宮本エリアナさんの「立場」を考える

2015.6.15

私、先週CCTV Englishのインタビューを受けてきました。日本語で(笑)・・・放送の際には英語の吹き替えがつくかと思います。また放送日が決まったらホームページ上でご案内いたしますね。⇒追記!6月25日(木)の日本時間午前10時に放送されることになりました。リンクを貼りますね。

テーマは「日本社会においてハーフであること」です。

さて、「日本社会においてハーフであること」を考える時、タイムリーな話題というのもありますが・・・宮本エリアナさん(ミス・ユニバースの日本代表。日米ハーフ)のことをよく考えます。

日本はハーフタレントが多いとか、日本も国際化して昔より色んな国の人がいる、色んな国のルーツを持った人がいる、、、などと言われていますが、宮本エリアナさんの例を見ていると、イザ「日本国籍を持ち、日本で育ち、日本語が母語の日本人」が「日本代表」となると、肌の色や容姿がいわゆる「外国人風」というだけで、いかに風当たりが強いか、という点について(悪い意味で)考えさせられます。

そんな(一部の)風当たりが強い中がんばっている宮本さんですが、彼女は頻繁に「自分の経験してきたこと」として「差別」についても語っています。差別とはつまり彼女が「黒人系ハーフ」として日本社会で受けてきた差別ですね。

日本のメディアに関しては、エリアナさんが日本大会において総勢43人のファイナリストの中でグランプリを獲得した2015年3月には、日本のマスコミもエリアナさんを頻繁に取り上げていましたが、最近はフィーバーが少しおさまったようで以前のように沢山は取り上げられていないようです。

逆に最近は海外メディアが多くエリアナさんを取り上げています。たとえばThe New York TimesABC NewsDaily MailやドイツのSPIEGELなどが彼女のことを取り上げています。が、そういった中、海外メディアが頻繁に「宮本エリアナさんは半分黒人のハーフであるがゆえに日本社会で長年差別に遭い苦労してきた」と報じている事について「日本の評判が悪くなる」とか「何もミスコンを機に大袈裟にその点(日本での黒人ハーフに対する差別)を取り上げなくても」という意見が内外からあるようなのです。

現に過去にミス・ユニバースジャパンの指導にあたったフランス人のイネス・リグロン氏は、自身のFacebookで宮本エリアナさんについて以下のように述べています。

コピペ:
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Ines Ligron
12. Juni um 14:42 •
日本の人達は、私がナショナルディレクターをしていた時の日本代表を好んでいたし、祝ってくれたわ。
私が思うに、今の日本の人達は、新しい日本代表が「ハーフ」だから興味がないのではなくて、「日本代表」に興味がないんじゃないかしら、、、残念ね。
外国のメディアが、日本人が人種差別をしていると報道しているのに対して、とても怒りを感じたわ。だって、私が日本に15年間住んでいたときに、一度も人種差別をされているって感じたことがないのよ。
それに、道端ジェシカやローラなど日本ではハーフモデルがとても人気よね。彼女達は日本人女性たちのアイコンよ。
メディアは、ただ大きな情報を作りたいだけか、ウソの情報をながして可能性もあるから、ただたんに、ニュースを信じてはダメよ。
Japan used to celebrate my winners even though they did not look like conventional Japanese beauties….
My opinion is that Japanese people nowadays, do not care that she is hafu or not. They just do not care about who wins in general and that is sad.
The foreign news agencies are creating a buzz outside of Japan and it upsets me to see them making Japanese people perceived as racists when i beleive they are not. I lived in Japan for 15 years and never felt rejected at all. Never.
Also why “hafu” topmodels like Jessica Michibata or Lola are such huge Japanese icons in general????
Again do not trust the news,,,,,, they are selling you something which is called sensational news or bullshit!

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さて、たかがミスコンとはいえ(?)これは大きな問題です。

エリアナさんは今、日本代表の座をつかんで、発信できる立場にようやくなれたからこそ、自分の過去の経験も含めた辛い胸の内を明かしながら発信しているのですね。

この彼女の行為を否定してしまうと、「問題があっても(←黒人系ハーフとして差別されても)ガタガタ騒ぐんじゃない!」という乱暴な理論になってしまいます。

実際に、無意識のうちかもしれませんが、上記のイネスさんのように、宮本エリアナさんに対して「何も問題がなかったかのように振る舞う」ことを求めている人が少なくないのですね。この問題については、こみいった問題でもあるのでまた別の機会にでも書こうと思っていますが、イネスさんのように「白人」の人、そして大人になってから日本に来た人が「日本に差別はない」と言い切ってしまうことへの違和感を拭いきれません。エリアナさんは、「黒人系のハーフ」、そして子供の頃から(ハーフが少ない)日本の小学校や中学校で過ごしているのですね。つまりエリアナさんこそ「現場の人」といえます。

