あるある!ハーフの子供にまつわる、かわいい「勘違い」

2015.4.13

ハーフはその国のマジョリティーの人達とは違う顔立ちや体質であることも多いため、

ハーフは子供の頃から、周りの大人に「勘違い」をされることも少なくないようです。

まあ、かわいい勘違いなんですけどね^^

ごく一部ですがその勘違い一覧をご覧ください~

1)「ワカメを食べなさい!」

友達の子供(ヨーロッパ某国&日本のハーフ)はもうすぐ2歳。髪の毛の色が薄い(金髪)上に髪の量が少ないのですが、そんな曾孫を見た日本人の曾おばあちゃんが心配して「ワカメをもっと食べたほうがいい!」と会うたびに言うんだそうです(笑)なんでも、ワカメをたくさん食べると髪に良い影響がある、髪の毛がフサフサになるとのこと。まあ曾おばあちゃんの言うこともある意味正しいのかもしれませんが、、、たとえばドイツの町を歩いていると、1歳や2歳ぐらいの子が髪の毛が全然ない(ように見える)のは「よくあること」なので、とくに心配するようなことではありません。
 
栄養が足りないとかワカメが足りない、というよりも、ぶっちゃけ遺伝も含めた体質的なところが大きいですね。

というわけで、髪が薄いと日本では何かと心配されがちですが、北ヨーロッパのような大人も幼児も髪が薄いのが普通である国では特に対策がとられているわけでもなく、あくまでも「ありのまま」なのですね。ただ従来の日本的な感覚だと「ワカメ!」と心配したくなるのもわからなくはないです。

さて、次。

2)「何を食べたらそんなに背が高くなるの?」

私サンドラは小学生のころ、背が高かったのですが、日本人の同級生のお母さんに会うたびに「まあ~、サンドラちゃん、また背が伸びたみたい。いつも何を食べてるの?」と聞かれ、小学生低学年なので正直に「おにぎり」と答えたとところ、爆笑され、「???」と思いながら家に帰った記憶があります(笑)まあ、「何を食べてるの?」とか「何を食べたらそんなに背が高くなるの?」はこの場合、挨拶というか雑談というか社交辞令の一種だとは思いますが。でもその一方で「●●を食べると背が伸びる」とか「●●を飲むと背が伸びる」みたいな説が根強いのもまた確か。ただ私の場合、大人になった今、ドイツ人のお父さんよりも8センチ背が低く、日本人のお母さんより8センチ背が高いので、まあ身長というのは遺伝かもしれませんね。

ですので●●を食べたら背が高くなるというのは、あくまでも「ある程度まで」しかあてはまらないのかもしれません。

あ、でも子供の夜更かしは、出るべきの成長ホルモンが出なくなることもあるみたいなので、夜更かしは避けて早寝したほうがいいみたいです。

・・・と、なんだか話がそれてしまいました。

次もまたかわいい勘違い。

3)「ドイツは日本よりも8時間遅れてるから、日本にいるドイツ人はみんな眠いんだね」

これは、日本人の、また別のおばあさんの発言。

ある時、時差の話になり、「ドイツは日本より8時間遅れてるんですよ~。日本の朝9時は、ドイツの真夜中1時」という話をしたところ、そのおばあさんが「あ、それじゃ、日本にいるヨーロッパ人はみんな眠いわねえ~」って(笑)かわいいですねえ~。どうも、このおばあちゃん、時差というものは自分の体に染み付いたまま取れないもので、一生時差がなおらないというか、日本に住むドイツ人やドイツ系ハーフは時差のため日本にいる限り一生ずっと眠いまんまだと信じていたのでした。おばあちゃん、天然でとってもかわいかったです(^^)

高齢者、たとえばおばあちゃんの勘違いは、ほのぼのするというかほっこりしますね。

みなさんのまわりの、ハーフや異文化にまつわる「ほっこり」する勘違い、ありましたら、コメント欄に書いていってくださいね☆

サンドラ・ヘフェリン

~P.S.~
R25スマホ情報局の取材を受けました。読んでみてください☆
“日本ならでは”のSNS文化5選

コメント

  • ほっこりかは、わからないですが…
    私の母(純日系人)がブラジルに居た頃(若い頃)の話で、当時妊娠していた日系人(←母の知人)が
    白人の方から「アジア系は妊娠しても胸もお尻も大きくならないのね?」…と言われたエピソードをこのコラムで思い出しました。特に差別とかでなく単なる感想として言われたエピソードのようです。

    9:09 PM sa-ya
    • sa-yaさん、
       
      コメントありがとうございます。
       
      >「アジア系は妊娠しても胸もお尻も大きくならないのね?」
       
      ↑なるほど。なんとなくわかる気がします!「不思議」に思えたんでしょうね~★サンドラ★

      9:35 AM サンドラ・ヘフェリン
  • あと、この界隈だとよく聞く話だとは思いますが…
    蒙古斑を知らない白人系ドクターが日系人赤ちゃんのお尻を見て虐待?!と疑っちゃうブラジルエピソードとかも母から聞きました~。
    これぞ勘違いエピソードですね。

