お蕎麦はズルズル?に悩む7歳児

2013.10.22

今回は、かわいいエピソード^^

ある7歳の、スイス×日本のハーフの女の子(お父さんがスイス人、お母さんは日本人)は、

お母さんに「日本ではね、お蕎麦をズルズルってやってもいいけど、スイスではズルズルやっちゃダメよ?」

と言い聞かされていて、

その女の子は、スイスから日本での飛行機の中でお蕎麦が出ると、ママに

「ねえママ、ここ今どこ?」と

確認をしたのだそうです(笑)

つまり、いま飛んでいるところがスイスなら「ズルズル」はダメだけど、

「飛んでいるところが日本ならズルズルしてもオッケー」なわけです。

7歳なりに、真剣に考えて確認をしているところが、かわいい!

ところで、スイスから日本へ飛ぶ時は、スイスと日本の上「だけ」を飛ぶのではなく、ロシアなど色んな国の上を飛ぶわけですが、その場合はどうなんでしょうかね?(笑)

現に、このお母さんに確認した7歳の女の子も、お母さんと一緒にスチュワーデスさんに「今はどこを飛んでいるのか」と場所を確認しに行き、

スチュワーデスさんに「ここはロシアの上よ」と言われ、

女の子は更に悩んだといいます。「う~ん、ここはお蕎麦をズルズルってやっていいのかな?」と(笑)

なんてかわいいんだろう(笑)そしてなんて賢いんだろう。

幼いながらに、ちゃーんと理解しているんですね。

ちょっとほのぼのするエピソードでした。

皆さんのこういう体験、ありましたら、ぜひ書いていってくださいませ。

                                 サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • 可愛いですね!^^
    うちは食い意地を満たすためなら常に頭をクルクル回しているので、頭脳バトル?になっています ^^;
    好きなものを見たり聞いたりすると「おいしいもの食べたい!」となります。そして理由、例えば「昨日食べなかったから」と必ず付けます。これが毎日続くとさすがに私達も「昨日食べたから今日はなし!」と反論。バトルに発展します --; 
    こんなセコい娘でもいいことはあります。以前、ちょっとおしゃれなイタリアンレストランで友達と食事をした時、娘を連れて行きました。「大丈夫かな?静かに食べてくれるかな?」と心配しましたが、おいしい物を食べている時は、とっても機嫌がよく、とっても静かなので、躾が行きとどいていると勘違いして頂いています ^^; こういう時は食べ物を決して無駄にしません!(笑)うるさすぎてレストランに連れて行けない、と言うママは多いですが、そういう心配は一切しなくていいので、助かって?います。

    8:25 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      真っ先にコメントありがとうございます^^
       
      食意地がはっている⇒それで静かに楽しそうに食べてくれるなんて最高じゃないですか!(^_-)
       
      それにしても本当に思うのは、お蕎麦ズルズルを見ても、世界のマナーは各国でこんなに違うんだ、そして小さい子が一生懸命その違いを理解しようとすると、コラムに書いた「飛行機」みたいな話になるんだ、ということ(笑)
       
      Jannatさんのお嬢さん(←なんだか、「みのものんた」の言い方みたい^^;)もこれからが楽しみですね^^★サンドラ★

      3:39 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは 「ハーフな私の100のモンダイ」読みましたよ。
    多くの読者と同じく純ジャパンは想像もしなかった日常の小さなトラブルに正直「大変ですね、お疲れ様です」とまずは言いたいです。
    本に出てくる純ジャパンさんらの大半は悪気はないのですが、ハーフの人からすれば関係なく傷つきますね・・・・
     この本は学校での差別教育教材の中に入れるべきですね。漫画で非常にわかりやすくユーモアがたっぷりとあるので、お奨めです。この本を読めば明らかにハーフに接する接し方は悪意のない純ジャパンの方々には効果があります。私もこれを機に気を付けます。また機会があれば周囲にも内容を啓発します。以上

