不倫カップルに間違えられるハーフ

2011.7.1
日本と欧米のハーフの場合、子供の容姿が親と全く違う場合も多い。私の場合も、母(日本人)とは指の長さと耳の形は似ているけれど、それ以外の顔や体格は全く似ていない。私の容姿は欧米的なのに対し、母はアジア的な容姿。むかし母とミュンヘンで一緒に歩いていると、よく母だけドイツ人に「どこの国の留学生?」と聞かれた。親子だと説明するといつもビックリされた。
 

これはまだいいほうで、友達の女性Kさんの話。Kさんのお父さんは日本人でお母さんはスウエーデン人。Kさん自身の容姿は欧米風。

Kさんはお父さん(日本人)と仲が良く、よく都内で一緒に出かけるのだが、出かた先で妙な視線にさらされることがよくあるという。それはどういう視線かというと、周りの人に「あのオッサンもやるなあ。年いってるのに若い外人の女なんか連れまわして・・・」という視線。つまり、Kさん(ハーフ)とお父さん(日本人)は国際不倫カップルに間違われているのだ!
 
実際にそれらしきことを言われた時に、お父さんが「いやいや親子ですよ^^」と言ったらしいのだが、冗談だと思われたのか全く信じてもらえない。周りは「またまたそんなー」というリアクション。
 
上のKさんのように、欧米風の顔の娘が日本人顔のお父さん(団塊世代ぐらい)と歩いていると、「なにあの二人?!」と思われることが結構ある。しかも親子で英語を話していたりすると、「あのオッサン、年のくせに若い外人の女と英語でがんばっちゃって・・・」と周りは更に冷ややからしい。
 
 Kさんもある時期から人前ではパパとは英語ではなく、日本語で話し、周りに親子だと分からせるためにワザと大きな声で「パパー!」と言ったりしたらしい(笑)。しかし、しばらくして「パパー!」だと余計に誤解を与える、という事が判明して、最近は人前では「お父さん!」という呼び方に変えたんだそうな(笑)
 
 それでも周りの人は目を丸くするらしいけど、「あ、もしかしてあの二人、親子?!」という驚かれ方のほうが、「え?!あの二人、国際不倫?!」という驚かれ方より気分的にマシなのは言うまでもない。
 
しかしこの手の話、ハタから見たら笑っちゃうけど、パパと娘にとっては出かけるたびに頭の痛い話なんであります。          
                                            サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • Kさんのお父さんは本当にKさんと仲良しなのでしょう。それがお二人の態度や言葉使いに現れ、容姿の違いに加えて、周囲がどうしても二人は親子とは思えないカップルのような雰囲気を醸し出しているのではないでしょうか。とすると(国際不倫?)カップルに間違われることは喜ぶべきことなのでは。(少なくとも父親の立場からは。)

    そういう私(日本人)は団塊の世代で、年頃の娘(日本人)がいます。われわれは親子関係を卒業して友人のように仲良しです。顔は似ていなくもないのですが、二人で外出するときはカップルのように振る舞いたいのです。娘もいやがりません。(単に権威の全くない父親だということに過ぎないのかも知れませんが。)二人でレストランに入ると、まずお店の人から「この二人の関係は何だろう」という目でじろっと見られます。1時間もテーブルで会話しているとさすがに親子だと悟られますが、どれだけ長時間ウェイターや周りのお客からカップルと見られていられるかが、頑張りどころなのです。決して娘には大声で「お父さん」などとは呼ばせません。団塊世代の父親にとって、娘とカップルに間違われることは嬉しいですよ。

    11:59 PM JUN
    • JUNさん、お!団塊世代のお父さんからの貴重なご意見ありがとうございます^^たしかにハーフではなくても、日本人の親子でも不倫カップルに間違えられることはありますよね。ただ娘が外人顔だと周りから見ると一層強烈に見える&いやらしさが増すのがハーフとしては頭の痛いところです★サンドラ★