    9:18 PM sa-ya
    • sa-yaさん、
       
      蒙古班に関する誤解も多いですね。アジア系の赤ちゃん全員に蒙古班があるわけでもないので、そこもまた説明しづらいところですよね。
       
      ドイツの、ある田舎の病院で出産した日本人女性は、病院の多くの医療関係者が赤ちゃんの蒙古班を見に来て恥ずかしかったと言ってました。彼らは知識として蒙古班があるというのは知っていたみたいですけど、実物を見たのは初めてだったそうで。★サンドラ★

      9:38 AM サンドラ・ヘフェリン
  • うちは上記のようなエピソードはないのですが、蒙古斑はおしり、肩、足首に、なぜかしっかりありました(日本で出産したので、虐待を疑われたことはありません ^^;)。
    6か月くらい経ってから髪の毛がくるくるになり、今では夏限定で真っ黒になってバングラデシュ人になり、冬は色白の見た目南欧風??になるので、純日本人のばあばから見たら摩訶不思議かもしれません。

    10:18 AM Jannat
    • Jannatさん、
       
      コメントありがとうございます☆
       
      >今では夏限定で真っ黒になってバングラデシュ人になり、冬は色白の見た目南欧風??になるので、純日本人のばあばから見たら摩訶不思議かもしれません。
       
      ↑なるほど~。髪の色や目の色、肌の色が年齢と共に変わったり、季節と共に変わったりするのはよくありますよね。でも日本人からしたら不思議かもしれません★サンドラ★

      11:06 AM サンドラ・ヘフェリン
  • ハーフ関係ないんですが、 よく「体操やってるのに、 長身になるのね。」 って言われる息子、、、遺伝だから、何やっても長身になるようです。 ちなみに体操やってるのに、 遺伝だから身体かたいです(涙)

    体操に関しては、 「何食べたらそんなに空中回転出来るようになるの?」みたいなコメントをもらった事もありますが、 日本語の言い回しでしょうね。 食べ物で宙返り出来るようになるなら、 楽で良いんですけどね(笑)

    日本人だと、 生まれてから 極度に髪の毛や目の色が変わる事ないですが、 白人は色が成長によってかわる事多いですね。 うちの旦那は、 青い目とまっすぐな金髪でしたが、 今は、 ミドリのかかった目にクルクルの茶色と白髪です。 出会った頃には、 もう茶色だったので、 金髪だったと知った時はちょっと驚きました。

    うちの子供達も髪の色は、 どんどん濃くなっているようです。

    日本では、 赤ちゃんは10カ月で生まれる、、、と言われてるので、 9カ月で長女を産んだ私は、 未だに、子供産んだ事ない妹に、 「出来た婚?」と思われてるかもしれません。数えかたの違いだけなんですが、 アメリカでは、 9カ月と言われています。

    ちなみに、いくらワカメ食べても、 日本人でも、 はげる人ははげますよね(笑)

    6:14 PM きいろ
    • きいろさん、
       
      「遺伝だから身体がかたい」を読んでドキッ。きっと、私も体がかたいのは遺伝に違いありません(笑)ドイツ人の父親も体がかたかったし、親戚にスポーツやバレエなどで活躍した人は誰一人いませんしね。・・・って、そのせいにしちゃいけないんですけどね。
       
      それからきいろさんが書かれていたように
       
      >体操に関しては、 「何食べたらそんなに空中回転出来るようになるの?」みたいなコメントをもらった事もありますが、 日本語の言い回しでしょうね。 食べ物で宙返り出来るようになるなら、 楽で良いんですけどね(笑)
       
      ↑って、たしかに食べ物でできるようになるわけではないですよね(笑)こういう、かわいい例(「何を食べたらそんなに体操ができるようになるの?」)はいいんですけど、大昔私がオシャレして爪を伸ばしてマニキュアをしていたら、あるドイツ人女性に「東洋人は爪が伸びるのが早いのよね。アンタも東洋人だから伸ばしてるの?」と嫌味っぽく言われ、それはかなり嫌な気持ちになりました。まあ今なら気になりませんけどね。
       
      数え方の件も、笑。できちゃった結婚と思われたのですね。そういえば、日本や韓国などには「数え年」というものがありますよね。ウチの日本人のおばあちゃんもそうなんですが、自分の年齢をパッとは答えられず「数えでいくつ」というような事を言うのですが、これも欧米人からしたら不思議みたいですね。欧米には「数え年」というのがないですからね。逆に、たとえばドイツでは今でもローマ数字がけっこう色んな文書に出てきますが、日本ではあまり使われないですよね。なので、日本に長く住むと、ドイツの文書に書かれている「VIII」を見ても、あれ?って私一瞬わからなかったり。使ってないものはどんどん忘れていきますしね。・・・と話が少しそれましたが、きいろさんコメントありがとうございました^^★サンドラ★

      9:32 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 30代の日独ハーフ男性(生まれ育ちは日本)です。

    逆にドイツの母の実家へ行ったときに、「小柄で華奢で幼く見える」という扱いを受けるのが解せませんねw 容姿や体格が日本人寄りなのです。
    高齢の伯母などに、ちゃんと食事をしていないのでは? 運動もした方が良いなどと、よく心配されました。週3で道場に通って、高校時代は吹奏楽部での筋トレもしていましたよw

    確かに特別、体格が良いわけではないものの、180cmは超えていて、日本人としては細身の筋肉質といった体型なのですが。童顔と見られることも(日本では)無いですよ。
    でも実際、向こうの親族たちと比べたら貧弱でした!

    5:46 PM Konrad

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