ハーフと愛国心Part3(日独ハーフの視点13)

2010.10.13

引き続き「ハーフと愛国心」についてです。今回はちょっと深めのお話です。

ハーフと愛国心。これは興味深くも複雑なテーマです。というのは「ハーフと愛国心Part 1」「ハーフと愛国心Part 2」にも書いた通り、日独ハーフは「ドイツと日本、どっちが好き ?」、「オリンピックはドイツと日本、どっちを応援するの ?」などと頻繁に聞かれますが、簡単に答えられる質問ではないからです。

ハーフはどちらの国に「愛国心」を持っているのか ? 日本なのか ? ドイツなのか ? いや、ハーフはそもそも愛国心自体を持っているのか ? なかなか微妙なテーマです。

…ハーフに愛国心はあるのでしょうか ?

色々な形の愛国心があると思いますが、私には「愛国心」という言葉はあまりにも「一直線」に聞こえます。なんだか、ある決まった方向に走り出したまま止まらない人のようなイメージ。ハーフの場合は、二つの国の血が入っているので、「一直線にバーッと走っていく」っていうのは難しいと思うのですね。「一直線にバーッと走っていく」というのは、たとえば「日本は全ての面において優れている」とし、外国人がその事について疑問を発すと「日本人以外は黙ってろ」となってしまうような形の愛国心。上記の「日本は全ての面において優れている」の中の「日本」を「ドイツ」に置き換えても同じです。なんかこう一直線に右も見ず左も見ずに、良い意味でとらえれば一途、悪い意味で解釈すれば暴走しちゃうような愛国心。こういう形の「愛国心」を持つことは複数のルーツを持つ人には難しいんじゃないかなあ (でも例外もありますので、後ほど書かせていただきます)。

一つ言えることは、小さい時から二つの国と接点を持ち、どちらの国の良いところも悪いところも見てきたハーフの場合「この国のみが絶対的存在 !」みたいな感情になるのは難しいんじゃないかと。

以前、「ハーフはナニジン ?」でハーフのアイデンティティーについて書きましたが、「愛国心」というものをその人のアイデンティティーとつなげて考えると「自分のアイデンティティーはドイツ人」という日独ハーフのほうがドイツの考え方・やり方に共感している場合が多いし、逆に「自分のアイデンティティーは日本人」だという日独ハーフは日本の社会・日本のやり方に共感している場合がやはり多いようです。でも沢山の日独バイリンガルのハーフと話をしてきた中で、その感情はあくまでも「共感」であって「愛国心」と言うほどの強い感情ではないように感じます。

日本とドイツ、両方の国の好きなところは沢山あるけれど、どこか冷めた目で見ていたりするんですよね。

でも私はこれが悪いことだとは思ってない。むしろ、ある程度の距離感を持って自分の国を眺めることができることが健全な状態だと思っていたりする。恋愛と一緒で「この国 (またはこの人) の全て良し !」なワケないですからね。冷静に「どの国にもプラスとマイナスはある」という結論にたどりついちゃうのです。

なんだ、自分はドイツ人と日本人の両方 ! なんて言っておきながら、結局は両方の国を第三者的な目でしか見れないのね、なんて声が聞こえてきそうですが、そもそもハーフは「この国のためなら死ねる」的な愛国心を持つことは難しいんじゃないかな。もっとも、ハーフでなくても、今どき「自分の国のために死ねる !」なんて思っている人はほとんどいないと思われますが。

では何故ハーフは一つの国に「アツく」なれないのか。一つの要因として、ハーフはそもそも最初から「部外者扱い」されちゃうことが多い、という事も一つの原因だと思います。ハッキリとは言われなくても、生粋日本人には「アナタはドイツと日本のハーフだから、あっち (ドイツ) の人」と勝手に枠組みを決められたりしますし、またドイツにもやたら「日本」を強調し日独ハーフに対して “Du bist ja Japanerin.” (訳:「アナタは日本人」) と連発する生粋ドイツ人がいたりします。