そしてもう一点。もしも、宮本エリアナさんがミス・ユニバース日本代表に選ばれる前に、「日本における黒人または黒人ハーフへの差別体験」について語ったとしたら、おそらく一部の人より「それをバネに、がんばるべき」「まずは成功してから、語るべき」「まずは何かを成し遂げてから、発言すべき」といった声が多かったに違いありません。が、エリアナさんが「何かを成し遂げた今」または「何かを成し遂げようとしている今」、発信をしても、(一部からは)叩かれているのですね。

・・・となると、宮本エリアナさんは日本代表になったとはいえ「典型的なハーフがブチ当たる壁」に現在ブチ当たっているといえます。

もしもエリアナさんが「日本代表」ではなく、日本語にアクセントのある外国人タレントのような存在(厚切りジェイソンのような)だったら、おそらく叩かれなかったでしょう。やっぱり「日本代表」になったから叩かれているのですね。そしてそこに根強い差別を私は感じます。

・・・っと色々書いてしまいましたが、エリアナさんにはこのまま突き進んでほしいですね。

応援することしかできませんがこれからの活躍を期待したいです。

サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • 同感です。「日本に差別はない」と思う人たちはただ単に日本で差別を受けていない人達であって、実はさべつなんて色んなところでおきています。逆に差別のない国なんてないのでは?でもやっぱり、日本人は「純日本人」なんて言葉を作るぐらいなんだから日本人ぽくない顔の持ち主に日本代表と言うタイトルがついてしまうとムカツク人も出てくると思います。ただ僕が一番重要だと感じていることは、はだの色や、見た目より、日本で産まれて日本の文化を沢山吸収した者こそが日本代表なのだと信じています。

    3:23 PM 龍馬ルイス
    • 龍馬ルイスさん、
       
      さっそくのコメントありがとうごあいます。
       
      差別に関しては「自分がされなかったから他の人もされない」という考え方は危険ですよね。想像力が足りないとはまさにこのことを言うのだと思ってます。
       
      >ただ僕が一番重要だと感じていることは、はだの色や、見た目より、日本で産まれて日本の文化を沢山吸収した者こそが日本代表なのだと信じています。
       
      ↑同感です。

      またこれからもちょくちょくコラムを書いていきますので、のぞいてみてくださいね★サンドラ★

      9:35 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 同感です。 訪問で日本に行くと、 相手は大人、「外国人」として温かく迎え入れてくれます。 でも育ったら、普段接する相手は子供。 容赦ないです。 私は東洋人なので、 言わなきゃわからないけど、 友達に日本以外の国の血が流れてるってナニゲに言っただけで、 変な目で見られた事はあります。 アメリカでもそうですが、 一部のシチュエーションと 一部の場所を知るだけで、「差別はない」と言ってしまうのは、軽率です。 こちらだって、 目立った差別がない うちの近所と、 どこかの田舎じゃ差別の有無も違います。

    5:01 PM きいろ
    • きいろさん、
       
      コメントありがとうございます☆
       
      そうなんです、差別問題って難しくて、色んなパターンがある。白人には優しいけど黒人には冷たい人はいますし、たとえば少しテーマが違いますが、社長令嬢にはセクハラしないけど、(下っ端だと見られている)別の女性にはセクハラし放題の人だっているわけです。ですので、こういう場合、社長令嬢が、「私は●●さんにセクハラされなかったから、●●さんはセクハラをしない人だ。」という旨のことを言うのは的外れですね。「一般には目につかないところ、声をあげにくい人に対して、その人がどういう行動をしているか」というところを追求する必要があるのに、それをせずペラペラと話すのはちょっとどうかと思うことも多いです。「しがらみ」がある人に対して人はだいたい変なことはしないです。逆に「しがらみ」がない人に対してどういう態度をとっているかということですよね、差別問題や、セクハラなどの問題に関しては。★サンドラ★

      9:39 AM サンドラ・ヘフェリン
  • いやあ、非常に難しく複雑な問題だと思いますよ。

    二つの問題が混在していて、そこがメディアによって意図なミスリードが行われているのか、単純にダイバーシティについて考えが浅いだけなのか問題がごちゃまぜになっていると思うんですよね。

    1. 宮本さんは過去にハーフである事を理由に差別を受けていた事。
    2. 宮本さんがミス・ユニバースの日本代表に選べれた事に対してネガティブのコメントがある。