      1:17 PM サンドラ・ヘフェリン
  • え、これはちょっと当の本人達には気の毒。それに周囲のヘンなステレオタイプもな~。最近は国際結婚も増えているので、「親子です」の言葉を素直に信じてあげてもいいものを。
    私も昔、お父さんの会社の人と会った時、当時小学生だったにも関わらず、奥さん(お母さん)と勘違いされました 汗。よっぽど大人びた小学生だったのかも知れません。
    しかも、うちは私と妹とお母さん、全員声が同じで、電話だと聞きわけるのが難しいらしいので、もしかすると声で判断された可能性もあります。
    うちの娘はまだ4歳だけど、パパと同じ顔なので、間違っても「国際不倫カップル」にはなりませんね(爆)
    しかもうちのパパは、明らかに恋愛経験に乏しく、まだまだ子供な10代の女の子を相手に、不倫も恋愛もしたいとは思わないそうです。

    12:21 AM Jannat
    • Jannatさん、                                                                                                                                                                    <私も昔、お父さんの会社の人と会った時、当時小学生だったにも関わらず、奥さん(お母さん)と勘違いされました 汗。よっぽど大人びた小学生だったのかも知れません。

      笑!

      実はコラム(不倫カップル)に書いた話と似ているのですが、また違うハーフの女性(欧米×日本のハーフ)で両親が離婚している人がいるのですが、父親(日本人)と外で飲んだり食事したりすると、父親が「ママは元気?」って聞くそうなんです。で、その「ママ」を周りの人に「クラブのママ(飲み屋のママ)」と勘違いされたんだそうな(笑)「周りから見たら私がクラブの女に見えるってこと?!」って怒ってました。お父さんも「ママは元気?」じゃなくて「お母さん元気?」って聞いたほうがいいのかもしれません、苦笑★サンドラ★

      1:09 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 今晩は。

    親子なのに不倫カップルに見られるのは当人たちにとっては洒落にならないですね。特に日本語のパパは違う意味のパパに受け取られる可能性が高いですね。^0^)言い方変えたらどう?例えば「とうちゃん」それでも不倫と思われるのなら時代劇風に「父上」などいかが?(笑)
    東洋人と西洋人の間に生まれた子供は西洋人の顔立ちになるのが圧倒的だと思う。自分の場合は父が中国とロシアのハーフで母が日本人で、しかも自分は男なので顔立ちは母側に似てる方ですが、目鼻立ちは父のロシア方の影響か、濃い顔になっちゃいました。(笑)

    1:55 AM Kengo
    • Kengoさん
                                                                                           ちがう意味でのパパ・・・と思われちゃいますね(笑)この調子だと。                                                                                           「父上」!すばらしい。しかしまた違う意味で目立ちそう!笑★サンドラ★

      2:12 AM サンドラ・ヘフェリン
  • まず、日本の父親と娘が、成人してからは、あまり手をつないだり、仲良く話したりして出かけないからでは? 笑
    たま~に日本人友達に、オトウサンと仲良しの女性がいますが、恋人か不倫に見られるってやはり言います。

    ハーフのかわいい女の子だと、さらにそう思われるんでしょうね。。

    ワタシのオーストラリア人男性友達の娘さんは、ハーフだけど、完全に顔はKorean。
    まったく似てない感じなので、やはり親子に見られず、日本に遊びに娘さんがくると、誰もが、通訳兼愛人だと思うので、日本語できない、かつ、説明が面倒、であまり来なくなったと言ってました。

    ちょっと日本はうるさいですよね、で、不倫カップルの行く場所は、どうやら普通の場所ではないのかもっておもった今日でした。

    私にわからないのですが。。笑

    りえ

    1:58 AM rie
    • rieさん、

      さっそくコメントありがとうございます!

      <ワタシのオーストラリア人男性友達の娘さんは、ハーフだけど、完全に顔はKorean。まったく似てない感じなので、やはり親子に見られず、日本に遊びに娘さんがくると、誰もが、通訳兼愛人だと思うので、日本語できない、かつ、説明が面倒、であまり来なくなったと言ってました。

      あああ。。。これも気の毒ですね。ほんとう同情します。周りの好奇な目はかなり慣れないと耐えられない。

      ただこの手の話は日本に限らずどこにでもあるものなのだな、とも思います。たとえばウチの父親(ドイツ人)は弟(日本的な顔)とミュンヘンでよく出かけていたのですが、「ベトナムからの養子がもらえて良かったですね!」とドイツ人に声をかけられてました。★サンドラ★