    1:35 PM 多田宏
    • 多田宏さん
       
      うれしいコメントありがとうございます。そしてコミックエッセイを読んでいただいてありがとうございます。
       
      「お蕎麦ズルズル」に関しては、小さい子なりに色々考えてるって(あたりまえのことかもしれないですが)色々考えさせられます。
       
      >この本は学校での差別教育教材の中に入れるべきですね。
       
      ↑ありがとうございます^^実は昨日、京都の佛教大学の「人権研究会」で講演をしてまいりました。「多文化共生」がテーマでしたが、私が1時間ほど話してから、30分間Q&Aの時間がありました。その際に、「白人の顔立ちの人には英語のメニューを渡してしまう⇒白人はみんな英語が出来る(そして日本語が出来ない)という思い込みが幅広くある」という話になった時、ある教授の方が「盲目の人に、(読めると思って)点字を差し出す人が多いけど、実際に読める人は多くないんです。」という話をされていて、とても的を射た例えだと思いました。「本当はこうだけど、周りは違うと思い込んでいる」良い例ですよね。私も「先進国の盲目の人は点字が読める人が多い」と勝手に思い込んでいましたから、本当にハッとさせられました。
       
      >機会があれば周囲にも内容を啓発します。
       
      ↑ありがとうございます。ぜひぜひ^^★サンドラ★

      3:53 PM サンドラ・ヘフェリン
  • そのお母様は、とても素晴らしい教育をされたと思います(^^)色々な国があって、それぞれ色々な食べ方があって、何が正しいかを決めつけない。そして子供が疑問に思ったことは、しっかりと一緒に考える・・・素晴らしいです!

    私の父(アメリカン)は、「ズルズルは絶対にだめ」の一点張りだったので、私は今でもお蕎麦・おそうめんをすすれません・・・
    お蕎麦をすすれない私を見て、友達に「ヘンな食べ方するね」とか「やっぱりハーフだね」と言われるのがイヤでした。

    でもね、私が子供だった頃は、今のように手軽に外国のものは日本で手に入らなかったんです。でもどうしてもマカロニサラダが食べたかった父は、おそうめんにマヨネーズを入れて混ぜて食べていたんです。なので、日本に来たての父にとっては、おそうめんもお蕎麦も「パスタ」と同じ感覚だったんです。そのことが理解できた時、お蕎麦をすすれない自分を、心から笑えました。

    ちなみに、私はずっと、日本ではみんなおそうめんにマヨネーズを混ぜて食べていると思っていました!(^^)

    11:49 PM Misha
    • Mishaさん
       
      面白い投稿をありがとうございます!そして
       
      >私の父(アメリカン)は、「ズルズルは絶対にだめ」の一点張りだったので、私は今でもお蕎麦・おそうめんをすすれません・・・
      お蕎麦をすすれない私を見て、友達に「ヘンな食べ方するね」とか「やっぱりハーフだね」と言われるのがイヤでした。

       
      ↑の部分は、まさに「ハーフの板ばさみ」ですね(笑)つまり片方の親(アメリカ人)が「ズルズルは(生理的に)受け付けないから子供に禁止!」する一方で、その言いつけを子供が素直に守ったら、今度は日本人に「すすれないなんて、やっぱりハーフだね」と言われてしまうあたりが「板ばさみ」だな、と。まあハーフに限らず帰国子女など、海外と日本の文化の間を行ったり来たりしている人は板ばさみに遭いやすいですが、ハーフの場合は「幼少期」から「板ばさみ」というのが特徴としてありますよね。
       
      >私はずっと、日本ではみんなおそうめんにマヨネーズを混ぜて食べていると思っていました!(^^)
       
      ↑笑いました~★サンドラ★

      3:59 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 日独ハーフで事情があって、2歳の時に父親の実家がある日本に連れて来られて、日本で育った者です。私が中学校2年生の時に、12年ぶりにドイツに帰り、レストランでスパゲティーをズルズルしたらドイツ人の母親に怒られた事をこのコラムを読んで思いだしました。何故かその時の記憶があるせいか、日本でもスパゲティーを食べる時は、音を立てないように注意しています。

    ところでサンドラさんは、伊丹十三監督の「タンポポ」を見た事がありますか?その映画の中で、マナー教室の先生が生徒さんに音を立てないスパゲティの食べ方を教えているそばで外国の方がズルズル音を立てて、スパゲティを食べるシーンがあったので、自分の過去の経験と重なって面白かったのも覚えています。

    10:52 AM マークス
    • マークスさん
       
      経験を書いてくださって、ありがとうございますm(__)m
       
      >2歳の時に父親の実家がある日本に連れて来られて、日本で育った者です。私が中学校2年生の時に、12年ぶりにドイツに帰り、レストランでスパゲティーをズルズルしたらドイツ人の母親に怒られた事をこのコラムを読んで思いだしました。
       