    リグロンさんのコメントは2に対する反応なので、本人も1を否定はしていないと思います(その様な面は彼女の文章からは感じ取れません)し、日本語訳には語感のチョイスに特殊な意図を感じます。私も日本で育つ上で個人的に差別された事は何度もあり、それは言葉の暴力のみではありませんでした。しかし、それは私の個人的な経験なので、それをベースに「日本は…」と国民全体を断罪するってのは間違ってると思うんですよ。限られた事例をベースに多人数を断罪するのはまさに我々ハーフが抗っている偏見と同じメカニズムですから。私はある事例の偏見のみピックアップして別事例を無視すると言うのはモラル的に道理が通らないと思います。宮本さんもその点は気を付けて発言しているんですが、なぜかインタビューしている記者が変な解釈をして記事にしているんですよね。

    宮本さんに対するネガティブなコメントもネットに有象無象と存在する匿名の方々の声なので、そればかり取り上げて「日本はまだまだ未開の国」などと海外のメディアが報道しまくってるのも困った話だと思いますよ。アメリカ・フランス・中国等でも全く同じ話はありますからね。「日本に差別は無い」と言ってる人がいるならその人は現実を知らない人なのは確かですが、「日本だけ差別が多い」と言う報道は論点のすり替えです。日本特有の問題では無く、世界中で同じ問題があるので、そこで視野をワザと狭くして「しかしこれは日本の問題だから…」と言う人も一体なにが目的なのか勘ぐってしまうんですよね。そこが問題では無いハズなんですよ。問題はメディア側のダイバーシティに対するリテラシーなのではと思います。

    6:02 PM テッド
    • テッドさん、
       
      たしかに欧米のメディアがエリアナさんの事を取り上げる時「日本での黒人系ハーフへの差別」をメインに取り上げていますね。その際メディア側に「どういう意図があるか」と考えるのも大事だとは思いますが、私自身に関しては、「他国の差別問題」を外国のメディアが取り上げるのは必ずしも悪い事ではないと思っています。メディアに限らず、個人であっても、外から見たほうが、冷静に他国の差別問題が見えることもありますしね。私個人の経験で恐縮ですが、私はドイツに住んでいた頃はトルコ系移民の二世がほとんどいない学校に通っていました。そのため学校や日常生活においてトルコ系移民の二世との交流はほぼなく、そういう学校(外国にルーツのある生徒が少なく、ドイツ系ドイツ人の多い学校)に通っていたため、そこでの空気のようなものに十代の頃などは呑まれてしまっていました。空気に呑まれていた、というのは、そこの学校では「トルコ系移民の人達=関係ないし、たとえ関係があったとしても『下』にいる人達」という見方がまかり通っていて少なからず私もそういった考え方の影響は受けていたはずです。ところが、そのど真ん中にいては、それが差別であるということさえ気付かないことも多い。日本に来てしばらくして、ドイツという国とはまったく「違う空気」を日本で吸ってから、過去を振り返った時「ドイツの差別問題」が自分の中でよりクリアになりました。なので、たとえば日本における在日の問題などについても、いったん国を出て、欧米などに行ってみてからのほうが日本での在日の問題が、どの点が差別なのかなどといった点も含めて、よりクリアにわかってくるケースもあります。
       
      もちろん、外国のメディアの中には「読者に対して、日本がいかに差別的な国であるか、そこをメインに発信したい」という、よからぬ意図を持った人がいないとは言えないし、そういった懸念もわかるのですが、かといって、日本に「黒人や黒人系ハーフに対する差別が無い」わけではないでしょう?だったらそれについて取り上げる事は意義あることだとも思いますし、現にエリアナさんは(記者からの誘導的な質問がたとえあったとしても)そういった差別的な扱いをされるという経験を日本での学校生活の中で確実にしているわけですから、そういった「発信」があって何が悪いのかとは思いますね。
       
      逆に日本のメディアが例えば「ドイツという国においては、こういうところが差別的だ」とやっても、私はそれが事実であれば、怒る気にはなれないし、悪いことこそどんどん発信するのがマスコミの役割だと思いますけどね。★サンドラ★

      10:48 AM サンドラ・ヘフェリン
  • サンドラ先生のこの記事に大変共感・同感しました!
    声を上げていく…こと、本当に大事ですね…。
    サンドラ先生の著書(ハーフ苦労系)も、とても大事な発信だと実感しております。

    イネス・リグロンさんは、階層的にとても洗練された1流の世界の住人だからこそ(人望ある人ばかりの世界)…自らでは差別を感じない…のでは?と素人推測したりしました。

    私個人のマインドは、日本人でなく日系人メンタリティーです(日本国籍・純アジア人容姿ながら)。逆に日本人と括られるのは嫌なタイプです(ややこしい性格なので)。
    日系人は歴史的な背景はあるので…複雑です。