      1:33 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私(ハーフ)も空港までお父さん(日本人)が迎えに来てくれてフランス式の挨拶(Bise)をすると、周りの人があからさまに会話をとめてこっちを見たりしてます。
    あと、お父さんと外でごはん食べたりするときもへんな視線が。
    不倫かまたは高校生のときなんか援助交際にも見えたのかな。笑

    5:43 AM mai.
    • mai.さん!キャー、外人の女の子が日本人の中年男性と援交!!!・・・・多くの人が飛びつきそうな話題ですが、実は親子です、という・・・。日本の一部には「白人の女イコール軽い」というイメージがありますが、こういうシチュエーションも多少は関係しているに違いありません。(親子関係だったり、または男女関係とは違う関係なのに、周りが勝手な解釈で、「男女関係に違いない!」「軽い外人が中年と遊んでる!」と勘違いしちゃう)                                                                                        ちなみにドイツ(とくにバイエルン)では年上ドイツ人+年下日本人(またはアジア系)の組み合わせは何かと「あの人、カタログで女(アジア系)を買ったのかな?」との視線があって痛いです。ウチの両親も年が離れているから、そういう目で見られている!と思春期の頃はほんとうに親と外出するのが嫌だった私。いやー、「普通の家族」って一体なんなんでしょうねえ。自分たちは普通だと思っていても、周りから見たらまるで普通じゃないとかね。また話そう~★サンドラ★

      1:04 PM サンドラ・ヘフェリン
  • あぁ・・・分かります。うちも親子だって信じてもらえないことが多い・・。こういう時、お父さんに「うちの娘なんです。」って説明してもらえると同僚や友人は納得してくれますが、やはり外で歩く時の通行人の「この二人の関係って?」という目は痛いですね・・。最近は慣れましたが!^^

    6:13 AM あんな
    • あんなさん^^道歩く人の「この二人の関係って・・・?」の視線、気になりますよねー。でも最近は慣れたみたいでよかった!こういう事も楽しめるようになれたら勝ち(?)ですよね。もちろん腹立つことも多いですが。ちなみにウチの場合、父(ドイツ人)がよく弟をミュンヘンで連れ歩いてたんですが、弟(日本人的な顔)が2、3歳の頃はレストランなどで知らない人から「ベトナムから養子がもらえて本当によかったですねー!!」と声をかけられたそうです。容姿から見て親子に見えないのは分かるけど、これを直球で本人に言っちゃう&聞いちゃうのが、さすがバイエルンという感じです(笑)まあそこから会話が弾んだりもするので、一概に悪いとは言えないのですが(笑)★サンドラ★