      ↑やっぱりこういう経験されたんですね。経験を書いてくれてありがとう!伊丹十三さんの「タンポポ」は見ていないですが面白そうですね。情報ありがとうございます!★サンドラ★

      4:03 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 何度もすみません。追記です。
    お蕎麦ですが、娘はすすっていませんね。しっかりとしつけたわけじゃないのですよ。熱かったりすると、お椀に移して、ふうふうしてから静かに食べてます。これも食い意地のなせる技!(爆笑)

    1:22 PM Jannat
    • Jannatさん
       
      けっこうなことかと思います!(^_-)⌒☆★サンドラ★

      4:07 PM サンドラ・ヘフェリン
  • うちは「どこか」ではなく「何か」ですすって良いかいけないかを教えています。そばやうどん、フォー、ラーメンなどは「すすらないと美味しく食べられない」のですすりなさい。スープやパスタはすする物ではないからすすってはいけないと。ウィーンでもパリでもラーメン屋に行けば勢いよくすすって食べます(まあ、まず行かないけど)。日本でもスープやパスタはすすりません。5歳くらいで既に判断できるようになります。いろんなものを食べさせる頻度によるかな。寧ろ、ヨーロッパの物で手で掴んで食べて良い物の方が難しいかも。

    3:28 PM Naoki Sugiyama
    • Naoki Sugiyamaさん
       
      なるほど!わかりやすく書いてくださってありがとうございます!
       
      >寧ろ、ヨーロッパの物で手で掴んで食べて良い物の方が難しいかも。
       
      ↑そうですよね、そっちのほうが判断がむずかしいかも・・・★サンドラ★

      4:08 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ドイツの日本食レストランでは最近「日本のヌードルは音を立てて食べないと失礼なんだ!」と言いながら一生懸命ズーズー(でも慣れていないからとても苦しそう)啜っているドイツ人客を見かけますよ。
    一時期中国人観光客の食事スタイルがドイツで問題になりましたが、すぐに中国政府から西欧での食事流儀についてのパンフレットが渡航前の観光客に渡されるようになったと聞きました。素晴らしい対応だと思いました。

    5:09 PM エンテ
    • エンテさん
       
      コメントありがとうございます。
       
      >ドイツの日本食レストランでは最近「日本のヌードルは音を立てて食べないと失礼なんだ!」と言いながら一生懸命ズーズー啜っているドイツ人客を見かけますよ。
       
      ↑出ました!この「ゲップをしないとアラブでは失礼なんだよね?」「ズルズルしないと日本や中国では失礼なんだよね?」とナゼか大げさに解釈してしまっているドイツ人(笑)
       
      >一時期中国人観光客の食事スタイルがドイツで問題になりましたが、すぐに中国政府から西欧での食事流儀についてのパンフレットが渡航前の観光客に渡されるようになったと聞きました。
       
      ↑マナーひとつとっても、国際交流には課題がたくさんありますね。★サンドラ★

      9:36 AM サンドラ・ヘフェリン
  • とても可愛らしいエピソードですね。
    我が家では「啜るもの」と「啜らないもの」でわけています。和食として出る麺類以外のものを啜ると父(ドイツ人)が「行儀が悪い!」と怒るので、どうしてもパスタを啜る人が気になってしまいます。いくらかっこいい男性でも百年の恋も冷めるほど‥。
    ちなみにベルリンのラーメン屋さんに行くと、啜るのが上手なドイツ人を意外と大勢見かけます。啜るのに苦戦している方もいますが、そこがまた微笑ましいというか、「ラーメンは啜る食べ物」って誰が教えたのか少し気になるところです。(ひとつの仮説として、ラーメンを食べるシーンがあるアニメ「ナルト」がドイツでも流行ったから、と聞いたことがありますが。)

    5:47 PM rika
    • rikaさん 
       
      子供なりに一生懸命考えてるの、かわいいですよね~
       
      さて
       
      >ベルリンのラーメン屋さんに行くと、啜るのが上手なドイツ人を意外と大勢見かけます。啜るのに苦戦している方もいますが、そこがまた微笑ましいというか、「ラーメンは啜る食べ物」って誰が教えたのか少し気になるところです。(ひとつの仮説として、ラーメンを食べるシーンがあるアニメ「ナルト」がドイツでも流行ったから、と聞いたことがありますが。)
       
      ↑アニメが影響しているんですか^^!いや、ありうると思います。おもしろいですよねえ。★サンドラ★

      9:40 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 可愛らしいエピソードですね!ヨーロッパにいる時は日本料理屋にい行っても麺類ズルズルはさすがに周りのひんしゅく買うのを意識して純日本人の私もできません。となりでドイツ人の夫が思いっきりズルズルやってたりするのですが、ドイツ人だとアジア人がズルズルやるより周りの人の目が厳しくないのは私の気のせい?