ハーフが「部外者扱い」されやすいことについては、言語学者で日独ハーフの木村護郎クリストフさんも話されています。木村さんは小中高と日本の学校に通い日本で育ち、ドイツへは夏休みに遊びに行く程度だったのですが、よく周りの人に「夏休みはドイツへ帰るんだね。」と言われたそうです。木村さんはこの『帰る』という言葉が引っかかったと言います。自分の生まれ故郷は日本なのに、「ドイツへ『行く』」ではなく、「ドイツへ『帰る』」。そう言われたことで「周りの人は自分を日本に根ざした人」とは見てくれていないんだな、と感じたそうです。

このことについて木村護郎クリストフさんは以下のように書かれていますので、ご覧ください。

「『ドイツに帰る』面白い経験として、私が名古屋生まれの名古屋育ちであることをよく知っている人が、私がドイツへ行くことを『ドイツへ帰る』と表現したことがこれまで何回かありました。『今度の夏休みドイツに帰るんだって?』とか。ちょっとぎくっとします。本当に『容姿』と関係するかはわからないのですが、邪推するに、どことなく日本人じゃない顔をしている人は『故国』(それは日本ではない)に『帰る』はず/べきだという前提がどこかに無意識のうちにあるのかな、と思ったりしました。ときどき、こうやって『隠された前提』が表面にあらわれるのかもしれませんね。」(木村護郎クリストフさん)

逆のバージョンでドイツの元首都Bonnで生まれ育った日独ハーフの女性も、長年一緒に学校に通ってきたドイツ人の同級生に卒業の際に「卒業後はやっぱり日本に戻るの?」と聞かれ悲しくなったそうです。もしかしたら同級生が「卒業後は日本に行くの?」と聞いていたらだいぶ違ったかもしれません。同じ質問のようですが、「戻る」と「行く」ではだいぶ質問の意味が違ってくるように思います。

上記のエピソードの背景には、悪気はないものの、多くの日本人がハーフに対して「ハーフはそのうち自分の国(ドイツ)に帰るもの」と思っていること、そして多くのドイツ人がハーフに対して「日本とのハーフはそのうち日本に帰るはず」と思っている現実があります。でも日本で育ち「自分の国は日本」と思っているハーフは「国に帰るんでしょ?」と聞かれると悲しい気持ちにさせられるし、逆にドイツで育ちドイツが母国の日独ハーフは生粋ドイツ人に「いずれは日本に戻るんでしょ?」と当たり前のように言われるとやっぱり悲しくなるのです。

仲間に入りたいけれど、簡単に入れない。
すんなりと「こっち側の人間」として認めてくれない。
いつだって「あっち側の人間」だと言われてしまう。

ハーフはそんな経験を多かれ少なかれ幼い時からしているので、どこか「そんなものか」と良い意味でも悪い意味でも割り切っているというか諦めているところがあり、イマイチ一つの国にアツくはなれなかったりします。

でも「例外」もいるんですね。日独ハーフなのに、一つの国にアツい気持ちを持ちながら、もう一方の国が嫌いなハーフもいるんです。「ドイツが一番 ! 自分はドイツ人だし、日本は変な国 !」と思っている日独ハーフや、逆に「日本が一番! 自分は日本人だし、ドイツを含む外国はなんだか怖い」なんて思っているハーフも数は少ないけれど、存在します。

そういう考え方をするハーフには「長い間にわたり執拗にいじめられた過去」があったりします。「ドイツが一番だし自分はドイツ人。日本は嫌い」と思っている日独ハーフは、長年ドイツ人に「日本人だから目が細ーい !」(ドイツ語:“Japaner haben so Schlitzaugen!” ※Schlitzaugeは目が細いこと。Schlitzaugeはドイツ人が日本人を含む東洋人をバカにする時に使う蔑視的な言葉)、「日本ってどうせ極東の端っこにあるんでしょ。」「日本人って、なんでいつもあんなにペコペコするの ?」などの嫌味を言われたり、いじめを受け続けた結果、心に傷を負い、自分がバカにされる主な原因である「日本」を自分の中で全面否定する事で自分を守る。そしてその過程で、日独ハーフは「ドイツ人よりもドイツ人らしく」なろうとがんばってしまう、という悲しい現実があります。