    話が変わってしまいますが、Ask.fmで日系アメリカ人の方にお訊きしたら…お若い方は日系でなくアジア系アメリカ人というメンタリティーに変化してきていると教えてもらって…時間の効果でそういう風に変わっていくのか…と深く感じるものがありました。

    日本も更に時間が経てば、色々と変わっていくのかもな…と思いました。日本もこれでも大昔よりは海外系差別は減ってきた方ですからね…。
    朝ドラ『マッサン』のモデルの方のリアルエピソードとか聞くと…ホラーです…。

    6:11 PM sa-ya
    • sa-yaさん、
       
      先生だなんて(笑)
       
      ほんとうに時代とともに、どんどん良い意味で変わっていっているのは確かですよね。その証拠に、今回宮本エリアナさんは日本大会で「日本代表に選ばれた」という事実だってあるわけですし^^
       
      そしてそして
       
      >イネス・リグロンさんは、階層的にとても洗練された1流の世界の住人だからこそ(人望ある人ばかりの世界)…自らでは差別を感じない…のでは?と素人推測したりしました。
       
      ↑私もそう思ってます。このテーマはミスコンに限らず「現場の人」VS「駐在員的な立場の人」の間で起きがちな問題でもあるので、またいつか書きたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願い致します★サンドラ★

      10:36 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 前にも書いたと思うのですが、日本に限らず、大人になってから別の国に移住するのと、子供のうちから育つのは違います。イネスさんのように大人になってから来日し、日本語もあまり上手ではなかった人は、日本で本当の意味で外国人がどう見られているか、は知りようがないです。イネスさんよりも長く日本に住む白人の人達だって、差別を受けてきている人は沢山いると思いますよ。「差別はない」のではなく、「あるけど知らない」だけです。
    でも個人的には、宮本さんを叩く人達以上に問題だと思ってしまうのは、見た目「外国人」の女性が日本代表に選ばれたと見た途端、関心を失ってしまうと言うか、日本の代表だと心から思えずに、応援する気をなくす人達が本当は多いのではないか、と思ってしまいます。いじめは世界である理不尽なことで、誰にでも起こりうることなのに、ハーフだからいじめられた、と言うと、自分には関係ない、理解できないと感じてしまう。宮本さんに少しでも「外国人性」を見てしまうと、そこで無意識に壁を作ってしまって、「宮本さんは自分達の代表ではないし、ハーフだからといういじめも共感できない。ミスコンは欧米のものだし私達には関係ないから」みたいに考えてしまうことのほうが、むしろ問題ではないか、と私は感じます。
    この無関心さが、自分の娘を大きくなるまで日本で育てようと思えない要素なんだ、と最近になって気付きました。娘が大きくなって理不尽ないじめを受けた時に、「ハーフのいじめは先生には分からない」と言われそうでとても怖いからです(実際、本当にそう言われたハーフの子供達もいると聞いたことがあります)。

    6:24 PM Jannat
    • Jannatさん、
       
      興味深いコメントありがとうございます。
       
      >でも個人的には、宮本さんを叩く人達以上に問題だと思ってしまうのは、見た目「外国人」の女性が日本代表に選ばれたと見た途端、関心を失ってしまうと言うか、日本の代表だと心から思えずに、応援する気をなくす人達が本当は多いのではないか、と思ってしまいます。いじめは世界である理不尽なことで、誰にでも起こりうることなのに、ハーフだからいじめられた、と言うと、自分には関係ない、理解できないと感じてしまう。宮本さんに少しでも「外国人性」を見てしまうと、そこで無意識に壁を作ってしまって、「宮本さんは自分達の代表ではないし、ハーフだからといういじめも共感できない。ミスコンは欧米のものだし私達には関係ないから」みたいに考えてしまうことのほうが、むしろ問題ではないか、と私は感じます。
       
      ↑なるほど・・・たしかにそうですね。
       
      宮本エリアナさんに関しては思うことが沢山あるので、また何回かに分けて書いていこうと思ってます。宮本エリアナさん自身に興味があるのももちろんですが、今回のケースによって、色んなことが見えてくるというのがポイントかな。「見えてくること」って、良いことばかりではないんですけどね。ただ念のために言うと、宮本さんが「日本代表」に選ばれたということ、つまり彼女を選んだ人達がいることは高く評価したいですね。★サンドラ★