      12:55 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私(日本人)は、夫の連れ子(欧米人)と2人で外出すると好奇心むき出しの視線でジロジロ見られます。
    でもって、私と息子の年の差が16歳って言うのも更に拍車をかけてるんですかね。
    実子(ハーフ)2人と、異母兄の関係にあたる息子と4人で出かけるとセンセーショナルな雰囲気みたいで、道行くヒトにギョッとされて振り向かれたり、必ず二度見されます。特に現在は、息子が21歳で、実子が11歳と6歳なので「エ?まさか家族?うっそー!」って無言の好奇の視線が痛いです。
    以前、夫が出張で不在だったため、「ボクが代わりに妹の幼稚園の運動会に出る!」と息子が保護者レースに参加した時は周りのお母さんたちの反応がすごかったです。「うわっ!ダンナサン、あんなに若いのっ?」ってストレートに聞いてくれたら爆笑しながら説明できますが、厄介だったのは「子持ちシングルのママが、若いガイジン男の恋人を連れてるのかと思って感心したわー」なんて後日ウワサになってると言われたコト!(嗚呼、いくら何でも息子が気の毒だよw)
    やはり、この妙齢のオバチャン(私)と少数民族ちっくな顔立ちの実子たち(ハーフ)と金髪ガイジン若者(息子)の組み合わせで外出すると「このグループは何?」って皆さん思うようですねぇーw(どんなに想像力豊かなヒトでも私が息子の継母だとは思いつかないようですw)で、やっぱりそこに夫が加わると一気にフツーの家族に変わるところが笑える!夫抜きのアヤシイ軍団から、突然「オトーサンがガイジンだから子どもがハーフちゃんなのねー。あの若者クンは親戚かしら?」って安心感のある目で見てらえるようになりますw
    ちなみに、夫と息子も年の差が20歳なので、あんまり父子には見られないみたいデス。
    私と息子ですが、息子がまだ小さかった頃は、友達の家に迎えに行くと玄関先で「ナニーが迎えに来たよー!」って息子を呼んでくれて苦笑しましたw
    そんな時は息子は「ナニーじゃなくてボクの母さんだけど」って冷静に言い返してくれて(って実際血はつながってませんが^_^;)その家の人たちが「はぁっ?!」って驚くのを楽しそうに見てました。「あ、厳密に言うと継母だけど」って伝えた時の相手のホッとする顔と、私にチラリと向けられる「あら、アジア女が上手いコトやったのね」って言う少しイヂワルな視線。
    これは息子の学校の個人面談に私が出かけて行った時に「で?アナタは誰?息子クンとはどんな関係ですか?」って先生たちから胡散臭そうなそぶりで対応されて、事情を説明したあとの反応と同じ。
    そして、息子が大きくなった今は、「うわっ!こんな若いガイジン男を連れてショッピング?なに?なに?」ってな好奇と羨望の視線。
    私以上に居心地が悪いのは当然のコトながら息子です。可哀相に何が楽しくて私のようなオバチャンと、ってねぇw
    で、息子がボソリと「今度から一緒に外出する時は、ボクは息子デスって書いたTシャツ着て行こうかな」って冗談ともつかぬコメントをしていました。
    「エェッ?国際不倫カップル?」って真っ先に男女関係に結びつけて考えるってコトは、結局は自分の中にそういう憧れや願いがあるからなのでしょうか?まぁ、あとは逆に「けしからん!」とか勝手に決めつけて非難の目で見てくるヒトもいて迷惑ですけどね(汗)
    ヒトそれぞれ事情があるので(笑)どんな奇抜な組み合わせのヒトたちを見かけても「色々あるのねー」って様々な可能性を想像力豊かに仮定して楽しむ心の余裕があるとカッコ良いなァと感じる今日このごろです。(長々とコメントしてスミマセン)

    12:09 PM sj
    • sjさん!                                                                                                                                                                       詳しく書いてくれてありがとうございます!sjさんのこの話もそのままコラムにできそうですね(笑)sjさんのコメントを読んで私も更にまた色んなことを考えさせられました。まず、ヨーロッパなどの欧米社会では「両親が白人+子供がアジア系」の組み合わせは結構頻繁にあっても(←昔なら韓国やベトナム、今は中国からの養子をもらう白人カップルが結構いるので)、逆のバージョン、つまり母親がアジア系で金髪白人の子供を連れている、というケースはあまりないので、欧米人は好奇の目で見るのでしょうね・・・悲しいことですが。sjさんが書いていた「『あ、厳密に言うと継母だけど』って伝えた時の相手のホッとする顔と、私にチラリと向けられる『あら、アジア女が上手いコトやったのね』って言う少しイヂワルな視線。」というのを読んで、あーやっぱり欧米はそういう反応が多いんだなあ、と再確認したような気持ちです。「アジア女が上手いコトやったのね!」---これはドイツでウチの母(日本人)にも向けられていた視線で、本人(母)は天然ボケだから気付かなかったのだけれど、私は思春期ぐらいの時からこういう事にナーバスになり、かなり嫌でした。しかも母親に言っても天然ボケだから何も気付かない!!!(笑)                                                                                                                                                              
      でも、日本でも他のアジアの国でも、欧米でも思うのは・・・子供の時に「人を見た目で判断してはいけません」と習わなかったのかなー?ということ。おそらく習ったのだろうけれど、不思議な組み合わせのグループを見るとつい感覚がマヒしちゃって「何あの変な人達?!」って思っちゃうんでしょうねえ&言っちゃうんでしょうねえ。悲しいことです。                                                                                              
      日本に関して言えば、日本の子育て論でよく「他人に迷惑をかけない子に育ってほしい」というのをよく耳にしますが、たとえば日本人女性とかなり年下の白人男性の組み合わせ(←親子の場合もあるのに!)を見てスグに「え?不倫?え?なになに?」と見たり陰口言ったりすることほど「他人に迷惑のかかる」ものはありません。陰口言ってる人の親の顔が見たい!!・・・っていうのは説教になっちゃうか^^;

