「フィリピンハーフ」に関する記事

2015.3.20

フィリピンハーフに関する記事「川崎中1殺害事件でも…秋元才加やざわちんが明かすフィリピンハーフへの偏見と差別」の中で、以前私が出した本「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ)に書いたことが引用されているようです。

 

「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」を出してからだいぶ経つのですが、時間が経ってからも引用されるのはうれしいですね。

 

それよりも。

 

フィリピンハーフへの偏見、かなしいですね。最近はラブリの登場で「フィリピン」という国名が以前よりは表(おもて)に出るようになってはきましたけどね。

 

いじめにより小学5年生で自ら命を絶ってしまった上村明子さん(奇しくも2月に亡くなった上村遼太くんと同じ苗字です)のように母親の学校行事の参加がきっかけでイジメに遭うフィリピンハーフの子供が少なくありません。

 

こんな展開になるのなら、何のための授業参観、何のための学校行事なのでしょう。本来は親善を深めるためなのにね。

 

フィリピンハーフは日本で数が多いですし、彼らがこれから嫌な思いをしなくてすみますように。

 

サンドラ・ヘフェリン

 

コメント

  • フィリピンハーフやフィリピン人への偏見ってどうしてこんなに多いのでしょうか?いつも不思議に思います。
    フィリピンには行ったことはありませんが、話に聞いたところ、住み心地?や環境はバングラデシュとそこまで変わらなそうな印象なんです。(人間性は異なると思います)
    一昔前は芸能人として来日して、実際には水商売をしていたというフィリピン人は多かったと聞きます。しかし、今は入管法がとても厳しくなり、外国人は水商売ができなくなったと聞いています。私が会ったことのあるフィリピン人もサラリーマンや英語講師など、お固い職業の人ばかりで、水商売で会ったことのあるのはフィリピンハーフで日本国籍を持つ、一人だけでした。世間ではフィリピン人=水商売、という決めつけが凄くありますが、今は事情が違っているので、ピンときません。
    フィリピン人=水商売が大半、という図式が崩れている今では、フィリピンハーフの子供たちやフィリピン人の親がいる家庭と、バングラデシュ人とバングラデシュハーフの娘がいる私の家庭と何がどう違うのか、正直分からないと言うのが本当かも知れません。

    11:47 PM Jannat
  • 「フィリピン人の母親=水商売」と「アメリカ人の父親=軍人」には相通じるものがあるかもしれませんね。
    私は日米ハーフですが「父親軍人だよね?」、「母子家庭デショ」、「自分の父親が誰だか知ってんの?」・・・今でも言われます。呆れ果てます。私の父は軍人ではありませんが、サンドラさんもおっしゃっているように、たとえ軍人だったとしても、だから何?
    どれほど失礼なことを言っているのか、わからないのでしょうか。
    でもなにより、幼い子供たちの間で、子供は絶対に知らないはずのぎょっとするような差別的な言葉が使われていると思うと、本当に心が痛みます。

    12:16 AM Misha

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