      9:46 AM サンドラ・ヘフェリン
  • やはり、ハーフ、ミックスにも、一人一人受け取り方、考え方の違いがあるから、実際ハーフやミックスの人の中にも差別は無いと感じる人ももちろんいれば、感じる人もいますよね。子供の頃から日本に住んでいるのも、大人になってから日本に住んでいるのも、感じ方もまた変わってきますよね。でも、日本に差別は無いとは100%言い切れませんよね。差別が無い、というのは、例えば、肌の色が黒い、目の色が青い、髪の毛がクルクルもしくは金色など、どんな容姿でも、日本に居れば日本人だと心から思うことが、差別が無い、と言えるかと思います。これが例えばヨーロッパ、欧米圏の国での話だと、ほとんどみんな不思議がらないですね。だけど、日本やアジア圏の国での話だと、それはそれは不思議ですよねたしかに。だって、明らかにアジア圏の国は、髪の毛が黒くて、肌の色が同じような色の人が多くて、目の色もだいたい黒か茶色が多数ですもんね。そのようなところで肌の色が暗かったり、目の色が青かったり、髪の毛がクルクルもしくは金色だったりすると、それはアジア圏の人から見たら、彼らはアジア出身では無い、と考える方が多数でしょうね。これは、人それぞれですが、差別と言う人もいますし、差別ではなく、しょうがないというか、自然に起こることだと言える人もいますでしょうね。例えば、他の国での差別の話で、アメリカに焦点を置いてみると、日本人の数々の人は、アメリカは差別が少ないようなイメージが数々あったり、実際に聞いたことがあります。でも、とっても差別的なことを取り上げることが多い国だと、現地にいる人は知っています。例えば、白人系、スパニッシュ系、黒人系、メキシコ系、インド系アジア系、多くの人種がアメリカに住んでいますよね。生まれも育ちもアメリカに住む黒人系アメリカ人にしたインタビューで、彼は先ほど私が書いた多種多様な人種の順番を私に伝え、それが、アメリカに住んでいる人の人種のランキングだと伝えられました。私は、ランキング?はて?といった感じで話を聞きましたが、黒人系の彼が、アメリカでの彼に対しての黒人差別や、他の黒人系に対しての黒人差別や、他の白人以外の人種への差別が、多々あると伝えてくれました。これも、彼の意見であり、歳によって、人によって、人種によって、意見は全く違います。ただ彼が感じていることは本当に彼の周りで起きているから話してくれました。彼は私に、アメリカでは白人以外だと出来ないことが多々ある、例えば就職活動、いくら良い大学に出ていても、白人を優先されることが多い、特別何かに優れていない限り、黒人や、白人以外の人種が白人を越せる事は滅多に無い、もしくは、黒人がある街の一部でパーティや、集団になっていると、近くに住んでいて、それを発見した白人が警察を呼び彼らを逮捕させる、または追いやるなど。そして、白人だと何も言われないが、スパニッシュ系、黒人系、メキシコ系、アジア系の人たちがアメリカに住む場合は、彼らはアメリカ人とは言われなく、スパニッシュ系アメリカ人、メキシコ系アメリカ人、アジア系アメリカ人、そして黒人には、アフリカ系アメリカ人もしくはアメリカ系アメリカ人などと、黒人同士でもどこ出身かによって差別的な言葉があります。白人以外は、アメリカ人にはなれないんだ、と、彼は主張してくれました。これは彼の意見であり、アメリカに住む全員の意見ではありません。なので、どなたから見るアメリカはまたイメージが違いますし、偏った意見だけでは良くないですよね。この話を聞いて、やはり差別は日本だけではなく、世界で起きていますね。楽しく幸せに生きていけたらそれが幸せですが、少なからずそれを苦として生きている人もいるわけですね。少なからず、警察の間違った逮捕や、人の間違った人種差別が少なくなると、いいのですが、これには時間がかかりますね。
    宮本エリアナさんの子供の頃の体験は苦しかったでしょうし、だけど、ミス日本に選ばれたことにとても誇りを持ちますし、彼女にも自信を持ってこれからも生きていってほしいですね。どんな容姿をしていても、彼女が一番美しかったから、日本一に選んだミスユニバース審査員にも感銘しました。日本はとっても良く変わってきていますと感じます。世界もこの調子で、徐々に差別が少なくなって、幸せな人が増えると、良いですね。

    8:35 PM マリーアベル ボリバー
    • マリーアベル ボリバーさん、
       
      アメリカでのこと、詳しく書いて下さってありがとうございます。差別問題は日本だけではなく世界中に残念ながらありますよね。
       
      日本に関して言えば、一つ大きく評価したいなって思うのは、今回エリアナさんが「日本代表」に選ばれたこと。20年前だったら応募したとしても、選ばれなかったかもしれない。でも今回は、選ばれた。それだけ日本も変わってきているし、これからも変わっていくことのある意味第一歩なのだと思います。★サンドラ★

      9:54 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 追記です。
    宮本さんは日本人に見えない、と世間では言われますが、私には正真正銘の日本人に見えます。