      でも本当に発想の自由さ、視野のひろさ、想像力があることがその人の人格を【素敵】にすると思います。いっぱい書いてくれてありがとうございますm(_)mまたヨロシクです★サンドラ★

      12:43 PM サンドラ・ヘフェリン
  • Souzou tsuku……watashimo nihon no obaachan to kaimono iku toki “misu match” na kiga shite naranai…..betsuni warui imi janakute….!!
    mago yori ryuugakusei mitaina

    5:08 PM maryko
    • marykoちゃん!それわかるー。親子だけじゃなくて、「おじいちゃんとおばあちゃん(日本人)+孫(ハーフ)」の組み合わせでも、周りから見ると親戚にすら見えない、という。。。まあ、外人顔だと日本のどこに行っても、留学生とか観光客に見られがちだよね。なんか「ゲスト」というか(笑)地元の人や長期滞在の人には見えない(涙)★サンドラ★

      12:09 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 私も!
    日本人のおじさんと買い物に
    行っていると何かとジロジロ
    見られます。
    でも最近は気分転換に髪の色を
    黒髪にしたのでなんとなく
    大丈夫な感じ、、、かも?

    父と私はとても似ているので
    大丈夫!!!
    でも母(日本人)といるときは
    (と言っても母は体が弱く一緒に
    外出した思い出は小学生で終わり)
    「(外国人の子を)預かっているの?」
    といわれたりしたみたい(笑)
    懐かしいな~

    でも不倫と思われるのはかなり
    防衛したくなるよね!!!

    「パパ~」 
    爆笑しちゃった!!!

    6:14 PM ヴィクトリア
    • ヴィクトリアさん、
      ヴィクトリアさんとおじさんは親戚なのにね。。。周りはいろいろ妄想しちゃうのかも?
      「外国人の子供をあずかってるのー?」という質問はかなりありそうな話。うむむ。。。でも前にケニー野村の「グッバイ・マミー」(新潮社)を読んでたら、お母さんの野村沙知代さんは野村監督と結婚するために自分のハーフの子供二人が邪魔だったから、「この子達(ハーフ)はエリザベス・サンダーズホームの子達で私が一時的にあずかっているの。」と周りに話していたらしい。。。昔だとハーフの子供がいると色々苦労も親としてあったと思うので、野村佐知代さんを私は個人的には嫌いになれないのですが(色々言われていたけれど、パワフルな感じがむしろ女性としては好き)、息子のケニー野村の本に書いてあったことです。ハーフのことを理解するのに、この本はおススメ。なんていうのかな、昔の日本でハーフは大変だったんだな、ということがよくわかる本だと思います。まあ家族の中の事はどこも色々あると思うので、一概に誰が悪いとは読者の私としては言えないけどね。ヴィクトリアさんもぜひAmazonで注文して「グッバイ・マミー」を読んでみてね★サンドラ★

      9:01 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 昔のハーフは今とは比べ物にならないくらいに大変だったと聞きます。ハーフ=敵の子供、と見なされた部分もあっただろうと思います。
    その時代、サッチーがエリザベス・サンダーズホームに子供たちを預けたとしても、その時代背景を考えると、一概にサッチーはとんでもない親だ!と決めつけるのは酷でしょうね。

    7:22 AM Jannat
    • Jannatさん、昔はハーフは別の意味(敵国の子供だ!アメリカ人の子供だ!毛唐!など)で大変だったでしょうね。。。サッチーはハーフの子供二人をエリザベス・サンダーズホームに預けてはいなかったんですよ。ただ自分(サッチー)と一緒にいる二人のハーフの子供を、周囲に説明がつかないから、一部の人達に対して「この子達は本当はエリザベス・サンダーズホームの子供達で、私が一時的に預かっている」という言い方をしていたそうです。ケニー野村さんが本「グッバイ・マミー」でそう説明しています。★サンドラ★

      10:06 AM サンドラ・ヘフェリン
  • サッチーは子供二人をエリザベス・サンダーズホームに預けてはいなかったんですね。すみません。
    当時はそこまでして「嘘の」説明をしないといけなかったんですね。
    「グッバイ・マミー」を呼んでみます。

