朝日新聞DIGITALのハーフの記事

2015.9.2

今朝の朝日新聞のオピニオン面(19頁)に「ハーフ」を取り上げた「ことばの広場」が載りましたが、デジタル版はこちら↓です。

(ことばの広場 校閲センターから)「ハーフ」は和製英語

なお、こちらに続き、9月4日(金)と18日(金)の両日の「こちら人権情報局」のコラムに私も登場しますので、ぜひチェックしてくださいね。

サンドラ・ヘフェリン 

追記⇒

上記の記事「(ことばの広場 校閲センターから)「ハーフ」は和製英語」は時間が経つと読めなくなるので、以下にコピペしますね↓
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朝日新聞デジタル 
(ことばの広場 校閲センターから)「ハーフ」は和製英語
2015年9月2日05時00分
 今年、ミス・ユニバース・ジャパンの優勝者が例年以上に注目を集めました。大会史上初めて、いわゆる「ハーフ」の女性が日本代表になったためです。
 その宮本エリアナさんは母が日本人、父がアフリカ系米国人。生まれも育ちも国籍も日本ですが、学校では肌の色を理由にいじめられ、代表に選ばれた際も「本物の日本人じゃない」「代表にふさわしくない」と心ない批判を浴びたそうです。7月14日付本紙「ひと」欄にも登場し、「ハーフへの偏見をなくしたい」と語っています。
 「ハーフ」は英語のhalf(半分)から来た言葉ですが、国籍や人種の異なる両親の間に生まれた人を指す使い方は和製英語とされます。当事者にも広く使われていますが、「日本人として半人前と言われているようだ」と嫌がる人もいます。本紙「声」欄にも、二つの文化を受け継いでいることにもっと自信を持てる呼び方に変えられないか、という意見が寄せられています。
 戦後、進駐軍の軍人を父に持つ子どもは「混血児」などと呼ばれて差別された歴史があり、今のように憧れも込めて「ハーフ」と呼ばれるようになったのは1970年代から。ハーフのアイドルグループ「ゴールデン・ハーフ」が人気を博し、芸能やスポーツの分野で活躍する人が増えたことで印象が変わったようです。
 こうした経緯から、「ハーフ」と聞くと、テレビで見る「白人系の顔で英語もぺらぺら」の芸能人を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかしこうした偏ったイメージがあることで、それに当てはまらないハーフは疎外感や差別に苦しんでいる、と本やブログに体験をつづる当事者もいます。
 そもそも「ハーフ」だからとひとくくりにし、特別視すること自体が国際化の流れにそぐわない面もあり、配慮が必要な表現だと言えます。(細川なるみ)
 
 ◇ことばに関して日頃お考えのことをお寄せ下さい。メールはkotoba-hiroba@asahi.com へ。
 〈+d〉4日、デジタル版(http://t.asahi.com/htke )に詳しい記事が載ります。
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コメント

  • 記事、読みました。

    歴史認識で間違ってる箇所があるけど、この記者、ちゃんと勉強したのかな?って思いました。これ、サンドラがいろいろ話したん?何を話したか、また教えてな

    デスクの圧力に負けて「これからはダブルと呼ぶべき」なんて書かないといいけど

    7:45 PM Okamura Hyoue

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