    10:10 PM Jannat
    • Jannatさん、
       
      そうですね、あのやわらかい感じとか日本的だと私も思ってます★サンドラ★

      9:47 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 一連のミスコン騒動を国外から興味深く読み聞きしておりました。
    移民の受け入れ枠拡大で元々ドイツにルーツを持たないドイツ国籍保有者が今後更に増え、「ドイツの伝統」や「文化」「古来からのドイツらしさ」が失われると危機感を募らせる人達とミスコン議論が何となく重なりました。何がルールか?ですが、ミスコンの応募者条件が「日本国籍を有する云々」と規定されている限り、条件を満たし応募したエリアナさんを問題化するのは間違っており、ミスコンの応募規定を取り上げるのが論理的な展開ではないかと思うのですが。。。

    10:32 PM エンテ
    • エンテさん、
       
      コメントありがとうございます。
       
      >移民の受け入れ枠拡大で元々ドイツにルーツを持たないドイツ国籍保有者が今後更に増え、「ドイツの伝統」や「文化」「古来からのドイツらしさ」が失われると危機感を募らせる人達とミスコン議論が何となく重なりました。
       
      ↑重なる部分がありますよね。
       
      そして!エンテさんが書かれていた
       
      >何がルールか?ですが、ミスコンの応募者条件が「日本国籍を有する云々」と規定されている限り、条件を満たし応募したエリアナさんを問題化するのは間違っており、ミスコンの応募規定を取り上げるのが論理的な展開ではないかと思うのですが。。。
       
      ↑はとてもドイツらしい考え方だと思いました。たしかに選ばれた側の「人」(今回に関していえばエリアナさん)についてネガティブな事を投げかけるのは酷ですよね。コメントありがとうございます^^★サンドラ★

      9:50 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 「欧米などに行ってみてからのほうが日本での在日の問題が、どの点が差別なのかなどといった点も含めて、よりクリアにわかってくるケースもあります。」は全くその通りだと思います。私も京都の被差別部落・在日コミュニティで育ち、16歳からアメリカで20年過ごすと言う経験を経て「外目線」を養えたと思います。アメリカで別のタイプの差別を経験したり、別目線からの日本を見ていなければ恐らく日本で経験した事だけをベースにしか判断できなかったと思います。

    私は日本でハーフである事を理由に棒で叩かれる…だけならマシで、腕を折られたり刺されたり。色々な意味で川崎で殺された少年に共感する所です(かれはハーフの苛められる側でしたが)。自分の祖母から「外人の汚い血が混ざっている」と言われ育ちました。「日本に差別は無い」と私が思う事は一生無いと思います。

    しかし、それは世界中でも同じ事だと思います。それは外に出て分かりました。

    イネス・リグロンさんのコメントですが、あれは彼女のFBページに貼られていたものだったんですね。だったとしたらかなり棘がある日本語を使うなぁと思います。しかし、飽くまでも彼女の個人的な意見を書いただけでしょう。「自分は日本に15年住んでいる間に一度も差別を受けた事は無い」と書いているだけで、「日本に差別は無い」とは言ってません。そこは小さい様で大きな違いだと思います。

    理由ですが、「日本にこの様な差別はある」と言うのは可能性の話であって、疑問に思う人は居ないと思います。特に黒人や黒人ハーフに対する差別は他のミックスと比べるとヒドイと感じますから。しかし、だからと言って日本人すべてがその様な考えを持っていると発信するのは誇張・嘘になります。海外メディアが最近宮本さん関連で発信しているメッセージは「日本人達はエリアナさんが日本人らしく無いと言っている」と言う文脈ばかりなんです。これについてはHafu Japaneseコミュニティでも「またかよ」と言う感じで呆れている人も出てきています。

    それはそれで危険な状態だと思うんですよ。宮本さんが意図せずにジャパンバッシングの旗手にしようとしているのでは無いでしょうか?バッシング目的の意図的でセンセーショナルな報道が健康的な議論に発展するとは思えませんし、本人にとっても望む結末を得られない結果となるのではと危惧します。その点、本当に心配です。

    9:37 PM テッド
  • Mixの人がスポーツで日本代表になってもほとんど騒がれないのに、ミスコンだと騒がれるのは、ミスコンが(スポーツのように根性で成果を出すわけではない)遺伝子で決まる見た目バトルだから。

    どんなに「人格も試される」と言い訳しても、短足で水着姿が美しくない人はどんなに立派な内面を持ち合わせていても、アウトです(苦笑)

    見た目バトルのミスコンでいわゆる外人ルックスの人が代表に選ばれたら「え?」と思う人は結構いると思います。
    (でもみんな表立っては言わないでしょうね)

    宮本さんは中学卒業後にアメリカ留学したそうですが、なぜ日本に帰ってきたのでしょう?