    1:24 PM Jannat
  • グッバイマミー
    興味深々!!!
    かなり深いお話みたいで
    読んでみたい!
    で、倹約してる私は図書館で
    予約。。。(^^;)

    サッチーさんって
    昔は色々苦労されたんだ。。。

    今でさえもハーフはとても
    苦労するのに。
    特別な目で見られ
    白人でもない
    日本人でもない

    白人
    日本人
    白人
    日本人

    と自分の中でアイデンティティーが
    行き来してぐったりした事もある。

    9:22 PM ヴィクトリア
  • 親子で容姿(特に人種的な意味での外見)がかなり違う場合、そしてそれが当事者には迷惑な誤解を招く場合、結構面倒だよね。。。

    アジア風外見の父と欧米風外見の成長した娘だと「不倫カップル」か…それもホント、迷惑な誤解だけど、そういうステレオタイプが実際にあるからそうなっちゃうのかな…

    これがアジア風外見の母と欧米風外見の子、特に赤ちゃんとか子供だと、日本だと「あ~お子さんハーフですかあ~」となるけど、アメリカとかだと母がアジア系のナニーかベビーシッターと間違われることあるんだよね…なんていうか、実際そういう人種の異なるナニーやベビーシッターが多い地域(たとえば都市部で裕福なワーキングマザーが多いところとか)では、見分けるのも難しいし…

    米国人の(ハーフじゃない白人系の)友達が、アジア人の男性と結婚して、どちらかといえばアジア風外見の自分の子を連れてアメリカの田舎町を歩いていたら「いつ養子をもらったの?」って聞かれたと言ってた。確かにそういうファミリーも多いから、これまた見分けるのが難しいけど「私のbiological childよ」って説明しなくてはならないのもいちいち面倒だし、大きなお世話という気がする…

    1:03 AM N☆
    • N☆さん、説明しなきゃいけないのが、まず面倒ですよね^^;お母さんがアジア系で子供が白人系だと、確かに母親がメイドさんやベビーシッター、ナニーに間違えられる、ということはあるみたいですね。アメリカもそうだと聞くし、あとは日本でも広尾や麻布などはアジア系のメイドさんやベビーシッターさんも多いことから、アジア系の母親+白人の子供の組み合わせは「ベビーシッター?ナニー?」と聞かれてしまうようです。私が育ったドイツの場合はなんていうのかな、アジア系のナニーやベビーシッターはあまりいないけど、かといって、アジア系の母親+欧米顔の子供が一緒に歩いていて、周りから好意的な視線がよせられるかというと、そうではないんですよね。。。なんていうか、ヨーロッパには何かの暗黙の了解で「欧米人の親がアジア系やアフリカ系の子供を育てるのはOK」(←おそらくアフリカやアジアからの養子をもらう欧米人カップルが多いからこういう発想になる)、でも母親がアジア系で欧米的な容姿の子供を連れていると、周りはすぐに「なんで?どうして?」ってなるんですよ。その「なんで?」が決してフレンドリーなトーンではなく、なんか納得していないから聞いているんだろうな、と思わせるいかにも不満げなトーン(苦笑)世の中どこの国もまだあまりオープンじゃないみたいですね、内面は。おもて向きはパソコンやiphoneでこんなにも情報が得られるのにね!★サンドラ★

      1:28 AM サンドラ・ヘフェリン
  • う~ん、アジア系の養子やベビーシッターはOKでも、アジア系の親と見た目白人の子供の組み合わせはなんで?になるんだ~。それのどこが悪い?
    そういう私も白人の親とアジア系の養子は結構見たけど、逆はあまり見たことがない。
    私が初めて好きになった人は、中国系ベトナム人で、ベトナム戦争孤児でした。7歳の時にドイツ系アメリカ人の裕福な家庭に引き取られ、とても大事に育ててもらったそうです。彼の育ての両親は、彼以外にも、自分の娘2人と、アフリカ系の養女を大学まで出して、育て上げたすごい人達。しかも全ての子供達の大学の授業料や経費を負担。奨学金は大学に行きたくてもお金がない人のためのものだから、というアメリカ人としてはかなり珍しい考え方でした。
    実際はアジア系などのカラードの裕福な夫婦も、知らないだけで、白人やアフリカ系などの孤児を育てた人もいるんですよ。だけどなぜか「ありえない!」という顔をされてしまう。
    なんでなんだろうな?自分の子供として育てる、というのはお金もかかるし、手続きも物凄く大変だから、相当の人格者じゃないとできないのに。