    ところで長年のヨーロッパ生活でどうしても苦手になっちゃった日本の習慣は「鼻ズルズル」です。もうあれを聞くと気持ち悪くて気持ち悪くて、お願いだから鼻をかんでくれーっと思ってします。

    サンドラさんは「鼻ズルズル」どうですか??

    7:48 PM A
    • Aさん
       
      コメントありがとうございます^^
       
      >となりでドイツ人の夫が思いっきりズルズルやってたりするのですが
       
      ↑笑^^
       
      >ドイツ人だとアジア人がズルズルやるより周りの人の目が厳しくないのは私の気のせい?
       
      ↑どうなんでしょう・・・でもアジア人がズルズルやると、(一部の)ドイツ人が「ああ、やっぱり・・・。アジアって、ゲップもするし、ズルズルするし、未開発」みたいな軽蔑の目で見るのはたしか。人によりますけどね。なので気のせいではないと思います。 
       
      それから質問されていた「お鼻ズルズル」ですが・・・、私は「鼻が出たらスグ鼻をかめ!(ズルズルするな)」って文化圏(ドイツ)で育ってるので、やっぱり気になるかな。ちなみに、たとえばドイツの電車で、風邪で鼻をズルズルやってると、おせっかいなドイツ人おばちゃんが、「ホラ!」とティッシュをくれたりします。それで即鼻をかまないと怒られること間違いナシです(笑)★サンドラ★

      9:46 AM サンドラ・ヘフェリン
  • わかる!幼少期がドイツ育ちだから、いまだにラーメンもうどんもそばもズルズルって食べない!
    というか吸って食べるやり方がわからない(笑)

    あとこれが日本の文化だと思いつつも、隣でズルズル食べられると音が不快で背筋がゾクゾクする(´Д` )
    たまにものを投げてやりたい衝動にかられることもあるけれども、ぐっと我慢(笑)

    12:05 AM Ronnie
    • Ronnieさん 
       
      コメントありがとう!
       
      そうなんですね~、けっこう育った国や地域、環境がけっきょくは「生理的に許せる・許せない」を決定付けるのだと改めて思いました。
       
      >たまにものを投げてやりたい衝動にかられることもあるけれども、ぐっと我慢(笑)
       
      ↑はい。我慢してくださいませ(笑)★サンドラ★

      9:49 AM サンドラ・ヘフェリン
  • はじめまして。5歳の娘(日伊ハーフ)の母です。
    うちはまだ5歳なのでハーフであることについて大きな悩みもなく、娘本人は幸せなのですが、近い将来起こりうる問題?等、ここで参考にさせていただいています。さて、我が家の最近のハーフならではエピソードは、日本人学校です。年一回のバザーに行った帰り道、娘に○○もこの学校に行って勉強しようね~と話したら、
    娘「○○はこの学校行かないよ。だって学校1つ行ってるもん。2つも言ったら、大変だよ。頭がこんがらがっちゃうよ」
    母「え~、ママ用(日本語)お勉強したくないの?」
    娘「日本に帰った時に、学校に行くから大丈夫」(体験入園・入学のこと。去年から帰国毎に通っている)
    だそうです。小さいながら、いろんなことを考えているんだなあと、感心しました。これからも新着記事、楽しみにしています。

    1:10 AM streghetta
    • streghettaさん
       
      はじめまして。コメントありがとうございます^^
       
      娘さんの日本人学校のエピソードを書いてくださってありがとうございます。
       
      >娘「○○はこの学校行かないよ。だって学校1つ行ってるもん。2つも言ったら、大変だよ。頭がこんがらがっちゃうよ」
       
      ↑って、かわいいですね~。そして、娘さんの言っていること、正論でもあります(笑)「ふつうの人」なら「学校は1つ」なわけですから。ちゃんと分かってるんですね~。でも日本人のお友達ができたり、文字(ひらがな、カタカナなど)に興味を持ったりしたら、また違ってくるんじゃないかと思います。
       
      またホームページ、のぞいてくださるとうれしいです。これからもよろしくお願いいたします。★サンドラ★

      9:55 AM サンドラ・ヘフェリン

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