    彼女は、自分と同じような人がたくさんいて快適なはずのアメリカを捨てて、「差別だらけ」のはずの日本にすぐに帰ってきました。
    (結局日本のほうが自分に優しい社会であると判断したのでしょう)

    また、「日本は外見で人を判断する社会だ」と不満に思っているそうですが、ならばなぜ見た目が勝負のミスコンに出るのでしょうか。

    そういう背景を考えると「自分の受けてきた差別を、これを機会に世界に向けて発信」というのはなんだかなぁと思いますし、「こんな時に言うことではない」という意見にかなり同意します。

    10:58 AM とおりすがり
    • とおりすがりさん、
       
      コメントありがとうございます。
       
      さて、とおりすがりさんが書かれていた
       
      >宮本さんは中学卒業後にアメリカ留学したそうですが、なぜ日本に帰ってきたのでしょう?彼女は、自分と同じような人がたくさんいて快適なはずのアメリカを捨てて、「差別だらけ」のはずの日本にすぐに帰ってきました。
      (結局日本のほうが自分に優しい社会であると判断したのでしょう)
       
      ↑という書き方についてですが、やさしくない書き方だなと感じました。
       
      以前エリアナさんがインタビューで「高校時代にアメリカへ行った時のこと」を語っていました。内容はおおまかに以下の通りです。
       
      ●ずっと日本で育ってきたが、父親のほうのルーツも知りたくなり高校時代アメリカへ渡った。そこでは黒人や黒人系の人も同じ学校にいて、今まで日本にいた時に「見た目が人と違うこと」について悩んでいた自分(エリアナさん)は、アメリカで自分と似たような容姿をしている人を見て以来、気が楽になり、自分の容姿が気にならなくなった。しかしそれと同時に、自分が英語が話せず英語力がないことで、同級生等と上手くコミュニケーションがとれずそのことが新たに悩みとなったこと。アメリカのヒスパニックや黒人系の人はマイノリティーといえども現地(アメリカ)で既にコミュニティーができあがっていて、エリアナさんみたいにたどたどしい英語を話す人はあまりいなかったこと。そのことで疎外感を感じたと同時に、自分が生まれ育った日本がやはり故郷だと感じ、日本に帰ってがんばってみようと思ったこと。
       
      ↑まあザッというと、上記のような感じです。私が読むと、彼女のこの「心の動き」は高校時代の時も含めて本当に当然で自然だと感じるのですが、ちがうのでしょうか。とおりすがりさんが書かれた「(エリアナさんは)アメリカを捨てて」という書き方は的を射ていないように感じました。もう少し人の立場に立って「感じる」ことはできませんか?★サンドラ★

      11:04 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 説明が足りないので追記です。

    見た目バトルとはつまり、遺伝子品評バトルですよね。努力で変えられるのはせいぜい体重くらいでしょうから。

    だから、外国人の遺伝子が優位になっている外見を「最も美しい」として「日本の遺伝子の代表」として扱う現状に「え?」と思う人が出てくるのだと思います。

    (そしてその辺がスポーツにおけるMix代表との違いだと思います)

    社会運動をするのは自由なのかもしれませんが、例えばMixのスポーツ選手はいつ何時の大会においてもそのスポーツ以外の事には言及しませんよね。白人以外のMixの人も。
    ミスコンの代表って、特別なんですか?

    11:10 AM とおりすがり
    • とおりすがりさん、
       
      たしかにおっしゃるように「見た目で努力できるのは体重ぐらい、あとは(ミスコンは)遺伝子品評バトルである」というのは正論だと思います。そういう意味では「ミスコン」自体を疑問視したほうがもしかしたらよいのかもしれませんね★サンドラ★

      11:14 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 「人の立場に立つ」「優しい書き方をする」、大事なことですね。

    でも、「言葉の問題にぶつかって帰国する」ということは、日本の差別のほうが楽だと思ったからですよね。アメリカでの疎外感に比べたら日本のほうが楽だと思ったからですよね。

    そして、日本居住を選ぶとはつまりアメリカでの暮らしを捨てるということです。

    ちなみに、黒人よりもっとマイナーな人種でも、宮本さんより遅い年齢になって移住しても(つまり言葉のハンデはますます大きい)、アメリカで生きていくために努力をしている人はたくさんいます。
    (そういう人種の場合はノンネイティブの比率が上がるから仲間を見つけやすいのかもしれませんが、どのみち就職の段階でネイティブと争うことになります。そして黒人系でも英語ネイティブでない人はそれなりにいます)

    そういう人たちをたくさん見ているので、サンドラさんのいう「言葉の問題で帰国」について「そうだよねそうだよね、仕方がないよね、言葉のハンデがあったのでは生活できないよね」とはさほど思えません。