    10:35 PM Jannat
    • Jannatさん、
      せっかく興味深いテーマについて書いてくれたのに、レスが遅くなってごめんなさい。
      Jannatさんの書いていた

                                                           <実際はアジア系などのカラードの裕福な夫婦も、知らないだけで、白人やアフリカ系などの孤児を育てた人もいるんですよ。だけどなぜか「ありえない!」という顔をされてしまう。なんでなんだろうな?自分の子供として育てる、というのはお金もかかるし、手続きも物凄く大変だから、相当の人格者じゃないとできないのに。

                                                           という部分について考えてみました。思うに、白人(といっても白人の全員ではなく一部ですが)は「自分が優位であること」にこだわるからではないでしょうか。「自分が優位であること」が大事だと考えた場合、「自分(白人)がアジア系やアフリカ系の子供を育てる」ぶんには優位でいられるけど、逆はプライドが許さないんじゃないでしょうか。つまり裕福で人格者のアジア人夫婦やアフリカ系夫婦が白人の子供を養子にして育てる、という事そのものが、白人(注:一部の白人)のプライドや「自分たちが世話をしてあげる側」の優位な立場を覆すものだから気に食わないんだと思う★サンドラ★

      8:04 PM サンドラ・ヘフェリン
  • ああこれねえ、欧米人の彼女とか奥さんがいる東洋人男性全員が経験するイヤなことと共通するよね。欧州人のパートナー連れて日本食レストランとか日本食料店で買い物すると、すれ違いざまにマンガみたいな大きな目でこっちをじーっと見てくるか、もしくはパートナーの存在を無視するかどっちか。。。これねえ駐在員の奥さんとか、観光客とかならまだわかるんだよ、ところが顕著にこういう反応をする人って、国際結婚している日本人妻とか日本とどこの国か知らないハーフまでもいるんだよね。。。てかあんたとかあんたの親だってそういうカップルじゃんどこが悪いの?って本気で昔は怒鳴りつけてたたけど最近は、もう呆れるしかないしそういう人たちとできるだけ関係持ちたくないのも事実だよ。正直ここでこういうこと書くとまたいろいろ言われるだろうけど、外人になりたいから欧州人の恋人と付き合ってるんだろうとか、ハーフの子供が欲しいから付き合ってるのとかあからさまに、自分がもしくは自分の子供がそういう人たちから日本人以上に言われると正直、最近やってる射撃の腕をその相手を標的に試したいほどの怒りが爆発するよ。国際不倫とかなんとかかんとか言うけど別に本人が好きでやるのならいいんじゃんと思うけどね。
    逆にそういう形でしか他人を見れないってどうなのかなと思うし
    段々そういう人たちと絶縁をしているから関係ないかなとも
    思うけどね。まとまりのない文章ですみません!!

    5:03 AM angry JP guy
  • うん、私も。。。この間64歳の父と一緒にTsutayaに行って、会員更新の手続きをしたかったです。そして、29歳の運転免許持ってない私が「旦那さんの運転免許でも結構です」と・・・言われちゃった・・・ ( – _ – メ 😉

    10:26 PM ゆりこ
    • ゆりこさん、
      あらら。。。お父さん&娘なのに、夫婦に見られちゃったんですね。。。
      こういうのホントよくあるみたいです★サンドラ★

      10:49 PM サンドラ・ヘフェリン
  • 欧米人の父親とアジア系の外見の娘が一緒に歩いていたら(特に東南アジアでは)かなり不愉快な誤解をされますね。そういえば作家の故森瑶子さんが昔海外のホテルでイギリス人の夫と飲みに行った後でホテルに戻ったら娼婦を連れ込もうとしていると間違われ止められそうになったという話を読みました。タイなどでは女性を連れ込むと追加料金を加算するホテルもあるそうで、そういうことを前提としているシステムにビックリしたことがあります。

    12:04 AM Saori

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です