1月21日(木)13時15分に判決が出ます【国籍はく奪条項違憲訴訟】

2021.1.20

長く続いていた国籍はく奪の裁判。

この国籍はく奪訴訟を簡単に説明すると・・・

成人した日本人が外国の国籍を取得したことで、自動的に日本の国籍を剥奪されるのはおかしいのではないか、と国を相手にした訴訟です。

その判決が1月21日(木)に出ます。

傍聴が可能です。ただコロナで席の数が平常時よりも少ないため、早めの到着が安心かもしれません。

余談ですが、裁判を自由に傍聴できてこその民主主義だと思うので、自分が興味あるテーマの裁判の傍聴はどんどんしたいですね。私も明日、傍聴する予定です。

コロナ禍になる以前、国(日本国)は「外国の国籍しかなくても(別に日本国籍がなくても)日本には来れるのだから、それで良いのではないか」という考え方(?)だったと記憶しておりますが、コロナ禍である今、明らかになったことがあります。

それは、今のコロナ禍のような緊急事態時には、「日本の国籍がないと、たとえ日本人であっても、日本に入国が許されない」ということです。そう考えると、コロナ以前の「外国の国籍だけでアナタは満足して、外国の旅券を使って日本に来ればいいんじゃないの?」という論理は成り立たないことなります。

・・・このテーマについて言いたいことはたくさんありますが・・・・

1月21日(木)の判決を待ちたいと思います。判決期日の詳細は以下の通りです。

【判決期日に関する日時の詳細】
日時: 2021年1月21日(木)13時15分 から
場所:東京地方裁判所 703号法廷
東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)

よろしくお願いします。

サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • コロナ禍の現在、日本国籍がないと日本に帰国するのは格段に難しくなりました。2週間の自粛も絶対なので尚更です。今時、日本で生まれ育った日本人なのに外国の国籍を取得=日本国籍喪失、はどうなのかと思います。外国籍を取る=国を捨てる、という考えは時代遅れだと思いますけどね。

    2:37 PM Jannat
  • ビジネスのためにスイス国籍を取得して日本国籍を喪失し、日本国籍喪失による精神的苦痛を理由に訴訟を起こした日本人男性は結局裁判で敗訴しましたね。
    私は日本国籍を選んだアメリカ人とのハーフですが、アメリカ国籍は自動的に消えるわけではないので、やはり二重国籍者を快く思わない純日本人はそれこそごまんといますし。
    先述の日本人男性(書類上はスイス人ですが)ですらも同じ日本人から「元日本人で外国籍を取得した=日本人ではない」と裁判でみなされるわけですから、国籍関係で意見を交わすのは結局時間の無駄なのでしょうね。
    日本人の国際化(外国籍を取得しても日本で生まれ育ったから日本人)、はいったいいつになったら来るのでしょうかね。

    12:48 PM 雪原桔梗

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です