    高校の3年くらいではまだまだハンデが残るのは当たり前で、多くの人たちはそれ以上かかっても踏ん張り続けます。高校あたりからアメリカに来て大学を経て現地で生活している人はたくさんいます。特に人種としてはもっとマイナーなアジア人種の多くが相当な踏ん張りを見せています。

    私は、宮本さんの肩を持つ理由がないので、サンドラさんの感覚では「優しくない」言い方をします。私の見聞をもとにすると「日本が嫌だと言っていたのにたった3年で結論を出して帰ってくるなら、やはり日本のほうが自分に優しいと判断したのだろう」と思います。別に悪いことでもなんでもないですが。

    2:35 PM とおりすがり
  • 連投いたします。

    宮本さんは代表に選ばれた初期の段階で「私は差別に耐えてきたのだから精神力では負けない」と発言したそうですが、それについて、
    「え?楽しい美の祭典(につながる序章)でいきなりこんなこと言うの?なんか変だな」と思った人は結構いるのではないでしょうか。

    あともう一つ、どうせなら今までどおりにアジアンルックスの人を代表にしてほしかったですね。日本はアジア国ですし、アジアンの地位を向上させる、アジアンルックスをメジャーなものにする機会にしてほしかったです。そしてそれはアジアの存在をアピールするための戦略なのですから、差別と言われるようなものではないと思います。とはいっても日本国内で仕切っている人が外国人だからそういうのを嫌うのかもしれませんけど。。

    2:36 PM とおりすがり
  • サンドラさん、こんにちは。

    「スポーツ選手が活躍すれば日本代表としてバックグラウンドに関わらず賞賛される、でも宮本さんは何故ハーフであることが特別視されるのか」「逆に宮本さんが語る日本での差別は取り上げられるのに、アメリカでの疎外感は問題視しないのか」など、様々な方面に議論が広がっていますよね。

    私は前回もコメントをさせて頂いたとおり、メディアが宮本さんが体験したいじめ、差別を取り上げる一方で、宮本さんを応援する地元の方のコメントは海外メディアで紹介されることもないのが不満でした。
    もちろん決して日本の社会に問題が無い、差別が無い、と言いたいのではなく、また宮本さんの発言に異をとなえたいのでもなく、ともすれば「経済大国とは言っても、まだまだ日本は差別が多いアジアの国なんだよ」となりがちな欧米メディアに一石を投じてくれた、というか(ごめんなさい、これはかなりの主観です)

    また成人してから外国人として移住するケースと、子供の時から現地人として育つケースでは、その国の抱える問題への理解が雲泥の差、というのはもちろんだと思います。でもリグロンさんの発言も日本で勤め、日本人を指導した経験がある外国人女性の一意見として尊重されてしかるべきだし、それを「いやいや、社会的地位も高い外国人女性だから差別を感じないんでしょう?」と言うのは、あれ?異なる意見も同じく尊重するのが互いへの理解の一歩だよね?と思います。

    10:37 PM Sarasa
    • Sarasaさん、
       
      こんにちはー。たしかに地元の人達(長崎)の応援などは欧米メディアでもっと取り上げられるてもよいと思います。それができていないのは残念ですよね。
       
      さてイネス・リグロンさんの発言ですが、やはり「苦労をそれほどしていない人」は「苦労をしている人」の話をする時に気をつける必要はあるかと思ってます。★サンドラ★

      10:49 AM サンドラ・ヘフェリン
  • × ともすれば「経済大国とは
    ○ リグロンさんの発言は、ともすれば

    です。
    読み返すと主語が抜けていて、わかりにくい文章になっていました。失礼しました。

    8:38 AM Sarasa
  • サンドラさん、こんにちは。

    私は最初から、宮本さんが日本代表になってくれたことは大賛成でした。美しい容姿に、明るい性格。ミス・ユニバースの出場者として適任でしょう。ただしそれは、彼女が出れば日本は世界から多様性を認める国として見てもらえると期待してのこと。宮本さんが自らの経験を通して考えてきたことを主張するのを阻むならば、なんて自分は偽善的だったのだろうと反省しました。

    私には様々な国籍の友達がいますが、現状では日本人が皆海外にルーツのある人を受け入れられるわけではないのでしょうか。そして、外国の人の中でも欧米人(白人とは必ずしも同じカテゴリーでもないかも)とそれ以外の人の扱いも違うのでしょうか。日本人は差別なんかしない!と言い切りたいところですが、宮本さんたちがそう感じていなのであれば、それも問題だと思います。差別しない人たちが、無理解によって人を傷つけることもあるのかもしれません。

    私たちはもっと分け隔てなく、相手のあるがままの心情に寄り添うべきだと考えています。

    4:53 PM せおり

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