことしか考えられませんが、これらが僕の思っていることです。
    長々と失礼しました。

    3:53 PM Brettingham=Seere
  • 全くもって同意ですね。
    こうしてみると日本って遅れているのかな・・・
    自分は見た目は日本人(というかアジア人)だけれど、ハーフなので髪の毛が地毛で茶色です。濃い茶色ではなく、薄い茶色で目立ちます。生まれてから一度も髪の毛染めた事ないです。
    ただ、幸運な事に小学校だけ公立で日本でしたが、綺麗な髪の毛だねといわれる事はあってもいじめられるような事はありませんでした。
    中学は海外のインターナショナルスクールに通い、高校、大学も海外でしたので、そういった差別とは無縁でした。
    縁があって日本に就職して、そういう差別がある事を始めて知り驚いています。よく髪の毛染めたの?とかきかれるし、染めていないと一々説明するのも面倒です。最近、転職を考えていますが、髪の毛が茶色だと不利になるような事をききましたが、そんな会社はこっちからお断りですね。
    海外の取引する立場にあるのに、何で古い考えにこだわり人種差別を会社でも学校でも助長するのか?
    髪が黒じゃないから不良?
    髪がパーマじゃないから不良?
    意味がわかりません。
    じゃあ、黒髪だったら、学校サボっても、他人に迷惑かけても不良じゃないんですか?(笑)
    不良かどうかを判断するのが、髪の色って頭おかしいと思います。
    そういうデモがあったらぜひ参加したい。

    海外でこの事を話したら、みんな驚かれていましたよ。
    いつの時代のルールなんだって。
    ナチスみたいだって、言われていますよ。
    そういえば、ヒットラーも金髪以外は差別していましたね。
    それと何が違うんでしょうか???

    海外でこの事を広めたら、問題になるのは日本です。

    1:42 AM アリス
  • 母(日本人)は、幼いころ亡くなった父のつけた名前を登録しませんでした。だから、容姿や考え方が違っても、日本社会で余計な説明が必要だったり、説明の機会がなければ、悪く言われっぱなしになることが多いです。でも、そんな社会に逆らってみたくなることが、ままあります。で、いたずらにこんな投稿をしたら。。。
    https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8980394.html
    炎上しかけて、慌てて3日で火を消しました。最近の日本人は、以前と反対に、外国や他人種から批判されるのを極端に嫌うようです。
    5年前から田舎町に住んで何かと苦労です。戦争犠牲者の少ない県です。だから余計保守的なのかも。かつての全体主義、と言うか、一歩一歩戦争に近づいて行きそうで、最近とても怖いです。

    10:03 AM 百合子
  • 周りに協調することに重点を置き過ぎて特殊・特別が許せない国民性、そして、古い世代の価値観・先入観が根強く残っていることからくる悲劇だと思う。自分はハーフでこそない純日本人だけど、ハーフの人からしたら理不尽極まりない実態なんだろうね。とはいえ、この価値観は簡単には消えないよ。何故なら、今の日本の中心は古い常識の中で生きた年輩者達。必然的にこんな老人達が年の功で企業や政府組織なんかのトップの座にいることが多いし、日本の人口で考えても年配者が圧倒的に多いから、どうしても彼らの価値観・常識が日本の核心として根強く残ってしまう。何より、長いこと生きて染み付いた価値観というものは死ぬまで消えないだろうし、『考えを改めろ』と言っても年輩者達は聞く耳を持たないだろうな。

    12:47 AM junwj

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