逆に「日本が一番 ! 私は日本人だし、外国はなんだか怪しいし怖い。日本人が一番勤勉だし、外国人はルーズで信用できない。」と考えているハーフも一部にいますが、話をよくよく聞いてみると日本の公立小学校や公立中学校で長年にわたり執拗ないじめを受けてきた過去があったりします。日本の小学校で長年、外国人であるお母さんの事を周囲の同級生にバカにされ (「日本語できないオマエのお母さんはバーカ」など、子供の言う事は時に実に残酷です)、ことあるごとに「外国人だからアナタはダメ」というメッセージを周りから送られ続けた結果、ハーフ自身が「日本人より日本人らしく」なろうと努力をしたはよいけれど、気が付いたらハーフ本人が「外国嫌い」になってしまっているケースです。

私はこれを「いじめがもたらすハーフ右翼化現象」と呼んでいます。イジメがもたらす悲劇です。

上記のような右翼的な考え方が大人になってからハーフの人格の一部になってしまっているケースも確かにありますが、だいたいは子供の頃や思春期に右翼化しても、大人になるにつれ色んな事が見えてきて考え方が変わるようです。よって大人になってからも右翼ハーフであり続けるケースはむしろ稀といえます。

なにを隠そう私自身が思春期の一時期、日本を毛嫌いする右翼ハーフだったのです。

「右翼化した」理由は… 笑わないでくださいね。当時ミュンヘンに住んでいたのですが、思春期だったし、私は「クールでありたい」(Ich wollte “cool” sein….)という願望が強かったのです (17歳でした…)。そんな時に周りの生粋ドイツ人のクラスメイトに「日本人っていつもカメラをぶら下げて写真をパシャパシャ撮っていて変だよね。いつも団体だし。」とバカにされました。続いて「サンドラのお母さんも日本人だから、ミュンヘンの市庁舎の前で、いつもパシャパシャ写真撮ってるわけ ? あははー」なんて言われちゃったのです ! クールが一番の17歳にとって、これは大問題です。

少し説明しますと、当時ミュンヘン市庁舎の前で写真を撮っている日本人団体観光客が多かったんですね。他人をバカにしたいドイツ人の若者にとっては日本人観光客は格好の対象だったのでしょうね。日本という国はドイツから遠く、ミュンヘン地元のドイツ人の多くは日本人や日本との接点がない。個人的に日本人と知り合いだというドイツ人はあまりいないのです。そして彼らにとって「日本人」のイメージは「市庁舎の前で写真を撮っている日本人観光客」だったのです。よって日本人とかかわりのないドイツ人、そして「他人をバカにしたい症候群」の一部のドイツ人の中では当時「日本人=団体でカメラをパシャパシャやる人達」になってしまい、日本人をバカにするような雰囲気がミュンヘン地元にあったのも事実です。今考えると、外国人観光客をバカにすること自体がとんでもない話なのですが、ことあるごとに「日本人だからカメラでパシャパシャやるんでしょ。」とか「日本人だからいつも団体なんでしょ。」と日本についてバカにされているうちに、自分も日本と距離を置きたい、なんて思ったのでしょうね、17歳の私。

自分が「ドイツ人よりドイツ人らしくなる」ために、そして周りの生粋ドイツ人に仲間として認めてもらうためには一緒になって日本を否定するしかなかった、というのがおそらく17歳の私の言い分だったのでしょう…。怖いですね。そして同時に悲しくなります。

このカメラの話、実は私かなり根に持っているようでして、今でもドイツ人観光客が日本でお寺の写真を撮っていたりすると、「あんなにカメラを持ってる日本人をバカにしたクセに自分もカメラで写真バンバン撮ってるじゃない !」なんて一瞬怒りの感情がこみ上げてきたりします(苦笑)。すぐに我にかえって「まずいまずい、関係ない人に怒っちゃいけないよね」なんて心の中で自分にツッコミを入れてます(笑)。

話を元に戻しますと、思春期の一時期とはいえ、いじめられた結果、右翼化してしまい、外国 & 外国人大嫌いのハーフになってしまうとは皮肉ですね。

なので「日本とドイツのどっちが好き ?」の質問に対して「日本のほうがドイツより好き ! ドイツは大嫌い !」的な事を言うハーフがいたら、「まあ ! 日本が好きなのね^^」と喜んでいる場合ではありません。心に傷を負っている可能性があります。

ハーフの愛国心が一つの国に偏っていたら、心に傷を負っているというサインかもしれません。

仲間に入れてもらいたくて一つの国への愛国心まっしぐらになった結果、もう一方の国を見下すことになるよりも、大人になった今、私は両方の国に対して親しみを持ちながらも適度な距離感を持って接することができるぐらいのほうが「ハーフの愛国心」としては健全な形かな、なんて思うのです。

                                          サンドラ・ヘフェリン

コメント

  • これ読んで、私が高校生だった時のことを思い出しました。
    オーストリアのインターナショナルスクールに在学中だったころ、学校のバスツアーがありました。
    日本人観光客をターゲットにした犯罪が多いため、私がそういった犯罪に合わないためにやったことは「日本人観光客に見えない服装をする」「大きな団体で行動しない」「日本語を話さない」でした。
    でも今考えると、殆ど強迫観念にかられてやっていたので、服装は必要以上にダサくてボロボロで垢ぬけない感じの子供でした。
    そのころからすでに、日本人離れをしていた感じなので、無理をして「日本人観光客に見えなくする」ようなことをしなくてもよかったと、今は思います。

    8:23 PM Jannat
    • Jannatさん、そのヨーロッパでの話、すごく想像つきます!誰かにこうされるから、それを防ぐために自分が防備してああする、とか、誰かにこう言われるから、そう言われないために、事前に自分がこうする、とか、そういうのって本当に面倒くさいですよね。精神衛生上よくないけど、でも色々言われたりするのを気にする年齢でもありますよね、思春期は。私はいま思春期じゃなくて本当によかった(笑)★サンドラ★

      1:33 AM サンドラ・ヘフェリン
  • 今思い出したけど、当時の私にはもっと深刻なこと、ありました。
    当時の私は、ヨーロッパ人にも日本人にもなれず、どちらのグループに入ることもできなくて、常に孤立していました。もともと一人が苦痛ではない、というのもあったけど、高校生の場合は、単独行動を続けていると、本当に一人になってしまうんですね。「一人が好き」と思われちゃうし、誰も誘ってくれなくなる。
    今考えると、かなり無理をして一人にならないようにしていた人が多かったけど、当時はそれが分からず、自分がヘンだと思っていました。
    私の「一人上手」はここで養われたようなものですが、当時は「一人が好きなのはおかしい。自分は孤立する運命なんだ」と勝手に決めつけていました。
    でも今なら「一人上手は、たとえ世界中が敵になったとしても、自立して強く生きて行ける!」と言いたいです。だって社会人になってまで一人の時間が嫌、楽しくないから誰かとつるむ、というのは子供と同じだと思ってしまいます。かなりきつい!?

    12:02 AM Jannat
    • Jannatさん、どっちの国にも属すことができないと愛国心もわかないですよね。でも逆の考え方をすると、どちらにも属せない・属さないことを乗り越えた時に本当の意味で自由になれるのかもしれません。国や集団、組織、なんでもそうですが、「属す」ことで安心してしまい、その組織の外のものに対して排他的になることも多いのが(歴史を見ても)現実だし、みんなと仲良く同じ事をずっとやってツルむ・・・って良い事ばかりではない気がします。「発言小町」を読んでいても、要は「ツルむのが辛い」って相談ばっかりですよ、私から見ると。まあ、人間まるっきり一人で生きていけないのはたしかだけど、ある程度一人でも生きていける。いやむしろ一人では全く生きていけない、と思うようでは、生きていけない。・・・・なんだか、へんてこりんな文章になってしまいましたが、そういう事なんだと思います★サンドラ★

      11:31 PM サンドラ・ヘフェリン
  • う~ん、ツルむのつらいんだったら辞めれば?と思っちゃうような相談ですね。確かに人間は完全一人で生きてはいけないけど、一人上手になるのは必然ですよ!今はそう思います。

    11:42 PM Jannat
  • まぁ…ハーフは難しいですよね。でも自分的にはハーフとして生まれて両本の国で過ごせるのは得だと思います。
    俺は日本生まれ育ちのフィリピンハーフで今はフィリピンで大学に通ってます。まぁ母親方の家族がこっちに居ると言うのもあって最初は英語習得目的で来たんですが、何年も居るとやっぱりフィリピンにも愛着心みたいなのが出てきますよ。フィリピンは発展途上国ということもあってこっち来たころは何を見るのも日本基準だったんですが今では日本の悪いところもたくさん見えるようになりました。
    日本人が考えるフィリピン人っていうのは典型的な色黒のマレー系東南アジア人みたいな感じですよね。たしかにそれが多いのは否定できないんですが、フィリピンは日本と違って歴史的に見て混血社会なので色々います。まぁそれで自分の母親が割と色白っていうのもあって自分は日本では黙っていればハーフともわからない顔をしています。なので小中学校の時ハーフだからいじめられたとかそういう経験もなかったんですが、周りにはやはりフィリピンのハーフがけっこう居ていじめられてた人も居たわけなんですよ。それを見てたらやっぱりフィリピンに劣等感を抱きますよね。
    フィリピンにも日本のハーフがけっこう居ますが、こちらは中国系が多い事もあってそれほど変わった目では見られません。でもやっぱりフィリピン人も日本に固定観念みたいのがあるわけなんですが。よくからかわれたのは包茎手術のことですね(笑)日本人って基本的にやらないじゃないですか。こっちではカトリック国家というのもあって早くて幼児、遅くても12,3歳ぐらいまでには済ましておくのが普通なんですよ。自分も済ましてるわけなんですが(笑)それに加えてこっちでもよく日本のアダルトビデオがあるのもあって(笑)日本人=包茎みたいな考えを俺に向けられてすごく不愉快だったのを覚えてます。なんか汚い話ですいませんが、けっこう傷つくんですよこれ。男ならドイツでもそういう葛藤があると思います。
    まぁハーフだといろいろ苦い経験もありますが、自分の国(両方)を外から見れるようになって考え方もいろいろ変わるので結局は得してると思います。まぁ両方の国で過ごした人限定ですが…
    それで愛国心はひとつの国だけに向けなくてもいいと思います。
    自分的にはフィリピンで日本を馬鹿にされれば嫌な気分ですし、
    日本でフィリピンを馬鹿にされるのも嫌になります。
    なぜ嫌かと言うとそれは周りの人がその国の事をあまり詳しく知らないばかりに安易に無知な発言をするからだと思うんですよね。それを両方の目線で見れるハーフは絶対得をしてます。
    国籍はともあれ愛国心にそこまで執着しなくてもいいと俺は思います。
    長々とすいませんでしたw

    1:15 PM Japinoy
    • Japinoyさん
       
      書きにくいテーマについて、書いてくれてありがとうございます(笑)性的なことについて、男同士特有のイジメはあるでしょうね。
       
      性的なことって書きにくいのでコラムに書くのを躊躇していたのですが、書き方を考えて、そのうち書くかもしれません。
       
      私は女性なので女性の立場からの経験しかありませんが、以下の事を感じたことがあります。
       
      たとえば黒人の女性が白人男性の集団にポーンと入っていくのが居心地が悪いのと同じく、白人の女性が黒人男性の集団にポーンと入っていくのは女性として物凄く居心地が悪かったりします。日本⇔欧米でもそれは同じです。男性の集団の中に、一人だけ違う人種の女がいると、女性は男性に必要以上に物凄く性的な目で見られることが多いですね。女性として居心地の悪さを感じるのはそういう時ですね。あまり語られることのないテーマですが・・・・ 
       
      >自分的にはフィリピンで日本を馬鹿にされれば嫌な気分ですし、日本でフィリピンを馬鹿にされるのも嫌になります。なぜ嫌かと言うとそれは周りの人がその国の事をあまり詳しく知らないばかりに安易に無知な発言をするからだと思うんですよね。
       
      ↑私も日本人に「ドイツ人って、なんていうか細やかさがなくてガサツだよね。」と言われるの嫌だし、ドイツ人に「日本人っていつもヘラヘラしてるね。」と言われるのも嫌です。ほんとうにその地域に根付いて色んな経験をしたら安易に上記のような発言は出てこないと思うし、そこを中途半端な経験で語り始めるからそういう言い草になってしまうのだと思います。残念ですよね。また色々語りましょう~★サンドラ★

      10:50 PM サンドラ・ヘフェリン
  • こんにちは。イギリスに長年住んでいたのですが、去年ドイツ人の夫と共にベルリンに越してきた日本人です。日独関係の記事なんかをネットサーフィンしてたら、サンドラさんのコラムに辿り着きました。ハーフの悩みって、異国で長年暮らす外国人の悩みと似ていて共感できるところもあり、でも決定的に違うのは、ハーフは「外国人」ではないので、本当に理不尽ですよね〜。人間ってなんでこうも視覚的情報に振り回されるんでしょうね。

    カメラのエピソード、私もヨーロッパで生活している間に何度も似たようなことを経験して、最初はムッとして「日本に来るヨーロッパ人もよく節操無くお寺や神社の前でめっちゃ写真撮りまくってるよ。」と言い返してたんですけど、最近は「あれ?知らなかったの?ホラ、日本ってカメラいっぱい作ってるでしょ。産業のプロモーションのために日本人旅行客は頼まれてやってるんだよ。おかげで今世界中で日本のカメラが使われてるでしょ?」とか真顔で言って笑わせてます。

    ところで Japinoy さんも似たようなことを上に書いていらっしゃるように、2つ以上の国、文化を知るってことって、本当に貴重な体験ですよね。自分の国の習慣・常識が絶対ではないということを身をもって知るって、今の時代すごく大事な気がします。ずっと前に国際協力機構で理事をなさっていた緒方定子さんが「本当の意味でのナショナリストになりたいなら、まずはインターナショナリストになりなさい。」というようなことを何かのインタビューでおっしゃってたのを思い出します。ハーフだと(日本での華やかなイメージとは裏腹に)苦労も多いでしょうが、子供のころから2つの国・文化と触れ合えるという点は、絶対に人間を豊かにしてくれると思います。

    もうサンドラさんのコラムほとんど全部読んじゃったので、新しいコラム楽しみにしてます!

    4:27 AM Shoko
    • Shokoさん

      コメントありがとうございます!そしてレスが遅れてすみません。

      >ハーフの悩みって、異国で長年暮らす外国人の悩みと似ていて共感できるところもあり、でも決定的に違うのは、ハーフは「外国人」ではないので、本当に理不尽ですよね〜。

      ↑Shokoさんのようにハーフでない日本人の方に、ハーフのことを理解してもらえるのは本当にうれしいです!すんなりいかないことが多いので・・・。

      それにしても、

      >カメラのエピソード、私もヨーロッパで生活している間に何度も似たようなことを経験して、最初はムッとして「日本に来るヨーロッパ人もよく節操無くお寺や神社の前でめっちゃ写真撮りまくってるよ。」と言い返してたんですけど、最近は「あれ?知らなかったの?ホラ、日本ってカメラいっぱい作ってるでしょ。産業のプロモーションのために日本人旅行客は頼まれてやってるんだよ。おかげで今世界中で日本のカメラが使われてるでしょ?」とか真顔で言って笑わせてます。

      ↑これ、いい切り返しの仕方ですねー!!!素晴らしい!

      >自分の国の習慣・常識が絶対ではないということを身をもって知るって、今の時代すごく大事な気がします。

      ↑私もそう思ってます。「自分の国のこれが好き」と感じるのは良いことだけれど、そこを「自分の国が一番で、自分の国以外に良い国はない」などとエスカレートしてしまうと、国際人にはなれませんね・・・。やっぱり「自分はこれが好き」の後に「他の国の人も自分と同じように色んな好きなものがあるんだろうなあ」とおおらかな気持ちでいられる人というのがほんとうの意味での「国際人」なんじゃないかなあ。
       
      また、コラム、ちょくちょく書いていきますので、のぞいてみてくださいね^^★サンドラ★

      10:39 AM サンドラ・ヘフェリン

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